1月1日〜

ダイアリー目次            

 

1月10日(月)雪 「田尻池」

昨日・今日と休みが続くので孫は暇を持てあましている・・ように私には見えるが意外とそうではないのかも。何せ家に一日中一緒にいるとやれ歌を歌ってくれ、ボール投げをしよう、太鼓を叩けと私の方が参ってしまう。出掛ける方が余程楽なので夫と一緒に田尻池に白鳥を見に行く事にした。去年も見に来たが今年はやや数は少な目。去年は残り物の金つばをあげようと持っていったが夫に怒られ、今年はスナック菓子を意気込んで持っていったというのに今度は見に来ていた人に又叱られた。餌はパン以外はあげたらダメだそうだ。孫は餌をあげることができると思い菓子袋を大事そうに抱えて行ったのにちと可哀想。来年こそはパンを持って行かねば・・・

白鳥は観察していると飛び立つ時にはバサバサと羽を広げ、なんと水の上を歩くのだ。水の上を歩いている姿は今まで見たことがなかったので本当に驚く。なんとも勇壮な飛び立ち方。大分昔にアホウドリの着地の仕方をテレビで見た事があるが、ほんとに名前の通り阿呆。出たとこ勝負という感じの着地でズドンと転んでいるものもいれば、くちばしからドサッと転んで着地するものもいる。どの鳥も皆そんな着地の仕方なのでもう腹を抱えて笑ってしまった。白鳥の着地の仕方は見られなかったがきっと優雅なのかも知れない。

 

 

1月9日(日)雪 「プッチ」

夕べから雪が降り一面に真っ白。かなり積もるかと思われるような雪質。午後には一応せっせと雪かきをしたものの案外積もらずホッとする。でもまだ油断は出来ない。予報では明日も一日降るような事を言っている。

プッチは1月3日で満一歳を迎えたが3、5キロほどしかなくからだは小さい。部屋の中でカメラを向けるとご覧のように目をつぶってしまう。うちにとっては三代目のアメショーだが一番の寒がりだ。今の時季外に少しは出てみるものの寒さに閉口するのか直ぐに戻ってくる。寝るのも布団の中に入ってくるから寒がりなのだろう。この子は喜ぶと直ぐに爪を立ててじゃれつくのには閉口する。突然服に爪を立ててからだによじ登られるのも困る。今までのアメショーの中では一番活発だが、前代の2匹に比べると余り愛想は良くない。同じアメショーといってもそれぞれ性格が違うという事が3匹立て続けに飼ってみてやっと分かってきた。

 

 

1月8日(土)くもり

天気予報では夕べからかなり雪が降るような事を言っていた。が、朝起きてみるとうっすらと雪化粧という程度でそれも少し日が射すとすっきりと消えてしまった。

これは母屋の中庭だがサザンカが花びらを大分落としている。何年か前にはうちの和風の庭には全く苔が生えないと書いた事がある。しかしこうやって見てみると今は大分いい感じになってきた。一昨年当たりから母屋の庭も総て私が管理するようにしたからだ。うちには義父がいるが義父は熊手でここを掃いてしまい私は内心気が気じゃなかった。本人は雑草を取っている積もりなんだろうが熊手で雑草など抜ける筈もない。これでは苔を取っているのと同じだ。それから総て私が母屋の庭まで管理する事になった。それでなくても自分の庭を維持するだけでも大変なのに自分で自分の首を絞めているのと同じだ。

義父がせっかく生えた苔を又全部取ってしまう事もあり得るのでうっかりと掃除を怠る事は出来ない。庭掃除などは何人もですればアッと言う間に終わる事だが、考えの違う者同士がすれば争いになる。夫は庭には一切手を出さず手伝ってもくれず頭に来る事もあるが、やはり一軒の家に庭を管理するものは一人の方が良いという結論になる。

 

 

1月7日(金)雨 

枕木の間に植えた竜のひげがこんなに伸び歩くのも邪魔になってきた。少し間引きして少なくするより他ないようだ。これは生長が遅いので安心していたがさすがに4年も立つとわさわさと生い茂る。今地面は空いているところが沢山ありどこにでも植えられるようだが夏ともなると他のものが伸びてくるので全く地面は見えない状態になる。それがイヤでなかなか移せない。私は基本的に土が見えないという植裁は余り好きではない。何と言っても雑草をむしる時に腰を下ろせる場所がないと困るからだ。

この枕木をここに埋め込んでからもう4年ほどたつがやはり枕木は強い。柿の木を切った時に出た丸太が沢山あったのでそれを他の場所に埋め込んでみた。柿の木はノコギリの歯が立たない程堅かった。しかし丈夫だと思って埋め込んだのにあっけないほどの短期間で柿の丸太は腐ってしまった。やはり枕木に勝るものはないようだ。

 

 

1月6日(木)くもり 「ブーゲンビレア」

部屋の中に入れてあるブーゲンビレアが次々と花を咲かせている。これは夏に咲くときは薄いピンクの花を咲かせるのに冬場に部屋の中で咲くときは薄いグリーンになるのが不思議。やはり日照不足でこんな色になるのかも知れない。

昨日テレビを見ていたら子供の脳の発育について重要な事を言っていた。最近の子供は夜更かしが増え発育に支障をきたしているらしい。例えば夜12時に寝る子は10時間寝れば午前の10時に起きる。又9時に寝る子は朝7時に起きると言うことになる。同じ睡眠時間をとっても両者には大きな違いが出るという事だ。遅寝の子供は不眠になり、脳の発育にも大きな影響がある。例え赤ん坊でもいけないそうだ。重要な事は光りが脳の発育に大きな影響を与えるので早寝早起きの習慣をつけさせねばならないという。

それを直すには子供の睡眠時間の表をつけ病院へ行き相談すれば良いと言うことだ。たった2歳ほどの小さな子供でも入院したり通院したりすると1ヶ月で生活のリズムが変わり、治ると言うことだった。うちにいる間はよく日光に当てなければならないらしい。

そう言われて見るとうちの孫は私のところに来る前は夜の9時に寝て朝は6時には起きていた。しかし私の家に来てからはどうしても私の仕事が遅いので寝るのが遅くなる。10時頃に寝かしつけても11時くらいまで寝付かない事もありほとほと困っている。そして朝はいつまでも寝ていて起きられない。これは孫の発育にも悪影響を与えているがしかし私が仕事をしている間はどうしても寝かせられない。私の仕事は遅い時は夜10時近くなるときもある。こちらにいる間に遅寝の癖がついてしまったら向こうに帰ってから治るかどうか心配だ。そしてこちらにいる間の脳の発育にも悪影響があるのかと思うと頭を抱える・・・

 

 

1月5日(水)曇り 「ミモザアカシア」

ミモザの木が植えてからまだ3年ほどしかたたないのにもうこんな大きくなっている。これは途方もなく大きくなると聞いていたのでここに植える前に大分躊躇していた。しかしこの葉の色も好きだったし花も冬場に咲いてくれ有り難いものだったので思い切って植えてみた。案の定毎年伸びる伸びる、不安になるほど。葉は切り花の添え物としても重宝するのでしょっちゅう切っている。それでもへこたれずに枝を伸ばすのでめったやたらと切っていたが余り下枝を切ると上の方ばかりに枝をつけみっともない形になるかも知れない。雪が降るとこの葉にどっさりと雪が積もり垂れ下がってしまう。昨年までは縄でくくっていたが今年はもういけない。こんなに大きくなっては縛る事も出来ない。折れたら折れたで諦めるより他ない。今沢山の蕾を付け全部が開けば見事な迄に黄色い小花を沢山付ける。こうして写真に撮ってみると改めて大きさに驚く。

 

 

1月4日(火)曇り 「ハラン」

ダイアリーに載せるものを探しに何となく庭をうろつく。あったぞ、あった。こんなものは写真に撮った事がない。これはここに植えてからおそらくもう35年くらいはたつものと思われる。随分と大きな葉だがこれはハランだろう。義母がここに植えたものと思われる。和風の庭などには結構これが植えてあるが何でこのような大きな葉ものが和風に合うのかわからない。

ハランと言えばよく料理の飾りに使ったりするようだが、最近はプラスチックのものに替わっている。花が咲きもせず余り可愛くないと思っていたがネットで調べてみると何やら5・6月に下の方に咲かせるらしい。おまけに果実にもなるという。単に気が付かなかっただけかも知れないので今年は注意して見る事にしてみる事にしよう。

 

 

1月3日(月)曇り 「苗置き場」

昨日の雪もすっきりと消え、今日は少しは太陽も見えたが、何せ孫の世話があるので外仕事どころではない。いつもだったら元旦からでも草むしりをする日もあるし、庭掃除などしている時もある。

ここは挿し木苗などの置き場。昨年に比べると少ないってもんじゃない。去年は多忙なのもあったが挿し木を作れば置き場に困るし、人に渡すために1年間寝かせて置くというのがほとほとイヤになったからだ。今挿し木してあるものは去年買った新しい紫陽花や珍しいものの挿し木。この場所は朝日しか射さず直射日光も射さないので挿し木には絶好の場所。おまけに水やりはすぐにできる。ほとほとイヤになったと言っても結構沢山の挿し木がある。又今年の夏には処分に困るのかも知れないが剪定した枝を捨てるのが勿体なくついつい挿してしまう。この貧乏性はいつになっても変わらず・・・

 

 

1月2日(日)曇り

今朝起きてみるとご覧のように銀世界。ネコのプッチは初めての雪に戸惑っている。この子は明日が誕生日で1歳になるが考えてみると雪が積もった外に出した事がない。6月のオープンガーデンの時でさえ外のテーブルに繋いでいたのだから雪の上など歩いた事がない。

いつも朝起きるとネコは出口のドアのところで外に突撃の準備をしている。今日もいつものように全員待っていたので外に出しては見たがプッチは戸惑っている。一面の銀世界でどこへ行ったら良いのかわからないのだ。どこへ行ったのかと思い探してみると鉢の置いてある棚の下で日向ぼっこ。しばらくするとすごすごと帰ってきた。余程雪が苦手と見える。他のネコは雪にもめげず駆け回っている。エレは毛足が長いので雪の団子を体中につけて帰ってくるので部屋中が雪だらけになる。こんな時毛足の短いネコは何も付かないので便利。

 

 

1月1日(土)曇り 「ナデシコ」

皆さん明けましておめでとうございます。相変わらずぼやきながらのつぶやきだけど今年もよろしくお願いします。

昨日からの雪は夜中には雨に変わり朝起きるとスッキリと雪は溶けている。日中は少しは陽も射し、まずまずの2005年の元旦を迎えた。娘夫婦が休暇を貰い帰省しているので何かと慌ただしい。全く手抜きのお節料理を少しは作ったが孫も娘夫婦も余り食べずきっと捨てざるを得ないだろう。

娘達は明日には又戻ってしまうので又孫との生活が始まる。孫もここにいる間にだんだん知恵が付いてきて明日両親が帰ってしまったら泣きわめくだろう事を想像すると気が滅入る。子供にとって親とは神に近い存在であり、いくら私たちが可愛がったところで所詮は一時的な親でしかあり得ない。早いもので孫を預かってから5ヶ月の日が過ぎたが3月まであと3ヶ月、きっとこれもあれよあれよと言う間に過ぎていく。孫のいる生活が当たり前になったこちらでは帰った後の寂しさに空しさを覚えるかもしれない。

2004年は天災に明け暮れた年だったが、今年こそは平穏無事な日々でありますよう心より祈るのみ。