母袋温泉スキー場(2003/12/30)  


今シーズン初めてのファミリースキーに行きました。
行き先は母袋温泉スキー場(母袋と書いて【もたい】と読みます)
世間と時流から忘れさられたような、人に言ったらなんで今更そんな場所へ?といわれそうな、、、辺鄙なスキー場ですが、なかなかどうしてファミリースキーヤーにはとっても都合のよいスキー場でした
何しろ小さい、狭い、ペアリフトが一基しかないのですべてが見渡せるし、駐車場の隣にいきなりゲレンデがあるので、板とかストックとか、えっちらと運ばなくても柵の向こうによいしょっとさしておけばOKだったりする
リフト1日券が平日1000円で、駐車場は只というのも魅力だし
スキーセンターには無料休憩室と食堂、それに温泉がついているのも魅力
スキーヤーよりボーダーが多い昨今なのに、スキーヤーの方が多かったりするし、それも、そろいもそろってファミリースキーヤーだったりして(笑)
パパ、ママはショートスキー、子供たちはボーゲン直滑降が定番、ボーダーはへっぴり腰が80%!!
まさに、初心者のためのゲレンデ
多少腕に自身のある方には物足りない事間違いなしだし、もっと恐ろしい事に、上手い人はかえって邪魔者のような空気さえ感じるゲレンデ。。

さて、そんな我が家にぴったりなゲレンデでみのり一家はどう楽しんだのでしょうか…
今回のメンバーは、我が家5人と古田さん、釣り師GYUUさんの奥様のあこさんの7人です



朝6時半に出発をしてスキー場に着いたのは8時頃
ここがスキーセンターハウス前
本当はスキーよりも温泉が【売り】なのでは???
あの。。。人物が変な風に加工してあるのは素顔を世間にさらすのが怖かったからです〜(笑)
滑り始めたのは8時45分頃から…
朝のうち曇っていたけどすぐに天気は晴れ!!
いつもながらの【晴れファミリー】でございます
去年ゲレンデデビューしたとむは一本目は転んでばかりで立つのがやっと。滑っては転び…の連続でこれはレッスンを受けさせるしかないと固く心に誓ったのですが、何とスキースクールは1月から営業でした(T.T)
 1本目があまり悲惨だったので、本人も「もうリフトは嫌だ!」と言い出すに違いないと思ったのに、「また乗る」と前向きで親を驚かせてくれました。2本目ではのすけに抱えてもらってボーゲンをして、「ぼく、滑り方がわかったよ」と一言。。まじ?
リフト3本目でボーゲンを取得してしまったとむ
強烈なスピードで直滑降しまくりです。さらにボーゲンを確実にするためにボーゲン練習器を板の先に取り付けたら、板が自由に動かせないので向きが変えられなくなったらしく、ボーゲンの形のままジャンプして向きを変える事を会得(怖)。
 猛スピードで滑り降りながらピョンピョンと飛び跳ねるとむを呆然と見送る母にボーダーのお兄ちゃんが「すごい根性っすね〜」と声を掛けてくれました(笑)
 しゃれにならないスピードに恐れをなし、とむはヘルメット着用を義務付けられ、ボーゲン練習器は取り外しました
すぐに体をコントロールする事も覚えたらしく本当に危なくなると曲がってよけたりスピードを落としたりすることも出来るようになりました。板の着脱も自分でこなし、転んでもすぐに体勢を立て直し滑りはじめる根性は親孝行息子としか言いようがありません(嬉)でも、スピード狂と化した事実は間違いようもなく「みんなぼくに追いつけないでしょう」と有頂天に。。確かに追いつけないスピードで降りて行くし、ノンストップでリフトに乗るので、大人の方がついていくに必死。ただ一人古田さんに「俺は負けん」といわれて悔しがっていました。

 この写真は猛スピードで滑る瞬間を古田さんがカメラに捉えたものです、あまりのスピードにとむの姿がぶれていますね、そしてその表情!笑ってます。