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−2002年8月(後半)−

2002.8.16(金)

ほぼ一日実家でゴロゴロ。食っちゃ寝。

2002.8.17(土)

車を借りてあちこちに買い物。ていうかほぼ本屋のはしご。郊外店タイプの店舗が多く、駐車場が割と広いので、運転下手には助かる。ついでに言うと、コミックがビニールがけされていないのでちゃんと立ち読みができる(笑)。私は別にシリーズ全ン十巻を立ち読みですます、とかそういう趣味はないが、買う前に中身くらいは確認したいのでこれは便利。というか昔はどこもこうだったんだが。

2002.8.18(日)

昼過ぎに帰宅。お盆休みもこれで終わり。

帰ってきたので「ガンダム戦記」(なぜ)。オペレーターの子に食事に誘われてしまったよ(笑)。料理には自信があるそうで。やっぱりギャルゲーだ。連邦とジオンがア・バオア・クーで激戦を繰り広げている最中に貴様ら何をやっとるか、と言われそうなくらいのほほんとした雰囲気。

2002.8.19(月)

データ整理の仕事。今は引き継ぎの時期なので、人が作ったシェルスクリプトを機械的に使っているだけでいいのだが、いずれこういうのを自分で組まなきゃならんのだろうな。今までシェルスクリプトはほとんど使ったことないので、勉強しないと。

エルコンドルパサーに続き、サンデーサイレンスまでも。あと5、6年は種付けできた年齢だったらしいし、何とも惜しいこと。
 私が競馬を一年の流れの中で (一般紙にも載るような大レースだけでなく、という意味で)本格的に観るようになったのが、ちょうどサンデーサイレンスの初年度産駒がクラシックレースに出たあたりからなので、我が競馬観戦人生はこの馬と共にあったようなもの(誇張表現)。そんなわけで、大レースのことごとくをSS産駒が席巻するのがデフォルト状態になってしまっているので、今後の種牡馬の勢力図がどのようになっていくのかというのは個人的に非常に興味がある。単純に2位以下がスライドしてブライアンズタイムの天下になるのか(いまのところはトニービンが2位のようだが、これも死亡してるし)、それともSSの後継種牡馬が上位に割って入るのか。これまでの実績からするとフジキセキ、ダンスインザダークあたりと、今後産駒がデビューするだろうスペシャルウィーク、アグネスタキオンあたりがベスト10に入ってくるようだと、現役時代を観ていた人間からすると面白そう。

2002.8.20(火)

データ整理仕事。大学の研究室における計算機環境ってのは、研究室によってはだいぶ異なるので、今はそういった「文化の違い」に戸惑っているところである。観測データなんて、うちの研究室の場合はUNIX−PC間でftpして、保存はCD-RかDVD-Rに焼くという、割と一般のPCユーザーに近いやり方で済んでたので、隣の研究室のような大容量テープメディアはほとんど扱ったことないのである。研究室に配属になったばかりの、一般ユーザーの記憶媒体としてはフロッピーしかなかった頃は、テープメディアなんかもたまにいじってはいたのだが。

「いずれ」とか言っていたら、いきなり自前でシェルを組まねばならん事態が発生。…とりあえず勉強は明日から。

2002.8.21(水)

データ整理の間にシェルスクリプトのお勉強。初歩の情報処理の授業なんかで教えられるUNIXの知識レベルで今まで機械的に扱っていたツケが今になって回ってきた感じ。grep? sed?? awk??? …ちんぷんかんぷん。とりあえず、UNIXを使い始めたかな〜り初期の頃に教わった"ps aux | grep shin"という謎の呪文が具体的に何をやっているのかがようやく分かった(笑)、というレベル。パイプと検索かぁ。さて、いつになったら「テープから展開したデータファイルを、そのファイル名にある日付ごとにディレクトリを切って格納し、同時にそのログをExcel用ファイルとして作成」という作業ができるようになるのやら。なんか、こんなことしている暇があったら、C言語で無理矢理やっつけてしまった方が早いような気がしなくもない。こっちならすぐにできそう。string.hの命令を駆使して文字列をこねくり回すのは密かに得意技である。

2002.8.22(木)

シェルスクリプトの本読みながら、端末でコマンド打ち込んでお勉強。なんとなくどういう動作をするのかは分かったような気がしなくもない。

正式に研究員になるのは9月から、だったはずが、お役所の事務処理の都合で10月からに延期。なんだそりゃ。じゃあ来月は多少手を抜いて働いてもいいと(笑)。まあ、来月頭にある計算機シミュレーションのサマースクールに参加しようと思ってたので、胸を張って自分の都合を優先できるのでちょうどいいか。

2002.8.23(金)

引き続きシェルスクリプトの勉強。なんか、パイプの概念がいまいち理解できていなかった模様。lsでファイル名を読み出した後に、そのファイル名全体と、その一部の文字列を同時に使うにはどうすればよいか、というあたりのデータの受け渡しがうまくいかなかったのはそのせいか。パイプは1個しかデータを渡せない、ということでいいのか? sedのパターンスペースとかいうところを使えばいいのか? とりあえずよくわからんのでsubstr連発。美しくないなあ。
 まあ、なんだかんだといじくっているうちに、とりあえずファイルのディレクトリへの切り分けと、Excel用csvファイルの作成はできた。…ソースがいまいちな気もするが。シェルスクリプト内で一時ファイルとして別にシェルスクリプトファイルを作らせて、それを実行させる、というのはエレガントでないんではないかと。後でrmで消してしまえば痕跡は残らんけど。

2002.8.24(土)

予備校の模試作り。「生徒に自信をつけさせるために、夏期講習で使った問題と同じか、その応用問題」ということで、同じ問題でもいいなら同じにするよなあ、とここはビジネスに徹してみる。ばねにつながれた物体の振動の問題を選んでみる。証明問題が多いので簡単な気もするが、「N個の物体とN+1本のばね」というように、数列の問題が絡んでくると実は解きにくいのだろうか。自分が高校の頃どうだったかなんてもはや思いだせん(多分、こういうのは苦手な人はとことん苦手だと思うが)。

2002.8.25(日)

来月頭から予備校の後期の授業が始まってしまうので、授業用の資料作り。光学は専門分野のはずだが、実は余り得意でない(笑)。確かに日頃望遠鏡なんかをいじくっている都合上、レンズ系などは詳しくないといけないはずだが、どうも光学のハードウェアそのものには余り興味がないのかもしれん。というわけで授業内容を考えるのもいまいちノリ悪し。次週からの電磁気学は早くやりたくてうずうずしているくらいなのだが、この落差は何なのだ。

2002.8.26(月)

ここ数日頭を悩ませていた、シェルスクリプトによるファイル切り分けは、結局必要なくなったらしい(笑)。まあ、どのみち今後シェルスクリプトによる作業は必須であろうから別にいいんだけど。ていうか今のうちにPerl覚えておくべきか。

予備校の授業準備。やはりレンズに関する部分の授業内容組み立てに手間取った。要するに、なぜレンズを通った光線が収束なり発散なりするのか、という観点で組み立てようとしたのがそもそもの間違いで、あれは光線が収束・発散するようなガラス板を人間様が発明した、という言い方をしなければならないわけで。つまるところ、覚えろ、ってことか。

2002.8.27(火)

「こういうデータベースを作りたい」とたびたび話を振ってくるのはいっこうに構わんのだが、では「それをするにはどういう技術が必要なのか」というあたりの話がいっこうに見えてこなかったりする。

田中芳樹「銀河英雄伝説外伝6」読了。両軍の将来の高級将校が辺境の戦場でばったり出くわして世間は狭いもんだ、な話(やや嘘)。

2002.8.28(水)

突如として書類を書かなきゃならなくなったので大慌てで作る。学会の予稿もあるのに。

2002.8.29(木)

気象衛星によるデータの諸元をまとめることになったが、基本的にバックグラウンドの知識がないので、英文ページの翻訳にかなり手こずる。分野が違うと専門用語が訳せねぇ。

学会予稿書き。相変わらず、結果も出ないのに見込みで書いてしまう予稿。投稿の時点で本番の発表内容をそのまま要約できていたのは、多分学位論文直後の学会だけだろう。みんなそんなもんか。本番1週間前が勝負、とか。

2002.8.30(金)

相変わらず観測データ諸元の調査。Googleで検索すれば一発ですよ、とか言われてるのだが、実際のところそんなデータねえよ、と力一杯主張したい気分。本当にWeb上だけでそんなデータ集まるのか?

2002.8.31(土)

昼間は研究室に行って予備校の準備…のつもりが、結局夕方までうちでだらだら。無駄な時間を過ごしてしまった。

夕方からお出かけ。友人と会う用事があって、ついでに飯でも…のつもりが、妙に蒸し暑くていつのまにやら「ビールでも一杯」に。さらに、店の選択を間違えて結構値段高めの店に入ってしまい、どうも追加オーダーがためらわれて(貧乏性)そそくさと退散。当然ながら全然飲み&食い足りないので、もう少し大衆向けの店に河岸を変えて飲み直し。いつの間にやら本格的な飲みに。まあたまにはこんなことも。

で、まあ色々話をしたわけだが、その友人の私に対する認識に甚だしい事実誤認があったので密かにショックだったり(笑)。そりゃまあ、東京方面に出張するたびに秋葉原通いしていればそのように思われても致し方ない面もあるだろうが(ええまあ、つまりそういう話だ)。他人の噂が当てにならない好例(「好」か?)であると言える。
 ちなみに、私が秋葉原で何やっているかというと、主に中古ゲームソフトを見ているだけである。最近はPC98(9801シリーズの方ね)のジャンクパーツなども漁ってる(割にはほとんど買わないが)し、今後は中古DVDソフト漁りなんかも加わるかも。取り立てて欲しいものがあるというわけでなくとも、ああいう、商品豊富な店の数々を眺めているだけでも結構楽しいとは思わないかな。…思いませんかそうですか。あとは、「東京に行った記念」ということで何か安めのものを一品買うというイベントになっている面も。私にとって東京という地は、未だに「行った記念に何かする」という扱いなのだよ(笑)。ということで誤解なきよう。
 他にも色々誤解されている点はあったのだが。マンガ関係とか。いちいち挙げているときりがないのでやめておく。

しかしまあ、全然予定と違う一日になってしまった。まあ上のような誤解が解けたということで、ある意味有意義とも言えるが。

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