2月21日〜 

ダイアリー目次            

 

2月28日(月)くもり 「レモン」

先日bbsにレモンの書き込みがあったのでうちにあるレモンの木を思い出した。撮った角度が悪くてなんだか丸いレモンに映っているがちゃんと普通のレモンの形をしている。レモンは寒さには弱いので今までは冬になると家の廊下に置いていた。が、だんだんと木も大きくなってくるととても家の中には入れられない。去年から納屋の入り口の方に置くことにした。納屋の中に入れてしまうと陽も当たらないので敢えて入り口に置いてある。雨や雪にあたらなければこうして寒い北陸でも冬越しをする事が出来る。

昔見たガーデンの本にこのレモンの木が植木鉢に植えてあり、たわわに実がなっているのを見て何故か羨ましくなった。自分は酸っぱいものが苦手なのでレモンはどちらかというと嫌いな部類に入る。しかしその写真は全体にうっとりと憧れる要素を持っていたのでついフラフラとレモンの木を買ってしまった。育ててみるとすくすくと大きくなり、意外と簡単に実を付け始めた。レモンは年に何回も花を付けるのでうまく育てれば一年中実を付ける。ただ閉口したのはアゲハが卵を産み付けるので注意してないと葉を食べ尽くされる。夏場は毎日点検し黒っぽい糞みたいなものがあったら取り去るのを仕事とする。カエルの糞と間違えるようにうまく化けている。

 

 

2月27日(日)晴れ 

夕べから又雪が降り、朝起きるとまたもや雪化粧。今年の雪はどっさりと積もらない替わりに10センチづつ程毎日のように降るパターンだ。昨日は富山に仕事で出掛けたが車から降りたときは晴天。しかし予報では20センチも積もるような事を言っていた。一応念のため傘を持ち仕事場に向かった。仕事場に入ったらびっくりする程予報通りに深々と降り始めた。仕事が終わり青空駐車してある車に着いた時はほんとに20センチほど積もっている。靴は普通の靴で出掛けたのでひどい目に遭った。

ところが家との中間地点くらいにある小杉あたりになると全く雪は積もっていない。ほんとに笑っちゃう程雪がないのだ。信号待ちで待つ間に見てみると呉西方面から来る車は全く屋根の上にも雪を乗せてない。ところが呉東方面からの車はどかんと雪を乗せている。どこか山にでも行って来たのかと思われるほどで何だか恥ずかしくなる。同じ富山県内でもこれだけ違うのかと思われる日だった。

 

 

2月26日(土)雪 「ユキダルマキング」

デンドロビュームのユキダルマキングがやっと花開いた。うちに来てから数十年まるで主のようなデンドロビューム。内心飽き飽きしていてもこうして開くとやはり大切なものだ。

先日楽器店に70歳のAさんが入会してこられた。Aさんは若い頃ピアノを習っていたそうで是非冬ソナの曲が弾きたいという。どの程度までしていたのかを聞くと結構難しいステップまでやっていたらしい。それならと冬ソナの曲を渡したが2週間後に来てレッスンをしてみると散々な結果。音符の長さ、指番号、記号などまるで分かっていない。少し習えば思い出すかとも思ってみたがこれは疑問。

本当に彼女が言ったステップまで昔習っていたのだろうか?全く習った事がない人と、例え幼稚園の時に少しでも弾いた事があるという人とでは全然違う。私が言いたいのは習っていたランクの見栄を張るのは止めた方が良いと言うことだ。昔Cの段階まで習った人ならばこちらはそれを信じ、Bくらいの程度のものを渡す。Bの段階まで習っていたというならAのランクのものを渡す。全く初めてと言うならば導入編を渡すという具合だ。ランクに見栄を張ると指導者としてはそれなりのものを渡すので本人は全く弾けないという事になる。

何でも習い事をするときは易しいものから入ったほうが無難。いきなり難しいものを渡されると本人が困るし、興味も失せてくる。冬ソナの曲は易しそうでも弾いてみると結構難しい。Aさんにはちょっと難しいものを渡したのでどうもギブアップの様子だった。仕方なしに全く初心者用のものに切り替えた。それが弾ければ自信もつく。ある程度弾けるようになれば難しいものに切り替えても良い。70歳になって習いに来られたという気持ちを大事にしたいと思う。

 

 

2月25日(金)雨 「孫の保育園」

今朝起きたら久しぶりの快晴。おーーっ、やっと春がやってきたとルンルン気分。ところが孫を園に送って帰ってきたころは雨になり、そのうちみぞれのような物まで降ってきた。やっぱり・・・そんなに春がすぐにやってくるわきゃない・・・・。

孫の子守も残すところあと一ヶ月になり、指折り数えて待つような気持ち。毎朝この保育園まで送り夕方には迎えに行く。園に朝送っていくと孫は「あ・し・た・ま・た・ね!」と「ジャンプ・ジャンプ・ジャンプ」と何回も私の手を握り跳ね上がる。そして車が出るまでこの玄関のガラスの向こうで私を見ている。そして手を振り、納得して部屋の方へ入っていく。この儀式をちゃんとしないと拗ねて泣きわめく。可愛いといえば可愛いが、孫をジャンプさせるのにはかなり力がいるので内心は腰でも起こさないかとびくびくしながらやっている。

孫を送っていけばこっちのもの。家に戻れば好きな事ができると思ったのは甘かった。留守の間にしなければならないことが山積みにある。洗濯物や部屋の片づけ、夕食の買い出し。仕事が早く始まる時は夕飯の用意までしておかねばならない。しかし今思えば日常の仕事以外に夏に孫が来た頃は庭の水やりや雑草取りが入っていた。よく自分でもこなしていたと思う。あの頃に比べれば今は楽な方だ。又反対に言えば何事もいい加減にしてるからこなせてきたんだろう。

 

 

2月24日(木)雨 「アイ」

どんなに雪が降ろうと突風が吹き荒れようともネコ達は外に行きたがる。朝起きるとスタンバイOKという感じで皆ドアのところで手ぐすね引いて待っている。出ては見たが余りに雪がひどかったりするとすごすごと帰ってくる。

アイは一匹になってしまった。この場所にいつもマックと一緒に座り外を見ていた。去年の11月にあんなに仲の良かったマックが交通事故で逝ってしまったのだ。マックは4匹の中でも一番おっとりしていて根性良し。うちに貰われて来た時からいつもアイとマックはピッタリ寄り添うように一緒にいた。兄弟ネコというものを初めて飼ったがその仲の良さには驚いた。寝る時もいつも一緒、外に出ても大抵は同じ場所で遊んでいる。

マックは今まで飼ったネコの中では一番大きかったが性格は可愛く、誰にでもすぐ抱かれ呼べばすぐに飛んでくるネコ。呼んでも呼んでも帰ってこないのでこれはもう絶対に事故と確信していたらやはりそうだった。図体はでかい癖に食べるのはのろく、いつも他のネコに横取りをされていた。取られたからと言って腹を立てるわけでもなく、のろのろを身を引いてしまう。

逝った当時は私もショックでネコをもう外に出すのは止めようと思った。一昨年はノンも事故で逝ってしまった。3日ほどは外に出さずに家の中に閉じこめておいたが皆ストレスが溜まるのか家の中の変なところでお疾呼をするようになり困り果てた。一度外に出して自由を知ったネコはストレスが溜まりノイローゼ状態になるようだ。それで仕方なしに時間を区切って出すようにしたが一度出すと損のようになかなか帰ってこなくなる。今は一日1時間ほど出しているが運が悪ければその1時間の間にも事故に遭う可能性は大いにある。心配しながら外に出すっていうのも馬鹿だが、動物の事を考えると人間のエゴを押しつけるわけにはいかない。長い時間帰ってこないと又事故かと思い家の周り中名前を呼びながらドキドキする。

動物なんてものは自然の中で自由にいるのが幸せに決まってる。それを人間が勝手に飼い猫にしたり、飼い犬にしたりして家の中に閉じこめる。餌を確保するのに大変でも動物は自由が良いに決まってる。例え病気になってのたれ死にをしても後悔はしないだろう。野良猫などを見ると餌は適当に捨ててあるもの等を食べているが飼い猫になりたいなんぞは夢にも思ってないに違いない。人間とネコの言い分を取れば適当に外にだし、家の中で飼うという方法を取るより仕方がない。

可愛かったマックは今でも私の心の中にいる・・・

 

 

2月23日(水)くもり 「デンドロビューム」

いやはや今日の突風のひどかったこと、新潟では最大瞬間風速は30メートルもあったそうだ。春一番だそうだがあまりにもひどい仕打ち。春一番などというものはふんわり吹いてこそ有り難みもあるが、木も倒れそうなほど吹くなんて誰も嬉しくない。又うちの鉢は被害に遭った・・・・

この頃泣かず飛ばずだったうちの部屋にもやっとピンクのデンドロビュームの花が開き一気に雰囲気を盛り上げてくれた。胡蝶蘭はわんさかと咲いているが真っ白な花は何となく葬儀を思い起こさせる。お金のかかっている葬式だと胡蝶蘭やカサブランカのオンパレード。

昨日書いた「電車男」は読まれた方もいるだろうと思うがあれは2チャンネルというところに書かれたものなので意味不明な言葉が多い。あそこは一種独特な世界があるので私達おばさんが(達というところを強調・・・・(爆))読むと字は小さいし、訳の分からない顔文字の羅列が出てきたりで読解に苦しむ。しかしそこは2チャンネル。ちゃんとこんなものが用意されている。

「2チャンネル用語辞典」このページを見ながら「電車男」を読めば大抵は意味が分かってくる。

アドレスはここ。http://www.media-k.co.jp/jiten/

 

 

2月22日(火)雪降ったり止んだり

いつもの憩いの茶店に行くと店の中が超豪華。花束がいくつあるのか分からない程。2日前はママの誕生日だったからだ。雛人形のそばにはカラーと桃が活けてありこの組み合わせには驚く。真っ白なカラーとピンクの桃が異色なコンビ。自分が買うとすればこんな組み合わせは絶対に思いつかない。でもとても素敵だ。

最近何がおかしかったと言ってこんなに笑った事はなかったものがある。先日買った本「今週、妻が浮気します」を買った時、本の帯に「電車男」を越える大人の愛の物語と書いてあった。ハテ、電車男って聞いたことあったな?と思い検索してみた。そうだそうだ、電車の中であった出来事からいろいろ発展してストーリーが展開していくんだった、と思いながら読んでみた。

ま、これが抱腹悶絶、一気に全部読んでしまった。これは読まなきゃ損と思える書き込みだ。これだけ面白けりゃ本にもなるはず。現在50万部を越える快進撃を続けている。本当は全部読めば3時間半ほどかかるらしいが、私が読んだものは1時間半に割愛されている。これは一年前ほどの話しだが、皆さんも笑いたければ是非お薦め。もう既に読んだ事がある人は何を今更、と言うかも知れないがこんなおかしい話は読まなきゃ損。ネットで読めばただ。

アドレスはここ。

http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Aquarius/7075/trainman1.html

 

 

2月21日(月)小雪 「スィートアリッサム」

この頃になり又寒い日が続き、今日は少しだけ雪も積もった。もうすぐ3月の声も聞くというのにこんなに寒いのはたまったものではない。毎年今頃になるとバラの誘引をしたり、剪定をしたりするというのに今年は孫がいるおかげでまだ何も出来ないでいる。庭のラティスは去年の台風で壊れ、誘引するにも柵がない状態なのでどうする事もできない。道路側のフェンスは無事だが、今度は雪があってまだとりかかる事も出来ずにいる。人間暇は作ろうと思えば出来る筈なのにまとまった時間が取れないと何もする気になれない。庭に出たが最後、何時間もかかるのは目に見えている。

毎年どんなに寒い冬場でも何かかにか庭仕事があり数時間は出ていたというのにこんなに放っておくのは初めての事だ。という事は今年の庭は全く期待できないと言うことになりそう。