the order of the templars





ここでは、テンプル騎士団についての簡単な歴史を説明します。
テンプル騎士団とは、正式名を『キリストの貧しき騎士修道会とソロモンの神殿』といい、1118年に結成された騎士修道会のひとつです。テンプル騎士団の紋章は、先が広がった赤十字。聖地エルサレムに巡礼に訪れるキリスト教徒を、異教徒たちの手から守るという目的で結成され、1128年にはローマ教会からも正式な修道会として承認されました。しかし、騎士団のメンバーにヨーロッパ各国の貴族の子弟が数多く含まれていたこともあり、かれらのツテや寄進で蓄えた財力でもって、テンプル騎士団は国際的な影響力をもつ一大組織へと変貌を遂げていきます。最盛期にはフランス国王をもしのぐ富と権力を手にしたと言われるテンプル騎士団ですが、その強大な組織力ゆえフランス国王とローマ教会の双方から危険視されることとなります。一説では、テンプル騎士団の莫大な財産没収が真の目的であったといわれるフランス国王フィリップ4世により、テンプル騎士団は異端として徹底的に弾圧され、1312年には解散へと追い込まれてしまったのでした。
ダヴィンチ・コードでは、テンプル騎士団が結成された本当の理由は別のところにあり、現在でも彼らはシオン修道会として存続しており、その使命を脈々と受け継いでいっているのだそうな。本当かな??




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