2001.6.16〜6.30

2001.6.30(土)
だらだらと添削。高校間のレベル差というのはやはり存在するようで、今回担当の答案は全体的に出来がよろしくない。論述がなっとらんのは練習不足だから仕方がないのかもしれないが、せめて原稿用紙の8割程度は埋めよう。それと小論文を「です・ます」調で書くのはやめてくれんものか。作文じゃないんだから。


2001.6.29(金)
分数どうしの割り算、というか、ある数を分数で割るという操作は、現実問題として何か使い道があるんだろうか、と常々考えていたのだが。分数そのものが「割る」という操作を内包しているのだから、その数でさらに割る、というのは現実的な操作とは思えん。だからタエ子がリンゴを刻みながら悩むのはよくわかるのだけど。…なんてなことを「おもひでぽろぽろ」を観ながら思った。

実はこの映画って今まで観たことなかったのだが、風景がなんか懐かしい。一昔前の山形駅前とか。柳葉敏郎もハマリ役。


2001.6.28(木)
朝から暑いね。珍しく午前中から大学。添削バイト。よくよく考えると、来週頭にはいつもやっているもう一方の小論文添削があるのだから、実質的に今週中に終わらせておかないといけないことに気付く。キリキリ働くべし。

PS2、定価35,000円に値下げ。じりじり下がる。もうひとこえ。


2001.6.27(水)
久々に小論文模試の添削。問題は前回と同じなので多少楽だが、しかし久々なもので採点基準をかなり忘れている。今日のところは基準読みだけでやめておこ。


2001.6.26(火)
そういや、高校の頃、「『巨泉のこんなモノいらない』が一番いらない」という名言があったなあ、なんてことを思い出したりして。
 まあ、大仁田厚だの末広まき子だの田嶋陽子だのもみあげの長い予備校講師だのの当選に荷担するくらいなら、巨泉の方がなんぼかマシ、という気もするが。

ところで、皆さん覚えてますかね、この番組。


2001.6.25(月)
雨降、蒸暑。


2001.6.24(日)
あ〜あ、やっちゃいましたな和田竜二。…ではなく、とうとうやったかメイショウドトウ。まあ、相手の不利に助けられた点がなきにしもあらずなので、勝ったら勝ったで色々ケチつけられそうだが。勝ちは勝ちだね。


2001.6.23(土)
友人のつきあいで駅前ウロウロ。なんかこう、ぶわっと買い物したい気分。PS2とか。店頭のビデオCM見て「ジオニックフロント」に一目惚れ。やっぱガンダムって言ったら一年戦争でしょう。めちゃくちゃ欲しいっす、あれ。FFXより欲しい。いやまぢで。


2001.6.22(金)
一日中、小論文添削。あ〜肩が凝る。

自分の腕に斬りつける根性があったら、書類くらいちゃんと書けよ…。


2001.6.21(木)
ね、ね、ね、ネタがっっっ。


2001.6.20(水)
研究室打ち合わせ。学会の時の話になる。私の発表はいつもあまりお客さんが来ないのだけど、今回の発表は輪をかけて来ませんでしたね〜、なんて話をしたら、ボスがまじめな顔で「う〜ん、どうしてかね〜」。
 …んなもん言うまでもないだろ、と思ったが口には出さないでおく。

掲示板のネタ(6/19)より。森博嗣の小説について、奇数章と偶数章を2冊に分けた理由、の話。「必要以上に場面転換で読者の意識を分断させたくなかった」ってのは頷ける話ではあるけれど、それはそもそも2つの事件を同時期に並行して発生させるという形態を著者が取ったせいであり、今までの話のように、違う時期に起こった2つの事件という形態にすれば、意識の分断なんてことは元々考慮に入れる必要がなかったわけだし。「間を空けることで何かがあったことをほのめかすため」というあたりが適当なのだろうか。
 先日の日記で、「偶数章の方で、前半部で犀川と萌絵を出さずに済ますため」ではないか、と書いたのは、偶数章の方でこの2人が出てくるタイミングがやけに遅かった、という印象があったから。萌絵の初登場は117ページ、犀川に至っては200ページまで待たなくてはならない(たぶん。見落としがなければ)。しかも、物語に本格的に絡んでくるのは2人ともさらに後ろの方になるし。だから、前半でそれだけの分量を割いて誘拐事件の話を書く必要があったのではないかな、と思ったのである。

…この辺の話って、著者の日記のページあたりに真相があっさり載ってそうだ。探してみるかな。

それと、今作品のキーである簑沢杜萌の描写のされ方からすると、読むのは奇数→偶数の方がいいのではないかな、という気が。奇数章だと単に萌絵の友人、という書かれ方(というか最初にちょっと出てきてそれでおしまいだが)だけど、偶数章では実はこんな人でした、という感じなので。


2001.6.19(火)
研究室で、学部3年生の研究室配属のための説明会のあと、歓迎(ていうか勧誘)飲み会。声をかけられたので顔を出してみたが、なんか年寄り連中が出張だの仕事だのでみんないなくて、まわりは若い連中ばかりでやや居心地悪し。しかたないので、比較的話が通じそうなボスの隣に座って(笑)、ぽつぽつと会話を交わす。こんな話題。

 「僕の知り合いの会社でバイトしたことあったっけ?」 ←注:昔、プログラミングのバイトをやったところの話

 「もし、もしも、南極に行くという話があったら、行く気ある?」

 …あのすいませんそれはなんかの布石でしょうか(笑)。


2001.6.18(月)
小論文添削会議。学会で1回休んだので久々。今回の問題は、二酸化炭素濃度や気温の変動のグラフを用いて、そこから読みとれる地球温暖化に関する事柄を論述するというもの。小論文ってのはこういう問題もあるのだな。今までの問題は医療関係など専門外の話題が多くて、正直言って私みたいなのが添削してしまっていいのかいな、という印象が拭えなかったのだが、今回のはばっちりストライクゾーン。観測データを読み取って理屈こねるなんて、まさに普段やってることだし。地球物理専攻の身としては面目躍如な問題である。添削もいつもと比べてかなり丁寧。ていうか重箱の隅つつきまくり。コメントも分量5割増し(当社比)。おかげでバカみたいに時間がかかる。こりゃ絶対時給1000円割ってるな。下手するとその辺のコンビニのバイト並になってるかも。

ところで。「時間スケール」という言い方は予備校生は理解できるだろうか。何か他に平易な表現を思いつかなかったもので。


2001.6.17(日)
いろいろ大学から持ち帰ってはいたが、結局ぐ〜たら。いつもこんなもん。


2001.6.16(土)
実家でもらった百貨店の商品券。服でも買うかと思って普段は行かない某百貨店に行くも、どいつもこいつも高すぎて手が出せず。それと、父の日のセールをやっていて、品揃えが妙に年寄りくさかったのも原因か。せっかくもらったはいいが、こういう縛りをかけられるとかえって使えなかったりする。普段はダイエーあたりで安上がりに済ませてるから。ダイエーでも使えればよかったのだけど。

森博嗣「夏のレプリカ」読了。偶数章のみ、の方。奇数章の方を読んだ時の予想通り、杜萌さん大活躍。活躍の内容が予想とだいぶ違うが。根本的なところから騙されたのでもう一回読んでみないと。ところで、奇数章と偶数章を2冊に分けた意味がいまいちはっきりしないのだが。偶数章の方で、前半部で犀川と萌絵を出さずに済ますため、とか? それとも何か大事なことを理解できていないのだろうか。う〜む。謎。
 とりあえず、チェスをやる萌絵と杜萌に萌え(早口言葉)。



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