2000.2.16〜2.29 |
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2000.2.29(火) 400年に一度の |
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★うるう年の例外のそのまた例外。問題の日である。前にアルバイトで作った気象データ表示のプログラムが誤作動していることだろう(1998年12月16日の日記参照)。ご愁傷様なことである。いや、こちらとしても直したいのはやまやまなのだが、バイト先から連絡が来ないことにはどうしようもないし。直したい。ああ直したい。あんな野暮ったいプログラムが動いていると思うともどかしい。今ならもうちょっとエレガントなプログラムを組めそうなのだが。
2000.2.28(月) のろのろ |
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★データ解析プログラミング。でも、なーんか、進まんねぇ。色々考えることが多くて。
2000.2.27(日) ゆっくり |
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★家でゴロゴロ。夕方から買い物。
2000.2.26(土) 飲み会 |
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★研究室のぢょしゅさんの家に招かれて飲み会。うちと、隣の研究室の、割と年齢層高めな人々が顔をそろえる。いろいろためになる話も聞けたが、何だか疲れた。精神的に。
2000.2.25(金) そして僕は途方に暮れる |
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★同分野の研究をしているM1君が、データの処理がようやく一段落したらしく、ボスに見せる前に見てくれないかと処理結果を持ってきた。うまくいっているかどうか見てほしいらしい。
…うまくいってるか、と言われても。彼の狙っている観測対象というのは、(前にも日記に書いたような気がしなくもないが)他の研究グループの観測例から推測するに、観測(というか、観測後の処理が、か)が結構難しいと思われるシロモノなのである。実は私も修士の時に「これ、やりましょう」とボスから何度か、というか結構しつこく言われていた。しかし、前述の通り処理が困難であるという理由があり、さらに言うと、その現象に対しそれほど興味がわかなかったという理由もあり、重ねてさらに言うと、この現象を議論しようとするとうちの研究室でやっている物理学の範疇を越えるので正直言って私の手には負えんという三重苦が予想されたので、君子危うきに近寄らず、とばかりにボスの意向から逃げまくった次第。で、仕方ないので(かどうか知らんが)新しく来たM1君に白羽の矢が立った、と。
こんな訳なので、なんて言ったらいいかわかんなくて途方にくれてしまった。処理がうまくいっているかどうか、と言われても、ぶっちゃけた話厳密には確認のしようがない。とは言え、のっけから無理でしょと言ってしまっては身も蓋もないし、そういうことばかり言ってるとこの業界、に限らんが、いつまで経っても進歩がないというのも事実なので、とりあえずチェックすべき事柄を2、3アドバイス。チェックしたところで、さあその後どうしよう、と言われると…どうしましょうかねぇ。
研究テーマの選択というのは、結構博打に近いものがある。当たりを引けば人受けのする結果を得ることができるし、ハズレを引けばパッとしない結果に終わる。もちろん本人の実力も関係するが。それを考えると、私は実力の割にはそれなりに運が良くて助かった、と思わないでもない。くじを一度引き直す機会を得たこともあるし、途中で他人の当たりくじを譲ってもらうという機会に恵まれた、ということもある。
…いや、別に彼のくじがハズレだったとは言いませんけどね。とりあえず、彼にはこの一節を贈らせていただく。
♪運がいいとか 悪いとか 人は時々 口にするけど
そうゆうことって確かにあると あなたをみててそう思うさだまさし「無縁坂」より
★…言ってる、言ってる。
★英語の第2公用語化?という話が出ている(と、新聞にある)が、いまどきの日本人、全員もれなくワールドワイドな活躍をせにゃならんのか、と、できることなら一生片田舎に籠もっていたいほどの私としてはそう思う次第。
まあ、英語を使えないよりは使えた方がなんぼかマシ、という気もしなくもないので、日々英語に四苦八苦している身として提案。実際に英語を使う機会を増やしていただきたい。その一点のみ。英語は学問ではない。ただの一言語。いくら学校の授業で習っても、実際使ってみないことにはどうしようもない。
前にひと月ほどオーストラリアに滞在して、帰国してすぐの頃、街中を歩いていて人とぶつかりそうになったとき、思わず"Sorry."って言いそうになった…というか実際に"So…"まで口に出してしまった経験からすると、英語漬けの環境に置かれると結構ぽろっと自然に出るもんだな、と思うのだが。そんな簡単な問題じゃないって?
★今日もデータ解析。2年ほど前に組んだルーチンを引っぱり出してくる。かなりまどろっこしいプログラム書いてたな、と思えるのは成長している証か。
2000.2.24(木) ネコ型ロボットの鳴き声募集 |
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★って言ったら「こんにちは。ボクドラえもんです」しかないっしょ(無論、CV大山のぶ代で)、と思う今日この頃。
★…ところで、大山のぶ代に「CV」というのはしっくりこないな。
*一応、知らない人のために……CV:Character Voiceの略。声優のこと。
★学会予稿。ようやく完成。他の仕事の片手間にちんたらやってたらこんなに長引いてしまった。
2000.2.23(水) 朝食の風景 |
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★日曜にスーパーで買ったキムチ、これがなかなか旨い。朝食(というかほとんど昼食だが)でパリパリ、ポリポリ。おもむろに玄米茶をずずず〜。くはぁ。こたえられん。これがたくあんとかだとジジくささ炸裂だが、辛いキムチというところがかろうじて救いか。カプサイシンは脂肪の燃焼に効果があると言うし。腹の肉、引っ込め。
…しかし、容量にして丼一杯分ぐらいのキムチを食事3回で食べきってしまったのはさすがに食い過ぎか。腹の肉がどうこう言う前に塩分取りすぎで体をおかしくしそうだ。
★学会予稿。おおむね終わり。細かいところがもう少しか。
2000.2.22(火) まだ予稿 |
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★学会予稿。進まない。まとまらない。
2000.2.21(月) 予稿 |
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★学会の予稿書き。話す内容は大体決まっているが、なにせこれからネタを作っていく段階のものを見切り発車で書こうとしているのでなかなか予稿が書けない。書いては消し、書いては消し。
2000.2.20(日) 東西ともに |
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★なかなか勝てませんねえ。キングヘイローとステイゴールド。ステイゴールドはある意味期待通りという気もするが、キングヘイローの惨敗はちょっと。まあ本番は安田記念だからいいか。去年、エアジハードの引退が決まった瞬間、これでようやくGI獲れるな、と思ったものだが。
2000.2.19(土) 観測データを |
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★解析、解析。
2000.2.18(金) プレイステーションどっと混む |
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★某サイトで見かけた記述。うまい。座布団2枚。プレイステーションドットコムでPS2のオンライン予約が開始されるも、アクセス殺到でさっぱり繋がらなかったそうで。かく言う自分も試しに繋いでみたが、さっぱり繋がる気配なし。…って、予約する気もないのに繋ぐから混雑に拍車がかかるのだな。
PS2の購入に関しては、購入そのものが未定のドリームキャストと違って、購入確率100%であろうが、問題は購入時期。今のところはめぼしいソフトもなさそうなので様子見か。オンライン予約に飛びつくような新しいもの好きのユーザーによってSCEを儲けさせ、たっぷり稼いだことだしそろそろ値下げするか、というタイミングを狙うのが吉。
2000.2.17(木) 気の長い話 |
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★花粉症患者増加への対策として、花粉の少ない杉の木が開発されたそうだ。日本の森はこれから順次この杉に移行するそうで、「50年後ぐらいには効果が出るのではないか」とのこと。…それでは遅すぎるなぁ。まあ増えるよりは減る方がましだが。
ところで、記事中では「今年の花粉飛散量は関東地方で平年の2倍以上、東北、東海地方などでも平年より多い」とあるが、この記述から察するに、東北地方に比べて関東地方は飛散量が多い、と言う解釈でいいのだろうか?だとするとしばらく東京方面には近づきたくないものである。くわばらくわばら。
★データ解析。壁をひとつ乗り越えた気になっていたらまたひとつ新たな壁が。やはりデータの質があまりよろしくないせいか面倒なことが多い。また対策を考えねば。
2000.2.16(水) 行けるものなら行きたいけどね |
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★4月で私もいつの間にやらめでたく(もないか)D3である。最高学府のさらに最高学年まで上り詰めたわけで、と言っても修士進学以降はほぼエスカレーターに乗っていただけという気もするが、まあともかく人生崖っぷち学生生活もいい加減終わりに近づいてきたので、就職口なんぞを気にする今日この頃、大学主催の企業説明会をやるというので、ものは試しと、茄子だ、いや違ったNASDAの説明会を聞きに朝っぱらから出かける。登場した人が2人とも事務系の人で、どうも技術系よりも事務系の人を主眼においた説明らしくちと拍子抜け。思えば、会場が文系キャンパスの講義棟、と言う時点で気づくべきだったか。1時間の予定のうち40分近くをPRビデオ見物に費やされる。最近失点続きのNASDAだが、その部分も隠さず見せるところはなかなか正直。
結局、残り20分ほどの質疑応答でわかった(と言っても他の人が質問するのを後ろの席で聞いていただけだが)ことは、私のようなドクターの学生はもはや新卒採用の枠に入っていない、と言うこと。博士号取得後、任期付きの研究員で採用、任期終了後は優秀な業績を残せばそのまま本採用、ということになるようだ。だから(少なくとも事業団に関しては)就職活動で右往左往するより先にまともなD論さっさと仕上げろやってことか。実はこの辺の話、あとでNASDAのページを見たらちゃんと書いてあった。まじめに考えていなかったのがバレバレ。
ついでに言うと、会場に置いてあった資料請求のはがきを見ていたら、「資格」の欄には実用英検(文部省英検のことかな?)もしくは国連英検の所有する級、TOEIC、TOEFLの成績を書く欄が真っ先に示されていた。このことから察するに、英語もロクに喋れないような輩は問答無用でアウトだと思われる。文部省英検2級、TOEIC成績500点台をウロウロしているようでは無理だろうな。
★その足で、バイトのため法学部へ。と言っても、法学部のコンピューター室で論文をプリンターから出力して、あとは印刷が終わるまで世間話をしていただけだが。量が膨大なので時間は取られたものの、楽な仕事。依頼主にひたすら恐縮されてしまい、かえって申し訳ない気分。
★データ解析。まだ問題は残っているものの、現状では他にいい方法も思いつかないため、今の方法のままで強行。空の環境の悪い大学敷地内で撮ったデータなので過度の期待は抱いていなかったが、そこそこ面白そうな現象が写っている模様。一応、世界初の画像、かな?
…もっとも、誰もこんな方法の観測やらんだろ、ふつー、と言う類のデータではあるが。