11月11日〜

ダイアリー目次            

 

11月20日(土)くもり 「ヘリオフィラ」

ダメもとで5月に播いた種、ヘリオフィラが今頃になって花を付けている。これは春から夏にかけて咲く一年草で、種まきが遅かったので今頃になって咲く羽目になった。これは去年咲いたものの種を採って播いたものだが、鮮やかなブルーの小花で群生させたら賑やかになる事間違いなし。種は長細いさやみたいなものの中に面白い程沢山入っていた。今頃咲いてくれるのは有り難いので何の事はない種まきを遅くすれば良いという事になる。

 

 

11月19日(金)曇り 「クリスマスホーリー」

クリスマスホーリーの実が綺麗に色づいてきた。同じ赤でもピラカンサスの実は朱色に近い赤だがこれはべに色のような赤なので私は好き。これは西洋ヒイラギだがよくクリスマスプレゼントの飾り物や包装紙などにプリントしてある。普通のヒイラギとは葉の形も少し違ってる。そしてこれは緑の濃い色と赤い実が絶妙なコンビで鑑賞価値のあるものだ。

以前どこからか飛んできたのか普通のヒイラギが地面に生えてきたので鉢で大分大きくなるまで育ててみた。しかしその鉢を移動する度にちくちくと痛くてついに頭に来て今年抜いてしまった。普通のヒイラギは白い小花を付けひっそりと咲く。このクリスマスホーリーも花自体はそんなに見応えのあるものではないが、これは葉が尖ってないので痛くない。西洋ヒイラギは樹の高さが20メートル近くにもなる大木らしいがこれは園芸種に改良されたもののようなので鉢植えに適しているらしい。今これを地面に移そうかどうしようか迷っている。

 

 

11月18日(木)曇り 「エレ」

ネコどもは孫が家に来て以来気の休まる暇もない。特にエレは気が小さいので孫が近づいてきただけで隠れたり逃げたりしてる。長毛種は元来おとなしいネコなので大きい声を出したり楽器を大音量で鳴らしたりすると尻尾を下げてどこかに隠れてしまう。

うちには一応ネコベッドなるものがいくつか置いてあるのだが、どんなに高級なものよりこの段ボールで作ったベッドがお気に入り。それも自分のお気に入りの空間にするためガリガリと囓ってご覧の通り。さっき孫が近づいて何か話しかけていると思ったらいつの間にかこんなに沢山ボールが入ってる。プッチはまだ小さいのでボールを投げるとすぐに反応し孫といつも一緒に遊んでいるがエレはもう8歳になるのでじゃれる事はない。孫はエレと遊びたくてこんなにボールを入れたようだ。何とも子供のする事は可愛いものだ。

 

 

11月17日(水)曇り 「セキチク」

庭の宿根草はだんだん枯れて来て今やこんな状態のものばかり。これが12月になるともっと枯れて見苦しくなる。セキチクの枯れたものをそのままにしておくのがイヤで以前短く刈り込んだり、根っこだけにしてしまったら翌年は出てこなかった。やはり理由があってこんな見苦しい姿をしてるものなんだと変に感心した。今や庭はこんな枯れ枯れのものばかりだが、その中に青々としたものがある。と思うとそれは雑草。したがって雑草を見つけるのは今の時季簡単という事になる。

 

 

11月16日(火)雨 「オキザリス トライアンギュラス」

オキザリスが今年は大分増えてきた。これは三角の葉を持ち葉は紫色のものだ。なんとも特徴のある葉だがなかなか愛嬌があって良い。この花は雨や曇りの日は蕾を閉じたままで開く事がない。紫色の葉に薄いピンク色の花びらが対照的で花が開くと目立つ。

オキザリスと言えばあのにっくきカタバミもこの中に入ると思うのだが、トライアンギュラスは大事にしてもあの雑草は目の敵。抜いても抜いてもどこからともなく生えてくる。葉だけ茂っていれば見落とす事もあるのに必ずと言って良い程黄色の小花を咲かせる。花を咲かせなければ見落としていたものをうっかり花を咲かせるものだから目立つのですぐに草抜きの対象となる。私はこいつを抜く時にいつも「お馬鹿だねぇ・・・花を咲かせなきゃ分からなかったのに」等と言いながら引っこ抜く。このカタバミという雑草をいつも抜くときに思うのだが緑色のものは直根性なのでまっすぐに根を伸ばしている。ところが同じカタバミでも紫に近い色のものがある。そいつはこれより厄介で横に這うように根を伸ばし、そこで又根付きどんどん陣地を広げる。おまけに葉の色が渋いので地面と同化し、見落としやすいのだ。これが鉢の中に生えたりすると引っこ抜くのに往生する。

同じ品種でもかたや可愛がられるオキザリス、そして反対に目の敵のものがあるのが不公平だといつも思う。

 

 

 

11月15日(月)雨 「カラミンサ」

暖かかった11月もついに終わりを告げたのか今日は全国的に雨模様の上寒い。まさかこのまま冬に突入とも思えないが、北陸ではあれよあれよと言う間に雪の降る季節になる。去年の初雪は12月の19日だったはず。12月に入れば車もすぐにスタットレスに替えねばならない。

庭に植えてあるカラミンサもこの寒さではいよいよ終わりに近い。これは10月に撮ったものだ。これはペパーミントの匂いがして私の大好きな匂い。花期も長いし、切り花の彩りにも役立つ。挿し木にも挑戦してみたが見事失敗し、やはり株分けしたほうが間違いない。この花はいくら生えていても良いのでそろそろ株分けをして殖やさねば。

 

11月14日(日)曇り 「スィートアリッサム」

11月になったというのにスィートアリッサムの元気な事。鉢に植えてあるものの下にも零れたねが落ちたのか山ほど咲いている。春には余りの零れたねから出たチビ苗の多さに辟易し、抜いている程だ。小さな小さな花のかたまりだが一つをよく見るととても可愛い花。しかしこの花の匂いには参る。ほんとに鼻を塞ぎたくなるような匂いがして、そばを通るだけでも匂ってくる。

話しは変わるがこのスィートアリッサムの名前がさっきは出てこないで困った。ついさっきまではちゃんと覚えていたのにいざ書こうと思ったら名前が出てこない。こんな事がこの頃は結構ある。こんな時は仕方がないので花図鑑を開く。分厚い図鑑から名前を探し出すのは大変な事だ。名前が判っていればネットでも検索できるが名前が出てこない時はほんとに困る。

 

 

11月13日(土)曇り 「マチルダ」

11月も半ば近くなるとさすがに庭にも花が少なくなってきた。バラの中でもこのマチルダは春・夏・秋とほんとによく咲く。今もまだ蕾を沢山持っているのを見ると「お利口さん!」と言って撫でてしまいたくなるほど。この写真くらいの半開状態が一番可愛い。全開になると花びらが少ないので一重に近いような咲き方になる。色も退色して白に近くなるからやはりこの状態が一番良い。

今年はバラを大分処分してしまった。棘が多くて扱い憎いバラや、色や花の持ち等が悪いもの、花付きが悪いものなど総て処分の対象。バラのカタログや本などを読んでみても棘とか花持ちについては余り詳しく説明されてない。こんなものはやはり植えて育ててみないとわからないものが多い。初めてバラを植え始めた頃は色も各種揃っていた方が良いなどと思い、赤・オレンジ・黄・ピンク・白など滅茶苦茶に植えた。私がこの頃好きだと思う色はピンクと赤が多い。赤と言っても派手な赤ではなくて渋い赤色だ。

バラを植えたいと思ったらやはりバラのサイトに行き、詳しい事を聞いてみるのが一番だ。本に載ってないような事でも教えてくれる。あっ、言っておきますが私のHPはバラのサイトではないです。もっともっと詳しいバラのサイトを訪問し、情報を集めた方がグッド。

 

11月12日(金)曇りのち雨 「レンゲ」

今頃になってミニバラの「レンゲ」が又咲き始めてきた。ミニバラは皆成績が良いとは言えないが忘れた頃にぼちぼちと咲いてくれる。ミニバラといえどもやはり肥料や消毒は欠かせずやはり面倒なものかも知れない。が、切り花にしても良い程可愛いものも沢山あるし、大株になり見応えのあるものもあるから侮れない。

 

11月11日(木)曇り 「キング」

ここのところ暖かい日ばかり続いていたがそれにしても今日の暖かさと来たら観測史上初めてとか言っていた。11月に25度を越す夏日になることなんてが今までなかったらしい。今年の夏の暑さは異常だったがこんな年は雪も沢山降るという事も聞いた事がある。しかし去年の夏は冷夏だったにも関わらず雪の多さはひどかったことを思うと余りあてにならない。

ツルバラのキングは一季咲きの筈なのに今頃になって又ぼちぼちと咲き始めている。このキングはミニバラのツルバラなので花も余り大きくないが沢山の房咲きになる。夏に余りにも葉が茂りすぎアーチをも倒しかねない勢いだったので可哀想な程に短く切りつめてしまった。それを見た人がこんなに短く切ってしまったんじゃ来年は咲かないかも、と言ったがどんどんすごい勢いで枝を伸ばし、葉を付け、おまけに花まで咲かせている。