Diary -過去ログ- 2004年6月(後半)
通勤電車で初めて座れた。これは日記に書くべきネタだ。
 普段通勤に使っている路線では、我が家の最寄り駅というのは都心に流れ込む川(路線)のかなり下流域に位置しているわけであり、普通に考えると通勤の時間帯に座るなんてことはまず無理と考えるのが妥当なのだが、私が乗る駅は実は降りる客も結構多くて(某自動車メーカーの社員か?)、たまにエアポケットみたいにごそっとスペースが空くときがあるのである。今日も、乗り込んだらたまたま目の前の席が空いていたという。優先席だったけどな(笑)。まあ、あの時間帯だと、本当に譲るべき人々はほとんど乗っていなくて、自分と同類の人間と考えてよいので、別に譲ってやる必要はこれっぽっちもない。というわけでこれからも滅多にないであろう通勤時間を過ごしたのであった。
ところで、引っ越してくる直前、首都圏で電車通勤することになった、という話をすると、まず例外なく「ま、ちょっとは覚悟しておけ」的なコメントをもらっていたのであるが。実際体験してみると、私のところの路線はあまり大したことがなかったような。むろん、これは急行を避けて準急を狙って乗っている*、ということもあるのだが。おかげさまで通勤だけで疲れ果て、なんてこともなく割と楽。
 ちなみに、終点近くで平行に走るお向かいさん(JR)の方を見てみると、明らかに向こうの方が混雑はひどいように思える。あっちは混雑するので有名なようだが、噂に違わぬ詰め込みっぷり。
*: 準急の場合、我が家の最寄り駅あたりを境に、上流域では各駅停車、下流域では急行と同じ停車駅となる(つまり、私の場合はどっちに乗っても所要時間は同じ)。こういう状況だと、源流に近いエリアの人間が準急に乗ることはまずないので、その分準急は混雑率が低くなる…のではないかと推定される。
先日購入したDVDプレーヤーで匠の道を目指すべく、ネット上を徘徊して情報を集めていたのだが、のっけから「アニヲタは黙ってRD」とか書いてあって苦笑。PC接続可なのが購入決定の最大要因だったわけであるが、本人の嗜好を考えると図らずも適切な選択だったのかもしれず。ちなみに、購入後一週間たった段階で、HDDには見事なまでにアニメしか入っていない。実にわかりやすい使い方である。ついでに言うと全部CATVの番組だ。なんつーか、あの世界はやばい。保存欲がビシバシと刺激される(笑)番組が多すぎる。
 今のところ、いかようにしてDVD-Rに保存するかをまだ決めていないので、とりあえずはマニュアルで設定可能な最高ビットレートで録画してあるが、これだとDVD-R1枚で1時間しか記録できないのでさすがにレート高すぎ。どこら辺のビットレートまで画質を許容できるかが問題である。試しに色々なレートで録画してみた感じでは、DVD-R1枚3時間程度のレートまで下げると少々ブロックノイズが気になるかも。きれいに保存したかったら1枚あたり2時間くらいに納めたいところ。1クール13話を5-4-4話で、ってのが妥当なところか。プライオリティが下がると7-6話の配分というのもありか。…ってなんかもう30分番組を保存することしか頭にないのがなんとも。
 まあ、DVD-Rの価格が1枚300円を切る程度まで値下がりした今、そんなにケチらずともいいとは思うのだが。貧乏性の悲しいサガですな。
「新選組!」を見ながら、土方えげつねえと心底唸らされた日曜の夜。新見のハメられっぷりがどこまで史実に沿っているのかは知らないが、ここまでで屈指の名場面である。新選組関連の本は今まで読んだことないので、今後どうなっていくのかは全く情報を持っていなかったのだが、ここまでの描写で新見は芹沢を裏切って近藤一派につくだろう、と思わせておいてこのどんでん返し。う〜む、見事。いやこういうの大好きなもんで(悪趣味)。ちなみに次点は勘定方の中の人入隊のシーンか。質問の答えに対して間髪入れず「採用です!」と言い放つ山南敬助に大笑い。ああいうノリ大好きです。
 若者に媚びすぎとか、史実と違いすぎとか、世間一般ではあまり人気がないらしい「新選組!」であるが、キャスティングが無駄に豪華な三谷脚本ドラマとしか認識してない私としては毎週楽しみにしておるわけですよ。その無駄っぷりの象徴が中村獅童ではないかと。役者の格と劇中の意味無しっぷりの落差がものすごいことに。これだけは本気で意図がつかめない。あのキャスティングに何か深謀遠慮でもあるのでしょうか。
 あとは、どこかで赤い洗面器ネタをかましてくれないか、と密かに期待(無理だ)。
3週間近くやっていたシステム開発の実習がようやく終了。それなりに長いことやってた割に、いわゆるコーディング作業に費やした時間はトータルで2日あったかどうかというところ。残り時間はほとんど、設計書だの報告書だのの作成に費やされたような気がする。SEの仕事とは書類書きと見つけたり。大した規模のシステムでもないのに、提出書類が100ページ超。D論並みに厚い。まあ全部一人で書いたわけではないが。
システム開発実習の内容についてプレゼン。大学でのゼミ発表を彷彿とさせる作業。ていうかほとんどそのまんまだ。まあここら辺はむしり取った衣笠昔取った杵柄でサクッと終了。つーわけで、これで研修の大きな山場を越えた模様。あとは大したものは残ってないので、マターリと行ってみよう。
で、いい具合に気が抜けたところを、絶妙のタイミングで
ナムコ「ゼノサーガ EPISODE II」発売ですよ。当然のごとく、予約特典の前作ダイジェストDVDも(σ゜Д゜)σゲッツ。
 とりあえず3時間ほどぶっ続けでやってみたが(やりすぎ)、…おそらく時間にして半分近くムービーではなかったかと。相変わらずコントローラーのいらないゲームである。とりあえず、前作をやってないと何がなにやらさっぱりわからん内容であろうから、買う人は注意のこと。ちなみに、予約特典の内容は前作のムービー部分だけごっそりぶっこ抜きのようである。収録時間が300分もあるらしいので全部は見てないが、これを見れば前作の内容はほぼわかるだろう(まあそれだけムービーが多いゲームだということで)。これだけの時間の内容を1枚のDVDに納めているせいか、ビットレートはかなり低めのようだが。このくらいの収録時間でエンコードするとこの程度の画質まで落ちる、という参考にはなる。
仕事の方は、システム開発実習も終わってしまって、再びe-Learning等の課題を消化する日々。本来ならシステム開発実習で研修は〆、のはずなのだが、1ヶ月遅れで入社したためにカリキュラムがだいぶ前後しているのである。
 で、恐らく研修カリキュラムの中では一番骨があるであろうシステム開発を乗り越えてしまったため、残りの日程がぬるくて仕方がない。あまりに退屈なもんだから、e-Learningで講師がしゃべっているのを聞き流しつつ「今日の晩飯なにすっかな〜」などとどうでもいいことに思考がいってしまう。
というわけで仕事中に考えたレシピが予想以上にうまくいったのでメモっておく。

鮭と大根おろしの冷製パスタ
  • 鮭は焼いて、身をほぐして白ごまを混ぜる。
  • 大根おろしは大量に(どんぶり一杯…は少々多すぎか)。
  • ぶなしめじを塩ゆでにしてさます。
  • ニンニク薄切りと鷹の爪をオリーブオイルでじっくり弱火でいため、ニンニクがきつね色になったら火を止め、しょうゆと大根おろし汁を投入(これがたれ…じゃなくて、ソースになる)。
  • パスタはゆでたあとに氷水に入れて冷やす。冷えたら水を切ってオリーブオイルをからめる。
  • パスタの上にしめじ、鮭、かいわれ大根、大根おろしを適当に盛りつけて、ソースをかけてできあがり。
  • 適宜大根おろしとしょうゆを追加してざくざくと食べる。

こんな感じ。

 …とりあえず、パッと見パスタ料理に見えないあたりが玉にきず。ていうか、鮭、大根おろし、しょうゆときたら普通はうどんにするんじゃ、という身も蓋もない感想が浮かぶような気も。でも意外とパスタでも合います。昔、大根おろしをパスタにかけて食べると美味い、という記述をどこかで読んだ覚えがあって、そのアイディアを基にまあこんなもんかとアレンジしたのでこれはもはやオリジナル料理(笑)。今回は生鮭を使ってみたのだが、どうも脂がのりすぎて少々しつこかったかも。しょうゆを控えめにして塩鮭を使った方がいいと思う。もしくは鮭フレークを買ってきて手を抜く、というのもあり。