saint cirq lapopie



ミディ・ピレネー地方ロット県にあるsaint cirq lapopieの村です。フランスで最も美しい村の一つにも認定されている村は、石造りの家や小路など中世の町並みを美しく現在にとどめている村です。村がある崖上からロット川までの高さは、なんと100メートル。目もくらむ高さです。外敵からの進入を防ぐために天然の要害に建てられたその姿は息を呑むほど美しいのですが、同時に他者を圧倒するような存在感をも漂わせています。。

村の中でも一番の高台に位置するお城は、13世紀初期に建てられたそうですが、1487年シャルル8世の命によって取り壊されて以来、廃墟となっています。お城の隣にあるsaint cirq教会は16世紀の作だそうです。ロット川の対岸から眺める教会の姿は、重厚な要塞のようです。村の中には、13〜16世紀に建てられた家々も残されていて、それらを見ながら「中世当時には、どんな人がこの家に住んでいたのかな〜」と想像(妄想?)してしまいました。

私が村に泊まった日は夜のうちに雨が降ったのですが、翌朝の霧にたたずむsaint cirq lapopieの村もとても神秘的な趣があって素敵でしたよ〜。




→the most beautiful french village


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