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−2003年3月(前半)−

2003.3.4(火)

さてしばらくほったらかしだった当ページであるが、別にそれほど忙しかったわけでもない。単にゲームをやっていて日記の更新まで手が回らなかっただけという。月とか桜とか(?)。

実は最近自宅にADSLを導入しまして。最近の状況を鑑みるに、これだけ私用でネットを使っているからには、いい加減大学の設備に依存したネットワーク接続状況というものを何とかしないとな、と思っていたのである。やはり応分の経済的負担をするべきではないか、と(ちなみに今までは、自宅から繋ぐ場合は、大学の計算機センターのダイヤルアップサービスを使用。大学関係者向けの接続料無料サービス。電話代のみ)。…とか言いながら使っているのはYahoo!BBの無料お試しパックであるのだが。先月頭あたりに、Yahooからセールスの電話がかかってきて以来、積極的に「欲しい」と言ったことは一度もなかったような気がしなくもないが、いつの間にやらモデムが我が家に。いやまあ、確かに積極的に「いらん」とも言わなかったが。
 とりあえず、大学の極太専用回線に慣れきった身としては、はたしてADSLの速度で満足できるかどうか少々不安なところもあったので、とりあえず無料サービスで試した上で、大丈夫なようならば別の会社のサービスに乗り換えようかと思っております(笑)。いやだって、BBPhoneなんていらんもの。Webページのスペースが付いてくる会社のサービスを物色中。自作CGIが使えるとなおよし。せっかくPerlをかじったから、少し本格的にやってみたい。…とか言いながら、そのままズルズルと今のまま使い続ける可能性大のような気も。

で、その接続速度についてだが。あちこちの速度測定サイトで測ってみたところ、おおむね1Mbps弱程度。これは速いのか遅いのか。webサイトを眺めている限りでは、まあこんなもんだろう、という印象だが。そもそも、回線がどうこう言う前に、自宅マシンのパワーそのものの方が問題のような気もする。今どきMMXPen233では。

今日あたりから、朝起きたときの目やにが少し増えたような気がする。そういえばくしゃみがよく出たような気もする。鼻づまりはまだ大丈夫だな。今日のところは冷え込み&雪のせいでそれほどでもなさそうだが、この寒波が過ぎて気温が上がり始めるとそろそろかも。奴が来る。例によって今年もノーガード戦法であるからして、壮絶な打ち合いになること必至。ていうか一方的にやられます。

2003.3.5(水)

隣の研究室の仕事はここのところやることがほとんどない。自分の研究であれば好きなように勝手に進められるのだが、こっちの仕事は上が方針を決めてくれないと進めようがない。かと言って、今後の進め方についてこちらから積極的に働きかけるほど仕事熱心でもない。それよりは自分の研究を進めた方がよほど自分のためになるし。
 というわけで自分の研究。…というか、未だにやってる論文書き。完成度95%、というところなのだが、細かい調整が意外と手間がかかる。今日は、文章を見直していたら定冠詞・不定冠詞が妙に気になってきてなかなか進まず。日本人の英語論文はtheが多いらしいのだが、自分の書いた文を改めて見直すと確かに多いな。難しい。

自宅へのADSL導入を受けて、大学で使っているブラウザのお気に入りから、研究用以外のサイトを全部削除。最近、モチベーションの上がらない仕事をやっていると、ついついweb巡りなんぞやってしまって、能率の下がりっぷりが看過できない状態であったのだが、これでだいぶ持ち直したかも。モチベーションの上がらない仕事ってのは、要するに論文書きのことなのだが。D論を提出してから丸2年だってのに、その内容が未だに投稿できてないってのは我ながら何をモタモタしてるんだか、という感じである。

2003.3.6(木)

ボスと色々雑談。さっさと論文完成させろ、という話はもっともなことなのでいいとして、非常勤とは言え一応職員のはしくれなのだからもっと積極的に研究室の運営に関わるように、とか言われてしまってひたすら恐縮。「もっと積極的に」なんて、なんか小学校の通信簿でも似たようなこと書かれたような気もするが。20年前から直ってないということは、もうこれは私の個性なんだ、ということでファイナルアンサー? そう言われても、わたしゃ上層部の目の届かぬところで暗躍するのが性に合っているので、無理ではないかと。
 まあ、今年提出された修論の謝辞を見てるとあちこちに(私の)名前が出ているのでその調子でうんぬんかんぬん、などと言っていたところからして、要するにもう少し学生の面倒見ろ、ということも含めて言っているとは思うのだが。そりゃまあ、ねえ。向こうから質問される分にはそれなりに面倒は見るのだが、逆に言うと質問されない限りノータッチ、ということだからな。さらに最近は、しょっちゅう隣の研究室に行っていてほとんど自分の席にいないし。あまり状況改善は期待できないと思われ。

論文書きはとりあえず今週中に完成を目途に。投稿誌が決まったので、投稿規定に合わせて細部を調整しなければならない。この辺が結構手こずりそう。

日本ゴールドディスク大賞授賞式の受賞作品の中にこんなものが。しかも出演予定だよ。滅茶苦茶浮きまくること必至。
 ところで、会場で歌うとすれば恐らくオープニングの曲だとは思うのだが、これが少々問題ありのような気も。前作まではヒロイン役の声優が歌っていて、この人達は元々「歌を上手にこなせる人」という基準で選ばれただけあって歌唱力は特に問題なかったと思うのだが、今回の受賞対象である「4」では、メインボーカルは主人公役の声優(男)で、これがまたビミョーな歌唱力で。なぜかうちにもCDがあったりするので(笑)いま確認のために聴いているのだが、やはりビミョー。それと、「4」は今までの集大成なので、帝都+巴里のヒロイン13人がバックコーラスで入っているのだが、この人達全員出てくるんだろうか。そりゃまたなんとも凄惨、もとい壮観な。ゲーム中のキャラクターのコスプレして出て来る可能性が意外に低くないような気がしなくもないので余計に。間奏で入ってくる台詞なんてしゃべってしまった日にはそりゃもう。ちなみに、巴里の連中も含まれるので、上記ページの出演者のところの「帝国歌劇団」という記述は間違いだと思う。一応ツッコミ。

ついでに、最近密かにお気に入りの一青窈も出演するようで。曲調とか声質が割と気に入ったので、CDを買ってみようかな、とは思っていたのだが、店に行くたびに名前の読みを思い出せなくて探せなかったりする。この際なので覚えよう。ひとと よう。ひとと よう。ひとと よう。ひとと よう。ひとと よう。ひとと よう。ひとと よう。ひとと よう。ひとと よう。ひとと よう。コピー&ペーストなし。よし覚えた。

2003.3.7(金)

今年度最後の研究室ゼミ。ぢょしゅ氏の発表内容によると、私の研究結果が否定されてしまうではないかっ、と一瞬思ってしまったが、少し考えていたら両方の結果を無理なく説明できる理屈を思いつく。我ながらなかなか良い考え。うまくいくとレター程度の長さなら1本くらい論文を書けそう、などと調子のいいことを考えてみたり。ただ、問題は私の使っている観測データがあまり当てにならねえ、というあたりか。だめじゃん。

2003.3.8(土)

友達と飲み。やはり餅は餅屋だなあ、と思わせる展開。

2003.3.9(日)

買い物に行こうかと思ったが、花粉がたくさん飛んでそうなので回避。今のところ目立った症状はほとんど出ていないのだが、まあ用心に越したことはない。東京方面はかなり花粉量が多いようだが、今年の東北地方は少ないのだろうか。もっとも、単に本格化してないだけ、ということも充分考えられるが。去年は2月中に本格的に発症した覚えがあるが、あれはかなり例外的だと思われ、本来ならば発症はだいたい3月10日あたりなので、そろそろ来そうだとは思うのだが。間違っても「治ったのか?」などと考えてはいけない。何も対策を取ってないのに治るはずがない。

2003.3.10(月)

本日、花粉症本格化予定日だが…何ともない。かなり寒いのでまだまだ先か。夜になったら雪がちらついてるし。
 ちなみに、なぜ今日が予定日かというと、高校1年時のこの日に初の花粉症の自覚症状が顕れたからである。この日は毎年、高校入試の日にあたっており(前の年に受けたばかりだし、当然覚えてるわな)、在学生は翌日から始まる期末試験に向けて自宅で勉強中であり、その最中に発症したので強く記憶に残っていた模様。あれから約15年ってところですか。…長い。

隣の研究室の仕事は完全に放置プレイ中。あ、いや、私が仕事を放置しているのではなく、私放置されているのであるが。上司は相変わらずあっちゃこっちゃと出張でさっぱりいないし。こちらとしても、指示がないと仕事もできんのか、と言われるのも心外なので自分なりになんかやっとくか、と頭の中では考えていた(が実作業としてはこれっぽっちも進めちゃいない)のだが、数日前に電話で話したときにあっさりと「それは後でいい」と即却下されてしまい、ど う す れ ば い い ん だ、な状態。いやまあ、そういうことならほったらかしにしておくのがいいのか。

というわけで今日も自分の研究絡みの作業を中心に。論文書きがようやく完成。これが第4稿くらいか。直しても直しても直されて戻ってくる(で、よくよく見るととある箇所が2回直されて元に戻っていたなどということもたまにあったり)ので、いい加減飽きてきていたが、ともかく終わり。

「ケサランパサラン」って、どんな生物?
 うちの母親が、(特に食べ物に関して)乾燥してパサパサになってしまう様子を指して「ケサランパサラン」と言っていた覚えがあるのだが。これと関係あるのかな。心当たりのある方は意見よろしく。

2003.3.11(火)

仕上げた論文をボスと、加えて共著者のボス2にも(いやまあ、ボスも共著者なんだが)見てもらう。指導を乞う立場なのだから当然といえば当然なのだが、いかにも忙しそうなところに40ページ近くの紙の束を持っていって「読んで下さい」ってのもなかなか恐縮するもので。まあ、ダブルスペースでスカスカになった体裁なので見た目ほど多くはないのだが。

見てもらっている間に、こちらは投稿用に体裁を整えておかねば。投稿先の規定により、フィギュアキャプションだけを論文の最後にまとめて並べて、図本体とは分けた体裁にしなければならないのだが、原稿をTeXで作っているもんだから、何かそういう体裁にできるスタイルファイルでもあるのではないかとWeb上をさまよう。…が、見つからない(似たようなのはあるが、微妙に違うような)。こうやって試行錯誤している時間を考えると、figure環境内のcaptionの文章をそのまま文末にカット&ペーストして手動で体裁を整えた方が早い、という気が非常にするのだが、それでは美しくない、のである。

お金を貯められる人、貯められない人の違いはどこだ?
 私は学部卒で就職したような人達と比べると収入の遍歴がかなりアレなのでよくわからんのだが、30歳前後の人って預金はいかほどあるもんなんでしょうかね。ちなみにわたしゃ既に奨学金がかなりの額になっているのでぶっちぎりでマイナスだが。
 まあ、収入が安定しないならばそれなりに緊縮財政で支出を減らすしかないわけで。以下、普段のモットー。

●「貯めるときはケチケチと、使うときは大胆に」

 細かいところで節約していけば、あまり精神的負担を感じることなくそれなりに貯めることができる。知らないうちに貯金が増えていると、望外の喜びってやつで額以上に精神的プラス要素が。また、使うときにある程度まとまった額を使えば、それによって満足感が得られるし、その後しばらくは「この間使ったばかりだから」というわけで精神的ブレーキにもなりうる。
 逆に、知らないうちにお金が減っているというのが一番いかん(旅行なんか行くとよくこういう状態になる)。貯まらない上に、上記の「精神的ブレーキ感」も得られないので悪循環。
 例えて言うならば、1日1本500mlペットボトルのお茶を買って月に約4000円使うなら、お茶っ葉代に1000円分使って水とガスは職場のを使って(笑)、残った3000円でCDの1枚も買いなさい、ということだ(…こうやって改めて書くと非常にセコい)。

●「貯金を貯金と思うな」

 人間誰しも、「あ、これ欲しい」と、物を買いたくなる欲求が発生するものだが、そこで貯金を切り崩して買うことは極力避けた方がいい、と思う(まあ、買い物の額にもよるが)。「買おう」と考えた時点から、(日々の節約、等で)新たにお金を貯めて、目的の物を買うようにしている。そうすれば、当たり前のことながら貯金は減らない。ついでに言うと、お金を貯めている間に買おうという熱気が冷めてしまって結局買わずに終わる(笑)という一石二鳥な効果も期待できる。私の周囲の人におかれましては、この手の「欲しい欲しいと言っておきながら結局買わない」というパターンが度々見られたかと思うが、つまりはそういうことである。
 衝動買いは大敵。アイフルCMの犬を買うパパの如き振る舞いは愚の骨頂。余談だが、あのパパは、あの年齢で犬1匹買うのにアイフルに頼らねばならんほど貯金がないのか、と毎回ツッコミを入れてしまう私。閑話休題。

●「形のない物にあまり金を使うな」

 これは半分冗談だが。食い物、酒、タバコ、などなど、なんて物は、一晩も経つと有り難みが薄れるからなー。形のある物ならば、(上にも書いた)精神的ブレーキ感も持続するだろうし。もっとも、これらについては、元々欲求が少ないってのもあるが(特に後ろ2つ)。これらに余計なお金を割かずに済んでいるのは幸運と言えましょう。

…まあ、そんなところか。他にも色々ネタは出てきそうだが、キリがないのでやめておく。とりあえず、今の時期は人生の中で、ひたすら寒風に耐えて(笑)金を貯める時期だと思っているので、給料をもらえるうちにせいぜい貯めておこうかと。

2003.3.12(水)

春休みなので学生が研究室にほとんどいない。スタッフ陣も出張かなんかであまりいない。…そう言えば、今日は大学でほとんど言葉を発しなかったような気が。あれか、食堂で「豚肉豆腐煮下さい」と言ったくらいか(← 晩飯のおかずらしい)。
 そんな状態で、今後のネタ作りの一環として論文あさり、など。あさってただけであまり読むのが進まなかったような気もするが。

2003.3.13(木)

論文読み〜。
 この間考えついた仮説が実証できるネタがどこぞにないものか、と探し回ってはいるのだが、どうもはじめに結論ありきな思考法に傾きがちなので注意が必要かと。

先日ネタにしたゴールドディスク大賞の話であるが。どうやらホントにコスプレをやってしまった模様。予想大当たりである。で、懸念されていた歌唱力の問題であるが。大神隊長あぼ〜んかよ(←主人公)。メインボーカルなのに。なんとも豪快な解決法ではある。まあ、つまるところ、ギャルゲーの主人公の扱いなんてそんなもんか。「主人公」ではあるが、役者の扱い的には決して「主役」ではないのである。キャスティングされてるだけマシ、というところか。
 ところで、ギャルゲーをよくやる人にとっては、ゲーム中で「主人公キャラ(男)のみ声なし」なんてことは当然のことのように受け入れられているのだと思うが、これって知らない人から見ると非常に不自然なんだろうな、と思う今日この頃。

2003.3.14(金)

論文読みをするも、いまいちノリが悪いので、とっとと帰ってラピュタでも見ときましょ。
 とりあえず、少し前にネット上で見かけたムスカ落下のシーンだけは確認しときたかったので、エンディング近くで目を皿のようにしてみていたのだが(録画してないのでチャンスは1回っきりである)、…イタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!! 確かにいた。ていうか、いることを知った上で見ていれば割と難なく見つけられる。まあ、「フハハ、人がゴミのようだ!」とか言ってるそばから自分がゴミのように落ちていったわけで、その因果応報っぷりはすばらしい。いい映画だ(見どころそこ違う)。

2003.3.15(土)

ちょっと外出したら、くしゃみ連発。…そろそろか?

仙台を離れた人々におかれましては多分知らない(というかそもそも興味ない)と思うが、駅前ラオックスついにあぼ〜んだそうな。といっても完全閉店ではなく、規模を1/5程度に縮小した上で再出発、だそうで。今日から一時閉店セールらしいので、駅前に用があったついでに覗いてみたのだが、あまり値引率が高そうでないのでやめておく。ていうか、全製品値札の額から5〜15%程度の割引、でも閉店セールなのでポイント還元はなし、というのは要するに普段と大して変わりないんでは、という感じなのであまり魅力なし。つぶれるのもむべなるかな(つぶれてません)。
 それにしてもヨドバシは強い。私が大学に入ったあたりで進出してきて、庄子デンキ、そうご電器あたりをノックアウトした後、ソフマップ、さくらやに続き今回のラオックスと、大手家電店との戦いに連続防衛成功だもの。やはり、あの敷地面積の広さが決め手なのかな。場合によっては4、5階まで上がらないと商品が見られない店よりは、同じ階で色々な商品を見て回れる店の方がやはり利便性は高いということか。あとは、あの「仙台に千台の駐車場」というベタなキャッチフレーズも結構効いているのかも。

ポストをのぞいたらこんなはがきが入ってまして。なんかもう、ネタにして下さいと言わんばかりの内容なので遠慮なくネタにすることに。まじめに分析するのもアホらしいような気がしなくもないが、まず何の用件なのか全く書いていないところが怪しい。次に、何度か連絡したが通じなかった、とあるが、うちの固定電話は基本的に留守中は留守電にしてあるので通じないことはあり得ない。それから、写真のモザイク部分に相手の名前と電話番号が書いてあるのだが、肩書き、所属等の記述が全くなくて怪しい。で、これがもっとも怪しい点なのだが、よりにもよって名前の部分を修正液で直した後がある、という。自分の名前を間違ってどうする。
 当然ながら相手の名前に心当たりなぞ全くないので放置プレイ決定なのだが、先方が何の目的でこういうはがきを出してきたんだか少々気になる(笑)、かも。宗教か、何かのセールスか。誰か電話をかけてみたい、という酔狂な方がおられましたら、電話番号教えます。

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