6月1日〜

ダイアリー目次            

 

6月10日(木)晴れ「ミセスチムニー」

クレマチスのミセスチムニーが又咲き始めた。春一番頃から咲き始め、オープンガーデンの始めの頃は一旦小休止してたというのに後半からは又大きな蕾を沢山付け始めた。一番花はいつもとてつもない大きさで20センチくらいもある。

余りにも大きすぎて情緒がないので去年抜こうかと思ったりもしたけど、なんだか可哀想になり残すことにした。いつ抜かれるのかと恐怖を感じているのか今年の春にも随分と乱暴に扱ったにも関わらずこの元気さ。こうしてみればなかなか美しい花、なんでこの子を抜こうなどと思ったのか、虐めに近い母であった・・・

 

 

 

6月9日(水)曇り「キング」

母屋に植えてあるキングが満開を迎えた。アーチが折れ曲がる程たわわに毎年咲くつるのミニバラ。ミニ薔薇でツルは珍しいと思うがこれは随分と昔に訳も分からず買ったもの。一回目のオープンガーデンにいらしたお客さんにキングという名前を教えて貰った。町を車で走ってるとたまにこの薔薇が道ばたで手入れもされずに咲いていることがある。手入れがされなくても十分育つほど丈夫な薔薇ということだ。虫も余りつかないし、病気にもならない。それなのに毎年怖いくらい咲くのだからこんな便利な薔薇もないだろう。道路の方から見るとアーチがまっピンクに染まって大迫力。昔の薔薇だが房咲きで花付きのすごさは圧巻。オープンガーデンでも一番ひとめを惹く薔薇だ。

 

 

6月8日(火)雨

今日雨の中オープンガーデンの幕を閉じた。今日は生憎の雨。こんな雨の中でも訪れてくれる方達がいるのが嬉しい。今年で3回目を迎えたオープンガーデンも高齢(恒例)になり(爆)、この日を意識して庭の植え込みなどを考えるようになっている自分。そして育った姿を見るたび植え込みの失敗を感じ来年のオープンガーデンを目指して反省の糧とする。

今年は遠いところからの参加者も多く、こんな庭に来る価値があるのだろうかと疑問に思う。自分だったらどんなに素敵な庭でも電車に乗ったり、飛行機に乗ったりしてまで行きたいとは思わない。もともと旅行好きではないのもあるだろうが。

今年も70数名の参加があり我ながら驚く。訪れる方達は千差万別だが皆花好きな方達ばかり。熱心な方はメモ帳を片手に質問攻め。何でもいい加減に育てているので中には答えられない事もある。花を通して地元の方やネットフレンドとの楽しい出会い。数年前には想像だに出来なかったことだ。自分一人で花を楽しんでいた頃猛烈に花友達が欲しかった。こうしてホームページを通して皆さんと知り合える喜びは語り尽くせない。

今年も皆さんほんとにありがとう!花を通して皆さんとお話が出来たこと・そして友達になれたことに感謝してます。来年も又私の庭でお会いしましょう。

 

 

「ブドウの木」があるレストラン

 

東山茶屋街の中の金箔屋さん

 

皆でお茶を飲んだところ

6月7日(月)曇り

ネット友達ご一行と今日は金沢に向かってゴー!予報では降水確率90パーセント・・・・

しかし、しかしだよ、ブドウの木があるレストランで食事をした時には土砂降りだったというのにそこを出る頃には止み、茶屋街に着いた時も止んでいて、なんてラッキーなの!日頃の行いが余程良いのかもね。

茶屋街は昔の遊郭だったところだけど、そこを皆とわいわいと歩き、金箔屋さんで買い物。この写真の金箔が入ってる入れ物はすごく大きなもので、40〜50センチはある。中には凄い量の金箔が入っていた。すごい量だと思ったのにたったの150グラムしか入ってないと言うことでびっくり。いかに薄いものが入っているかと言うことだ。

歩き疲れたあとはこぢんまりとした茶房に入り一休み。ここでも昨日の狂喜乱舞の話しで盛り上がり話しは尽きない。皆はこの後金沢で一泊し、明日も金沢観光をした後それぞれの旅に終わりを告げる。

会ったこともない者同士ネットで知り合い、まるで旧知の友みたいな気軽さで話せる楽しさ。オープンガーデンもいよいよ明日で幕を閉じ、又日常生活が戻ってくる。

bungaさんがこの間遊びに来たときの私の庭のページを作ってくれました。とても綺麗に撮れていて私の庭じゃないみたい。良かったら覗いてみてくださいね。

http://www.rose.ne.jp/~bunga/jalan-jalan/himi/himi1.html

 

 

6月6日(日)曇り

今日は待ちに待った大ネット大会。遠くは広島・四国から2名、そして東京からは4名の参加の上、こちら北陸からは8名の参加。いくら私の庭が広いとは言え、もうてんやわんやの大騒ぎ。心配した雨も夕方迄はもってくれ、曇り空の中花も一段と映える。こんな富山のど田舎まで沢山のネット友達が私の庭に訪れてくれるなど数年前までは夢にも思わなかった事だ。

いつもだったらお客様が庭に入る時から花の説明を始めるが、さすがネット界の強者揃い、入るなりデジカメ片手に一心不乱に花の写真を撮りまくる。私の説明など誰も聞いていない。「ちょっと〜〜〜聞いてよぅ〜〜〜!」と怒鳴ってもあっちこっちに散らばり花の説明などどうでもいいようだ。一段落したところでやっと全員が戻ってきて、庭を一周りする。わいわいがやがやとさぞや賑やかだったことだろう。近所の人は何事が起きたのかと思っていたかも。

今日の日を祝したように2年越しで育てたフウロソウのスプリッシュ・スプラッシュが一輪咲いた。この斑入りの可愛い花を皆に見て貰えたのがすごく嬉しい。

 

 

6月5日(土)晴れ「テッセン」

今年も又クレマチスのテッセンが綺麗に咲き始めている。クレマチスサイトの気ままさんでもこれは何回も枯らしているそうで、なかなか難しいものらしい。私のところには親株があり、これは挿し木で増やしたもの。クレマチスは薔薇と違って突然に枯れる事があるらしく、クレマチスを沢山育てている人達は必ず予備にいくつも挿し木をしておくという。クレマチスの挿し木はすぐにつくと言うが案外そうでもなく、薔薇よりは難しいようだ。春に出てきた新芽の部分を切って挿せば大抵は成功すると言う。古くなり固くなった枝だとなかなかうまく行かないようで失敗する事が多い。

 

 

6月4日(金)快晴「スィートピー」

今日も快晴に恵まれたが、昨日と違ってちと暑い。庭には最高の人数13人が訪れ私の庭は木陰もないのでパラソル3本がフル回転。いつもは満員と言っても6・7名でとどめるようにしているのだが、今日は諸事情があってこんな人数になってしまった。余り多い人数だと私が花の説明をしても聞こえないし、個人的に話しも出来ない状態になる。しかし、今日は3グループがいらしたが皆和気あいあいと花の話しで盛り上がり私はいなくてもいいような状態で非常に楽だった。遠くからは大阪方面からいらして下さったネット友達もいて、やっと顔を見ることが出来とても嬉しかった。

オープンガーデンで皆に質問されたのがこの花。これはネット友達の外国土産の種を播いたもので「ラティルス・スペンサーブルー」という名前が付いていた。スィートピーによく似ているので同じかとも思ったら何の事はない、学名がLalthirus(ラティルス)と言い、英名がスィートピーという事だ。スィートピーに似ているも何もスィートピーそのもの。でもこんな色のものは見たことがないのでやはり珍しい品種。花が終わったらきっと大きな豆をつけ沢山の種が採れる事だろう。

 

 

6月3日(木)晴れ「ルピナス」

今日は久しぶりの快晴。今日も海の向こうには立山連邦がそびえ立つ。2日も続けてこんな景色が見られるのは珍しい。

これは庭に植えたルピナス。実はこれはもう終わってしまっていて5月の画像。これは一昨年から鉢で育てどんどん花が伸びるし、水切れをすぐ起こすので今年地面に下ろした。この花の迫力が好きで毎年のように苗を買うがすぐに地面に植えた為に蒸れていつのまにか消滅してしまっていた。それに懲りて鉢でずっと育てて見たら成功。これで2年育てたので思い切って地面に今年下ろしたのだ。一般にルピナスは一年草らしいがこのごろは多年草のものも出ているらしい。

このルピナスがぐんぐん伸び、すごく立派になっていたというのにこの間の2日続きの雨であっけなく折れてしまいがっかりした。棒を立てて縛り付けておけば良かったと後悔する事しきり。

 

 

6月2日(水)曇り

今日はオープンガーデンも休みにして嬉しいネット友達の訪問だ。この訪問はもう去年から約束してあったことなのでとても楽しみにしていた。幸い天気も曇り空のうえに爽やかな日に恵まれ、これで北陸の印象も良くなるかも知れない。

海の方へ案内したら珍しく海の向こうに立山連邦が見える。こんな事はこちらに住んでいても度々あることではないのでラッキー。3人は同じような格好でデジカメを海に向けているのが滑稽。ネットをしていると食事をしていてもデジカメ片手にすぐに料理の写真を撮り、何かと言うとすぐに写真を撮りまくる。端から見るとこのおばさん集団はいったい何者?と思うかも知れない。(もちろん私も含めての話し)楽しい1日はアッと言う間に終わった。

 

 

6月1日(火)晴れ「ジュリア」

昨日とうって変わって晴天。晴れたら晴れたで庭仕事が山ほど待っている。雨が降れば庭の掃除はしなくても良いが晴れたら落ち葉が一杯。それに水やりもせねばならない。オープンガーデンが始まってから忙しく雑草を取る暇もないし、掃除も滞りがち。

今日のゲストは母親を連れて来た方が2組。私は年輩の方と話をするのは大好きなのだが、皆さん娘さん顔負けにいろいろと質問してくるのが面白い。今日は突飛な質問をされた。

「庭を歩いて見るとゴミの捨て場がないように見えるけどいったいどこに捨ててるんでしょ?」というもの。これには私もいつも悩んでいる事なので咄嗟に返事は出来なかった。何せこれだけ広い庭の雑草を取ればすごい量のゴミが出る。今はオープンガーデン真っ最中なのでゴミを広げる事ができないが、いつもだったら取った雑草をコンクリートの上に広げて乾かし、ふるいにかけて土とゴミを分別し、ビニール袋の中に入れてゴミに出す。余程大きなものは前の畑に持っていきそこに捨てるがすぐに山のようになってしまう。よく堆肥にするという話を聞くが半端じゃない量なので堆肥だらけになってしまう。だからうちのゴミはすごい量があるという事になる。

今日の写真はジュリア。この薔薇はなかなか綺麗に咲いてくれない。今の時季咲いたと思えばすぐに花の中に虫が入り、花びらをずたずたにしていく。これだけ綺麗に咲くのは珍しいので夕日の中写真に撮ってみた。