4月11日〜

ダイアリー目次            

 

4月20日(水)くもり 「わすれな草」

いやはや今日の風の強かった事。朝起きると鉢が大分ひっくり返っていた。午後富山方面を車で走っていると車が揺れて怖ろしい程。聞くところによると最大瞬間風速28メートルと言うことだから車が揺れるのも無理ない。

久しぶりに小雨が降り地面も少し潤いやれやれ。庭のわすれな草はそろそろ満開を迎え少しだけ庭も賑やかになってきた。今のところはオレンジ色の冬知らずという花がいたる所に零れ種で出てきて圧倒している。どうでも良い花だが庭の寂しい時には抜くのには忍びない。花に興味のない夫が「可愛い花だ」と言ったのには驚いたが余りに寂しい場所に咲いていたので可愛く見えたのだろう。

 

 

4月19日(火)晴れ 「アプリコットビューティー」

春と言えばチューリップ。私はチューリップは余りにありふれているので好きな花ではないが、去年ホームセンターをウロウロしていたらフラフラとつい買ってしまった。秋になるとネット界では皆チューリップの球根を植えた話しばかり聞く。小さな鉢に30球ほど植えたので咲き始めたら見事な事。これはピンクに写っているがほんとの色はちょっとオレンジがかかっていてアプリコットという名前の通りの色。地植にしたら良いのかも知れないが何せ私は雑草が目の敵。春に雑草を刈る時にいろんなものが咲いていると取り難い。うっかりするとポキンと折ってしまう。

昨日アップした紫色のオキナグサも今日雑草を取っている時にお尻の下になったのか折ってしまいがっかり。せっかく可愛い姿を見せてくれたのに謝る事しきり。。。

孫が帰ってから20日ほど立つが毎日毎日4時間以上雑草取りに励んでいるもののまだ半分までしか取れてない。冬の間ずっと何もせずにいたツケがこんなにひどいとは思ってもいなかった。4時間以上していると左手が痛くなり、これでは商売に影響するので泣く泣く中途半端で止める。ここのところずっと好天続きなので雑草はしっかりと根を張り抜くのにも力がいる。かと言って雨ばかり続くと抜くのは楽なものの雑草に土がいっぱい付き地面に穴が開き困った事になる。ほどほどの雨が降ってくれたら良いのにと都合の良い事を考える。

 

 

4月18日(月)晴れ 「オキナグサ」

春の訪れと共にオキナグサがやってくる。ずっと鉢植えにしていたが大分前に地面に下ろしたところ毎年忘れずに咲いてくれる。この種は真っ白の綿毛になりフワフワと飛んで種をまき散らすというので増えるのを期待していたが一向に増える気配はない。それどころか冬になると全く地上部がなくなってしまうので枯れてしまったのかと毎年びくびくしながら春を迎える。花びらの外側が白い毛で覆われたようなこの花は不思議と葉には毛がないが茎は毛で覆われている。昔はこのオキナグサが沢山自生していたようだが、今は絶滅に近い品種らしい。もちろんこれは園芸種。

 

 

4月17日(日)晴れ 「フラチラリア メレアグリス」

フラチラリアメレアグリスが咲いたがなんとも言えないような変な花。こういうのを下手物好きというのかも。なんだか爬虫類のようだ。どんな花が咲くのか分からずこの球根を買ったと思うのだがどうもこの花はバイモのような感じだ。以前に育てた事があるクロユリなどというものもこんな咲き方をした。作家の丸山健二の「夕庭」という本にはとても美しくこれが載っている。夕日をもって化粧すると書いてあるがこんな明るい日に写したのが間違いなのかも。暗い庭の隅っこにひっそりと咲かせるのが美しいのかも知れない。

世の中には珍しいものが好きな人がいるがまるでマムシのような触覚を出すウラシマソウなども山野草の愛好家は大事に育てている。山野草展などに行くと結構見かけるが素通りしたくなる。

 

 

4月16日(土)晴れ 「ニオイコアジサイ」

昨日は薔薇の誘引に気を取られ水やりを忘れていた。昨日は風が強かったので鉢植えはすぐに乾く。慌てて水やりをした。アジサイの葉はちりちりになり再起不能寸前。夕方帰ってきてから見てみるとちゃんと立ち直っていたので胸をなで下ろす。

このニオイコアジサイは去年ホームセンターで苗を売っていたものだが驚く事にもう沢山の花芽を付けている。買った時は小さな苗で花も付いていなかったのでどんな花が咲くのか今年は楽しみ。

 

 

4月15日(金)晴れ 

昨日に引き続き今日も良い天気だが風が強いうえに冷たい。今日も仕事は休みなので昨日の続きのツル薔薇の誘引にかかる。

これは白いカーネーションのような咲き方をするものでサマースノーという。この薔薇は枝も柔らかくて細いうえに棘が殆どなく一番扱い易い薔薇だ。花は房咲きでまるで雪が降る如く沢山咲くのでこんな名前が付いたのだろう。この枝は毎年伸びる、伸びる、今年はそばに植えてある栗の木の上の方まで伸びていた。余りにも伸びすぎたので誘引に困り果て今年は大分切った。枝を誘引すればすごい量の花が咲くと思うと切るのは勿体なかった。今年も沢山咲いてくれるかどうか賭けみたいなものだ。

 

 

4月14日(木)快晴 「ツルハナシノブ」

久しぶりの快晴の中やっとツル薔薇の誘引を始めた。薔薇を知っている方はこんな遅い時季に・・・と呆れるかも知れないが今年は何やかやと忙しくついつい後回しになっていた。つるの伸びている事驚くばかり。1本1本を倒しフェンスにビニールタイで結び付けるのも大変な作業。去年はもう飽きてしまったツル薔薇を2本も抜いたのでフェンスはスカスカ。去年新たに植えたものが生長するまではまだまだかかる。

何の花が咲いたら春を感じるか?と問われたならば私はこのツルハナシノブと答えたい。この花が咲き始めるとほんとの春がやってくる。この薄紫色の花が私は大好き。鉢植えのものはこうして開いたが地植のものはまだまだ咲く気配もない。地植のものが咲き始めるとほんとの春だ。

 

 

4月13日(水)くもり 「ダリア球根」

やっと今年注文したダリアの球根が届いた。今年は黒系が3個、赤、ピンクが一個づつ。イエローと書いてあるものは注文した覚えがないので首を傾げたらどうやらサービスのようだ。今回は去年に引き続きの注文なのでカタログを無料で送ってきてくれたが買う積もりがなくてもついつい見ると欲しくなってしまい注文してしまう。うまく購買意欲をかき立てるように出来ている。これ全部で合計6200円。決して安い買い物ではない。

去年植えたダリアは1個だけは消滅し失敗。他のものは倍以上に球根が増えていた。以前から植えっぱなしだった黒系のダリアは途方もない量に増えていてあれを今から植えるのは場所取りに頭を抱える。うちにはこれで10種類以上のダリアの球根が今出番待ちだが昔はダリアなど全く興味がなかった。ところが黒系のダリアが真夏に美しい姿を見せてくれてからは大好きな花になってきた。ダリアと言えば真夏にでも元気に咲くので皆こちらでは仏壇の花に供えるのに畑に植えている。ダリア=仏壇というイメージがあった。ところが最近は見たこともないような美しいダリアの品種が沢山出てきた。調べてみるとダリア園なるものも全国には結構ある。まだ一度も訪れた事はないが是非行ってみたいと思っている。

ダリアの通販のサイトはこちら。興味のある方は是非訪れてみて下さい。

http://www.agsfan.com/index.html

 

 

4月12日(火)小雨 「ショウジョウバカマ」

一昨日はバカ陽気で暑くて汗が出るほどだったというのに昨日、今日は一段と寒い。温度差は一昨日に比べると10度以上低くなっている。これだから春の陽気はあてに出来ないが、私はほんとはこのくらいの寒さの外仕事の方が好き。暑いと汗はかくし喉が乾いて水ばかり飲みたくなる。

母屋の庭に咲いているショウジョウバカマがいつの間にか開いていたがこの情けない咲き方。もっともっと花びらが去年は多かったというのに今年はいったいどうしたんだろ?まるでスカスカ。やはり冬が長かったので日照時間が足りなかったのだろうか?

今年は去年に比べると10日ほど何でも発育が遅れている。まだ芽さえ出ていないものも沢山あるし、花も咲くのが遅い。尤も去年は異常気象で桜の開花も10日ほど早かったので去年が早すぎたのかも知れないが。

 

 

4月11日(月)くもり 「グレートフラワーレインボードロップス」

シンビジュームが次々と開いてきた。この花はシンビの中でもかなり大きな花。大きいだけあってたったの1本しか花芽が付かなかったがこれだけでも十分存在感がある。玄関入り口の廊下は今や蘭の展示場になりまるで品評会のよう。

孫が帰ってから馬車馬の如く毎日草取りをしてきたがやっとマイガーデンだけ完了。やっとすっきりとした庭になり地面も沢山見えてきてホッとしている。取りあえず次にはダリアの球根を植えねばならない。草が生えていたのでは空いてるところが分からないので何がなんでも草取りを優先したのだ。ダリアは去年掘り起こした時には大分増えていたのでこれを又植える場所を確保するのが大変。何せダリアは大きくなり葉の丈も高いし横にも張る。欲を言えば1メートル四方は確保したいところだがそうもいかない。ダリアの愛好家達は皆畑のようなところで育てる人が多いようだ。かと言って畑に植えれば見に行くのがついつい面倒になり綺麗な時を見逃す。やはり狭くても自分の庭に咲いているのが一番。