11月21日〜

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11月30日(火)くもり 「吉祥草」(キチジョウソウ)

やや湿り気のある日陰に群生する多年草。この花が咲くと吉事がある、という言い伝えがあるが別に私の家に何か良い事があったという話しはない。この花は今頃咲くには遅いような気がする。もう十数年前に知り合いからこれは葉が楽しめるので植えると良いなどと聞き植えたがなかなかの曲者。和風の庭の下草などによく遣われるようだが何せ増える。そして根っこがどんどん伸びて地面を覆う。余りの増えように辟易し、絶滅させようともくろんだが遂に未遂に終わった。取っても取っても根っこが残って又生えてくる。しかしこうして小さな花を見ると満更でもない。

 

 

11月29日(月)雨 「デンマークカクタス」

今日はシャコバサボテンの「デンマークカクタス」。毎年それなりに夏場に葉をちぎったり、植え替えをしたりそれなりの手入れをしているのに今年は何かと忙しく放りっぱなし。それでも今頃の時季になるとこんなに鮮やかな花を咲かせてくれる。夏場のみっともない姿を見ると何度捨てようかと思ったか知れないがやはり残して置いてよかったと思うのは私だけだろうか。

サボテン類は葉の見苦しさに反して皆美しい花を咲かせる。しかし場所喰いになるような大きな葉のものは困る。クジャクサボテン、月下美人、皆素晴らしい花を見せてくれたがあの場所喰いにはどうにもならず全部処分。新しいものを置く場所を確保するためには処分もやむを得ない。

 

 

11月28日(日)くもり 「ムーンライト」

今年も又クジャクサボテンの「ムーンライト」が綺麗に咲き始めている。これは母から貰ったひとっぺらを挿し木し育てたものだが、今ではもう何人のところに里子に出したか分からないほど増える。サボテンほどみっともない葉もないと思うが花の見事さはそれとは対照的。おまけにこのムーンライトは香りも良く、花がひとつ開いてたらどこにいても直ぐに分かるほどだ。花は2.3日で終わり可哀想な姿になるが次々と開くので長い間楽しめる。サボテンにしては小振りな花なので大げさではないのが良い。

 

 

11月27日(土)雨 「ラフランス」

昨日は夜中になっても突風が吹き荒れ、今日のニュースを見ると最大瞬間風速22、7メートルもあったそうだ。朝日町というところでは山火事にも見まわれ山林を焼き尽くしたそうで、こんな時季に台風並の風。もういい加減に勘弁してくれと言いたくなる。北日本の方ではこちらよりもっと凄い風だったようでトラックが横転するほどだったらしい。

バラのラフランスは今でも少しづつ咲き楽しませてくれる。このバラはぽっくりと開き可愛いバラだが雨風には弱いようだ。花びらの数が少ないのが少々不満だが香りが良いので許すことにしよう。

 

 

11月26日(金)曇りのち雨 「キルタンサス」

数年前に親戚からもらったキルタンサスが今まさに開かんとしている。もらう迄はこんな球根があるなんて私は知らなかった。売っているのも今まで余り見たことがないがこの間ホームセンターで見かけたので自分が気づかなかっただけかも知れない。この花は寒い冬場に咲く花なので結構重宝だ。軒下等に置いておけばずっと咲き続ける。キルタンサスとはギリシャ語で「曲がった花」という意味があるらしいがなるほど花が開くと湾曲してるように咲く。

今日は仕事関係のコンサートがあったので孫は夫に頼み夜9時頃に帰ってきた。今日私が家にいるときはそうでもなかったのに仕事に出掛けてからの風の凄かったこと。帰ってきてから庭に出てみると案の定鉢が大分ひっくり返っている。またもや鉢が割れたり、鉢から苗が飛び出してしまっている物が続出。嗚呼〜〜〜仕事が又増えた・・

 

 

 

11月25日(木)曇り 「ゼラニューム」

南側の廊下に取り込んだゼラニュームが次々と花を付けている。同じゼラニュームでも花の形が全然違うのが面白い。丸い花びらと尖った花びら。尖ったものは星咲きといい星の形をもじったネーミングという事になる。

ゼラニュームは寒さに弱いので毎年11月の声を聞くと家の中に取り込んでいる。今は南側の廊下に置いてあるがもう少し寒くなるとやはり暖かい室内に置かねばならず場所喰いだ。今室内には胡蝶蘭が沢山入れてあり、おまけに孫のオモチャやらがゴチャゴチャに置いてあるので置き場所には頭を悩ます。

今朝は曇っているうえに寒かったが10時を過ぎると晴れ間も見え花が終わって枯れ始めた菊やホトトギスなどの整理や落ち葉の整理をしたら汗ばむ程だった。まだまだ庭は片づけねばならないことが沢山あるがそろそろ雪囲いの準備もせねばならず気ばかり焦る。

 

 

11月24日(水)曇り

こんな毛むくじゃら皮をかぶった花、いったい何の花と思うかしら?知ってる人はすぐに分かると思うけど知らない人は知らない。(当たり前か・・・)決してお世辞でも可愛いとは言えない花だけどこれが美味しい実になる。

これは実はビワの花。今年は異常気象だったのが良かったのか初めて沢山の花を付けた。去年も付けた事は付けたがなった実はたったの4個。ビワと言えば種ばかり大きく食べる部分は少ないのだからたったの4個では話しにならない。

うちの夫は何でも美味しい果物を食べるとすぐに種を採っておいて植えると言う。これが実は私にとっては大迷惑。確かに種を植えたのは夫かも知れないがその後の水やり、植え替え、肥料など全部私の肩に掛かってくる。客が来るたびにこれは自分が植えたと自慢たらたらだが植えるなんて事は誰でも出来る。このビワも植えた種が殆ど芽を出し、いったいいくつの鉢植えが出来たことか。人の苦労などお構いなしに植えたがるのも困りものだ。

お客が来るたびに「このビワの木、貰ってくれない?」と押しつけがましく頼まねばならない。ここまで大きくするのにどれだけ手間と費用がかかってる事か。いくつかは貰い手があったが終いには腹が立って殆ど捨ててしまった。ビワなんてものは葉も可愛くないし、花も不気味。間違っても庭には植えたくない代物だ。それを植えろ、植えろと催促するものだからこの1本だけは不承不承植えた。狭い通路に植えてから4年ほど立つが木はどんどん育ち、歩くのにも邪魔になってきて困った。今年は私の気持ちに敏感に反応したのか沢山の花を付けた。こうなったらますます撤去できなくなりますます困った・・・・

 

 

11月23日(火)晴れ 「カレックスエバーゴールド」

うちの庭にはこんな草ものが幾つか植えてあるが皆どれも元気で生い茂り、植えてから何年も立つとラベルもなくなりいったいどれがどれなのか分からなくなってしまった。これは昔に植えたにも関わらずちゃんとラベルが付いていたので「カレックスエバーゴールド」に間違いない。

この手合いの草ものは枯れるという事は殆どないようでどれもこれも大株になり生い茂る。風知草などはとんでもない値段がついているがどんどん大株になる。いつも行くスーパーの花屋には今年6号鉢ほどの大きさに風知草が植えてあり「8000円」とついていたのにはびっくりした。

このカレックスエバーゴールドも増えすぎて去年半分ほどに株をざっくりと切り鉢植えにしてみた。捨てるには忍びなかったからだ。半年ほどは惨めな姿で鉢の中に収まっていたが今は見事に美しい葉を伸ばしている。私的にはこんな鉢植えがよその玄関先に置いてあると「おっ、なかなかやるな!」という感じがする。

 

 

11月22日(月)曇り 「沈丁花」

ここのところ雨が降ったり止んだり、かと思うと晴れてみたりと不安定な日が続く。水やりはさすがに毎日はしなくても済むようになり楽になった。まだ霜が降りるほど寒い日はないので蘭などはまだ外に出してある。と言っても寒さに弱い胡蝶蘭などはもう部屋の中に取り込んである。今はニョキニョキと長い花芽を伸ばしつつあるので楽しみ。

何年か前に挿し木で育てた沈丁花が大分大きくなってきた。もう花芽も付けているので来年が楽しみだ。

 

 

11月21日(日)雨 「ディアスシア」

ディアスシアが今綺麗に咲きそろって来た。これは多年草なので一回植えたら毎年出てくる優れもの。この花はここ数年園芸店でよく売られてきたのを見ると新しい品種だろう。冬も外で越冬し、目安は0度くらいまでは大丈夫だという事だ。私はたったの一株しか買ってなかったので零れる程に咲くというところまでは行かないがこんなに長持ちするんだったらもっと買っておけば良かったと後悔する。夏の暑さには弱いようなので夏にはなるべく涼しいところに置いた方が良いらしい。しかし取り立てて注意していた記憶もないので案外強い品種のようだ。