《みこころ》
クリスマスおめでとうございます。
言うまいと思えど一年は早いものです。わたしが小岩教会にお世話になってから、二度目のクリスマスを迎えることができました。この季節、冬休みに入った子供たちはサンタクロースからのプレゼント、お年玉と楽しいことが目白押しで胸をワクワクさせているかもしれません。そういった意味では大人になると出ていくばかりで「損だなぁ」と思います。
しかし、このクリスマスの時に「わたしたち人間は神の子羊、御子キリストの流された尊い贖いの血潮によって永遠の命を約束されている」のだと思い起すとき、それは神さまからの人生最大のプレゼントであり、今こうして生かされている事に感謝せずにはいられません。
さて、毎年25日を過ぎてしまうとクリスマスの飾り付けも外され、街中には師走の慌しさしか残っておらず、北風がいっそう冷たく感じられることと思います。たとえ暖かなクリスマスのろうそくは消されても、わたしたちの心の中には「世の光、地の塩」として生きて行くようにと、キリストからの愛のともし火が燃やされているのではないでしょうか。
来るべき2003年は教会にとって小教区の再編など、神の国へ向けての新たなチャレンジの年であると思います。主はいつもわたしたちと共にいてくださると信じております。今年一年を神さまに感謝し、新しい年もみなさまにも教会にとってもよい年であることをお祈りいたします。(S)

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