Diary -過去ログ- 2004年11月(前半)
実はちょっと前(日記休み中)に自転車を買ったのだが。ちなみにこれ。白い方。購入後にカスタマイズして車体の軽量化も図っていたりする。ていうかネジ回して荷台を外しただけだが。でまあ、週末の天気のいい日なんかには、ポータブルCDプレーヤーで音楽なぞ聞きながら(←良い子は危険なので真似しないように)特に行く当てもなく近所をウロウロしているわけである。これまではせいぜい成増か朝霞あたりまでしか行ってなかった(近っ)ので、今日は思い切って志木あたりまで足を伸ばしてみた。
 で、結果。…地図も無しに、知らない街にいきなり行くのはやはりやめといた方が。見事に迷った。鉄道と幹線道路の大まかな位置関係しか頭に入っていなかったので、ちょっと細い道に入った途端にわけわからん状態に。いや、なぜ細い道に入る、という突っ込みは無しの方向で。日が沈んで方角がはっきりしないのもまずかった。思わず本屋に飛び込んで地図を立ち読みしてしまったよ(笑)。で、どおりで電柱に書かれた町名に聞き覚えがないと思ったら、思いっきり方角が逆だったし。うわこのまま行くとさいたま市に行っちゃうよ、みたいな。わたしゃ川越街道に出たいのだ。川が見えてきたあたりで変だな〜とは思ったのだけど。しかしあれだ、あそこまで行ったのならついでにタマちゃんの終焉の地生息(してた)地でも見に行くんだったか。いや行ったってなんにもないだろうけど。
 結局、なんだかんだで2時間近く走り回ってしまった。うちの近辺は、関東平野だから平ら、などと単純に考えていたのだがさにあらず、結構アップダウンがきついところがあって、なまりきった私の脚にはたいそうきつうございました。とりあえず次回からは地図を持参しよう。
余談だが。だいぶ前の話になるが、タマちゃん姿見せず、の報道を見た瞬間に、パトレイバーの廃棄物13号のアレ*を思い出した私は人でなしですか?
さらに余談。ちょうどこの報道の時に実家にいて、そのニュースを一緒に観ていた母曰く「川の底で朽ち果ててるんでないの?」。…ああ、確かにオレはこの人の息子だ、と再認識した一瞬(笑)。
*: サンデーコミックス版がお手元にある方は、10巻92ページをご覧下さい。廃棄物13号の最期、なシーン。…まあなんつーかひどい連想にもほどがあるって感じ。
天気がいいので今日もサイクリングである。先週迷ったのにもめげず。今日は先週とは逆方向、東京方面、東武練馬まで。まあ、先週は特に行く当てもなくブラブラとしていたからあのような事態になったのであり、今日は明確な目的があるのであんなことにはなるまい。一応大事を取って、なるべく迷わないようにひたすら川越街道を南進。自転車だとだいたい40分くらいか。和光−成増間で結構きつい上り下りがある以外は、おおむね平坦で乗りやすい。あの上り下り…というか、もはやと言っても過言ではない場所が県境みたいですな。確かにあそこを境に街並みが結構変わるような気がする。ここまで田舎、ここから都会、みたいな(笑)。もうちょっと端的に言うと、うちから東京方面に行くと、あそこを境にコンビニに駐車場がつかなくなるという特徴が見られる。たぶん。
で、その「目的」ってのが、これ。

映画「笑の大学」を観てきた。以前、NHK-BSで放送された舞台を観たことがあったので、話の大筋は知っているのであるが。キャストが代わってるし、シナリオも映画用に書き換えられているし、なにより三谷幸喜ファンとしては要チェック、である。
 舞台版はテンポの速い掛け合いが面白かったが、映画の方はもうちょっとマターリとした印象。代わりに、間合いの取り方が絶妙で、舞台版とはまたひと味違った面白さである。というかね、役所広司は神。いや、むしろこの役に役所広司をキャスティングした三谷幸喜は神、か。「お笑いに全く興味のない検閲官」という堅物さを醸し出しつつ、だんだんとお笑いに理解を示していくあたりの役作りが秀逸。ラストも完璧。星3つ。
 それと、少し前にフジテレビで放送した「みんなのいえ」もそうだったが、三谷脚本の映画って、チョイ役でいろいろ役者さんが出てくるので、今回も注意して観ていたのだが、見落とした役者もちらほら。木梨憲武なんてどこで出てきたんだ。さっぱり気づかなかった。
帰宅後、舞台版の方も観たくなって、ビデオテープの山をひっくり返してさんざん探したのだが見つからず…orz。もしかして消しちゃったのか。いや確かにあれが放送された頃ってまだそれほど三谷幸喜にはまってたわけでもないので、その可能性もなくはないが…。なんか非常にもったいないことをした気がする。Webで検索してみたが、あの舞台はDVD化はされていない模様。代わりといってはなんだが、三谷幸喜の舞台のDVDをたくさん発見。いかん、このままだと買い漁ってしまいそうな予感。
「新選組!」。終盤近くになり、主要メンバーがどんどん死んでいくという、ある意味では幕末ものの見所、と言えなくもない展開。今日は向島巡査源さんがお亡くなりに。まあそれはともかく(ともかくなのか)、大河ドラマのスタッフに言いたいのだが、おまいら「マトリックス」の見過ぎです。あの、スローモーションで弾道を描いて、それを刀で弾くシーン。なんというか非常に浮いてます、あのシーンだけ。「武蔵」のときもマトリックスのパクリリスペクトな演出があったが、とりあえずああいう演出と大河ドラマって親和性が非常に低いと思うのでやめといた方がよろしいのでは。
先日受験してきた情報処理の試験であるが。まあ、私の性格からして、この手の試験の結果がよろしくなかったら、日記では何事もなかったようにスルーするはずなので、このようにあえてネタにしているということは、つまるところ、

合格シタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!

というわけである。そういや、情報処理とは書いたが、具体的になんの試験か書いていなかったような気がする。今回受験したのは基本情報技術者試験。別に、受かったから言うのだが(笑)、この試験ってそこそこコンピュータ関連の知識がある人ならば学生のうちでも十分取れるようなレベルであり、実際のところ受験当日に試験会場でまわりを見ると二十歳前後の学生らしき若者ばかりで、私みたいな年寄りはほとんどいなかった、という印象。正直言って、このレベルでつまづいているわけにはいかなかったので、一発合格できて何より。
 ちなみに、受けた当初は、午前問題が当落ライン上、と書いていたが、確かに正解した問題数だけ見ると正答率は7割そこそこだったものの、実際の得点はあと一歩で8割、というところだったので、どうやらなかなかに効率の良い点の取り方だった模様(合格ラインは7割5分)。午前問題に関しては、それなりにコンピュータに関する知識があれば、1、2週間の短期詰め込み学習でどうとでもなるようだ。午後問題に関しては、大学の研究などである程度プログラミングの経験があれば、はっきり言ってほとんど勉強しなくてもなんとかなる。実際、私は午後問題については過去問すら解いてなかったし(ていうか解いてるヒマがなかった)。
…ん〜、なんつーかまさに勝てば官軍、な物言い。
まあ、こんなレベルでいい気になってないで、とっとと次のレベルを目指すことにしましょかね。とりあえず次は春のソフトウェア開発技術者試験あたりか。これに受かると、会社からの祝い金が結構バカにならない額なので、そういう意味でも(いやむしろそういう意味しかないか?)気合い入れていく所存。ちなみに今回の試験でも祝い金は出るが、「基本」だけあって額はしょぼいです。諭吉さん数人分くらい。ま、こういうお金はせこせこと貯めても余りありがたみがないので、ぱーっと使ってしまえ。とりあえず今欲しいものというと…、液晶ディスプレイとか(足りん)、カウボーイビバップのDVDボックスとか(これもちょっと足りん)、HDDタイプのMP3プレイヤーとか(これならなんとか)、PC用のDVD焼きドライブとか、サウンドカードをもう少しマシなのに換えるとか、HDD増設とか(だんだん安っぽくなってきたな)、圧力鍋とか(笑)、フードプロセッサとか、…と何だか所帯じみてきたところで唐突に終わる。