Diary -過去ログ- 2005年8月(後半)
先週の日曜日、お盆休みの帰省から帰ってきて、さて日記でも書くか、と思ったら、3ヶ月ほど前に投稿した論文のレフェリーコメントが戻ってきてた。それはいいのだが、問題は「特集号に間に合わせるために1週間で直して再投稿せよ」とか言ってるメールを初めて見た時点で既に4日間過ぎてたこと。工エェェ(´д`)ェェエ工、とか言いながら、泡食って修正&古巣のボスを拝み倒して速攻で添削依頼。いやコレは焦るって。おかげでお盆休み中のネタを日記に書こうと思ってたのに全部吹っ飛んだ。
で、一応期限には間に合ったのだが、その後は2日ほどで返事が戻ってきて、何やらあっさりとacceptキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
 というわけで、D論完成のほぼ直後(日記で確認できるのはこの辺からかね)からずるずるずるずると引っ張ってきたD論まとめ+αもこれにてようやっっっと掲載の運びに。D論を3年で書いたくせに、それのまとめに4年以上かかるとはどういうこったい、という気がしなくもないが。投稿論文書くなら、ヒマヒマな学生のうちにとっとと書いとけ、という反面教師の生きる見本になってしもた。
一旦投稿したあとは割とヒマだったので、その時に日記を書いてもよさそうなもんだったが、まあそこはそれ、お盆休み中に終わらなかったグランディアIIIとか、お盆休み中にNHK-BSで一挙放送してたSAMURAI 7の視聴とか、同じくNHK-BSで一挙放送してたファーストガンダム3部作とか、色々と消化しなければならないものが(笑)。ちょっと観なきゃいけない番組が多すぎですよ。勘弁して下さい。これでもセル画の番組に絞っているというのに(いや、絞ってるというか、自然とそうなるというか)。ここんところずっとレコーダーのHDD残量がのっぴきならない状況であります。
ガンダムは、音がオリジナルだったところがナイスですな。特に、「哀・戦士」がジャブロー降下作戦の場面でちゃんと流れてたところ。新録音のDVD版では、この曲がなぜかエンディング曲になってるんだが、あれを観たときの違和感は強烈なものが。いや、これエンディングで流すにはテンション高すぎだろ。劇終後に余韻に浸れる曲調じゃないって。これはやはり、戦闘場面のクライマックスで流してアドレナリンがぶわーっ、という効果を期待する曲調である。ああいう改悪をしてしまう人のセンスを疑う、っていうかどういう意図でああいう直し方をしたのか制作者に小一時間問い詰めたい。
今やってる仕事が一区切りついたので、その打ち上げに参加してきた。仕事の受注元が某特殊法人で、飲み会に参加したのがその受注先であるところのうちの課(開発担当)ともう一社(運用担当)の人々。参加者が年齢的に私よりはだいぶ上(ほとんど40代)の人が多かったので、まあ正直なところあまり話は合わないわけであるが、いやいやあの世代の話題ってのは、なんというかこう、オヤジだなあ、と。娘に嫌われるってのもわかるわ。ていうか、うちの課の女性社員に関するセクハラ発言大炸裂(当の本人不在。本人の前でアレだったらそれはそれで見上げたもんだが)するのはともかく、俺に同意を求めんでくれ。うかつに頷くとこっちがまずいことに。
 …などと、大人の会話(ある意味逆に、おまいら厨房か、とも言える)が飛び交ってる一方で、なんかヲタ系の人もひとりふたりといたらしく。なんかメイド喫茶がどうこう、とか言ってますよ。うわ〜。いや、むろん私は隠れヲタであり、一般人の前で踏み絵を差し出されたら涼しい顔で踏みつけにできる*精神構造の持ち主なので、「…それってなに?食えるん?」的な態度を保ち続けたわけである。ていうかそもそもメイド属性ないしさすがにそのネタは素で引くわ。
 ま、隣席の人に、何の前触れもなく(直前まで、昔つきあってた彼女がどうこう、などという話をしてたのにもかかわらず)、いきなり、

「フォウっていったら島津冴子だよね!?」 ※参考資料

などと話を振られたときは、つき合いでなんか気の利いた返事でもしてやろうかと、ほんっの一瞬だけ思ったのではあるが、結局のところ、

「………は?」

と、何関係のネタかすらわかりません、的な対応をしておく。「いや、わからないんだったらいいですっ」とか言いながらあたふたと話を終わらせにかかる隣人いとあはれ。ていうか、あれは、余り親しいわけでもない人に対して、何か共通の話題になりそうなものを振ってみた、という社交的な意味合いが感じられなくもなかった、と一応フォロー。まあガンダムネタならそれなりに一般人にも浸透してるし。今どきは、ヲタネタがとれんでー、とかあるのか? 一般人の間でも、電車男なんかのおかげでヲタネタが浸透してるのかしらん。
 …とりあえず、私が見た目その手のネタに乗ってきそうに見えた、という可能性は考えないことにする。
ちなみに、当ページでは隠れヲタである必要もない、というかこんなネタ振ったら身を乗り出してノって来る人しか見てないような気もするので遠慮なく話をするが。島津氏の件のサイトは私も読みました。仕事中に(笑)。いや、その後帰宅してからもう一度当該サイトを見に行ったら、サーバの過負荷かなんかで既に見られなくなっていたので、先に見といて正解だったわけであるが。これについては、音響監督側の言い分も聞いてみないとなあ、ということで判断保留。というのは、この島津氏であるが、かなり演じることについて入れ込むタイプの人間のようなのである(まあ役者って人種はそうでなきゃやっていけんのだろうが)。この人、「サクラ大戦」にも出演してるのだが、当時ゲーム雑誌かなんかにあったインタビュー記事で、それこそ読んでるユーザ側が引くくらいにのめり込んでる印象が感じられたので。私が引くんだから相当ですよ。
 実際のところ、この件が発覚する前から、中の人交代については侃々諤々喧々囂々だったしな。というか有り体に言って新しい中の人に対する否定的意見多数。今回の一件でさらに燃え上がった感じ。私個人としては、まだZガンダムでこの人が演じてるのを聞いたことがないので何とも言えないのだが、これとは別の作品に出演していたときの声質から推定するに、前と比べてだいぶあっさり淡泊風味になってしまいそう、という印象。島津氏の場合、多少低音気味で、声もなんというか粘っこい感じなので、それに比べて粘性はだいぶ低い。
 ついでに言うと、サラ役が池脇千鶴に変更になったのも不安材料か。私は声優ヲタでは決っっしてないのだが(説得力皆無)、女優(画面に顔を出す方)が本業、たまに声優の仕事、というパターンについては成功例は決して多くないと思うのですよ。「猫の恩返し」の時もやや微妙だった覚えが。いやまあ、この人については身近にファンがいるのでこれ以上は控えるが(笑)、やはり、身振り手振り表情が加わる演技力と、声の出演だけの演技力ってのは、当然重なる部分もあるが、逆に言うとどっちかの能力しか持ち合わせてない人も存在するわけで。ここら辺の話については、現在プレイ中の「グランディアIII」絡みでかなり言いたいことがあるのだが、まあその辺はクリア後ということで。
…などという思考が、「………は?」の裏で行われていたとは、よもや隣席の人も気づくまい。
*: いや、踏み絵を踏んじゃったら隠れキリシタン失格なんだろうけどさ。そこら辺は歴史の話と違うか。