2002年GW旅行
『鳥取砂丘で砂鉄を集めよう』 |
3日目(02/05/06) |
快晴。
気持ちの上では2日目、カレンダー上では3日目の始まりです。
宿泊地から砂丘まではわずか数分
あっという間に念願の鳥取砂丘に到着です
私のイメージでは、はるかだだっ広い平らな空間でしたが
待ち受けていたものは、巨大な砂の山でした。
そして、強風。
砂丘では風紋が有名ですが、風が強くなくてはこれも出来ないので
当然といえば当然ですが、私の中では予想外でした。
まず、砂丘遊覧の馬車に乗り、一通り砂丘の説明を受け
その後、天然記念物に指定されている「馬の背」と呼ばれる砂の山に登りました。
幸いにも2日前に雨が降ったばかりで砂がしっとりとしていたので
歩きやすいほうでしたが、それでも砂地を歩くのはとても疲れました。
大人は、バテ気味でしたが、子供は元気で
3人とも巨大な砂場に大喜びで、それぞれ勝手に砂山を登って遊んでいました。
さて、肝心の砂鉄ですが
なおの言っていたように、砂丘では面白いほど良く採れました。
持参した磁石を砂の中に入れて少し動かすだけで
砂鉄がくっついてきます
(むしろ強風の中それをビニール袋に入れる作業のほうが難しかったです)
「今ここにいる観光客中で砂鉄採ってるのは我が家だけだよね〜」
と話しながら馬の背の頂上で、親子で砂鉄採りに熱中しました。
前の晩、寝る前に話し合った予定では、
朝1番で砂丘へ行き、その後近くの「鳥取こどもの国」で
午前中いっぱい遊び 午後から姫路へ向かう計画でしたが
砂丘は広く、移動に時間がかかったり
砂鉄採りに熱中したため子供の国で遊ぶ時間はなくなってしまいました。
仕方がないので、子供たちを説得しこのまま姫路にむかうことに‥
「お侍さんのお姫様が住んでいるようなお城を見に行こうね」
これで納得してくれる子供たちは本当に素直だと思います。
さて、ここからはまた私の運転
10時半過ぎに鳥取砂丘を出発して
一路姫路へと向かいます
ところが、とにかく行き当たりばったりなので
あまりの天気のよさに
1時間ほど走ったところのコンビニでお弁当を買い、
途中で見つけた山あいの公園で昼食を食べることにしました
いわゆるピクニックです
その公園は『用瀬運動公園』といって、ローラー滑り台、芝生広場などがあり
家族連れも多かったです、
持参したシャボン玉を使ったり蛙を見つけたり
子供たちの気の済むまでゆっくり遊びました。
貧乏旅行を自認しているので
極力高速を使わず、下道ばかりを走り続けやっと姫路にたどり着いたのは4時6分
(走行キロは789K)
姫路城を見たいという気持ちだけでやってきたので
料金や閉館時間の下調べをすっかり忘れていました。
そう、姫路城の閉館時刻は4時だったのです
とても残念
公園でのピクニックを一瞬後悔しました。
悔しいので駐車場に車を入れて
お城の前までは歩いて見に行きました。
とりあえず近くをぶらぶらして今後の予定を考え直しますが
とむはお土産物屋のおもちゃが欲しいといって大泣きするし
私は精神的ダメージを受けていて案が出てきません
こんなときは温泉にでも入りたい!
せっかくだから、有馬温泉へ行こう
行き当たりばったりもここに極まれり
有馬温泉ってここからぜんぜん近くないですが
ナビと地図を駆使して走る走る
高速は込んでいる可能性があるのでひたすら下道
お腹がすいても、時間が惜しくておやつやカステラを食べて何とか誤魔化しました
7時過ぎにやっと有馬についたのはいいけど、
どこにするという当てもなし‥
道路も狭くて、ゆっくり地図を広げて考えるという駐車スペースもない
ぐるぐると街の中を迷走して、やっと日帰り温泉を見つけました。
時間が遅かったから駐車料金は只。
入泉料も割安になっていて、ちょっぴり幸福感を味わう
有馬温泉って2種類のお湯が出るのですね
金の湯と銀の湯なんですって
天下に名高い名湯だけあっ気持ちよかったです
(でも、やっぱり飛騨の温泉の方が泉質はいいかな〜
と身内びいきもしたりして‥)
砂丘の砂をさっぱり洗い流してすっきりすると
また、新たなる欲求が沸いてきます
お腹はすいているけど、神戸で食べればいいから
夜景を見よう!!
勢いに乗ってしまうとどうにも止まらないです
六甲山から見た神戸の夜景はとても綺麗でした
でも、運転するのすけは疲れと空腹でかなり疲れてしまった様子
雨も降りそうだったので、すぐに山を降りましたが
私も疲れ始めててどうやら道路を間違えたらしく、やけに時間がかかってしまいました。
下りきって最初に見つけたファミレスで遅い夕食をとり
次はいよいよ寝る場所探し、という頃、
ついに雨が降り始めました。
昨日の疲れと、今日の疲れ、そして温泉に入った為だるさがでて
さらに山道での緊張、そして満腹
走っている道はただただ真っ直ぐで、信号が多くてやたら引っかかって
すぐに上道走ればよかったと後悔しましたが、思考も切り替えられず
のすけはかなり参ってしまった様子です
何とか高速に乗り吹田に到着しましたが
その頃にはのすけの精神はほとんど飛んでいました。
運転してるけど、意識も思考力も残ってない
横から、こちら!あちら!と指示して何とかP
ああ、恐ろしい。
停めてすぐにのすけは後部にt移って爆睡
私も最後の力でフロント部分にカーテンをつけて
前の座席で眠りました。
ここまでの走行キロ940K
今日はちょっとハード過ぎました。
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