2000.11.16〜11.30

2000.11.30(木)
そういや書くのを忘れていたが、今週頭にD論のChapter.1をボスに提出したんだった。本日それが添削されて戻ってきた。まあそれなりにチェックが入ってはいたが、こんなものだろう。ただ問題なのが書き出し。無味乾燥、あっさり塩味過ぎた模様。研究の意義というか、位置づけというか、その辺をもう少し詳しく書け、とのこと。まあ確かにあっさり過ぎたと思わないではないが。どうせこんなマイナーな研究興味を示す奴はほとんどおらんだろうから意義も何もないだろうこっちはこっちで一人好きにやらせてもらうぜ、けっ。…と言う心構えで書くとダメですか、やはり。

「バトル・ロワイヤル」の内容に代議士が噛み付いたとか、民放のバラエティ番組の内容が不適切だとか、健全な青少年育成の名の下にお偉いさんがいろいろなさっているみたいだが。有害と思われる情報を遮断しよう、という考えはわからんでもないが、そんな、無菌室で純粋培養のような人間を育てて、それが健全と言えるのかね。この情報過多の世の中、どうせ完全な遮断は無理なんだし、それならば、菌に対する耐性を身につけさせる、要するに、ああいう情報に触れさせても(まあ、別にわざわざ積極的に推奨することもないが)、その内容はあまりよろしくないことであり、真似するなんてもっての他、エンターテインメントとして楽しむだけならよし、と言うことをしっかり教え込めばいいだけのこと。
 大体において、例えば「バトル・ロワイヤル」の様な映画に影響を受けて犯罪をおかすようなキチガイは、例えこの映画を封印したとしても、外部からのあらゆる干渉を排除しない限り(そんなことは無理に決まっているが)、どうせ何か別のことに影響を受けて同じ様なことをやらかすに違いないのだから、何やったって無駄である。


2000.11.29(水)
友人は結局入院することになった模様。独り暮らしの自宅で養生するよりは、病院の方がケアが行き届いていいとのこと。そりゃそうだね。あまり無理はしない方が吉。

部外秘某論文を読みながら、ふと気づく。もしこの内容からインスパイアされることがあったとしても、まだ出版されてないんだから引用できないじゃん。かと言って、引用元を隠して内容だけそのまま使ったらパクリである。ほとんど内部の人間しか目にすることはなく、そもそも日本語で書いてあるので海外の研究者が読むわけがない修論ならいざ知らず、雑誌の投稿論文で参照されることもあるD論でそれはまずい。まあ、法的には問題はないだろうが、道義的にまずい。使えねえ。


2000.11.28(火)
ミーティング中にボスのところに電話。友人が事故ったとのこと。驚いた。おお神よ、あなたは何故に同じ人にばかり試練をお与えになりますか。世の中ぬぼ〜っと平穏に暮らしている人間もいるというのに。
 自席に戻ったら置きっぱなしのPHSにしっかり連絡が入っていた。肝心なところで役に立ちやがらねえ我がPHS。折り返し電話。差し入れ抱えて会いに行くと、前ほどのダメージは受けていないようでなにより。って比較対象があるところが嫌である。とにかくゆっくり休んでダメージを回復させて下さい。

部外秘某論文読みつつ、あっちこっちの仕事に手をつける。


2000.11.27(月)
D論書き…のはずが、ボスから回ってきた某論文を読むことになる。ていうかこれって部外秘じゃないのか。まあ部内だからいいのか。

宮城県沖で20年以内に大地震の起こる確率8割ですか。やばいですな。いつまでこの街に居着くのかわからないが、直撃を食らう可能性がなきにしもあらずだな。できればずっとここに住んでいたいとは思っているのだが。まあ、そんなことを気にしていたら、この地震大国の日本、住めるところなんてどこにもないか。
 しかし、地震予知ってのはこんな短い時間スケールで予測可能になったのか。プレート移動起源の地震だから予測は割と単純なのか?


2000.11.26(日)
ジャパンカップはまたもテイエムオペラオー。この馬ってあまり応援する気にならないのは、強すぎるせいか脚質が地味だからかそれとも鞍上がウザいからか(笑)

最近寝不足気味なので、今日はお休み。家でゴロゴロ。


2000.11.25(土)
お、土曜なのに競馬中継が。仙台放送やるじゃん。

論文書き。提出できる形まで持っていくのって結構手間がかかる。文の見直しも、ここまでせんでもいいかなという気がしなくもないが、読み返すたびに気にくわないところが出てくるので仕方がないか。とりあえず1章分を提出できる形にして、あとは続きを書き書き。


2000.11.24(金)
さていよいよ今年の大きなイベントは全て片づいてしまったので、ようやくD論に専念する状態になった。日程的に非常にやばいような気がひしひしとする一方、頭の中にある予定通りにいけば間に合いそう、という気も。さてどっちだ。
 ボスに提出するため、文章見直し、図の準備、等々。調子に乗って明け方近くまで。


2000.11.23(木)
酒が入ったせいで早く寝たと思ったら、2時間ほどで目が覚め、そこから結局朝まで眠れず。いや〜、枕が代わるとよく眠れなくて。
 頭がすっきりしない状態で学会発表に突入。…やっぱり時間足らん。2分ほどオーバー。ついでに質疑も予想通り。ありがとう座長さん。質問してくれるのはあなただけだ。まあいいんですけどメインイベントは昨日終わったから
 最初は午後も聞いていくつもりだったが、寝不足で体調いまいちなのでとっとと帰る。


2000.11.22(水)
友人と飲み会のため学会に参加するため、朝イチで東京へ出発。午前中はポスターセッションだけなので、まあ適当に。午後は特に何も用事はないのでその辺をぶらぶら。東京は人が多くて疲れるね。
 夜は飲み会。皆様お久しぶり。元気そうで安心したわ(←パクリ)。楽しかったです。カラオケで趣味に走れるのもこのメンツならでは。さだの歌いすぎでのどが少し変になってしまった。


2000.11.21(火)
学会発表の細かい手直しで一日が暮れる。意外と手間取る。


2000.11.20(月)
学会準備はほぼ終わり…だが、この内容だと、絶対時間足らねぇという気がする。でもこれを全部話さないと面白み皆無。マシンガントークで前半ラップをいかに縮めるかが勝負の分かれ道。

あいたたた。そのコメントはイタすぎます、加藤さん。昼と夕方のニュースをまめにチェックして、不信任案採決予想時間あたりでは10分おきにasahi.comをリロードしていた私の立場はいったい。やはり自民党から出ないという条件の下ではこんなもんなのか。結局男を上げたのは水ぶっかけ松浪氏だけってことか(違います)。昼間の強気な発言は何だったんだ。
 とは言え、このゴタゴタで、森首相は早晩お役御免らしいという、党幹部の本音がぽろぽろ出てきたという点で意味はあったのかもしれない。完全に蚊帳の外な首相の姿が哀れでありました。あとは、加藤氏の先走りに引きずられたようにしか見えない山崎氏とか。本会議欠席決定後のインタビューで、いかにも「やってらんねぇ」とでも言いたげな表情が印象的。


2000.11.19(日)
マイルCS。キングヘイローは外に持ち出していい感じに見えたんだがなあ。アグネスデジタルにさらに外から抜かれて走る気無くしたとか。パッとしなかった。これで引退か?結局高松宮記念が最後の勝利か。ネイチャとそっくり(笑)。条件違うけど。

夕方から大学。学会の準備をさっさと終わらせたいところだが、ついつい友達とだべりモード。あんまし進まず。


2000.11.18(土)
昼過ぎに大学行って、必要なシミュレーションを走らせといて、そそくさと帰宅。早っ。

家で学会発表の原稿を書きつつ、TVを垂れ流し。Mr.ビーンはあまりしゃべらせない方が(というか下手に吹き替え入れない方が)いいような。キャスティングの問題かもしれんが。あの声を聞いてると、「お仕置きだべ〜っ」というセリフが浮かんできてどうもダメです。って古いな。政局はなかなか面白そう。「ブロードキャスター」でやっていたジェームス三木脚本のシナリオとやらはともかく。内閣不信任案賛成に自民党から何人出てくるのか、数十人単位の造反者を根こそぎ除名処分にする度胸が党幹部にあるのか、見物である。とりあえず教育の専門家でいらっしゃるところの森首相には一刻も早く退陣してもらって、教育改革国民会議の逝っちゃってる提言を闇に葬っていただかないと。

先月から延々とプレイしていた「季節を抱きしめて」だが、本日めでたく達成率100%に到達いたしました。ひゃほう。いや疲れた疲れた。もう半分以上意地でやってたな。ちなみに証拠写真。それにしても、総プレイ時間を見ているとそこはかとなくむなしさが漂ってくるのは気のせいか。エンディング画面で「ホントに全部見ちゃったのぉ!?」とか言われてるし。
 さすがに、グッドエンドを全て見てしまった日曜の時点で、自力でコンプリートする気力は失せていたので、攻略ページを頼りにクリア。と言ってもここまでこまめに選択肢をつぶしてきたおかげか、発生条件のかなり厳しいイベントを見たら結構あっさりと100%到達。この辺のイベントは自力ではまずわからんだろう。自力で出せなかったバッドエンドってのも、あるエンディングでクリアしたデータを使って、さらにそこである選択肢を選ばないと出てこないという、なかなかに卑怯くさい手を使ってくれるし。
 いやしかし、これだけやると、もうやるドラはいいです。おなかいっぱい。ごちそうさま。次はストレス発散できるアクションゲームなぞやりたいところ。任天堂の「罪と罰」なんて面白そう。これで暇さえあれば、なんだが。


2000.11.17(金)
学会発表の内容についてまだまだ検討しなければならないが、どうせ発表してもあまり反応ないだろうなと思うとなかなかやる気が出ず。D論書きの方が面白い。そろそろいい加減ボスに初稿を渡さなければならないので、本格的に文章チェックを行う。内容はまあいいとして、aだのtheだの冠詞が妙に気になってしまう。つけたり消したりつけたり消したり、繰り返し。
 前に中ボスに紹介してもらった本で、「日本人の英語」という、英語ネイティブの人が日本語で書いた本が岩波新書から出ている。これがなかなかためになる本で、中ボスも論文を書くときはよく読み直すそうなので、真似して読んでみたりする。確かに本に出てくる例文だと冠詞の付く・付かないはわかるのだが、実際に自分の文章でそれを判別しようとするとこれがなかなか難しい。つけたり消したりつけたり消したり、ああきりがない。


2000.11.16(木)
学会リハーサル。準備段階でまずいかなとは思っていたのだが、やってみると予想通り時間が全く足りず。おかげで、直前まで試行錯誤していた部分をバッサリ削って結果だけ話すハメに。結果だけ見せてもあまり面白みはないんだが。先月の中間発表とたいして変わりなし。おかげ(かどうか知らんが)で、質問1コもなし。ただでさえマイナーなのに、身内からすら質問が出なかったらおしまいである。



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