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友人カップルの結婚式を口実に、グァム島旅行を決めたのは2002年春のこと。
たまには都会的な南の島も良いかな〜グァムなら安いし・・・
ずーっと先の計画に胸ふくらませるまふまふ一家でありました。
9月半ばには早々に旅行の手配を終えて安心しきった私達は、ダイビングの予約をすっかり忘れてしまったのです。
そのことに気付いたのは出発の1週間前。
おおあわてで、@子供2人を一緒にボートに乗せられてAダイビング中はスタッフが見ていてくれるショップを探しました。
しかし、二つの条件がOKのショップが数軒しかないことに加え、飛び石連休のため予約が一杯で、希望の日(9日か10日)が取れるショップはありませんでした。
(正確には1軒だけありましたが、料金があまりに高かったため丁重にお断りしました)
ようやく、「コーラルダイバーズ」でグァム到着日の7日は空いています、との返事をもらいました。
集合が午前9時。午前3時にチェックインする身にはかなりの強行軍です。
「皆さん、頑張って潜っていらっしゃいますよー」この一言に、迷いに迷った末、私達も頑張ってみることに決め、前金(レンタル器材が無料になるため)で払いました。
成田エクスプレスのチケットは取った、荷物は空港宅配で送ったし、ダイビングの前金も振込んだ。
あとは航空券とパスポートとクレジットカードさえ忘れなければ何とかなる・・・
出発まであと2日、心は一足先にグァムでバカンスのまふまふ。
まあ、ハルまで興奮気味で顔が赤くなって・・・熱い!?38度?!!(゜o゜)
午後7時、医者は1時間前に閉まった。
開いてたところで「明日の晩グァムへ行けますか?」なんて聞けるわけがない。
5日の午後まで様子を見て良くならなかったら6日に医者へ連れて行き、グァムはドタキャン。
ダイビングは前金パァだけど、いずれにしろキャンセル。そう決めて、開き直る・・・
・・・普段の行いがよかったのか、まふまふの執念か、奇跡的にも5日の夜に熱は下がり、出発はできそうです。
(すでにこの時点でショップにキャンセルの連絡は入れましたが、こちらの事情とお金が戻ってこないことを気の毒に思ったのか、当日の朝までキャンセルを保留して下さいました。親切なショップです。)
夕方、仕事帰りのダンナと新宿駅で待合わせしていざグァムへしゅっぱぁつ!
飛行機は定刻どおり離着陸し、午前3時には無事ホテルにチェックイン。
一分でも長く寝ようとベッドになだれ込み爆睡。
朝7時、ショップへキャンセルの連絡をし、再び夢の世界へ・・・zzzzzz。
ハルは熱がぶり返すこともなく、次に目覚めた時にはすっかり元気で、スコールが降る中、ホテルのプールに入りびたりでした。
8日、朝一番でドルフィンウォッチングに参加し、波と戯れるイルカを見て、ようやくグァムに来た実感が湧きました。
午後2時からの結婚式も無事終了、フラワーガールとフラワーボーイの大役も果たすことができました。
さて、熱を出したことを忘れるほど元気になったハルを見て、ダイビングをキャンセルしたことがものすごーく惜しいわ悔しいわ・・・「1本でいいから潜りたい!」
9日、新郎・新婦・親族・友人プラスまふまふ一家の総勢12人でダイビングショップ「スクーバダイブミクロネシア」に行きました。
DFSやホテルがある繁華街から坂を上った山の上にあるショップです。
スタッフが日本語を話せるので言葉の心配はありません。
8歳から体験ダイブができることがわかり、ハルいわく「ホンモノの(プールでなくという意味)ダイビング」をすることになりました!
ポイントは海中展望塔のあるビーチ。
沖合いまで桟橋がながーく延びており、その先に海中展望塔がずどーんと刺さっています。
浅いところで器材を装着してざぶざぶと歩きますが、ハルには重すぎてそれはできませんから、ショップスタッフが運び浮力が付く場所で装着させてもらいました。
ここで、ハルを含む体験ダイビンググループと、まふまふ&ダンナ(Cカード保有)・新婦父&弟(潜水士)グループの二手に分かれ、それぞれのグループにガイドが付きダイビング開始です。
(注:今回のダイビングはファンダイブではなく、体験ダイブ扱いになりました。というのは潜水士の資格は海外では通用しないからです。)
潜れないカナベエは友達2人が海中展望塔に連れて行ってくれました。
そこで、彼らは展望塔から海中を見て、ダイバー気分を味わいます。
遠浅で砂地の所々に根があり、魚が群れています。
水深は5〜10mと非常に浅く、そのためダイコンは安全停止にしょっちゅう切り替わるわ、潜水可能時間240分なんて恐ろしい数値をはじき出すわ・・・
桟橋に沿って海中を進むと展望塔たどり着きます。
すぐ脇はシーウォーカーのコースになっており、宇宙飛行士のような格好の体験者を見ました。
展望塔の窓から中を覗くと・・・見覚えのあるTシャツが!そう、カナベエが窓の向こうで手を振っているのでした。
私達は逆に海中からカナベエに手を振り返すという非常に珍しくて楽しい体験をすることができました。
体験ダイビンググループと合流し、一時間近く海中散策を楽しんだ後、エクジットしました。
10日も同じショップでやはり同じポイントに潜りました。
カナベエはウェスティンホテルにあるハーモニーキッズに預けました。
日本人スタッフもいるので子供にとっては心強い限りです。
11日早朝、夜も明けやらぬグァムを飛び立ち、真冬の日本へ帰国の途につきました。
乾季にもかかわらず、断続的なスコールに見舞われた6日間でした。
挙式中の2時間だけは晴れ上がったのは新たな人生の第一歩を踏み出す新郎・新婦への神様の贈り物だったのでしょうか。
あとがき:
「グァムは安いから」そう思って自費を承知で結婚式に参列することを決めたまふまふ一家でしたが、それは大いなる勘違いでありました。
「飛び石連休にマリオットリゾート」は4泊5日でJ社やK社で1人約15万円!しかも、子供もほぼ同額。
・・・おととしのバンドス8日間の方が安いじゃん・・・
時期を待てば安いツアーも出てきますが、「予約が一杯で取れないの〜」ではシャレにもなりません。日程を縮めるのも不本意。
今さら「ツアー代が高いから」と欠席の返事をするわけにもいかない・・・
1円でも安く上げようと必死に調べた結果、エアは2/6深夜発早朝着便をJAL吾空35で、ホテルはパッケージプランを子供添寝(無料)で、それぞれ手配するのが一番安いことがわかりました。
マリオットホテルには日本事務所があるので、言葉の心配もありません。
空港とホテル間の送迎も無料でした。
キャンセル料は、エアが購入した時点から4人分で35000円、ホテルは3日前から1泊分$189(約24000円)発生します。
が、ドタキャンでもその金額は変わらないので、大損ということはありません。
こうして5泊6日正味中4日、毎朝食とディナーが一回(大人二人分)付いて合計約27万円の「まふまふトラベルサービス」オリジナル旅行が出来上がりました。
ちなみに、出発直前にホテルに宿泊料金と送迎の再確認をしたら、例の台風の影響で宿泊料が1泊に付き$20もupしていました。
でも、予約時の料金で結構です、とのことで当然といえば当然ですが、ラッキーでした。
追加情報: まふまふさんにグァムDS(シッター事情)について、教えていただきました。
- Q:あくびからの質問
- グアムで、子ども乗船可のDSは、旅行記中にでてくる「コーラルダイバーズ」さん以外にどこがありましたか?
- A:まふまふさんからのご回答
- GENTLY BLUE
- 『ボートライドとして参加する事が出来ます。
ボートクルー並びにキャプテンがおりますので、子供の安全は見れると思います。』
- ケイズダイブ
(丁重にお断りしたショップです)
- 『お子さんのボート同伴は可能ですがまったく同じ料金がかかってしまいます・・・お一人$110・・・
あとご両親のダイビング中のボートは停泊してますのでかなり揺れます
・・・ですのでかなりボートに強くないと辛いかも・・・。』
- の2軒です。 他に...
- フィッシュアイダイビング
- 『お子様のボート乗船に関しては可能ですが、当ショップでは責任はあくまでご両親となります。
ボートキャプテン、クルーはローカルですから日本語を話せませんし、あくまで彼らの善意でお子様を見る程度しか協力が期待できません。
(ボートオブザーバー:$65.00・人)』
- いずれのショップもHPがあります。
ボートの乗船代やボートクルー代がかかるショップとかからないショップがあります。
やはりウェスティンホテルのハーモニーキッズに預けるのが定番のようで、メールの返事にはその旨が記載されていることが多かったです。
(ハーモニーキッズのシッター料金:4時間半でおやつ代込みで$83)