7月2日〜

ダイアリー目次            

 

 

7月10日(土)曇り「スターサファイア」

待ちかねた雨がやっと降ってくれたようだ。というのは午前中は曇り空。午後から雨との予報は聞いてはいたがしかし予報通りにいかないことも今まで何回もある。午後からは仕事に行かねばならないのでもし降らなかったら悲惨な事になる。一応全部の鉢に水やりをし、帰ってきてみると地面は大分濡れていた。

去年の夏のダイアリーを読むと雨ばかりの夏で困っていたが今年は晴れ過ぎ。地面はひび割れしかんかんになって雑草取りもままならない。これでやっと草花や木々も一息ついているようだ。

うちのアジサイ軍も終盤を迎え殆どのアジサイが終わりに近づいてきた。このスターサファイアも花が咲いてない枝はもう剪定済み。スターサファイアとはうまい名前を付けたものでほんとに星が散りばめてあるような花だ。うちにある西洋アジサイの中では一際派手だが色の派手さはない。白に近いブルーなので清楚な感じで私の大好きなものだ。

アジサイのページにはまだまだアップしてないものもあるのでうちのアジサイはこれで45種くらいはあるのではないかと思う。皆さんから戴いたものがどんどん増えとても楽しみ。先日ホームセンターで珍しいアジサイがあったので私にしては珍しく3種類買った。来年の開花が楽しみ。

 

 

7月9日(金)曇り「アーティーチョーク」

一回は植えてみたいと思っていたアーティーチョーク。この通りぐんぐんと大きくなっている。これは朝鮮アザミとも言い、花はすごく大きい。この蕾を食用にしたりするらしいがお芋のような味がするらしい。大きくなることはわかっていたのにパーゴラの下に植えたのが間違っていたかも。

この間ニュースで珊瑚礁が今巨大ヒトデに食べられ被害にあっているらしい。その姿の不気味な事は怖いくらいだったけどこの葉を見ているとなんだかその巨大ヒトデを思い出す。アーティーチョークは宿根草らしいがどうも寒さに弱いようなので来年はここにあるかどうかは疑問。

 

 

「リボングラス」

「風知草」

7月8日(木)晴れ

この頃は朝遅い私でもさすがに早起きして、まずは水まき。しかし朝の貴重な涼しい時間を水まきに使ってしまうと庭の作業をする頃になるともうカンカン照りになっている。これからは夜に水を蒔こうかとも思う。

いつも水まきを終わってから遅い朝食を食べ、それから又庭の作業に戻る。もうその頃は陽も高く暑くて辛い。今日もそのパターンで1時くらいまでしていたがさすがに目眩がしそうだった。うちの庭で温度を測るとなんと37度もある。今日はもうこれで止めにしよう。

庭には私の大好きなリボングラスや風知草がここぞとばかり茂ってきてる。写真で見ると大きさは分からないが化け物みたいに大きくなってる。風知草は冬になれば枯れて何もなくなるがリボングラスはいつまでもこのまま。だから冬に短くカットするようにしてるが夏になるとこのように綺麗に伸びてくれる。

 

 

7月7日(水)晴れ「アルペンパール」

4月に注文し植えたダリア「アルペンパール」が開花した。花は余り大きくないがとてもなくど派手。しかしこれも思っていたような色とは大分違う。明藤色のアネモネ咲きとの歌い文句だったがどう見てもピンク。うちは何もかもピンクに出るのだろうか?ピンクが強く出ると言うことはうちの土はアルカリ性が強いという事になる。しかしダリアも植える土によって色が変わるのだろうか?この派手さにはいささかげんなりしたがこのようなものはどこにも咲いてない。

私の庭は一応順番に某かの花が開花するようになっている。5・6月は薔薇、6月後半から7月にかけてはアジサイ、真夏にはダリア、秋にはハーブと薔薇などと花が絶えないようになっている。しかしこれは考えてみるとそうなっただけの事で自分で計算づくでしたわけではない。やはり一番花が少なくなり寂しいのは真夏。この時季園芸店に行くとありきたりのものしかなく買う気にはなれない。そんな時ダリアはすくすくと元気に咲いてくれる。今年は通販で大分購入したから夏でも花の絶える事はない筈。

 

 

7月6日(火)晴れ

ここのところの暑さに閉口し、今日はさすがの私も早起きして涼しいうちに水やり、草むしりをした。早起きといっても7時なのだからもう陽は昇ってる。やはり暑い・・・庭はご覧のように至るところギボウシの花が満開。

今日はとても驚いた事があった。話せば長い事ながら書いてみる。

先日上京した時、娘の住まいで洗濯物を干して出掛けた。その日は出掛けてから風が強くなり帰ってきたら洗濯物は4階から下に落ちシュロの木に引っかかっていた。手の届く高さだったので良かったと胸をなで下ろし点検してみると別に虫もついてない。それはパジャマの上着だった。それを洗えば良かったものを洗わずに風呂上がりに着た途端チクチクと変。急いで脱いだものの背中を何かに刺されたようだ。しかしパジャマを見ても何もついてない。気持ち悪いのですぐに又洗ったが背中が痒くて仕方がない。その日はそうでもなかったものの次の日あたりから何カ所も刺された跡が。もうパジャマは気持ち悪いので捨てた。

しかし大した事もないだろうとこちらに帰ってきたが上半身が刺された跡だらけ。しかも前に比べると増えている。だんだん出てくるタチの悪いものらしい。考えてみるにこれは虫がいたのではなくてどうもパジャマに虫の毛やそのたぐいのものが付いていたのでは?ま、痒みもだんだん治まってきたので良かったと思っていたら今度は足の部分に細かいじんましんが。こんなものまで出てきたらもう医者に行かない訳にはいかない。

いつも行きつけの医者に行くとそこは「6月30日を以て閉めます」と看板が出ている。「なんだこりゃ?」と腹が立ってきたが仕方がない。又その日も行きそびれた。

今度は行きつけの喫茶店のママの紹介でその店の近くの内科医に行った。玄関を入ると看護婦さんが一生懸命百合を活けている。ハテ?この人はどこかで会った事がある?と思いながら診療室に入ると先生も最近見た事があるような顔。。。。最近会った事がある人の顔さえ覚えてないとは情けない・・などと思いながら自分の勘違いかと診察を終える。この病院はこの間まで花壇に綺麗にキンギョソウが咲いていてなかなかグッドと思いながら車で通っていた。今は見るも無惨に枯れ果て花達がたわわに種を付けている。この種をもらうくらいなら良いだろうかと思いながらひとつ花殻を摘み、車を発進。

1メートルも走らないうちに看護婦さんが追いかけてきた!ありゃ、種泥棒と思ったんだろうか?などと窓を開けるとこの会話。

看護婦「やっぱり、○○さんですね!」
ゆりかご「はぁ〜?」
看護婦「あれ、この間お宅にお邪魔した者です」
この間のオープンガーデンにいらした人だった。しかしまだ記憶が定かでない。この人は誰と一緒に来たんだったけ?と思いながら聞いてみると
看護婦「あらぁ〜〜さっき診察した主人と一緒にお邪魔したじゃないですか!」

キャィ〜〜ン!そこであの日の記憶が定かに戻ってきた。確か夕方、私が庭の写真を撮っていると電話が鳴り、断った筈なのに強引に来た夫婦だった。あの時は汗だくで庭仕事も途中の野良着。しかも化粧っけなし。向こうもそれで分からなかったようだが奥さんがやはり私を見て、どうも庭にお邪魔した家の人ではないかと思い、私が病院を出てからすぐにカルテを見て確認したようだ。看護婦と思っていた人はその奥さんだった。。。。

向こうは向こうで「どうして私の家が分かったんでしょう?」と不思議がっている。
そんなこと分かる訳がないじゃん!と思いながらいきさつを話すと向こうもびっくりしていた。
それからは今度は車を又駐車場に戻し、その人の庭を見学。どうにかしたいとは言っていたのも頷ける程荒れていた。
「こりゃここに植えてあるものはぜ〜〜んぶ抜いてまず土作りをしないとダメ」とアドバイスしたものの変わるかどうかは疑わしい。

私の虫アレルギーはいずこへ・・・・と思うほど偶然の成り行きに驚いた日であった・・・・・黙祷・・

 

 

7月5日(月)ホリホック「サタンノアール」

先週は上京しててホリホックが帰る頃にはきっともう終わっているだろうと思っていたがこの通りまだ綺麗に咲いている。こんな個性的な色は庭には似合わないと思っていたが意外や意外、結構この色がポイントになりおかしいと言うこともない。黒色といううたい文句だったがご覧の通り、濃いアズキ色というところ。

今日も一日庭仕事をしてたけどまぁ今日の暑さと言ったら。ニュースを聞くと36度ほどあったようだ。こんな暑さの中5時間から6時間も庭にいる自分で化け物?と思うほど。昨日は庭に7時間ほどいたし、全くどうして次々とこんなに仕事があるのかと泣きたくなる。考えてみると庭仕事なんてものは自分で切りをつけないときりがない。今日の仕事は何と何、というふうにしたつもりでも庭に立つといろいろあり、倒れる程暑くてもついつい仕事をしてしまう。水まきなんてものはとても楽しいし何となく涼しくなるので良いが雑草むしりや庭掃除は体力がいる。夕方になりいい加減に切り上げようとイスに腰掛ける。からだからは湯気が上がってるようにも思えるし、顔は茹で蛸状態。我ながらようも飽きずに庭仕事をしてると思うと偏執狂のようにも思えてくる毎日だ。

 

 

7月4日(日)晴れ

いやぁ〜参った、参った。昨日からbbsを開こうと思っても全然開けない。もちろんゲストの書き込みなど全然見えないし、自分が書き込む事も出来ない。私は自分のパソコンを昨日は何も変更してもいないので原因はbbs側にあると思っていたが向こうでも分からないと言う。一番困ったのはレンタルbbsにも書き込みが出来ず、連絡の取りようがない。仕方なしに娘に連絡を取り、娘からいろいろ聞いて貰ったが向こうでは昨日何か触ったものがあるらしい。しかし、それを元に戻してもらっても私には全くbbsに入れない。やっと夜になってから向こう側から「一部タグのミスが見つかり修正しました。OS 9のブラウザで表示できなくなっていた可能性があります。」という答えをもらい、開いたところやっと入れる事が出来た。

私はマックだがosの9.0。今となったらかなりに古い。他のマックの方は入れるというので不思議だったのだがこのosのみ見られないという事になっていたらしい。とにもかくにもレスが付けられてホッとする。

話しは変わって今日の画像。これは私が一週間に2回ほど行きつけの店に持っていく花の量。今日の主役はアプリコット色の「エブリン」とショッキングピンクの「パヒュームデライト」。エブリンはイングリッシュローズの女王とも呼ばれ香りも花型も最高の薔薇。その他にホスタの花、アジサイ、カライトソウ、ミモザ、ダリア、カラミンサ、木立性ベゴニア、薔薇各種などなど。

この量を見ると皆一様に驚くが私はせっかくの薔薇も一人で楽しむよりは皆に見て貰うのが嬉しい。庭に咲いていても今の時季は虫にすぐにやられ無惨な姿になる。それなら開く前や一番美しい姿の時にお店に飾って貰う方がずっと良い。この店には毎日のようにコーヒーを飲みに行く。私が庭仕事に疲れホッと一息を入れくつろぐときに自分の花達が店で迎えてくれる。そして店のママもお客さんも花を見て安らぎのひとときを過ごせる。これだけ花があっても私は家の中には殆ど飾らない。私には出来ないと思うほどここのママは花の水を一日に何回も変え、氷を入れて少しでも長持ちしてくれるように大事にしてくれる。今の時季エアコンの効いた部屋に置けば薔薇も結構長持ちする。うちでは常時エアコンをかけっぱなしというわけにはいかないので花達もこの店にいたほうがずっと幸せ。

 

 

7月3日(土)晴れ 「ジプソフィラ・ディープローズ」

これは私が今年初めて植えたもので新しい品種のようだが、このこんもりとした可愛い花がオープンガーデンでもすごく人気があったもの。一緒にツボサンゴも植えたのにこれの繁殖力には勝てないようで未だに泣かず飛ばず。これはジプソフィラといい八重のカスミソウと書いてあるが花をよく見ると八重にはなってない。ナデシコ科の宿根草と説明には書いてあるが驚く事に4月くらいからずっとこのこんもりした形で咲きっぱなし。優しい感じの花だが鉢に植えると鉢も見えないくらいフワフワに茂る。これを園芸店で買った時は結構高かったと思ったが今日ホームセンターに行くとなんと一株150円くらいで売っていた。花期は8月くらいまでと書いてあるのでもう終わりに近いからかも知れない。このフワフワの感じは絶対にお薦めの花だ。

 

 

「秋の風車」

「マジックモメント」

7月2日(金)曇り

私が上京するのはいつも娘の子供の子守に行く事が目的だが、やっとそれも今日開放され懐かしの我が庭に戻って来た。いつも家に帰るとすぐに庭に出る。たった一週間足らず家を空けただけなのに庭は変貌している。今日最も咲き誇っていたのはホスタ(ギボウシ)の花。薔薇も沢山花を咲かせている。出た時にまだ蕾だったものが又咲き始めたようだ。そして今年通販で買ったダリアが次々と開き始めている。中でも上の「秋の風車」は可愛い花だがどうも納得出来ない。カタログを見て注文したものは薄い紫と白が混ざったものだったのに、これはどう見てもピンク。この写真を販売元に送りクレームをつけようかどうしようか迷っている。ダリアもアジサイのように植える土によって色が変わるのだろうか?これもなかなか綺麗なダリアなので別にこれはこれで良いのだが、名前が判らないのは困る。

下の「マジックモメント」はもう綺麗な時を少し過ぎてしまったがこれも美しいダリアなので満足。しかしこれも写真とは大分違う。写真ではもっと透き通るような白。花びらの形も何となく違っている。通販は実物を見て買うわけではないのでやはり咲いてみて違いにびっくりなんて事もあるのが怖い。