★データ解析。どうもうまくいかない。色々手を変え品を変えやってみるが、いまいち。

★夕暮れ時、観測データの解析に必要な較正データを取得。そのまま観測もやろうかと思ったが、全体的に薄曇りのため、断念。そろそろ今シーズンの観測も終わりかな。晴天率と、観測できる時間帯そのものがだんだん短くなることを考えると、これ以上粘ってもそれほどデータは撮れなさそう。
　あとは、（大学敷地内に比べて）空の状態が良好な観測所でデータの数個も撮れればＯＫかな。

★日曜にしては珍しく午前中で目が覚める。せっかくなので部屋の掃除でもしとこう。

★まださすがに早いかな、とは思うが、大事をとって今日から洗濯物は室内に干すことにする。飛散量が平年の２〜３倍だとすると、もう１週間ぐらいしたら飛び始めるのだろうか。やれやれ。
　しかしまあ、対策というと今年も結局こんなもんだな。病院で事前に治療を受けたら、などとたまに言われることもあるのだが、やはり面倒くさくて。別に放っておいても死ぬわけじゃないからな。あまり行く気がしない。

★大学でデータ解析。連休の中日だけあってほとんど人がいない。静かでいいけど。外部スピーカーでＣＤ鳴らしながら、のんびりと。

★世間一般では３連休に突入したらしいが、私としては関係なし。おとなしく大学いこーっと。
　…と思ったら、テレビ番組なんぞほとんど見ない私にしては珍しくマメに見ている「なんでも鑑定団」の特番（テレ東ではどうも正月にやったやつらしいが）を今頃やっているので、つい見てしまい、気がついたら日が暮れていた。無駄に１日を消費してしまった。

★宇宙研、Ｍ５ロケットの打ち上げに失敗。巷では宇宙開発事業団のＨ２ロケット打ち上げ失敗と一緒くたにされていて、両者とも別団体なのに気の毒なことだが、よくよく考えると宇宙研は前回の火星探査機の軌道投入失敗…というか延期に続き、２連敗である。どうしちゃったんでしょうかね。
　事業団はまだ金儲けがからんでくるからいいようなものの、宇宙研の方はねぇ…。前回の火星探査機といい、今回のＸ線天文衛星といい、所詮は金持ちの道楽だからなあ。不要論とか出てこないといいが。

★修論審査会を再び見に行く。今日は、私のシミュレーション結果を提供したＭ２君の発表。やはり考察部分がちょっと物足りなく、この部分についての質疑応答でもやや精彩を欠いた、という印象。観測データの処理で手間取っていたようだから仕方ないか。…と、ここやここで愚痴っていた割に今日は非常に寛容である。
　なぜかというと、改めて発表を見て思ったのだが、彼の扱っていたデータはこれからいろいろ解析していくと面白いことがたくさんありそうなのである。発表を見ていただけでもネタが２つ３つ浮かんできたぐらいだから、これからじっくりといじってみればもっとネタは出てきそうである。楽しみ楽しみ。発表中、思わず頬がゆるんでしまったわい。ふふふふふ。
　さらに言えば、彼がデータ処理法を確立してくれたおかげで、後からデータを扱う者が非常に楽になった。料理に例えると、地味で面倒な下ごしらえだけしてもらって、あとの料理は私に任せなさい、というところ。ありがたやありがたや。前に愚痴ってすまんかった。いやー君はいい人だ。あとは心おきなく就職して下さい。あとは私が引き受けた。

★…つくづく、調子いい奴。

★修論審査会。うちの研究室の学生が発表するので見に行ってくる。発表はいいとして、問題は質疑応答。２人の教授、「この辺をこういう風に見てみると面白いですねぇ」「そうですねぇ」などと、学生そっちのけで話している。普段のゼミと大差ない雰囲気。もしもし、審査しなくていいんですか。

★バイト。原稿を持って法学部へ。向こうの指示により多少手を加えて、一応完成…はしてないのだが、とりあえず一段落。あとはファックスかメールでやりとりすることになるようなので、直接会うのは最後のようだ。バイト代も本日受領。私の取り分は４万弱。ＭＯ代にはちょっと足りなかったか。

★このままではいつまでたってもらちがあかないので、見切りを付けてボスに論文提出。のっけから「短いねぇ」とか言われる。いきなりクリティカルヒット。一応、長くする努力はしたのだが。もともと、下地にしたのが別の所に提出したページ数制限４ページの論文だったのも一因かも。まっさらの状態から書き直すべきだったか。

★洗濯して、競馬見て、買い物行って、散財して、あとは適当にゴロゴロ。いつもとどこが違うかというと、珍しく外出したところ。

★昨日完成させたと思っていた論文、何気なく眺めているとなんだか気にくわないところが何ヶ所も。こんな事やってるといつまでたっても終わらないのに。

★修論口頭発表のリハーサルを見る。出来の方は…まだまだですなぁ。割と志の低い私でさえそう思うのだから、厳しいぢょしゅさんはなおさらのこと。全然なっとらんとばかりに溜息が聞こえてくる。後から聞いた話では、ある人の発表に20点と超辛口な採点を下していたらしい。厳しいな。
　程度の違いはあれ私も似たようなことを思ってはいたのだが、この評価には多少反感を覚えないでもない。権力を持つ者に対しては反発したくなるのかね。

★いつから書いていたのか、すっかり忘却の彼方だった論文をひととおり書き上げる。現時点でかけるのはこんなもんか、と言う程度には書いたが、できるならもう少し研究を進めてから書きたいところ。しかし、それを言っているといつまでたっても完成させられない、と言うのも事実。

★神社かどこかで、有名人が豆をまく。それはまあいい。しかし、その投げられた豆を、袋を広げて一所懸命取ろうとしている連中、あれがどうも理解できん。んなもん手に入れて何がうれしいんだろうか。縁起かつぎ？

★引き続きバイト。さらにドツボにはまる。う〜、わからん。ページを枠で囲って、さらにその中を三段組にする、というのがどうしてもできない。さすがにこれにばかりかかりきりというわけにもいかないので、ついにギブアップ。あとは相方のＤ１君に任せるとしよう。彼は研究室屈指のTeX職人だから何とかしてくれるだろう。

★研究の合間に法学部のバイトをちょこちょことやる。一度やった論文の手直しの方はそれほど手間もかからなかったのだが、それとは別に、論文をまとめた冊子の表紙を作るのにちょっと手間どる。左右への寄せ、文字の均等割付、枠で囲う、縦書きと横書きの混合、等々、普段あまり使わない技術が目白押し。TeXにはこんな命令もあったのかと、新しい発見があるのは面白いのだが、一部どうしてもできない書式があってドツボにはまる。

★福島の山の中にある観測所までお出かけ。観測機器のテスト…を後ろで眺めていただけ。何しに行ったんだかよくわからん。他にやったことというと、ボスが持ってきたノートパソコンのハードディスクの残り容量があと10MBしかないと言うので、余計なアプリケーションとかを消去してさしあげたり、とか。とりあえず一太郎の余計な機能の部分を削ったりして残り100MB程度は確保。とりあえずはこれでいい、とは言われたのだが、ざっと見ただけでも削る余地はまだまだありそう。プレインストールされているソフト群がそのまま残っている模様で、本人の前では黙っていたが、内心じっくり掃除したくてたまらねぇ、と言うのが本音。

★ひょんなことから年をひとつ取ったことがボスにばれてしまい（断っておくが別に自分から言ったわけではない）、「言ってくれれば（観測所に行く途中のコンビニで）ケーキ買ったのに」などと言われてしまう。ただのリップサービスかと思っていたら、帰り道でわざわざコンビニに寄ってボス自らケーキを買っていただく。こ、これは恐縮でありますっ！。
　ところで、車の中でケーキを食べているときに「何か一言」と言われたので「30歳までには定職に就きたい」と言ったら何となく場が引いてしまったような気がしたのだが、気のせいだろうか。