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−2001年12月(前半)−

2001.12.1(土)

週末は引きこもりに決定。まず、買ってちょっと遊んだっきりほったらかしだった「カウボーイビバップ」。もともとシューティングゲームはあまりやらない方なのでどうしても「原作付きゲーム」としての見方になってしまうが、どうにもイマイチな出来。全体的に、原作で見られたスピード感がどうにも欠けている。「ふよんふよん」とかいう擬音が聞こえてきそう。とりあえず、キャラクターのセリフが声つきなのが僅かに救いか。やたら難易度が高くて、EASY設定なのにクリアできずに放り出す。

次。ダビつく2。今月はどうも新生活(笑)が軌道に乗らなくてあまりゲームをやっている暇がなかったので、ダビつくも久しぶり。前のセーブの日付が先月末になっていた。とりあえず先月末の時点でGI3勝していた馬の引退まで進める。粘って7歳まで走らせたものの、更なるGI制覇には至らず。
 しかしまあ、トレセン収容上限ギリギリまで馬がいると、年月がなかなか進まない。見込みがなさそうな馬はとっとと引退させりゃよさそうなものだが、貧乏性の悲しさか、そこそこ掲示板に載る程度の成績を残しているうちはなかなか引退させるのがもったいない。そのうちに取りこぼしているGIIIくらいは勝つこともあるだろう、と思うとなかなか踏ん切りがつかない。

さらに次。先日実家に帰った時に妹から借りてきた「ドラゴンクエストVII」。こっちが一方的に貸すばかりではつまらんのでたまにはお前も何か買え、ってことで買わせたやつである(せこい)。最近、すっかりFF派に転向した感のある私ではあるが、久々にあのオープニングのファンファーレを耳にすると萌える燃えるものがありますな。
 とりあえず短評。

2001.12.2(日)

ほぼ一日ドラクエ。…の割に、話があまり進んでいないように思えるのは気のせいか。FFに慣れてしまったせいか、レベル10近くでも戦闘時に与えるダメージが10ポイント台なのにややチマチマ感を感じてしまう。まあ、逆に言うとFFがインフレ気味なんだろうが。それと、資金繰りが思いの外厳しいので苦労しとります。ようやくブーメランに手が届いたところ。鉄のやりが高くて買えん。この資金状況で、生き返らせるのに70ゴールドは痛い。

2001.12.3(月)

返事がない。ただのしかばねのようだ。…うわ、懐かしいフレーズ。あ、そうそう、鉄のやりをようやく買うことができた。王様ってば太っ腹。

2001.12.4(火)

ハワイ観測についてボス2、中ボスと打ち合わせ。とりあえず、準備日程が非常に厳しいということだけはわかる。来週一杯で物品リストアップ、機器動作確認&試験観測、荷物梱包をこなすべし。ていうか何でもっと早く着手せんのだ。
 ついでに、98年オーストラリア観測に続き(というか去年もそうだったらしいのだが)、28cm望遠鏡機内持ち込み敢行決定。このご時世にあのデカブツを持ち込むのは結構チャレンジブルな気が。取り上げられること必至。ボス2は「(下っ端の受付では話にならんから)責任者を呼べ」でごり押しするつもりらしいが(笑)。航空会社にしてみれば迷惑な話である。

2001.12.5(水)

論文書きが相変わらずダメダメなので、観測機材別送品のリストアップ作業に逃避。過去に作ったリストがあるとはいうものの、アダプターやらケーブルやらの一つ一つまでIDナンバーをつけてやらなければならないので結構面倒くさい。リスト漏れがあると、その分当日の手荷物が増えることになるので慎重にやらなければ。

NASAが冥王星探査に着手。金のあるところはいいねえ、と思ってみたり。
 冥王星と言えば、前に参加した国際学会で冥王星大気(というか電離層)について発表している人がいたな。ボイジャーだったか、ハッブルだかで撮られた、たかだか十数ピクセルの画像を元にして。こういうのはやったもん勝ちだよな、と思った覚えが。いや、まあ、ああいうのは大御所にしかできない発表だろうけど。

2001.12.6(木)

再来週の研究室ゼミ発表のネタはどうすっかなあ、とか思いつつ論文読みなど。あまりゼミ向きのネタがない。

2001.12.7(金)

観測のため観測所までお出かけ。どうやら官用車(注)の運転許可が下りたらしく、初の運転。高速→一般道のかなり山道を何とか無難にこなす。MT車を2時間ちょっと運転してエンスト無しだから、だいぶ上達したと言えよう(そういう問題か)。今後の課題は、もう少し平均的にスピードを上げることだろうか。何せ、ほぼ同時に大学を出た別の車が、途中でコンビニに寄ったり多少回り道をしたにもかかわらず、我々の15分も前に到着していたらしいから。まあ、高速を80km/hちょいでずっと走っていればこのくらい差はつくか(←高速でこの速度は結構邪魔くさいかも)。
 観測の方は、まあ晴れたり曇ったり。明け方まで一応観測。普通ならこの後は、疲れ果てて家路についてばたんきゅー、なのであるが、今回はこれで終わらなかった。この後、我々の眼前にとんでもない光景が!!(ガチンコ風に) 以下明日の日記。

(注)今まで「観用車」という記述をしていたが、どうやら「官用車」が正しいらしい。確かに、「かんようしゃ」を変換しても「観用車」は絶対に一括変換されないのだが。おかしいなあ、どっかでこの記述を見かけて、これが正しいとずっと思っていたんだけど。ていうか、Googleで「観用車」を検索して1件もヒットしないというのは、これはもう間違いと断じてもよろしいのではないかと。「官用車」ならば死ぬほど引っかかるが。

2001.12.8(土)

さて帰り道。うちの観測所ってのは小高い丘の頂上付近に建てられており、丘のふもとからは細い一本道があるだけ。頂上の駐車スペースもあまり広くなく、一旦車で突っ込んでしまうと帰るときの方向転換が少々難しい。現時点で車庫入れ等のバック運転が致命的になっちょらん私には少々手に余るのである。というわけで同行していた某スタッフの方が帰り道の運転をすることになった。
 まあ、徹夜明けであるからして、運転手以外は寝ますわな、普通。というわけで運転手以外の同乗者3人(私含む)は出発した後かなり早い段階で睡眠状態に入っていたと。夜通しの観測の帰り道には良くある風景。ところが。これで終わってりゃよかったのだが、何と運転手まで寝てしまったわけで。運転中に。
 「ガツン」という衝撃で目を覚ました我々の目の前には道路標識が。標識なぎ倒してようやく停車。確かに「とんでもない光景」だ。一般道の、それもカーブの多い割と細い道だったせいかあまりスピードが出ていなかったのと、左カーブで対向車線を横切ったにもかかわらず対向車がたまたま途切れていたこと、はじめに一段高くなっている歩道に乗り上げたせいで運動エネルギーがだいぶ相殺されたのが幸いし、乗員に怪我はほぼ全くなし。後部座席の人が、シートベルトを締めていなかった(ていうか余りにも古い車なので元々ついてない)せいで少し体をぶつけたみたいだが。
 警察を呼んだものの、けが人がだれ一人いないことから、「動けるんなら帰っていいよ」とあっさり放免。とりあえず、パンクしてしまった右前輪をスペアと取り替え。…あの、タイヤ径が違うんですけど。このまま運転していいのかとも一瞬思ったが、まあ非常時だけに致し方あるまい。幸いにしてエンジンそのものにはダメージは全くなかったので、一応動くことは動く。…んが、しかし。車は直進。ハンドルを見る。…左に90度回ってる。おいおい。タイヤ径の違いからすると、ハンドルを右に切る方に補正をかけなきゃいけないはずだが、それを上回る度合いで車軸が狂っていた模様。よくよく考えると凄い状態である。とりあえず、再び居眠りできるような状態ではないことは確か。まあ何とか無事に到着したけど。

今回わかったこと。観測所、遠すぎ。夜間の観測込みで日帰りできる距離ではない。「天体観測によい環境」と「交通の利便性」は根本的に相容れないとは言え。

ちなみに、私の初運転→帰り道に事故、という事実から、「私が事故った」と連想する人甚だ多し。一言言わせてもらえば、まだ居眠り運転するほど慣れてないっす。運転するだけで肩が凝って仕方がないというのに。

2001.12.9(日)

予定では(天候次第だが)4年生の観測の手伝いにかり出されるはずであったが、官用車が使用不能に陥ってしまったため、残念ながら観測には行けない。わーい。というわけで家でゴロゴロ。ドラクエVIIで数日前から石版が見つからなくてシナリオが進まず困っていたのだが、ついに自力発見を断念、ネットで情報を漁る。…あっさり発見。城壁の階段の脇。マップを回せばすぐに発見できたのだろうが、それを怠っていたのが仇となる。もうちょっとマップ回転を素早くできればいいのだが、あの遅さではついついおろそかになってしまう。回転のスピードが、せめてスタートボタンを押したときにデフォルト方向へ戻る時と同じくらいだともっと積極的に回す気になるのだが。もしくは、回転角を8方向に離散化するとか。どのみちキャラの動きが8方向に限定されているのだから、回転を連続的にさせる意味はあまりないような気がするんだけど。
 ところで、鳥山キャラがそのまま3Dモデルになると非常に気色悪い、っつーのは禁句ですか。

2001.12.10(月)

ハワイ観測の荷造りとか、週末に撮ってきたデータの解析とか。

最近あまり自分の研究が進んでいないのは確かではあるが。某D1氏に「ゼミ発表大丈夫なんですか?」とか言われてしまう。彼にそんなことを言われるとは、私も堕ちたものよのう。
 …ていうか貴様が言うか。人の心配する前に自分の発表のレベルを何とかしなさい。今週の彼のゼミ発表、撃墜モード発動決定(笑)。

2001.12.12(水)

夕方より研究棟屋上にてハワイ観測使用機器の試験。組み上げに一苦労した挙げ句、うまく動かなくてまた一苦労。結局、天候悪化のため正常動作確認には至らず。ていうか天気がよけりゃ多分うまく動いてたはずだが。
 続いて、夜半ころから4年生の手伝いのため某山の中観測所までお出かけ。こちらは到着時点であきらかに天気があまりよろしくなく、ほとんど待機していただけでおしまい。なんつーか、ダブルヘッダーの試合に臨んだものの両試合ともノーゲーム、みたいな感じで、ひたすら徒労感が漂うのであった。

2001.12.11(火)

ハワイ観測の荷造り…ていうかアイテムの発掘作業。毎年持っていくアイテムが微妙に変わってるのと、アイテム置き場の整理整頓がなっていないので探すのに一苦労。ついでにアイテム数もやたら多い(〜100個)のでくたびれる。

2001.12.13(木)

荷造り、論文読み、など。

2001.12.14(金)

4年生の観測手伝い&ハワイ観測で使う機器の撤収作業のため観測所まで出かける…が、道中猛吹雪。ほとんど視界が効かない中で高速に乗るのは結構怖い。あ、いや、今回は助手席に乗っていただけだが。
 現地に到着はしたものの、こちらもかなりの吹雪で観測なんぞできる状態ではなく、撤収作業をしてそそくさと帰宅。

2001.12.15(土)

ハワイ観測荷造り。昨日の撤収によりようやく発送する全アイテムが揃い、あとは箱に詰め込むだけ…とはいうものの、やたらと数が多いのに加え、海外一時輸出の手続きに必要だとかいう理由で全アイテムの写真を撮れ、との運送会社からのありがたいお達し。ていうか一部既に梱包しているものもあるんだけどね。そういうことはもう少し早く言っておくれでないかい。
 午前中から始めて夕方あたりまでに一応ひととおり詰め終わったが、そこからがまた長いこと。梱包した箱ごとに、入れたアイテムをリストアップ、撮った写真の出力など。そうこうするうちに別件で出かけていた中ボスが戻ってきて、「詰め方が甘〜い!」と思ったかどうか知らんが、あっちゃこっちゃから梱包材をかき集めて梱包の最終調整。まったくもって、妥協を許さない中ボスの本領発揮、というところである。それに比べると、昼間梱包をやっていたボス2の甘いこと(笑)。結局夜半過ぎまでかかる。

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