1999.2.16〜2.28

1999.2.28(日)  私の臓器あげません
★床屋に行って、テレビの音だけを聞いていると(眼鏡を外していたので画面は見えん)、脳死患者の臓器移植についての特番みたいなものをやっていた。法律が成立した後もなかなか移植が行われていなかったようだが、そりゃああんだけ騒がれることを考えたら好きこのんで提供する人(とその家族)なんていないよな。患者のプライバシーを守ることが大切、なんて事をキャスターがしたり顔で(いや、顔は見てないが)言っていたようだが、お前が言うなてな感じである。
 個人的には、自分が死んだ後、体がどう処理されるかなんて事にはあまり興味はない(というか、死んだ後のことまでいちいち考えてられん)ので、残された人の好きなように、煮るなり焼くなりさばくなりしてもらっていいと思っているが、今回のように興味本位のマスコミがハイエナのごとく寄ってくることを考えると、たとえ自分が脳死状態になるとしても移植に応じるわけにはいかんな。私は思いっきりエゴイストであるので、移植を待つ見知らぬ人よりは、家族の平穏の方が大切なのだ。まあ、あれだけ騒がれるのは初めての例だからで、今後回数を重ねればそんなに騒がれなくなるとは思うが…。

1999.2.27(土)  なんなんだこいつはっ
★FFVIII。敵が理不尽なぐらい強くて泣けてくる。こいつのおかげでここ数日ゲームがさっぱり進行しない。はやくストーリーの続きを見たいぞぉ。

1999.2.26(金)  虫
★FFVIIIにバグ発覚だそうで。スクウェアも気の毒に。あれだけ売れてしまうとユーザーに対して責任を取るのも結構な負担だろう。しかし、こういう記事が専門誌以外の一般マスコミに取り上げられるのもすごいな。一昔前だったらたかだかゲームのバグぐらいで一般マスコミに取り上げられるなんて事もなかったろうに。
 で、肝心のバグ内容だが、アサヒ・コムの記事にはあまり詳しく書いてなかったのだが、「CD3枚目で、制限時間内に怪物を倒さないとフリーズする」ということらしいので、恐らく召喚獣オーディンと戦うところのことだと思うのだが。これは、オーディンのいるダンジョン(というか建物か)に入るといきなり20分のカウントダウンが始まって、いくつか謎解きをするとオーディンと対戦できる、というもの。確かに、最初の謎解きで手間取ると20分以内にオーディンを倒す、というところまではいかないかも。こういう他人事のような書き方をしていることからもわかるとは思うが、わたしゃこのバグについては無事通過。現在CD4枚目に突入している。実を言うと、あのカウントダウンが0になるとどうなるのか試してみるかとちらっとは考えたが(まあ大体想像はついたが。バグがなければ斬鉄剣でずばぁっとやられてゲームオーバーってとこだろう)、こういうことに関してはやたらと慎重派である私としては、全ての謎を解いてあとは対戦のみ、となったところでいちいち建物から出てセーブし、もう一回建物に入り直す(これでカウントダウンはリセット)、などという回りくどいことをやったため、最終的に10分以上余った。石橋を叩いておいて正解だったな。これからやる人は要注意だな。
 ところで、記事によると、ソフトだけでなくメモリーカードもメーカーに送って修理、のようなことが書いてあったのだが、これってリセットを押すだけでは対処できない、ということなのか?セーブデータそのものがいかれてしまう、というように読めたが。この辺、詳しい情報が知りたいところ。それと、この後バグフィックス版と交換、なんてことはやってくれるのだろうか。別に不都合は発生してないので問題ないって言えばないんだけど、そういうバグが埋もれている事を考えると気持ち悪い。まあ、過去の例、例えば「聖剣伝説2」のバグのときでも交換はしていなかったようだから、それはないか。
★研究室に高校生2名がやってきた。大学入試の2次試験が終わった後に見学をしにきたらしい。ううむ、なんて熱心な。偉い。偉すぎるぞ。試験後、大学から駅まで歩きながら友達とゲームセンターのはしごをしていた私とはえらい違いである。
 話を聞くと、何かでうちの研究室の名前を見て、それで見学に来たらしいのだが。他にも回った後にうちに来るならともかく、ピンポイントでうちの研究室を見に来るとは、なんてマニアックな生徒なんだろう。でもよくよく話を聞くと、なんかうちの研究室でやっていることと彼女らの興味のある内容がずれているような。いったいどこで噂を聞きつけてきたのやら。しょうがないのでとりあえず教授に話を振った(笑)後、隣の(少しは近い内容をやっていると思われる)研究室まで連れていき、そこの助手さんに話をしてもらう。参考になっただろうか。高校生にはちょっと難しかったかもしれんが。
 ところでその助手さん、ことあるごとに「ここで失敗してもチャンスはいくらでもあるから」だの「大学院で編入するという手もある」だの言ってるし。試験が終わったばかりの受験生にそれは禁句なのでは…。

1999.2.25(木)  へっくしょい
★どうも鼻がぐずぐずする。くしゃみも出る。今年もついにやってきたか…と思いきや、だんだん頭とのども痛くなってきた。どうやら単なるカゼらしい。この季節、耳鼻咽喉系の疾患(耳は関係ないが)はカゼか花粉症か判断が難しくて困る。まあ、よくよく考えると花粉症にはまだ早いな。大体、例年だと3月10日前後に発症するので。

1999.2.24(水)  空振り
★一日中論文読み…と言うほどには進んでいないが、ともかく論文読み。
★夕方、雪が降ってきたのでこりゃやばいと思って帰宅したら、いつの間にか雨に変わっていた。これなら早く帰ってくることもなかったな。

1999.2.23(火)  ガリガリと、泥くさく。
★最近、新しいジャンルの研究に手をつけつつあるのだが、その内容が学部生のころ一時的にやっていた研究と繋がりがあるので、そのころ使っていたノートをぱらぱらと眺めてみる。何十ページ…はちと大げさか、20ページ弱ぐらい、難しい数式がひたすらぎっしり書き込んである。をを、こんな難しいことをあのころは理解できていたのか。あれから約4年の間使っていない知識なもんだから、すっかり忘却の彼方である。錆び付いてるなあ、おれの頭。
 最近、あの頃のように紙と鉛筆を使って、方程式の展開だの変形だのをやることがすっかり無くなったような気がする。そういえば、最後に消しゴムやシャープペンの芯を買い換えたのはいつのことだろう。…思い出せないぐらい昔だ。確かに、最近消しゴムをあまり使わないものだから、机の上はきれいだ。コンピュータをいじっているばかりじゃなく、少しは紙と鉛筆を使って物理の勉強ってものをしなきゃいかんな。

1999.2.22(月)  プログラム三昧
★プログラムいじくり。前からどうもうまく動かないと思ったら、コピー&ペーストの際に1行抜けていただけであった。ケアレスミスもいいところである。すっかり時間が無駄になった。
★私が使っているのと同じ形式のデータを使っているM1君、データを持って私の所へやってくる。「(今週の)ゼミ発表に間に合いそうもないのでSHiNさんデータ処理して下さい」ときた。ほぉ。そうくるか。なかなか先輩の使い方を知っているでないの。その図太さに免じて今回は手伝ってやろう。ありがたく思うべし。まあ、自分で使っていたプログラムをちょこっと変えるだけだからな。
★FFVIII。結構終盤に近いと思うのだが、敵の攻撃力が死にそうなぐらい強い(というか死んだ)。防御系魔法がすっかり底をつく。これからやる人に一言アドバイス。ドローは序盤からマメにやっとくべし

1999.2.21(日)  寒いぞ。
★最近とみに購買意欲が上昇中のMIDI外部音源を見に行こう…と思ったが、寒いので家にこもる。やることと言えば、先週と同じ。進歩無いな。

1999.2.20(土)  雪だ。
★大学に行く…つもりだったが、雪が降っているので家にこもる。やることと言えば、先週と同じ。

1999.2.19(金)  研究室の一日
★研究室ゼミ。久々に自分の研究に近い内容の発表があったので面白かった。質問や意見を言ったのも久々のような気がする。ドクターがこんなんじゃいかんのだが。
★修論手伝ってくれてありがとうコンパ。タダで鍋物にありつく。んまい。

1999.2.18(木)  それじゃだめじゃん
★プログラムいじり…と言っても、関数化することにより見栄えが良くなっただけで実質的に進歩無し。しかもちゃんと動かないし。これではいかん。

1999.2.17(水)  トラブルシューティング
★朝、実家の母からの電話で叩き起こされる。パソコン(Win98マシン)がスタンバイモード?に入って復帰できなくなったとのこと。Enterキー押せだの、Ctrl+Alt+Deleteを押せだのいろいろ指示したが、うんともすんとも言わない。
私 「んじゃ、めんどくさいから本体の電源切っちゃえ」
実家 「本体って?」
私 「本体って言ったらパソコンの本体だっての」
実家 「本体って、画面?」
私 「箱だ!はこっ!その下の箱!」 (←ついにブチ切れた)
…よく考えたら、ディスプレイだって箱だよな。どうも、私にはパソコン教室の講師は勤まらないらしい。素人相手にこんなにあっさり切れてはいかん。
 で、電源ボタンを押させたら、今度は電源が切れないときたもんだ。あーもう、これだから今時のWinマシンはぁ。スタンバイモードと言えば聞こえはいいが、要するに95時代のスリープモードもどきなんぞ付けて電気を浪費したあげく、初心者を惑わせおってからに。しょうがないので、「コンセント引っこ抜け」という強硬手段に訴え、ようやく解決。朝っぱらからくたびれてしまった。
 ところで、母よ。こんな朝っぱらからパソコンで何をしていたのだ。まさかフリーセルとか言わんだろうな(←どうも最近これにハマっているらしい)。

1999.2.16(火)  大借金
★ふと思いつき、電卓を取る。
81,000×12×2+115,000×12×3=6,084,000
単位は円。大学院で受け取った、及びこれから受け取る予定の、育英会奨学金の合計である。ろ、ろっぴゃくまんえん。順調に行けば、あと2年後にはこの大金が借金としてのしかかってくるわけで。うひゃあ。
 しかし、博士課程で業績を残し、幸運にも研究機関(あるいは一部の企業)に就職できて、15年ぐらい(?この辺詳しくは知らん)無事に勤めれば、このうち500万近くは免除になるらしい。M1の時もらっていたのは2種奨学金なので、免除規定はなし(しかも利子つき)。
 で、何が言いたいかってえと、500万踏み倒せるように研究頑張ろう、ってことだ。ただそんだけ。


| TOP | 作者紹介 | 日記 | MIDI倉庫 | リンク |