1月1日〜

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1月10日(土)「ウィンターベル」

バーゲンで買ったウィンターベルが可愛い花を咲かせ始めた。こんな寒い時に咲くクレマチスなんて信じられないけど、こんな品種は昔からあったものなんだろうか?

クレマチスと言えば夏に紫色の花をたわわに咲かせるものと相場は決まっていたと思うが、こんな冬に咲かせてくれるんだったらクレマチスも悪くない。バラのように肥料や消毒の手間もいらないし、花も長持ちする。今年はクレマチスをアーチにも沢山絡ませてみよう。

 

 

1月9日(金)

昨日からの冷え込みはひどく今朝起きたらまたもや霜が降りていていた。しかし日中になると天気抜群になり太陽は燦々と降り注ぐ。朝冷え込んだ日はたいてい良い天気になるのが不思議。

霜がおりているにも関わらずアジサイ置き場の鉢やバラの挿し木苗置き場の苗達がみな元気。アジサイはさすがに葉をほとんど落としてしまってるが中にはまだ葉を付けている物もある。このアジサイ達が今年の夏には見事な花を咲かせてくれるのかと思うと楽しみ。

バラの挿し木苗置き場は又違う場所にあるのだが、これも至って元気。もう大分枝を伸ばしているものもあり、中にはこの寒いのに花を咲かせたものもあるほどだ。これだけ挿し木をしておけば親株がダメになっても天下無敵じゃ!

 

 

1月8日(木)

先日あるところを通りがかったついでにバラの生産者のところを覗いてみた。そこは温室を3棟ほど持っていて入り口には無人のバラの販売小屋があった。以前友達からそこは生産元なのですごくバラが安く買えると聞いていたので一回覗いてみたかったところだったのだ。

無人小屋を覗いてみるとバラが無造作にくるんで置いてあり、気に入ったものを選びその代金を置いていくようにと書いてあったが私はそこには好きなバラはなかった。そばをうろうろしてるとどうやら生産者らしきおっさんが現れたのでもっと違うバラが欲しいと言ったら奥の作業所に案内してくれた。

しかし私が見たかったのはその温室の棟の中なのでそこを見たいと言うとどうぞというので入ってみた。まぁすごいバラの量があるにもあるにもびっくらこいた。バラは満開とは言えず意外と少ない花しか咲いてなかったけどその苗木の量には目が点。おっさんはそこを周りながら枝をぽきぽき折っては倒してる。何故切り取らないのか聞いたら葉はつけておかないとダメだからと訳の分かったような分からないような説明。何を聞いても小さな声でぼそぼそとしか喋らず、私の集中攻撃の質問にもどこ吹く風。

この画像のバラは結構沢山咲いていて、私が感嘆の声を上げると、こんなものは売れないという。えっ、どうして?と聞くと枝が細くて市場には出せないと言う。そう言われて見るとすごく細い枝。花屋に売っているものはハイブリッドが多く、枝もピンと長く、しっかりとしてる。売れないんだったら私に安く売って!と言うとハサミを取りに行き、沢山切ってくれた。しめてこれだけで300円。オー、なんとデリシャス!ビューティーフル!この値段を聞いて又来ようと決心を固くしたのであった。

ちなみにここは高岡南郷大橋のそばから見える。

 
 

1月7日(水)

今朝の冷え込みときたらすごいものがあったが案の定外は霜がふって外は真っ白。

お昼になるとそれが嘘のように晴れ、暖かくコートもいらないほどになった。こんな日は私の好きはエクステリアの展示場に出掛けよう。

さすがに真冬ともなると緑は総て枯れ、寒々しいものがあったが、私はこの平たい板を立てただけの仕切りが好き。(こういうものは何と呼べばいいのかわからないので仕切りと書いて置くが。)

これは結構値段の高いしっかりとした板を使って作ってあるものらしいが板を斜めに立ててあるので角度によっては全く向こうが見えなくなる。これに私はえらく感動してうちの枕木風の角材も斜めに立ててみた。するとやはり角度によっては真っ平らに見え、全く向こうがみえない角度がある。この立て方は結構面白くお薦め。

古びたイスの上にはこんな箱庭風のものが作ってあり、ここにくるといろいろとアイディアを貰えるのでたまに覗いて見ることにしている。

 

 

1月6日(火)「ベロニカオックスフォード」

ベロニカオックスフォードがこの寒さの中葉をしっかりと付けている。耐寒性があると聞いてはいたがここまで元気だと不思議な感じ。これは地面を這うように咲き、花はオオイヌフグリによく似たもので小さい。植えた時はこんなに広がってなかったのに今では大分増えて来て嬉しい限り。

 

1月5日(月)「ビナンカズラの実」

この間から何回も載せているビナンカズラの実がこんな飴色になってきた。今にもジュワ〜っと液が垂れて来そうな程熟している。この実全部中に種が入ってるのかも。一回も潰して見たことがないんだ。何せこぼれ種でじゃんじゃん下に新しい苗が出てくる。こんな美味しそうな実なのに鳥達は食べに来ないから美味しくないのかもね。尤も鳥が食べに来ようと思ってもうちにはネコが沢山いるから身の危険を感じて来ないのかな?どんな味がするのか明日は舐めてみるとするか・・・

 

 

1月4日(日)「プチシャンテ」

朝起きると久しぶりの快晴。やったぁ〜〜〜今日は庭掃除をしなきゃ。枯れ葉が落ちるのはさすがにもう終わったけどアジサイの道のところに生えているサザンカが憎らしいくらい毎日花びらを落とす。風情があるなどとは言ってられない程の量なのだ。こんな時は椿の方がいいのかも。花ごとぼっとんっと落ちてくれるから掃きやすい。

掃除をしたり雑草を抜いたりしてるとアッという間に1日は終わってしまう。去年から納屋に置いてあるカビの生えた白菜の漬け物も思い切って全部処分した。この冬は暖冬のせいか漬け物にまでカビが生えてこんな事初めての事だった。重しが軽すぎたせいもあるのかも知れないが。

この可愛いバラはプチシャンテと言ってミニバラだけど修景バラなのだ。だから横に広がって這うように咲く。これが結構強者でこんなに寒くても次々と花を咲かせるのが嬉しい。

 

 

 

1月3日(土)

やれやれ今日で正月三が日も終わった。毎日食っちゃ寝ばかりしていると体重が確実に増え、お腹もどんどんぷっくりとしてくるのが分かる。人間退屈だと食べてばかり。

話しは全く変わるが暮れから暇なのを見越してビデオを何本か借りてきた。その中の2本は「めぐりあう時間たち」と「ムーランルージュ」と言い、ニコール・キッドマンという女優が出演している。ところがどう見ても同じ女優とは思えない程の地味と派手。キッドマンは今まで何本か見ているが悪女役だったり美女役だったりするのだがこの「めぐりあう時間たち」では化粧っけも殆どなくこの人ってこんなに鼻が大きかったっけ?って思うほど。この写真を見ても誰もキッドマンとは思わないのでは?

女優は役柄によってこんなにも違うのかと思うと驚き。ほんとに同一人物なのかと何回もビデオのパンフレットを見てしまったほど。

肝心の映画は全く私好みではないものでひとつも面白くなかったのが残念。しかしながらこの映画で彼女はアカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得したそうだ。

 

 

1月2日(金)「マック」

昨日1日家に籠もっていただけなのに何だか退屈し、富山の知り合いの店まで出掛けランチをしてきた。そこのママは大のネコ好き。家にも2匹飼っているが外には1年ほど前から通いネコが来る。真っ白なネコで来始めた時は痩せこけ、いかにも野良猫だった。

ところがママが餌をやり始めると栄養満点になり今ではデブネコ。この子はもう1年余りも餌を与え続けているというのに全く懐かず餌をあげるときに手を出してもひっかかれる。そんな懐かないネコに毎日缶詰3缶ほどと牛乳をあげ続けているのだから優しい人。

そのネコがここに来始めた時まだ5・6ヶ月くらいの大きさに見えたがなんだかお腹が膨らんでいるようでもしかしたら妊娠しているのかもと思い、動物愛護団体に電話をした。そこに電話をするとねずみ取りのような大型のケージを持ってきてネコが餌につられて入ってくると戸が降りるようになっている。動物愛護団体の指定する病院に連れて行けば半額の負担で避妊手術をしてくれるのだ。

病院へ連れて行くと案の定妊娠していて、可哀想だがすぐに堕胎してもらい、避妊手術を受けた。その後少しの間病院で面倒を見て貰い、身体が大丈夫になるまで預かって貰った。そんないきさつのあるネコだが一向に懐かない。ママは今まで何匹も野良猫を可愛がり家の飼い猫にしているが今度ばかりはダメ。それでもずっと餌をやり続けているママには敬服する。

うちのマックはこの写真のように水道の水の直飲みが好き。水を出してあげると喜んで飲む。水が出てない時は水道に口を付けて舐めて水を吸いだしているのだからいいんだか悪いんだか・・・ネコ嫌いが見たら卒倒するだろう。

 

 

1月1日(木)「アンネの思い出」

皆さん明けましておめでとうございます。今年も又ゆりかごとおつき合いお願いしますね。

今日は元旦から快晴の良い天気。しかも暖かく今年は何か良いことがあるのかとも思える程だ。こんな良い日に部屋の中で燻ってることはない、考えてみれば元旦はお客は誰も来ない、元旦から電話をかけてくる人もいない。こんな日こそ庭に出る。

庭に出てみると長い間草むしりをしてなかったので随分と沢山雑草が生い茂ってる。こんなに寒いのに雑草だけどうしてこうも元気なのか不思議。こぼれ種から出てきたノースポールを地面の空いているところに移したりダリアの枯れた枝など整理していると庭仕事をする喜びが又蘇ってきた。ふと気が付くと雪囲いをした合間からアンネのバラが可愛い顔を覗かせていた。私が上京していた時にも雪が降った筈なのによく持ち堪えてくれたと思うと可愛さも又ひとしおだ。

こんな元旦から庭仕事を私くらいなものかも知れないがこれが私の趣味なのだからいやと思った事もない。今年も又1年雑草取りで明け、雑草取りで暮れるのだろう。