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−2001年11月(後半)−

2001.11.16(金)

研究室ゼミ…の中、ひそかに学会発表内容の検討。やっぱり今回は(も?)発表するほどのネタが揃ってないような気がしなくもないが、何とかして無理矢理ネタをひねり出す。

2001.11.17(土)

いつ観用車の運転を仰せつかるかわからんので、錆び付いてしまった車の運転技術を早めに何とかするべく、朝イチで帰省し、ひたすら車の運転の練習。まずは妹の軽(MT車)であっちゃこっちゃ走って回る。延べ3〜4時間の運転で、エンスト4回ほど。まずまず(どこが)。とりあえずわかったことは、クラッチを離すのがやや早めなこと、曲がるときにたまにハンドルを切りすぎなきらいがあること(けっこう危ない…)、それと、車庫入れが壊滅的になっちょらんこと。かなり練習を積まないと危なっかしくて大学の車の運転なんぞやってられないような気がする。

2001.11.18(日)

引き続き車の練習。今度は父のRV(AT車)。車体感覚が全然違うのでかなり戸惑う。特にバック。構造上の関係で後ろにミラーがついてないので、特に車庫入れなどはどこまでバックしていいものやらさっぱりわからん。しかも昨日の軽からかなりパワーアップしているのでちょっとアクセル踏んだだけでも加速がすごい。ついに車庫入れの時にやらかしてしまった。コツンと。いや全然大したことなかったのだが。ちょっとバンパーが接触したくらいで。跡もついてないし。いやまぢで。
 午後は高速教習。山形道から東北道に乗って、自宅まで運転。かなり緊張。手に汗握りっぱなし。同乗していた方はもっと握ってたかもしれんが。とりあえずそれなりに練習にはなったし、自信にもなった。観測所に行くときは高速道を利用することになるので、前もって経験できたのはなにより。
 …で、乗ってきた車はどうしたかというと。助手席に乗ってた父が運転して帰りましたとさ(ひでえ)。

休む間もなく、M1君の手伝いで観測に出発…したものの、現地に着いたとたんに一面曇り空。まあ観測なんてそんなもん。ていうかその前に、今日の月齢だと、月を観測するには日没後の高度が低すぎなんだが。わざわざ日曜に手伝わせるんだからそのくらい調べとけよなあ、と密かに溜息。

そういえば今日はしし座流星群が極大だったなあ、と思い出して自宅で空を見上げるも、あいにく雲が多い。粘ってれば雲の切れ間から流星が見えなくもなさそうだったが、寒いし眠いのでパス(←根性なし)。ていうかそもそもどの方角に見えるのか知らないという体たらくだったのだが。あまり流星群って興味が湧いてこないんだよね。物理として面白くない、というかなんというか。ただ塵が大気に突っ込んでくるだけだし。そもそも、実のところ地球絡みの現象には余り興味がないような気がする。地球物理専攻のくせに。

2001.11.19(月)

さあていい加減学会発表の準備をスピードアップさせなければなあ…と思うものの、M1君の観測の手伝いでそれもままならず。向こうも学会発表までに何かデータを撮っておきたいらしいので、まあせいぜい協力してやりましょ。

2001.11.20(火)

観測手伝い。今のシーズンだと観測時間は日没後1〜2時間というところなので、それに備えて大学をでるのは午後3時頃。このように、一日のど真ん中に別の用事が入ってしまうと、自分の仕事なんぞさっぱり進みやしない。こっちもいい加減せっぱ詰まっているので、観測所までノートPC持ち込んで、観測の合間に学会発表の準備。正直言って、学会の発表ごときでここまで時間的に追い込まれる状態にしてしまうのは主義に反するのだが、今回は「自分のこと以外の仕事」の存在を考慮していなかったのが敗因。

2001.11.21(水)

学会発表準備。今日がタイムリミット。自分の準備に専念…したいところだったが、M1君から観測データの出力など頼まれるので思うように進まず。しかも、これまでプリントアウトしてやったデータをデジタルデータでくれ、とかおっしゃられる。PSファイルならデータ処理をしたときに残しておいたのだが、M1君はパワーポイント使用なのでgifファイルにもう一度出力し直し。ったく、人の都合も多少は考えて欲しいんだが。
 というかだね、前にデータ処理をしたときに「出力はデジタルデータでなくていいの?」と一度確認したはずなんだけどね。彼がパワーポイントを使っているのを見越した上で。あの時何て答えたっけなあ? 「いや、いいですよ、別に」とか言ってなかったか。はっきり言って二度手間なんだけどね。密かにこめかみのあたりがピクピクいってたのを気付いてくれたかなあ、彼は。
 まあ、何だかんだ言って夕食時にはこっちの準備も完成。明日は朝イチの飛行機なのでとっとと帰宅。

2001.11.22(木)

学会参加のため博多へ出発。7時前に駅前発の空港行きバスに乗るというのに、徹夜明けでなくちゃんと睡眠を取ることができているあたり、朝型の生活もどうやら板に付いたようである。
 10時過ぎには博多着。我が地元と違って、空港から市街地までが近くて非常に便利、という印象。先にホテルに荷物だけ預けておこうと思っていたら、もう部屋が空いているからチェックインしてもいいと言われ、それならばと部屋で一休みしてから学会会場へ。とは言え今日のところは特に聞きたい発表があるわけでもないのでそれなりに興味が湧きそうな会場で聞くともなしに聞いておく。

2001.11.23(金)

学会2日目。あいかわらずあまり興味の湧く発表がないので、午前中は博多の街中をウロウロ。特に目的もなくキョロキョロしながら歩いていたせいなのかどうかしらんが、何やら胡散臭そうなたかり目的らしきオッサンに「よう、久しぶり」と声をかけられること実に4回。なんかもう、それって流行ってるんですか? と聞き返したくなるほど。5分と間をおかずにやられたときは思わず笑ってしまった。都会って怖いわぁ(笑)。
 午後はまあ、適当に発表を聞き流して過ごす。

2001.11.24(土)

学会3日目。ポスターセッションで自分の発表。毎度のことながら客足は伸びそうにない。余り自分のところに張り付いていても意味なさそうなので、去年のハワイ観測で撮った(私が使っているのと同種の)データを解析した中ボスの発表を見ながら2人で色々ディスカッション。…なぜ博多まで来て自分の研究室の人と話し込んでいるのだろうか(笑)。

午後は学会の総会が入っているので何もなし。夕方の飛行機の時間まで微妙に時間が空いてしまったので、またも博多駅前あたりをウロウロ。苦労して時間を潰す。駅前にブックオフがあってよかった。…博多まで来て何をしてるんだろうか。
 夜9時前に帰宅。やはり飛行機は速くていい。久々にうちでゆっくり過ごす。帰り際に博多駅で買ってきた梅ヶ枝餅で一服。さだファンらしく「君がひとつ、僕が半分、梅ヶ枝餅を食べ」たいところだが、あいにく「君」が手近におらんので、僕が一人で5つほど食ってみる(←食い過ぎ)。初めて食べたのだが、何というか、非常にただのあんこ餅ですな。

ところで、「僕」が食べた梅ヶ枝餅の残り半分の行方が無性に気になる。昔、セイヤングか何かでこのネタが話題に上ったような気がするのだが、誰か公式見解をご存じないですかね。

有栖川有栖「朱色の研究」読了。犯人はね、この未亡人よ。 (←微妙に私信なネタ)

2001.11.25(日)

久々に何も用事のない日曜日。ゴロゴロと過ごす。

ジャパンカップはジャングルポケット。世代交代、などとも言われているが、オペラオーの巻き返しはあるのか。個人的には3着ナリタトップロード、4着ステイゴールドが非常にツボ。

2001.11.26(月)

研究室に行っても、他の人はまだ学会から帰ってきていないのか、ほとんど来ていない。一人静かな研究室で学会発表の後始末など。

PS2、\29,800円に値下げ。やりたいソフトも何本か溜まってきていることだし、そろそろ買い時か。ただ、12月末から1月一杯はハワイ観測でいなくなるし、12月中もいろいろ準備で忙しそうなので、買うのは観測から帰ってきてからかな。浮いた食費でちょうど買えるだろ(笑)。

2001.11.27(火)

論文書き。いい加減仕上げないと学位論文と重なってしまってボスも大変だろうな、とは思いつつも、なかなか進まない。

2001.11.28(水)

ミーティングにて「とっとと論文書け」の婉曲表現なお言葉をボスより頂く。いや、ま、わかっちゃいますが。確かに、こういうのは時間を置くとどんどん書けなくなるという印象。並行して研究を進めていると、D論で書いたあの内容は訂正の必要あり、という箇所がボロボロ出てくるし。

2001.11.29(木)

ぢょしゅ2氏のお供で、かみおかんででぱりんぱりんでうっはうは〜(?)、な会社までお出かけ。先日と同じような打ち合わせ。何の話をしているのかはそこそこわかるようになってきたものの、専門用語がよくわからんのに加え、ぢょしゅ2氏とメーカー側の会話がツーカーの仲でないとわからんような話し方なので、細かいところで理解不能なところが多々。ていうかそういう人間に議事録の作成を任せるのはどうかしていると思うがいかに。

有栖川有栖「ジュリエットの悲鳴」読了。あまり推理小説っぽくない短編集。

2001.11.30(金)

研究室ゼミ。何度も言うようだが、一日に発表3人は絶対多いって。一人あたり1時間なんて守れるはずないんだから。

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