Diary -過去ログ- 2004年11月(後半)
♪サイクリング、サイクリング、やっほ〜、やっほ〜。…ってこの元ネタわかる人いるかなあ。同世代なら子供の頃にCMで流れてたのを覚えていると思うのだが。
 まあそれはともかく、天気もいいので例によって自転車乗り回し。何回かあちこち出歩いてみて、自分の脚力が大体どんなもんだかわかったので、今日は荒川方面に向かって降りてみた。河川というのは基本的に重力ポテンシャルの小さいところを流れるものであり、つまるところそこに向かうということは、行きはよいよい帰りはつらい、ということであるからして、うかつにあっち方面は行かん方がいいと判断していたわけだが。まあ、いつまでも東武東上線に魂を引かれた状態でいるのも飽きてきたしな。
 今日のルートはここら辺を参照。とりあえず家から新倉方面に向かって坂をだーっと下り、河川敷に到着。川向こうに、
何やらぽつねんと建っているので、これはなんぞやと、
笹目橋を渡ってぐるっと回り込んでみた。逆光は勝利。しかしこれでも何だかよくわからんので近づいてみると、
荒川の北側にある調整池の水門でしたとさ。
 で、そのままあまり深く考えずに、
荒川と調整池の間にある土手に乗り込んで、写真に写っている橋(幸魂大橋)を渡って和光市側に戻ろっかな〜、とか考えていたら、ひょっとしてこの土手をこのまま進んでも和光市側にも戸田市側にも行けないんじゃないかしらん、とか不安に思いつつ、いやしかし後戻りは許されぬ、という揺るぎない信念の元(ってそういうコトしてるから道に迷うのである)、まあそのうちどっちかに渡れるだろう、と橋をくぐってずんずん進むと、
戸田市側に渡れる小さな橋が。よかったよかった。渡った先はちょっとした公園になっていて、家族連れだのカップルだので賑わっておりました。独り身にはなにげに居づらい場所だったり。ここら辺で1枚も写真を撮ってないあたり、このときの心情を反映していると言えましょう(笑)。で、この辺をうろちょろした後、先ほどくぐった橋まで戻って、
橋の上からゴルフ場なぞながめつつ、和光市側に帰還。しかし、河川敷にゴルフ場ってのもなかなかシュールではある。橋越え520ヤード・パー5、とかあったら怖い。ゴルフ場というと山の上というイメージが強いんだが。
 というわけで、約2時間半程度の道程。ちなみに、河川敷から家までの道のりはやはりハード。しかもコース取りがまずかったのか、サドルから腰を浮かさないと上れないような坂道を上ったり下ったりが3度も。往路のコースだったらそんなことはなかったのだが。せっかく稼いだ位置エネルギーが〜、とか言いながら無駄に体力を消費してしまった。しかしまあ、途中で買ったジュース1本150円也で休日の午後を過ごせるんだから、安上がりといえば安上がり。
まあ、TVゲーム界の一大イベントですから。
買っときました。店頭で予約までして買うなんてずいぶん久々な気もするが、いざ店に行ってみると、発売日夕方近くにもかかわらず山積み状態で、予約なぞ全くする必要がなかった。とは言え、店先に「最後尾」と書かれた看板を持った店員がうろうろしていたところからして、朝はだいぶ行列ができたのだろうと予想はつくが。
さわりをやってみた感じでは…、…、…、視点変更で目が回る。ちょっとこれは慣れるまできついかも。「VII」からポリゴン使用になってぐりぐりと視点を回転できるようになっていたが、これまでだと基本的に上空から俯瞰している状態だったので、目が回るなんてことはなかったのに対し、今作は目線がずっと下がって、プレイヤーキャラの真後ろにカメラが位置するような状態(ボタンを押せば主観モードにもなる)なので、あちこちに視線を動かすと3D酔いの効果てきめん。しかも、視線が下がった分、広い範囲を見渡せなくなっていて、宝箱なり出入り口なりを探すために視線を動かす必要に迫られるため、よけいに目が回る可能性が高くなっている。これを「リアルになった」と取るかどうかは人それぞれだが。
ま、しかし。見栄えはだいぶ変わってるけど、根底に流れるテイストのようなものは変わってないような感じ。主人公は相変わらず「はい」「いいえ」しかしゃべらないし。「戦闘不能」じゃなくて「しに」だし。ただ、見栄えがリアルになった分、ドラクエではお約束の「人の家にずかずか上がり込んで家捜ししてアイテムゲット」などという行為が非常に生々しく見えるのがなんとも。壺の前で腰を落として、えいやっと頭上に掲げて床に叩きつけると、ガシャーンと破片が飛び散る、なんていちいちリアルに表現されるとすげーやりにくいんだが。
関連して。 『ドラクエVIII』の経済効果は510.1億円に。「ソフトの販売による直接効果(売上、宣伝・販促費、流通経費など)と、購入したユーザーの購買行動や、ゲーム関連商品の購買予測、ゲームを実際に楽しむプレー時間とそれに伴う消費行動などの観点から推定された間接効果を合計」した値らしいが。ゲームに没頭して家に引きこもることによる、他のエンターテインメント、レジャー等へのマイナス効果は計算に入れなくてもよいのかしらん。