ハコベ VS オランダミミナグサ

 

春に小さな白い花をさかせる野草を紹介しましょう

どちらも道ばたでかんたんに見つけることができます

コハコベ

ハコベは春の七草のひとつでもあり「ハコベラ」とよばれることもあります。

ふつうハコベというと「コハコベ」や「ミドリハコベ」のことをさすようですが,「ウシハコベ」という高さ50cmほどの大きなハコベもあります。

花びらは10枚に見えますが,じつは5枚なのです。1枚のはなびらが深く裂けているので,2枚に見えるのです。

花びらが開いている様子は,「かがやく星」のようにも見えることから,学名には「Stellaria …」(星という意味らしい)という語が入っているそうです。

ハコベの特徴はなんといっても,茎に生えている「馬のたてがみ」のような1本の毛の列でしょう。なぜ,この毛が生えているのかは知りませんが(知っている方あれば,ぜひ教えてください),どのハコベにも毛の列があるのです。

 

ハコベによく似た「オランダミミナグサ」。道ばたではハコベよりもよく見かけるかもしれません。

オランダミミナグサの花びらも5枚で,先に切れ込みが入っていますが,ハコベほど深く裂けていません。

ハコベの茎には1本の毛の列がありますが,こちらは全身毛におおわれています。

昔から日本には「ミミナグサ」という野草が生えていましたが,ヨーロッパから入ってきた「オランダミミナグサ」の方がひろまって,「ミミナグサ」は見かけなくなったそうです。私も「ミミナグサ」は見たことがありません。

オランダミミナグサ