10月 前半分
10月3日(火) 11:00 くもり 1円=Rp80.20 前にも一度話しましたが、最近は毎日ARMAに子供たちの練習を見に行ってます。おかげで先生方とも顔見知りになり、とくにグヌン・サリと ラティハンの話 |
|
10月6日(金) 11:10
くもり時々雨 1円=Rp80.00 先日、Yハウスのプトゥ君につきあってもらって銀行に口座をつくりました。大枚4ジュタルピアを預金したのですが、これは次回の渡バリのときにバリスの衣装を買うための資金にしようと思っています。日本では口座を作るのは無料ですが、こちらでは有料みたいでなんだかんだでRp11000かかりました。この金額はこちらではけっして安いとは言えないと思うのですが、この程度のお金を払えない人には銀行口座など無縁なのでしょう。銀行は冷房が効いていて、「そういえばクーラーなどというものがこの世に存在していたのだなあ」なんて感慨にひたってしまいました。 ラティハンの話 |
10月9日(月) 10:50
くもり 1円=Rp80.15 昨日はとても忙しい一日でした。朝はいつものように踊りの練習があって、午後からウパチャラ
カウィン(結婚式)に参加させてもらいました。なんでもARMAのオーナーの子供のウパチャラらしく、タガス(注1)にある豪邸で行われたのですが、いかにも上流階級という雰囲気の人達がたくさん来ていました。Yハウスと親戚関係にあるティルタ・サリ(注2)の某プナブ(注3)のお誘いで参加させてもらうことが出来たのです。「タブ
ガリ(注4)」とかわたしの好きな器楽曲(踊りの無い曲)がたくさん聴けてうれしかったです。それと一つだけ踊りがあって、なんと「プスパ
ムカール(注5)」でした。これも大好きな踊りなので感動しました。なんだかんだで、3時間以上も豪邸にいました。 ラティハンの話 |
(注1)プリアタン村にあるバンジャール(字)の一つ (注2)プリアタンにて定期公演を行っているガムラン・グループ。日本でも数多く公演しており、多くの人から支持を得ている (注3)ガムラン演奏者のこと (注4)古典に分類される曲 (注5)わりと新しい踊りで、歓迎の踊り(花蒔きの踊り)のひとつ (注6)善と悪の戦いを象徴的に描いた舞踊劇。定期公演でも部分的に見ることはできるが、本来はオダランで行われる儀式性の強い舞踊 (注7)(注8)バンジャール(字)の名前 (注9)ガムラングループをこう呼ぶことがある (注10)プリ・サレン・アグン(ウブド王宮)にて定期公演を行っているガムラン・グループ (注11)伝説の聖獣。日本の獅子舞に似ている (注12)複数の踊り手が、トペン(仮面)をかぶっておどる踊り。女性が踊ることが多いが男性が踊ることも可能 |
10月12日(木) 10:30 くもり 1円=Rp81.50 9日の夜、インターネットを通じて知り合った人たち総勢6人で食事&飲み会をしました。みな個性的で濃い方々なのですが、これだけ集まってもくつろいだ雰囲気で過ごすことができたので、みなどこか似たところがあるのかもしれません。途中で一人帰ってしまいましたが、夜中の1時過ぎまで大いに語りつくしました。貴重な体験談、人生観、恋愛観、お説教(笑)などなどいろいろな話がとびだしましたが、みないちいち納得できることばかりでした。もう、何人かはバリを発ってしまいましたが、本当に良い人たちと知り合うことが出来てよかったです。遠いところに住んでいて、簡単に会うことができない人もいるのですが来年の再会を約束して別れました。 ラティハンの話 |
|
10月15日(日) 13:30 くもり(今にも降りそう) 1円=Rp82.00 今、バリは日が良いらしく毎日あちこちでオダランやらウパチャラ(注1)が行われております。パダン テガル(注2)では25年に一度のオダランが行われていて毎晩踊りがあるそうで、聞いたところではジマット氏(注3)のアルジャ(注4)や、スマラ・ラティ(注5)、またARMAの子供たちも踊ったそうです。私は知らなかったのですが、昨日プリアタンではどこかのプラ デサ(注6)でチャロナランやレゴンが行われていたそうです。知ってれば絶対に行っていたのに残念な事をしました。しかし、雨季が本格的に始まってしまったようでいつ雨が降るかわからない状態なので、オダランに行くにしてもそれが心配の種です。 ラティハンの話 |
(注1)まつりごと全般をこう呼ぶ (注2)ウブドのバンジャール(字)の一つ (注3)踊りの名手であり、バトゥアン村でガンブーのグループを率いている (注4)またはアルジョ。歌の入った舞踊劇で、ガンブーを大衆向けにアレンジしたものといわれている (注5)ウブドにて定期公演を行っている (注6)繁栄を司る寺院 |