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−2003年1月(後半)−

2003.1.16(木)

引き続き移植作業。1月末までに最低限ひととおり動作させること、などといわれていたのでどんなに時間がかかるか、と思いきや、なんか早くも出来てしまいましたとさ。まあ、内心この程度でできるだろう、とは思っていたものの、長めに時間をもらっておいて、それより短い時間で完了して望外の喜びというやつを味わってもらおう、と。

2003.1.17(金)

停電でデータ処理用サーバーが軒並み落ちやがってるので、仕事にならず。今日のところは研究室で論文直しなど。…しかしこちらもさっぱり進まない。

2003.1.18(土)

実は、先日メガネを新調しまして。今までかけていたメガネが、
こんなの
で、これが何と高校3年の時に作ったというかなり古い代物で、いい加減というかとっくに買い換え時期だよな、ということで、初売りの3割り増し商品券を利用して買ったメガネが本日出来上がった。ちなみに、店に入ったら見覚えのあるご婦人がいて、誰だったかなと思ったらボスの奥様だったという。で、後ろを振り返るとボスがメガネを選んでいたり。予期せぬところであうとなかなかうろたえるものである。
 ま、それはともかく、新しいメガネは
こんなの
である。
 というわけで、次回以降、飲み会等で待ち合わせの際には人相の変化にご注意下さい。

最近、放送終了後にキャプチャーサイトを見るのが楽しみで仕方ない(笑)シードであるが。まあなんというか、CM等の作りから見て、スポンサーサイドは子供向けを考えているんだろうが、作品の作り方、というか有り体に言うと狙い過ぎなお色気シーン満載なところを見ると、こりゃあからさまに大きいお友達向けっぽい気が。
 あまり細かい設定等にはこだわらない私ではあるが、例のお手軽無敵モード発動には少々ツッコミを入れたくなったよ。まあ、あとは体を張ったフレイ様の獅子奮迅の活躍に期待、ということで。ていうかほんとに体張ってるなあ。いやたとえ話でなく。

2003.1.19(日)

予備校のテスト作り。そういや昨日今日とセンター試験だったな。予備校でバイトしている身としては、せめて担当教科の問題くらいは解いておくべきか。

中ボスからのメールによると、ボス2が隣の研究室の上司に、ハワイ観測に私を行かせていいかどうか打診しているらしい。え〜と、まさかこのポストについてまで観測に行くとは思ってなかったのだが。よっぽど人手が足りないんだろうな。
 まあ、ポストはないけど今までのよしみで働いてね、という人と、ポストをやるからうちの仕事しろ、という人と、どっちの言うことを聞くか、と言われると、それは言うまでもなく後者なので、とりあえず上司の出方次第である。

2003.1.20(月)

ハワイ行きの打診は速攻で却下だそうな。朝っぱらから上司に呼び出されて、「この観測ってのは…君がいないと成り立たないようなもんなのか?」「いえそんなことは」「だろうと思って断っといた」というような会話が交わされて打ち切り。
 実際のところ、既に中ボスとポスドク1人(過去の観測経験あり)が人員として決まっているので、この上さらに私が出張る必要はそれほどないのであるが。私が観測に行こうが行くまいが取得できるデータの質に変わりがないとなれば、酸素の薄いところで眠気と寒さを我慢しながらの観測は遠慮したいところ。やはり楽したいでしょ(笑)。まあ、私の意志がどうこう言う前に雇い主の許可が下りなかったわけであるが。
 で、話によると犠牲の羊となるのは前々回に続いてうちの技官さん、だそうな。ご愁傷様。

データ処理プログラムいじくり。どうも、本番で使うデータのフォーマットが、以前話を聞いていたものと違うものだったらしく。そういうのは打ち合わせの時点で言ってくれんか。

一応、受験産業に片足を突っ込んでいる身としては、自分の担当教科分くらいはセンター試験問題を解いてみるべきか、ということで物理の問題を解いてみた。実際の制限時間がわからなかったので、適当に1時間くらいとって解いてみたが。
 結果。…88点(笑)。受験の時より下がってるよ、おい。配点4点の問題を3問も落としてしもた。以下、間違えた各問について敗戦の弁。

 …つーわけで結論。この程度のレベルなら満点取れ。以上(自分のことは棚に上げて偉そーに)。

2003.1.21(火)

データ処理プログラム作り。

ちょっと書いてはしばらくほったらかし、の繰り返しだった投稿論文、ようやく第二稿完成、ボスに提出。

2003.1.22(水)

データ処理プログラム完成。あとは処理するデータの完成待ち。とりあえずしばらくやることがなくなったので、プログラムの見栄えにこだわってみる。

2003.1.23(木)

…データが来ない。やることないぞ。

学位論文提出前日。一応手伝うそぶりくらいは見せておこうかと思ったのだが、それ以前の問題として論文の方が手伝える段階まで到達していない、という状態でやることなし。今書いている奴を先生に見てもらって修正したら見てもらえますか、などと夜11時過ぎに言われても。完成させてからいらっしゃい。というわけで今日のところは体力温存。

久々に結構な積雪。あちらこちらに頓挫したバイクが放置状態。死屍累々。

2003.1.24(金)

学位論文提出当日。そろそろ仕事が出来てるか…と思って、やや早起きして8時前くらいに大学へ。校正の入った原稿の直しだの、図をスキャナで取り込んだりだの、色々。
 で、今年の学生の出来はというと。締め切り2時間前の時点で、提出者5人が誰も完成稿をプリントアウトしていないという状況。今どきの論文は図もカラフルであるため、綺麗に出すためには実質的に1台のカラープリンタを使うしかないわけで、この時点で物理的にプリントアウトの時間がほぼ足りない、という状態。もはや既に敗色濃厚。結局締め切りに間に合った者皆無。他の研究室も似たような状況だったようで、後で聞いたところによると、1時間遅れで提出しに行ったうちの学生が提出先で提出者名簿を覗いたところ、提出済みのチェックが結構穴だらけだったそうで。ダメダメである。

2003.1.25(土)

ハワイ観測で使う観測機器の梱包を手伝うため、山の中の観測所までお出かけ。…が、昨日までの積雪が予想以上で、幹線道路から林道に入る時点でとてもじゃないが車で入れる状況ではなく、あえなくそのままとんぼ返り。時間が無駄に…。

毎週のお楽しみ、シード。6時20分あたりで1本だけCMが入ったのは何なんだ。何なんだ、というか明らかに局側のミスだろうが。全国的にこれだったわけか? おかげさまで大事なところ(笑)が台無し。

2003.1.26(日)

ダービー獲った! …と書きたかったなあ(笑)。

2003.1.27(月)

久々に予備校の仕事。80分で問題解かせて、次の80分で解説。解かせる時間と同じ時間で問題を解説するというのはやはり時間的に無理があるような。15分ほどオーバー。

他の人担当のデータが出来上がらないのをいいことに、仕事の方はあまり進まず。ていうかそっちの仕事より、学会の予稿を書かないと。しかしネタが全然揃ってないので、表現も非常に抽象的。

2003.1.28(火)

データ処理の自動化のスクリプト組み。この仕事でシェルスクリプトやPerlなんかを覚えたおかげで、プログラミングの手法に関してだいぶ幅が広がった気がする。例えば、今やっているような多量のデータの一括処理などをC言語だけでやろうとすると、ファイルリストを別につくっておいてそれを読んでファイルを開く、などということをやらないといけないが、スクリプトを使えば、引数を使ってファイル名を渡すだけだし。便利便利。あとはポインタと構造体あたりを完全にマスターしたいところ。何か微妙に理解してないような気がするんだけど。

2003.1.29(水)

データ処理の仕事で、当面の自分の担当分が終わってしまったので、だらだらと過ごす。よその研究室から(しかも分野外の研究室)雇われた身としては、複数で進めるプロジェクトで仕事の遅れから足を引っ張ることは何としても避けたいと思っていたので、この状態は非常によろしいと言える。夜遅くまでプログラムを組んでいた甲斐があったというもの。

予備校のテスト採点。2次試験も間近なので、多少は骨のある問題を出してもよかろう、と思って東北大だの阪大だの、ちょっと一ひねりしてある問題を出してみたのだが、まあ難易度の割にはよくやっているか、という感じ。駄目な答案はひたすら駄目だが。この時期に至って、糸で連結された物体の運動方程式を立てるのに、張力の概念を使えてないってのは、さすがに今まで何を勉強してたんだと小一時間問い詰めたい。

国際学会、予稿を登録してしまった。しかも口頭発表だよ。相変わらず英会話力は進歩がない。一念発起して駅前留学でも真剣に考えた方がいいか。

ここのところ雪の日がたびたび。また歩いて帰らなければ。

2003.1.30(木)

修論発表会のリハーサルでだいぶ時間を取られる。修論で書いたことをあれもこれもと全部入れた挙げ句に、10分近く制限時間をオーバーしてしまい、「書いた内容をみんな入れたいのはわかるけど…」と指導教官に言われてしまうという、非常に見覚えのある展開である。当時のことを思うとなかなか耳が痛い。

82年目にして日本ダービー初制覇キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!! やっっっと勝ったよ。20代のうちに勝ててよかった。とりあえず記念写真。

 府中の2400はやっぱりトニービン。こんな単語、一般人は知るまい、というような名前なのは気にするな。ついでに言うと5戦5勝、皐月賞も勝ち、無敗の2冠馬誕生。
 …とは言え、手放しで喜んでるわけでもなく。実のところ1回リセットしてるし(笑)。この馬と、4戦3勝2着1回の弥生賞馬(皐月賞は調子が戻らなくて回避)と2頭出し、両馬ともステイ◎スピード○スタミナ◎。以前、見事に期待を裏切ってくれたこやつのようにスタミナ不足を心配することもなく、今度こそ、という思いでいたのだが。最後の直線、残り半ハロンというところでダンスインザダークの一世一代の鬼脚で差し切られて2ちゃ3ちゃに終わったときにはもうどうしようかと。どうしようかと、っていうか迷わずリセットしたが。次にやった時にもダンスインザダークが伸びては来たものの、無事しのぎきってワンツー。とりあえず1回は勝利を確保しておいて、次の機会にはケチのつかない勝利を目指したいところ(ってまだやるんかい)。

2003.1.31(金)

修論発表会リハーサルその2。1日の途中でこういうのが入ると仕事がさっぱり進みませぬ。

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