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−2003年6月(前半)−

2003.6.8(Sun)

ここんとこ、某掲示板作成の絡みで、うちに帰るとPerlの本を読んでいてすぐに眠くなって時間がなかったので日記は休業状態であったが、そっちがようやく一段落ついたので日記も復活。今まで仕事でちょっとかじっただけだったのだが、Perlも結構奥が深い。工夫次第でいろいろなことができそうで、なかなか面白い。

しかし、あれですな。(平日の場合)昼間は隣の研究室でプログラミング、夕方から自分の研究室で(自分の研究の)プログラミング、うちに帰ったらPerlのプログラミング、などという生活だと休んだ気がしない(笑)。とは言え、プログラミングというモノは、気分的に乗ってくると結構楽しくなってくるもので、なかなかバグの取れなかったプログラムがちゃんと動くと「いよっしゃあ!!」とか言いながらガッツポーズなんぞきめたりして、それはそれで快感なのであるが。

ところで、Perl&CGIのプログラミングは、どこでバグってるのかがわかりにくいのが玉にきず。

2003.6.9(Mon)

隣の研究室の仕事は、現在のところ指示されていたことがあらかた片づいてしまったので、実はやることがない。新たな指示をもらおうにも、上司(助教授)は単身赴任元(←? 要するに家族のところ)から帰ってこないし、上司(教授)は自宅で仕事で大学に来ないし、どうしようもない。というわけでそれをいいことに昼間から自分の用事に時間を費やすことができる。予備校の解答作りなど(って内職じゃん)。

夕方から予備校。国立医系だからって、難しい問題を出しても構わない、というのは誤解なのかもしれん。easternでnorthernな大学レベルの問題だと、はじめの小問1〜2個(要するに、公式知ってりゃおおむね解けるレベル)を解いただけであとは白紙というのがほとんどな印象。平均点は3割くらいか。やはり難しすぎか。
 実は、これくらいの難易度だと、自分で解くだけなら問題はないものの(問題があるようでは困るのだが)、いざ解説をしようとすると、途中でたまに何しゃべってるんだかわけわからなくなることがあったりして、あまり人のことは言えない。

1週間ほど前に、業者に依頼していた論文添削が戻ってきていて、ここんところこれの直しにかかりきり。\2,400/ページ(〜250 words)という額にふさわしいくらい添削されまくってるので、直すのが大変。あれだけボスのチェックが入った後だというのに、まだこれだけ直す余地があるところが驚き、というかそれだけ問題のある英文だった、というか。とりあえず、今まで何冊かテキスト類を読んで、冠詞の付け方については多少わかってきたつもりでいたのだが、その確信は粉みじんになったとさ(笑)。冠詞のチェック入りすぎ。
 ちなみに、今回の論文、上に書いた体裁で本文のみで35ページくらい。この添削だけで8万ン千円。校費払いなので別に自分の懐が痛むわけでもないのだが、論文1本出すのにそこまで金かけるか、という気がしなくもない。ついでに言うと、この論文、掲載する図のことごとくがカラー画像なので、投稿の際にもカラー1ページあたり150ドルくらいかかる。何とも金食い虫な論文。
 どうもボスの話を聞いてると、今回業者に添削を依頼したのは、この手の業者が使い物になるかどうか試したかったようで、要するに私はダシに使われたらしい。私の英文がよほど信用ならん、というわけではないようなので、一応安心。…とは言えあれだけ直されていてはさっぱり安心できんような気も。

有栖川有栖 太田忠司 麻耶雄嵩 若竹七海「ミステリ・アンソロジーV 血文字パズル」読了。最近、お気に入り作家の小説をあらかた読んでしまったので、ここはひとつ作家の新規開拓でもしてみるか、ということでアンソロジーを読んでみた。…が、どうも(お気に入り作家の)有栖川有栖以外はどうもパッとしない印象。どうも文体が好みといまひとつ違う、のかも。とりあえず、太田忠司の作品は比較的よかったような気がしなくもないので、この人の作品を探してみるとするか。
 ところで、この手の推理小説が角川スニーカー文庫から出る、というのはやや意外。挿絵入りまくりのヲタ小説ばかりなのかと思ってたよ(←偏見)。

2003.6.10(Tue)

相変わらず隣の研究室から何の音沙汰もないので、黙々と論文直し。その甲斐あってか、添削で指摘された部分は全て修正完了。あとは投稿用に体裁を変えて、pdfに変換してWeb上から投稿するのみ。長かった…。

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