6月21日〜

ダイアリー目次            

 

6月26日(土)曇り

この間作った小道の正面にアジサイのホバリアホバルが満開になり、私の大好きな道になってきた。この間ここには日向ミズキが植えてあったが木を一本抜いた事によりこんなに素敵な空間が出来るとは。そう思って見るとここもあそこもといった具合にまだまだ抜きたいものが出てくる。この小道を作ったおかげでまことに歩き易くなった。向こうに突き抜ける道も又作りたいと思い始めた。

何でも調子づくと次々と庭は触りたくなる。薔薇も開花時季や花の持ちなどを考えると必要なものと不必要なものが出てくる。どんなに良い薔薇でもチラホラとしか咲かないのではがっかり。来年の庭は何だか又変わりそうな気配が・・・

明日から7月2日まで上京するのでダイアリーはお休みします。掲示板のレスは書けますので遊びに来てね。

 

 

6月25日(金)雨

「ダッチェスオブアルバニー」

去年植えたアルバニーが今年はやっとアーチのてっぺんまで届き可愛い花を咲かせている。たわわに咲くと言うところまではまだいってないが、これでも私にとっては大満足。紫のロウグチは下向きに咲くが、これは上向きに咲き「私を見て!」と言わんばかり。ただアーチに這わせると上ばかり向き花がよく見えないので、これはアーチよりもオベリスクの方が良かったのかも。反対にロウグチの方がアーチには向いていたと言うことになる。

クレマチスは根をいじると枯れてしまう事が多いので薔薇のように植え替えすると言うわけにはいかない。挿し木をして新しい苗を作り新しい場所に植えたほうが間違いない。こんな事は育ててみないとなかなか気が付かない。

 

 

 

 

6月24日(木)曇り「ハニーサックルゴールデン」

これはハニーサックルの仲間で花も同じものが咲く。葉に斑が入っていてとても綺麗なものだ。この間のオープンガーデンでも一際人目を惹き、皆「これは何?」と聞いてくる。ハニーサックルというからにはまあツタのよく伸びること。もう一カ所にも植えてあったのだが、ほとほとイヤになり抜いて捨ててしまった。結構珍しいものなのかフラワーアレンジを教えている先生達は皆これを欲しがる。考えてみるとこんなツタのものって花屋には余り売ってないし、使いたいと思うときは自分で育てるより他ないようだ。短く切って虐めてもすぐに立ち直るので結構乱暴に扱っている。アイビーなどは高いところや塀などもよじ登っていきそれを取り除いた後は無惨にも汚くなる。これは枝に根を出さないようなのでその点は良い。

 

 

 

6月23日(水)曇り「ホリホック」

私の大事なホリホックが今年も満開を迎えている。こうして大写しにしてみるとまるで薄紙で出来ている作り物のよう。ふわふわと薄い花びら。思わず頬ずりしたくなるような可憐さ。6月18日のダイアリーにも紹介したが余りにも可愛い姿なのでもう一度見て欲しい。

これは数年前にT&M社の種から育てそれからは毎年種を採るようにしている。ホリホックと言えばどこにでも今憎らしいくらいに咲いている立ちアオイ。でもこの色、この八重の花はどこにも見たことがないほど美しい。これは花の茎が短いので悲しいことに切り花には向かない。朝起きると下にポトン・ポトンと沢山の花が落ちている。1日花なのかアッと言う間に終わるけど沢山の蕾が付いているので次々と咲く。台風のおかげで45度に傾いてしまったが、又全部棒を立てて誘引したらキチンと立ち、ホッとした。

 

 

6月22日(火)曇り「ハナシマ」

朝起きてみると風の被害は大分あり。私の自慢のホリホックは倒れないようにヒモでくくりつけて置いたというのに、45度に傾いている。これから花を咲かせ楽しませてくれる大事な時に風の奴なんて事を!薔薇の枝が折れていたり木の枝も引きちぎられているものもある。比較的鉢の被害はなかったのは良しとせねばならない。

クレマチスのハナシマは今年はやけに成績が良くご覧のようにかなり花を付けている。これはクレマチスでもツタがないので上にピンと伸びるのが楽。枯れた花を切り戻せば何回でも咲いてくれる。これを地植えにするのも良いかも。しかしやはり倒れてくるだろうから何か立てて置かねばならないだろうなぁ。

 

 

6月21日(月)曇りのち雨「伊予の盃」

夕飯の時にはほんとにこれで台風が来るの?と言うほど風もなく雨も少しだけ降っているという状態だったというのに、夜になると怖いくらいの風が吹き始めた。殆どの鉢は避難させていたから安心。しかしこれは大丈夫と思ったものは置きっぱなしにしておいたところ、案の定ひっくり返っている。起こすから倒れるのでそのままにしておいた方が良い。

私は風が怖い。ヒューヒューと吹く風は家の中にいても不安をかき立てる。自分の大切にしてるものに被害を被るからか、それとも先天的に風恐怖症なのかわからない。風が吹くと怖くて眠れない事もある。富山県は比較的天災の少ない県だけど、何年か前に来た台風の時にはどこの家でも瓦が飛ぶほどの被害にあった。あの時は怖くて、怖くてまんじりともしなかった。夜中の3時頃大きな音がしたので驚いて外を見ると母屋に植えてあった大木が倒れた。後から分かったことだが虫に食われて中が空洞になっていたそうだ。鬼瓦は引きちぎられて針金一本でつながっていた。それがもし、家のガラスにぶつかったら家の中に風が入り全部家が吹き飛ばされる。あんなに怖い思いをした事はなかったのに家の者は皆、木が倒れたのも知らないほどぐっすりと眠っている。こんな時にどうして眠れるのかと思ったら腹がたってきた。義父などは朝起きるなり、「昨日は風がひどくて眠れなかった」などと宣った。うそばっかり、あんなによく寝ていた癖に・・・