1999.3.16〜3.31

1999.3.31(水)  引っ越し
★所属する学科の研究室再編に伴い、研究室内で引っ越し。と言っても同じ建物の2階から3階に移っただけだが。
 今回の移動では、自分の席をオフィスにあるブースのような形にしたかったので、他の人があまり希望しない壁際の隅っこを選び、壁とパーティーションを利用してブース化に成功。ちょっとした個室のような風情である。周りが気にならなくてなかなか良い。これで研究もサクサク進む…といいが。

1999.3.30(火)  今日は…何してたっけ。
★あ、明日の研究室内引っ越しの相談…って、それは夜になってからだな。昼は…何かやってたんだろうな。しかし、その割にレポートがさっぱり進んでないな。何やってるんだか。

1999.3.29(月)  光ファイバーって昔、学研の「科学」の付録でありませんでしたか?
★オプティカルケーブルを買いにヨドバシとラオックスを巡る。光ファイバーの先っぽにちょこっと部品付けただけの割には結構高い(といってもせいぜい千ン百円だが)。もっと高いのだと4〜5千円。どう違うんだ。信号の劣化が少ない、とか書いてあったが。でもデジタル信号なんだから多少劣化しても全然かわらんと思うが。
★だらだらとレポート書き。

1999.3.28(日)  またもや
★就職する後輩の追いコン。…って、このネタで何度飲み会をやれば気が済むのだろうか。もはや単なる口実と化しているような気がする。
 1次会回る寿司、2次会は居酒屋で飲み。とりあえず、適度に食べて適度に飲み、適度な出費であった。

1999.3.27(土)  寝よ寝よ
★大学でレポートの原稿をちょっといじくった後、早々に帰宅。どうも眠気が取れないので早々に寝てしまう。寝不足というわけでもないのだが。ていうか寝過ぎのような気がする。

1999.3.26(金)  せっかく一人で楽しんでたのに。
★レポート書き。研究室は相変わらず人が少ないので静かである。ま、静かだからと言って仕事もはかどる、というわけでもないのが玉にきずだが。
★夜中、出先から戻ってきた某スタッフが学生部屋にやってきて、昼間頼まれていたこととか、今年の研究計画などについてしばらく雑談。ところが、なかなかお帰りにならない。一応、こっちはレポート書きの途中なのだが。もしかして、あなた、酔ってますか?「出先」というのはお偉いさんの退官パーティーだったらしいのだが、その後の2次会で結構飲んできたようなのである。以前、学会の時にこの人と同じ宿に泊まった学生の証言では、飲みに行った後妙に多弁になったらしいのだが、どうもその時と同じ状況のようだ。こういう時ってのは話を打ち切るのに苦労する。学生相手なら、生返事だけしておいてレポートに取りかかるということもできるが、スタッフ相手ではそうもいくまい。しょうがないんで、「あ〜もうこんな時間なんだ〜」とわざとらしく時計に目をやって家に帰ってきてしまった。あいすまぬ、酔っぱらいの相手は嫌いなのだ。

1999.3.25(木)  卒業式
★本来なら自分には関係のない儀式だったのだが、今回はちょっと違った。去年もらいそこねた修了証書が教務から(今年の卒業生経由で)回ってきた。をを、こんなもんまだとってあったのか。とっくに廃棄処分になっていると思った。
 去年、自分の卒業式があった日は、午後からバイトが入っていたものの午前中はフリーで、早起きすれば修了証書を大学に取りにいくぐらいはできたのだけれど。まあ、こういう場合、やはり睡眠を取るでしょ、私としては。修了したと言っても、どうせそのまま同じ大学の博士課程に進む事になっていたし、何よりこの後博士号をもらったら修士号なんて意味ないし。睡眠時間を削るほどのメリットが感じられなかったのである。
 ま、とは言えとりあえず実家にでも持っていくか。資金援助を受けた身としては、スポンサーにその成果を示さなければならないからな。
★黙々とレポート書き。

1999.3.24(水)  騙されないためには、騙す方法を知ることだ。(本より抜粋)
★春休みだからか、研究室にいる学生の数が極端に少ない。これ幸いと、パソコンに研究室のスピーカーをつないで音楽を流しつつレポート作成。流している音楽がFFVIIIのサントラなのがちょっとアレだが。1回目をクリアした時点では「音楽はイマイチ」などと言っていた割には結局買ってしまった。店で「初回限定版」なるものを見てしまって、ついつい手が…。我ながらこういうのに弱いな。初回限定と言っても多分ケース以外は大差ないとは思うのだが。
 でも、あまり自己主張するようなタイプの音楽でもないので、何かしながら聴くにはいいのかも(まあ、元々BGMなんだから当然か)。歌詞付きの曲だとどうも気が散っていけない。そこまでして音楽を聴く必要があるのか、と言われそうだが、広い部屋に一人でいるとせっかくだから何か流したくなるのである。
★レポート作成の合間に、生協で見つけた本を読む。ダレル・ハフ著「統計でウソをつく法」。はっきり言ってタイトルだけ見て衝動買い。この本をみた友達もウケていた。内容はというと、要は、データのサンプリングの仕方とその解釈、結果の示し方によってはどうとでも好きなように言える、あるいは見る者に全く違う印象を与えることができるということ。まあ、面白いと言えば面白いのだが、日々データを扱っている身としては至極当たり前のことであった。よくあるでしょ、自分の立てた説にデータが従わないと、「これはノイズ」などと言って見ないふりをすることが。まあ、我々のように自然現象を扱う場合、相手はかなり複雑な現象であり、単純なモデルで説明がつくようなものでもないので、当然そういうエラーは出てくるものだが。それでもたまにものすごく都合のいい解釈をしている論文は確かにある。「なんでこのデータからそんなことが言えるんだ」なんて。ま、人のことは言えんか。
 2つの事象の因果関係に関する話のくだりは、ちょっと耳が痛いね。まずはじめに結論ありきで、データを恣意的に見ているなんてことが自分でもないとは言えないので、気をつけなきゃならんところだ。…そういやそんなゼミ発表がちょっと前にあったな(笑)。

1999.3.23(火)  例によって北朝鮮?
★今月末締切のレポートの作成に着手。レポートと言っても、今年度の自分の研究をまとめるだけなのでそんなに手間はかからないとは思うが。ゼミ発表の資料などを見直していて思ったのだが、ドクターの学生を1年やった割にはあまり研究が進んでないな。修論提出前1ヶ月の密度の濃さに比べると、内容の薄いことといったらない。楽をできる環境にいるとひたすら楽な方へと行ってしまう性格がもろに出ている。こういうことをやっているとD論提出の段階になって泣くことになるのはわかっているのだが…。
 夜になってちょっと調子が出てきたので、夜半過ぎまで頑張ることにする。暗くなると途端に元気になるところが、らしいといえばらしいか。
★帰宅してTVを付けてみると、防衛庁から記者会見の生中継。不審な船が領海侵犯していて、それに対して自衛隊が出動したとのこと。どうやら威嚇しただけで逃げられたらしいが。んなもの撃沈してしまえ、などと物騒なことを考えつつ中継を見る私。確か領海を侵犯された国には攻撃権があると国際法かなんかで決まっているんじゃなかったっけ。あ、いや、私の軍事関係の知識なんて「沈黙の艦隊」に書いてあること程度のものなんで詳しくは知らんが。まあ、威嚇で爆弾を投下した程度で「やりすぎじゃないの」と記者から突っ込まれるような国ではそれも難しいんだろうな。

1999.3.22(月)  飯を作るべし
★連休2日目。今日も寒い。しかも外はかなりの強風。普通なら部屋にこもっているところだが、今日はそうもいかない。なにせ、食い物がないのである。米の備蓄が切れた。パンもない。パンがなければお菓子を食えばいいのだが、残念なことにお菓子もない。仕方がないので買い物に出る。
 今月は生活費の減り方が妙に早くて財布の中がちと寂しい。とは言え麦を食わなきゃならんほど貧乏もしていないので、せいぜい旨そうなものを買って帰るとしよう。スーパーの魚売場をふらふらと歩いていたら、試食コーナーのおばちゃんにうまく言いくるめられ、いつのまにかかつおのたたきなぞ買ってしまう。今日はトロの網焼きでもやろうかと思っていたのに(当然、酒はキリンの一番搾りである)。ってCMネタとしてはちょっと古いな、これ。でも、さすがにタケノコの丸焼きはうちではできないからな。
 適当に材料を買い込み、家に帰って飯を作る。こういう生活は楽しくていいね、と思う庶民派の私。ただ、一人でわびしくやるってのはちょっとね。誰か一緒に飯食いませんか?あ、材料は持参でよろしく。料理ぐらいはします。

1999.3.21(日)  相変わらず出不精
★買い物に行こうと思ったら雪が降りだした。どうりで寒いはずだ。こういう時は部屋にこもるに限る。てなわけでうちでゴロゴロ。FFVIIIでカード集めの鬼と化す。

1999.3.20(土)  三寒四温
★寒い。でもあまり花粉が飛ばないのは助かる。でも寒い。
★「ケイゾク」の映画化の話についてWWWをいろいろ当たってみたが、本当に映画をやるのかどうかはわからず。TBSのオフィシャルページには映画の話は一言も無し。どっちなんだっ。はっきりしろっ。
 個人的には、あの最後の予告は単なる制作者のシャレのような気がするのだが。

1999.3.19(金)  
★一日中雨降りで、花粉の量も少なくなるかと思っていたらそうでもなかった。これは室内に花粉が残っていたせいかもしれん。屋外から戻ってきたときは、玄関で体に付いた花粉をはたき落としてから部屋に入るべし。 >研究室の諸君
★「ケイゾク」最終回。思いっきり意表を突かれた結末。あんな所に犯人が隠れているとは。しかも何なんだ、あの最後の「ケイゾク/映画」ってのは。ホントにやるのか。しかし、画面の端に出ていた「フィクション」の文字が気になる。あれはドラマがフィクションという意味なのか、それとも映画化の画像そのものがフィクションということか。
でかしたスクウェア。私はそれを待っておったのだよ。

1999.3.18(木)  あ゛〜うざったい
★今日は花粉の飛散量は少ないはずだったのだが…どうもくしゃみが大量に出る。調子悪い。おかげで(かどうか知らんが)仕事がさっぱり進まず。

1999.3.17(水)  食べ過ぎに注意
★ひょんなことから研究室の連中と飲みに行くことになる。暇なこともありつきあうことにする。1次会は焼き肉屋で結構食べ、直後の2次会で天下一品ラーメンへ。飲み会の最後が天一だというのは、4月で就職する人の希望で当初から決まっていたらしいが、ものすごく胃に負担のかかるローテーションである。マイルCSとジャパンカップの連闘ぐらいつらそう。やはり間にカラオケなりなんなり置くべきだったか。皆さん結構胃がもたれているような表情をしていたが、大丈夫だったのだろうか。お疲れさまである。…そこまでして食わんでも、という気もするが。
★帰り道、久々にビデオを借りる。「あぶない刑事フォーエヴァー THE MOVIE」。ファンとしては新しい作品が出ることを素直に喜ぶべきなのだろうが…どうも今ひとつである。アクションシーンなどのシリアスな部分はともかく、コメディ部分で少々ハメを外しすぎのような。特に、仲村トオルと浅野温子が出しゃばりすぎ。雰囲気ぶちこわしである。しかもラストが映画3作目と見事にかぶってるし。前作も含めて、8年のブランク明けの2作品はどうも蛇足だったような気がする。3作目でやめときゃよかったのに。…なんてことは、去年映画館で見た時点でとっくにわかっていたことなのだが、懲りずに借りてしまった。ファンの悲しい性である。
 ところで、今回チョイ役で出演していた庵野秀明はいったいなんだったのだろう。いまいち関係がよくわからん。

1999.3.16(火)  それは言わない約束だよ、お前さん
★某週刊誌で、大槻義彦教授が鈴木光司の「リング」「らせん」を叱ってらっしゃる。科学的に見てうんぬんかんぬん…って、フィクションにそんなツッコミ入れてどうする。そりゃ言うだけ野暮、ってものだろう。みっともないぞ。ただ、記事をよんでいると教授のコメントを元に記事に起こした、という感じだったので、単に編集者がそういう論調に持っていっただけという気もする。この小説は科学的に見てどうか、などと聞かれたらああいう風に答えるだろうな、普通。どうも編集者の作為的なものを感じる。


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