2004年8月30日に来た台風16号、これが我が庭に膨大な被害をもたらした。最大風速28.4メートル。弱り目に祟り目とはこの事か。記録に残してあるのでご覧あれ!
 

これは今年新設した格子のラティス部分。3枚のラティスが立ったときは母屋との境が出来、ほんとに嬉しかったというのに・・・周り中が田んぼで吹きさらしというのはこんな時にはひどい被害になる。このラティスはブロックに金具で柱を挟み込んだだけのものなので強い風が吹いた時にはいつも傾いていた。倒れたのは当然と言えば当然。

 

花壇際に立ててあるラティスも無惨にも崩壊。しかしバラが無事だったのが不思議・・うちのラティスを支える柱は地面にそのまま打ち込んだだけのものなので根本から折れてしまっている。

 

これは隣の家との境に立ててある部分。いやはや何もかも滅茶苦茶。。。。嗚呼・・

 

実はこの脚立が原因。これは隣の家のもの。あの突風の時にこれを片づけていなかったのでこれがラティスにぶつかり、ラティスは9枚連続に立ててあるので将棋倒しのように見事に崩壊した。前からこの脚立が気になっていた。隣りが剪定をしていたのは春の事。それが夏になっても庭に立ったまま。。。自分の家のものではないので勝手に片づけるわけにもいかず、何度か「いつになったらあの脚立は片づけるの?」とそれとなく聞いてみたりしていたが隣人は「あんなものずっと立てたままでいいんだ、雪囲いの時に又使う」と言ったのには口をあんぐり・・

そもそもこのラティスはこう言っては何だけど、隣の庭が余りに汚いので目隠しの為に立てた物。それが隣りからぶっ飛んで来たもので壊されたのでは泣くに泣けない。このラティスを立ててから約4年程。耐久年数も来ていた事は事実で前の台風の時に3枚が壊れかかったので補強しておいたというのに。

 

コニファーが植えてあるこんな大きな鉢も倒れ、小さな鉢も被害続出。殆どの物は片づけておいたから鉢の被害はそうでもなかったが。

 

アーチが倒れなかったのが意外だが、アーチは結論から言うと何も絡まっていない方が倒れない。枝が沢山絡まっていると風圧で倒れるようだ。

1枚だけ命を取り留めたラティスは前回補強しておいたものだが、今更この1枚だけ残してもどうにもならないので全部撤去。

 

見るも無惨な私の愛する庭。これで1ヶ月余り意気消沈てしまった。この後少々落ち込み庭に出るたびに悲しくなり、何もかも空しくなってきた。ここに又何かを立てなければ隣の庭は丸見え。美しい庭ならどれだけ見えても嬉しいが雑草だらけの庭が見えるのは私にとってはほんとに辛い。隣の庭は私のところより1メートル程高い庭なので丸見えなのだ。同じものを立てても又台風が来れば崩壊する事は目に見えている。今はどうしようかと考慮中。

2004・9・30