どこにでも生えているのに知名度は非常に低く,かわいらしい花を咲かせていても,誰にも気付かれず,玄関先で根をはれば,できそこないの芝生と思われ,引き抜かれておしまいという,ある意味「雑草の鏡」ともいえる野草。

名前
ツメクサ
科名
ナデシコ科
学名
Sagina japonica (Sw.) Ohwi
花期

アスファルトやコンクリートのすきまなどにもふつうに生えています。

くきは根元からえだ分かれしています。

葉は細長く,先がとがっています。くきの両側に2まいずつつきます(対生)。

かわいらしい白色の花(3mmほど)がさきます。

名前のいわれ

「爪草」の意味。とがった葉が鳥の足のつめのようであることから。

シロツメクサの「つめ」は「詰める」の意味。