ここではOSがWindows Vista以降(Windows 7, Windows 8.1, Windows 10などを含む)での環境であることを前提に説明をします。それより前のOSの場合は『録音するためのオーディオ設定を確認する』を御覧ください。
PC上の音声を録音するにはなにはともあれ『ステレオミキサー』に相当する項目が必要です。
Vista以降のOSでは、それがあっても無効化されていたり、なくてもその判断がしづらい、などの問題があります。
以下、順を追って説明します。
通常はコントロールパネルから探しますが、『ファイル名を指定して実行』から『control.exe mmsys.cpl,,1』を実行するのが手っ取り早いかと思います。
もし『baile de disfracas(仮面舞踏会♪)』をお使いなら、『設定』→『既存のコントローラ』→『録音コントロール』でも起動できます。
もしもこの時、上図のような画面であるならば、録音する際には以下のエラーメッセージ(WAVEデバイスはインストールされていません、云々)が出るかと思います。
この時点で『ステレオミキサー』があるなら『無効なデバイスを有効にする』に進んでください。
先のプロパティ画面で右クリックすると、以下のように『無効なデバイスの表示』という選択項目が出てきます。
これを選択すると、隠れているデバイスが現れます。
この時点で『ステレオミキサー』に相当するデバイスがないときは、一応『切断されているデバイス』も確認してみてください。
それでもないならオーディオデバイスのアップデートがないかに期待するしかありません。『録音できなさそうなデバイス』にて確認してみてください。
無効だけど『ステレオミキサー』に相当するデバイスを発見したので、今度はそれを『有効』にします。
『有効』したあと『既定のデバイス』になっていることを確認してください。
もしなっていないなら、右クリックして『既定のデバイスとして設定』してください。
最後に『OK』を押して終了です。
『ステレオミキサー』に相当するデバイスのところで右クリックし、プロパティを開きます。
『レベル』タブにてボリュームが適度に上がっていることを確認します。
もしお使いのPCなどに外部接続機器としてUSBのスピーカーなどをつなげている場合には再生側も確認が必要です。
何も接続していないなら『オーディオ録音デバイスを確認する』へ進んでください。
『再生』タブに移動します。まだ『サウンド』設定画面を起動していないなら、『ファイル名を指定して実行』から『control.exe mmsys.cpl,,0』を実行するのが手っ取り早いかと思います。
何も弄らないで録音できればそれにこしたことはありませんが、もし音がとれないなら以下のようにUSB接続での再生デバイスを一時的に無効(右クリックで切り替え可能)にし、標準の『スピーカー』を『有効』にして『既定のデバイス』にします。
[追記:2015/6/30] ユーザー様から情報と画像を提供いただきました。厚く御礼申し上げます。 |