(2004/6/16更新)

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 ののさんハハさんの サイパンOW取得記

  旅行日程:2004.1 3泊4日
  メンバー:ママさん(ののさんハハさん)、パパさん、ののさん(1歳6ヶ月@お嬢さん)、おばあちゃん
 私たち夫婦は、スキーが趣味だったのですが、子供が生まれてスキーに行こうと思って、色々調べると、スキー場に託児所があっても2歳未満は不可だったり、雪の中では遊ばせて貰えず、部屋にこもりきりになってしまうので、どうかなあ・・と思いはじめました。
そこで、以前から興味のあったダイビングは?!となったのです。
でも、子連れでダイビングなんてスキー以上に無理かなあとネットサーフィンしているうちにあくびさんちのHpに出会い、早速ダンナに見せて・・・よし、ライセンスを取ろう!となったのです。

 私は、海外や沖縄では何度か体験ダイビングをしていたし、ダンナも潜ったことがあったので、潜ることへの不安はなく、一気にやる気が加速しました。
しかし、おもいたったのが、2003年の秋。
当時子供(通称:ののさん。女の子)は1歳半でした。
夫婦共働きで、3ヶ月から保育園に通っていたので、預け慣れていたので、とりあえず、東京で学科・プールを受け、実習を伊豆にし、その間(1泊2日)はおばあちゃんにお願いしようと思ったのですが...

○ 土曜日の朝の伊豆の集合が早い(9時くらいに集合なので、朝6時には出発しないといけない)
○ 学科で1日、プールで1日、伊豆で丸々2日と4日も預けることになる
○ 近眼なのに、伊豆のショップでは度つきマスクレンタルがなく、「購入」しなくてはならない。
   (まだ、機材を買う勇気はない)
○ (ウェットで潜れる)11月上旬までに学科とプールのスケジュールがとれない
○ 高い(合計で1人6万〜)

          ...などの理由から、伊豆は断念したのです。

そこで出たのが、海外取得計画。
おばあちゃんも一緒に行きたいといってくれたので、1月の3泊4日でサイパン行きが決まったのです。

 実は、2月にもハワイ行きが決まっていたのですが、4泊6日で2日ダイビングに取られるのは、ちょっと「家族でのんびり」の趣旨から離れるし、2日間も現地のシッターさんに預けるのは不安だった(もし、1日目でダメだと講習がぱーになっちゃうし)ので、ダイビング旅行を決めたのです。
そもそも、サイパンではなく、グアムでもよかったけど、グアムの昼便の飛行機は高かったので、お手頃なサイパンになりました。
よくライセンス取得パック?があって格安なのですが、今回はライセンス取得2名+大人1名+乳児1名なので、パックにしてしまうとかえって高くなってしまい、個人手配にしました。

 飛行機はJALで、宿もJAL悟空とセットでニッコーサイパンが110ドル+エキストラベッド代で税金を入れても一人50ドル位(1泊)で泊まれました。
ニッコーサイパンは、プールが充実していて、子供とおばあちゃんを残しても、十分楽しめたので、大正解でした!!
個人手配なので、リクエストの「ハイフロアー」も通り、オーシャンビューでした。
飛行機は、32000円(大人)、子供は3200円でした。

 ホテル―空港間の送迎もホテルにお願いすれば、してくれますし、うちのように3世代で行くには、いいホテルだと思います。
ただ、中心地から離れているので、食料などは、買いだめしないとダメです。
食事も、どこのレストランも無料送迎してくれるので、中心地まで出る手間を考えなければ、オススメです。
子供用プールは子供の膝くらいまでの浅さで、ほかに、大きいプールもあり、浮き輪はそこで使えます。



 さて、ライセンス取得のショップですが、まずは、スケジュールが3泊4日なので、中2日で取れることが絶対条件。
Hpを持っているショップをリサーチしたところ、2人で受けると安くなるところが多く、200ドル代で取得できるようです。
その中でも、プロダイブが行く時が「超割」期間となり、なんと、16800円
申請料別やログブック別が多い中、それらも込みなので、破格ですね。(ただ、あとで、それなりだと判明するのですが)

 学科は、日本で事前に受講すると3000円かかるのですが、講習1日目の午後(実習が午前で学科が午後!)がフリーになり、子供といられる時間が増えるので、お願いしました。

・学科
 学科は12月の土曜日にお願いしました。
 東京の中野で行うのですが、一定の人数が集まらないと催行されず、催行するかは、3日前までに決まるとのこと。
申し込んだ時は、私たち2人だけだったのですが、その後人数に達したので、確定したと連絡をもらいました。

 当日は、10時にお店に向かい、約10人くらいで講習・・というか、ビデオ視聴。
ビデオを見て、問題解いて、の繰り返しで、お昼をはさんで、2時くらいからテストになりました。
出来た人から、採点してもらい、合格すれば、そのまま帰宅。
テキストは、その場限り(机の上においてあった)で、そのまま返却します。
また、料金に含まれたログブックは「トレーニングログ」のみの薄いもので、ファンダイブ用のログブックは別売り(>_<)。
結局、買う羽目になりました。値段は、1500円だったかな。

・当日
 1月にサイパンに行き、前日に現地ショップに確認の電話を入れて、詳しいピックアップの確認をしました。
ニッコーからショップのあるコーラルオーシャンリゾートは一番遠く、車で30分以上。
朝も、7時半にピックアップで、まだ暗いうちに部屋を出ました。

 ショップで同意書などを書き、レンタル機材の保険に入るか聞かれます。
 この保険は、機材を壊したり、失くしたら×ドルと書かれた表があり、保険(1日10ドルくらいだったかな)に入れば免責になるというもの。
しかし、この弁償料金は、どうも、高い。
この値段を見せられて、入りますか?と言われたら、気の弱い人だと、「入ります」って言ってしまいそうですね。(特に、ダイビング初めてだと、機材が壊れるものかわからないし)
 機材は、無料(ファンダイブでも)ですが、質のいいものではなく、膝も穴があいているし、ブーツも穴空いているし・・・。
マスクは、度つきのレンタルもあります

 講習は、運良く私たち夫婦だけで、マンツーマンでした!
これはすごくラッキーで、多い時は、6〜8人にインストラクター1人らしい\(◎o◎)/!
 車で、10分くらいのシュガードックというポイントで講習になりました。
私もダンナも全くの初めてではなかったので、どんどん講習は進み、11時には、ショップに戻り、おしまい。
こんなんでいいの?という感じでした。(トレーニングログを見ると、確かに、必要なカリキュラムはこなしていましたが)
当然、お昼は用意されているけど、早いので、持ち帰りました。
11時半にはホテルに戻り、1日目終了。

 1日目終了時に、翌日のライセンス取得後のファンダイブについて聞かれました。
 日本から、オプションで1ダイブ(ビーチ:6500円)を申し込んでいたのですが(講習で2本潜った後だから、1本足して、3本がマックスと思っていました)、更にボート2本もいけるとのこと。つまり、5本。
実習の2本は1本が20分(とログブックには書いてあるけど、実際は、海に入ってマスクつけて、準備してから、上がるまで20分だから、水に漬かっているのは、10分強?)なので、せっかく来たのに、もったいないと思い、追加。
 今なら、ボートでも2人だけ、と言われ、2ボートを申し込んでしまいました。
きっと、安く講習して、あとのファンダイブで儲けているんだろうなあ。。。。なんて思いつつも、戦略にはまった夫婦でした。

 翌日は、前日より早く、講習が終わり、10時過ぎには、ダイバー誕生。
そのまま、そのビーチでオプショナルのファンダイブ。
なんか、講習の延長って感じで、6500円の価値があったかというと、微妙です(^^ゞ

 一度、ショップに戻り、お昼を食べてから、ボートへ。
ボートは私たち2人とインストラクター1名、ボートのキャプテン1名で、小さいボートで漁船って感じでしたが、ポイントまで10分足らずで、他の人を待つことも無かったので、快適でした。
ポイントは、「イーグルレイシティ」。
 潜ったことのある方なら分かると思いますが、岩にへばりついて、待つダイビングスタイルなので、初心者の私でも大丈夫でした。
お目当てのマダラトビエイにも6枚会えて、満足。一気に、ダイビングの魅力にハマった!
 休憩は、港に戻り、改めて出港。
5ダイブ目は、シップレック(沈船)でした。
こちらは、お魚いっぱいで、イーグルレイシティとは違う魅力のあるポイントでした。

 この2ボートは、マンツーマンで面倒を見てもらえたので、「実践」しながら教わった感じです。
この2ボートがないままだと、次に潜った時は、(今以上に)未熟なダイバーになっていたかも・・・・。

 ショップに戻り、OWの書類の作成です。
 パンフレットに写真を持ってくるようにと書いてあったのですが、実際は、申請用紙を渡され、帰国後自分で写真を貼って、投函するように言われます。
その時、「申請用紙受領書」みたいなものにサインさせられ、そこから先、カードが届かないときなどは、「自己責任」。
問合せは、代行料(6000円くらいだった)を払わないといけないと説明されます。
 ちょっと、そんなあ・・・と思ったけど、安いし、他のショップと比較もできないので、その場では納得するしかないですね。
インストラクターは、1日目と2日目と別の人でした。(それも、ちょっとびっくりした)

 肝心のシッターですが、ショップにベビーシッターサービスのパンフレットがありました。
1時間10ドル代で、現地のシッターさんのようでした。
希望があれば、ショップ経由で、手配し、ピックアップ中にお迎えも出来るとのこと。

 ただ、次回もプロダイブを使うかは・・・・。(想像にお任せします)
インストラクターは若い人ばかりで、かなり「今どき」な人が多いので、子連れでダイビングを始めようという年齢層には、厳しいかも?!(大学生のノリなんですよ〜)
それと、講習が6〜8名のグループなので、やはり、ダイビングが全くの初めてで、パニックになって、みなに迷惑をかけるから、もういいです・・・となってしまいドロップアウト(特にマスククリアーで断念する人)が多いという話でした。


 つらつらと書いてしまいましたが、OW取得の参考になれば、幸いです。






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