Diary -過去ログ- 2005年11月(後半)
やっとこさ「ワンダと巨像」クリア。いやいや結構つらい道のりだった。やはりスケールの違いが圧倒的な敵に相対するアクションゲームって予想以上に神経すり減るのですよ。一日一戦が限度。連闘なんてとんでもない。まあ、弓矢でアウトレンジからチクチクやって体力を削ることでもできれば楽な事この上ないのだが、基本的にこのゲームでの弓矢の役目って、相手への牽制か、もしくは弱点(足あたり)に当てて一時的に怯ませるとか、その程度の役割しかなくて、最終的には接近戦に持ち込む、というか巨像に取り付いてえっちらおっちら登っていっておもむろに急所をひと突き、というのが王道パターン。しかも、どこからでも登れるというわけでもなく、というよりその登り方を発見するのがこのゲームのキモであり、それに気がつかないと延々とあのデカブツを相手に立ち回りを演じ続けなければならず、その精神的疲労度合いは推して知るべし。長いときで延々1時間以上、巨像の足元で足踏みによる振動と飛び散る土塊に翻弄されつつ、攻略法を探さねばならなかったときの苦労といったらもう。アクション苦手な人にはちょっと敷居が高いかも。
 それと、「ICO」のときもそうだったが、今回も相変わらず高所恐怖症の人に優しくないゲームである。なんでか切り立った崖とか高い塔とか好きかなこのスタッフ陣は。もちろんえっちらおっちら登らなければならない巨像の高さは言うまでもなく。一番デカブツな巨像で、いっぺん頭のてっぺんから落っこちたときに時間を計ってみたらt=2.5秒程だった。つまり、舞台が地球、かつ空気抵抗による減速を無視すると、巨像の高さはh=(1/2)gt2=(1/2)×9.8×2.52≒30[m]。オフィスビルだと7〜8階建て程度かね。ちなみにこのミスで体力の半分を持っていかれます。いや実際問題それで死なないのが驚異的であるが、ま、そこはそれゲームだし。
 ついでに、この巨像が待ち受けていたのがこれまた高い塔のてっぺんで、不注意で転げ落ちてしまったときは、一番下の地面まで6.5秒程かかった。これまた上記の条件に当てはめるとh=(1/2)×9.8×6.52≒200[m]。…50階建てオフィスビルくらい? ちなみにこの時はさすがに死亡、ゲームオーバー。カメラは落ちたところの上方で固定なんで、最終的に芥子粒みたいな大きさになって地面に到達するのだが、その落ちた瞬間のコントローラーの振動が非常にやな感じ。ついでに言うと、この巨像がなんでか知らんが塔のてっぺんのかなり縁の部分に突っ立ってるので、像に登っていくと像の足元の地面よりもさらにそのはるか下しか見えないのでとっても怖いです勘弁して下さい。
…よくよく考えると、落っこちるときの感覚的に、きっちり9.8m/s2で加速してたようには思えなかったような。むしろ空気抵抗とつり合って終端速度に達してたような感覚。やはり空気抵抗をきちんと考えないとだめかな。今日は時間ないのでこの辺はまた後日。
某掲示板での情報により、エヌ・ワン・グランプリなるイベントの存在を知ったわけであるが。ここに出てくる埼玉県深谷市の郷土料理・煮ぼうとうってのが、なんか無性に美味そうで。同じ埼玉県民としては、これは食っておかねば、と思わせる料理である。
ま、普通の人間であれば、よし早速食べに行こう、ちょうど祝日だし、などということになるのであろうが、遠出することにかけては相当な腰の重さを誇る私であるからして、そんなことにはならんのである。残念。
というわけで、出かけなくても済むように、早速自分で作ってみた。



[材料]
ほうとう、大根、人参、ごぼう、白菜、ねぎ、鶏もも肉、油揚げ、しいたけ、しめじ、醤油、酒、みりん、砂糖、だし汁

[作り方]
  • 材料を切る。大根、人参はいちょう切り。ごぼうはささがき。白菜は短冊切り。ねぎは斜め切り。鶏肉は適当な大きさにぶつ切り。油揚げとしいたけは細切り。しめじは手で適当な大きさにばらす。
  • まずだし汁で大根、人参、ごぼうを煮る。煮えるのに一番時間がかかりそうな物から。
  • 頃合いを見て鶏肉、油揚げ、しいたけ、しめじを投入。
  • 大体火が通ったら、アクを取り、調味料を投入してひと煮立ち。
  • 味付けを確認の後、ほうとう、白菜、ねぎを投入し、10分ほど煮るとほうとうに火が通るのでできあがり。
 ちなみに、ほうとうなどという代物は、さすがに近所のスーパーでは売ってなさそうだったので、あらかじめ仕事帰りに池袋・東武百貨店地下の食料品売り場でゲットですよ。
 で、味の方はというと。…なんせ実物を一度も食べたことがなかったので、ホントにこれでいいのか、という気が非常にするのではあるが。まあ、リンク先に書いてある材料一覧から常識的に考えるとこんなもんではないかと。ほうとうは初めて食べたが、うどんと比べるとコシがあって、もちもちした食感がなかなかよい。美味かった。
心残りといえば、近所のスーパーで深谷ねぎが入手できず、画竜点睛を欠いた、ということか(新潟産しかなかった)。深谷ねぎを売っているときもあるんだけどね。タイミングが悪かった。
みや's ページから経県値&経県マップ。早速やってみると…。
107点。だいぶ少ない。さすが出不精の面目躍如。そしてやけに東日本に偏重。東北地方の制圧ぶりに比べると、西日本のスカスカさが目立つ。東京以西って、「長崎から」に参加した以外は、大学時代の研究絡みでの出張がほとんどだしなあ。
 ちなみに、その研究絡みの出張によるものを除いてみると…。
93点。さらに偏重度合いが顕著に。ていうか長崎行きルートがわかりやすすぎ。いくつか判定が微妙な県があるのだが。滋賀は、米原で一旦駅を出たよなあ、確か。食料調達とか、その程度だったと思うけど。広島も似たようなもんか。駅ビル近くでお好み焼きを食べたくらい? 佐賀は通過でいいんだっけ。降り立つくらいはしたか、もしかして。ちょっとよく覚えてない。そして、小揺るぎもしない東北制圧状況。ここら辺は、ほとんど子供の頃に家族旅行で回ったエリアだから。車でくまなく。
 しかし、こうやってみると、先日の名古屋・岐阜食い倒れツアーは、長崎行きと並んで我が人生の中でもかなりレアな出来事だったのだなあ、というのが一目瞭然。
はやぶさ着陸成功
技術的難易度なんかを素人なりに推測すると、かなりグッジョブな事のような気がするのだが、何とはなしに扱いが小さいような気がするのはなぜかしらん。やはりターゲットが地味だからか(笑)。かく言う自分も、これを打ち上げた当時の事は記憶にないしな。
 あとは試料を無事に地球まで持ち帰れば完璧だが。ところで試料はちゃんと採取できてるのかね。金属球を打ち込んだ地点がたまたま固い岩盤だった、などということはないのだろうか。カーンと跳ね返されただけとか。まあ、秒速30mで打ち込めば何かしら欠片は採れそうだが。地球までカプセルを持ち帰って開けてみたら何も入ってねえ、などというオチだったら目も当てられない。