4月21日〜

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4月30日(土)晴れ 「ひみ獅子舞ミュージアム」

今朝娘夫婦が帰省した。久しぶりに会う孫は気のせいかほっそりとし、大人びて見え少し大きくなったような気がする。孫はこっちにいた時に何回か獅子舞を見てからというもの旗を振りながら「いやさ、いやさ!」とかけ声をかけ獅子舞が大好きになった。早速氷見市に出来た獅子舞ミュージアムに出掛ける。思っていたよりもしっかりとした建物で中には獅子舞に関する展示コーナーなどもあり退屈しない。

着く早々に獅子舞が始まり会場は熱気で溢れている。勇壮な太鼓が鳴り響く中、若衆のかけ声が飛びかいいよいよ獅子舞の登場だ。私のところでも春祭りの時には獅子舞が村中を回るが人が多いのでなかなかじっくりと見た事はなかった。しかしここでは演舞場があるので人に邪魔される事もなく落ち着いて見られ楽しめる。いくつかの出し物に孫は獅子に怖がりながらも大喜びだ。氷見市は獅子舞のメッカと言われ今も110カ所の地区で獅子舞が催され「獅子舞の里」と呼ばれている。こんな素晴らしい伝統の技を見られるのも田舎に住んでならこそと思えた。こんなものを都会の人たちに見せてあげたらさぞや喜ぶ事であろう。

「ひみ獅子舞ミュージアム」

〒番号 935-0065  富山県氷見市泉760番地

電話  0766-72-2454 休館日 月曜日

獅子舞は常時催されているのではないので行く前に電話で問い合わせをしてみた方が安心。

 

 

4月29日(金)雨 

連休初日というのに小雨模様。しかし久々の雨は庭を潤し有り難い。連日の草むしり作業を癒すために神が私にくれた休日かも。

庭は今少しづつ緑が生い茂りやっと少しは見られるようになってきた。左奥に真っ白に咲く木はリキュウバイ。その右となりに緑のこんもりとして見えるものはハニーサックルのアーチ。今すごい勢いで枝葉を伸ばしている。もうそろそろ花芽を付ける頃だ。地面を覆っている黄色は花ではなくグランドカバーのリシマキア。派手な黄色が庭を賑やかに彩る。右手前にはこぼれ種から落ちてところ狭しと咲く冬知らずだ。

一番奥は去年の台風で無惨にラティス9枚が崩壊したのでまだ設置してない。去年からエクステリアの店で見積もりを取ったりいろいろ検討していたが今頃になってやっと決断を下した。少しづつ花が咲いてくると隣の庭がヤケに気になり、何としてでも隠さねばと思い始めたからだ。ちょっとやそっとでは倒れる事のないように大工さんにラティスの柱を設置してもらう事にした。ラティスの寿命は経験から言うとどうせ4・5年しかないので柱さえしっかりしていれば取り替えがきく。始めはラティスも樹脂のしっかりとしたものにしようと思ったが何せ風情がない。夫はそんなものは味も素っ気もないと大反対。結局は取り替え覚悟でやはり木のものを使う事にした。ラティスは木で出来ている限りどんなに良いものを使っても寿命がある。だからと言ってアルミのものなどを使うと風情はないし、薔薇を絡ませたら消毒ができなくなる。アルミは硫黄に弱いからだ。

ラティスは以前は斜め格子のものを使っていたがあれはまことに始末が悪い。植木鉢をかけようと思っても斜めに角度が合わない事が多いし、薔薇を絡ませる時に手が入れにくい。それで今度は全部格子のラティスにする事にした。ちょっと和風な感じもするがエクステリアの専門家がこの頃は格子を使う家が結構多いと言っていた。やはり長い目で見れば便利が一番。ラティスに薔薇やクレマチスを絡ませれば綺麗といつも思うが風が吹いた時に何でも絡ませていると倒れ易い。アーチも薔薇が生い茂っていないときにはどんなに風が吹いても倒れないが枝葉が沢山絡ませてあるとすぐに倒れる事が分かった。何せ私の庭は風がまともに吹き付けるのでいろいろと風対策を考えねばならない。

 

 

4月28日(木)晴れ

今日の暑さと来たら真夏並。富山市では30、6度もあったそうで暑いわけだ。おまけに風の強さと来たらまるで台風のよう。去年の秋に私の庭のラティスが全部崩壊してからというものどういうわけか毎日強風の連続。今年になってもパラソルを立てられるような日は一日もないに等しい。やはり異常気象としか思えない。

4月1日に孫が帰った翌日から毎日毎日雑草と戦い、それがやっと今日終わった。庭を一巡すると約一ヶ月かかったわけだ。来る日も来る日も屈んでの雑草抜きは苦しみに近い。今年の冬は雪ばかり降ったのと孫に手がかかったのもあり、何もしなかったツケが一気に押し寄せた。最後にこの和風の中庭を終わったときは万歳!と叫びたい程だった。余り毎日必死になって草取りをすると腱鞘炎に又なりかねないので途中で薔薇の誘引をしたり肥料を入れたりして手を休ませるようにしてはいたが。さぁこれからやっと庭を落ち着いて見ることができると思った途端、一番始めに草取りをしたところを見ると早小さな草が生えている。全くガーデニングなんてものは草取りに始まり草取りに終わる。

 

 

4月27日(水)晴れ 「リキュウバイ」

私のこよなく愛する木リキュウバイが今満開になっている。平年よりも一週間ほど遅いようだ。去年撮ったものを見てみると木が大分大きくなっている。モクレン等は花びらがもう散り始め花びらが大きいだけに下は汚くなる。このリキュウバイなら余り花びらが大きくないし風情がある。こんな可愛い花なのに余所では庭に植えているのを余り見たことがない。私の一押しの木だ。

 

 

 

 

4月26日(火)くもり 「スプリングシンフォーニー」

私の大好きな花ティアレラが咲き始めた。見れば見るほど可愛い花でうっとり。これは通販で取り寄せたツボサンゴの仲間のものだが始めの年は「ピンクスカイロケット」という品種を鉢に植えてみたところ余りの可愛さに気を良くし、それから翌年には数種類を取り寄せた。冬は全く雪の下にもめげずすくすくと育ち全種類が今沢山の蕾を付けている。しかし品種によって思ったほど色変わりしないのでこれなら同じ品種を沢山にしても良かったかもと思っている。丈が低いのでインパクトはないが好き者だったらよだれが出そうなものだ。

夕べは夜中に懐中電灯で花を見ていたら隣のおばさんに「あんたぁ〜〜何してるの〜〜?」と声をかけられびっくりした。昼間は庭の手入れに追われ花の蕾を確認している暇がないのと私は寝る前に庭の草花を見るのが好きなのだ。懐中電灯で照らしてみると眠っている花も沢山あり花びらを閉じている。が、夜中でもギンギンに花びらを開き頑張っている物もある。皆どれも私にとっては子供のようなものであり、愛しいのだ。しかし他人から見れば異常な光景かも知れない。

 

 

4月25日(月)晴れ 「ヒアシンス」

今日もこちらは良い天気に恵まれ25度ほどになりまことに過ごしやすい。もう今の時季になると私は庭仕事をするときは半袖Tシャツ1枚。立ったりしゃがんだりするので長袖のものを着ていると暑い。今でさえこんな格好をしていたら真夏になったらどうしようかと思うほどだ。

今年こんな濃い紫のヒアシンスを初めて植えてみたがご覧のようにビロード状で驚く程の美しさだ。ヒアシンスと言えば白やピンクと相場は決まっているがたまにはこんな色も良いものだと思った。

 

 

4月24日(日)晴れ 「ハンショウヅル」

昨日に引き続き今日も良い天気。日曜日にこんなに晴れるなんてなんてラッキーな事。今日は一日中ダリアの植え付けに明け暮れる。ダリアは去年もネットでいくつか注文したが掘り起こしてみると大分増えていた。が、保存してあった物を開いてみるとカビが生えていたり芽がでていないものが多い。こんな事ならいっそのこと植えっぱなしにして置いた方が良かったのかも。

ダリアの球根を掘り起こすか植えたままにするかは大きな課題だが、私の経験から言うと植えっぱなしにした方が増えるし、翌年も見事に咲く。北海道などの寒い地方では雪や霜にやられるのでダメになってしまうだろうが、ここ北陸ではダメになると言うことはなかった。基本的にはダリアを植えっぱなしにしておくと野ネズミやモグラに球根を囓られてダメになるという事が多いらしいが、寒さには大丈夫なようだ。心配なら上に腐葉土や牛糞などを沢山かけておけばどうって事はない。下手に掘り起こして球根を傷つけたり保存に失敗するくらいならそのままにして置いたほうが楽。今年は掘り起こすのは止めておこう・・・

 

 

4月23日(土)晴れ 「アンドロサセ・スターダスト」

これは去年デュークさんより苗を送ってもらったもの。こんな花は見たこともなかったし名前も初めて聞いた。殊の外雪が多かった冬も無事乗り切り今元気に花を咲かせている。ロゼッタ状に長く伸びた細い茎の先端に、白色の小花が多数、傘状に群がって咲き、星をちりばねたような感じがするからか、アンドロサセ・スターダストの名で出回っているようだ。これが群生したらきっとカスミ草のような感じになるだろうが丈が低いので扱い易い。零れ種では増えにくいようなので今年は絶対に種を採らねば。

 

 

4月22日(金)小雨 「イカリソウ」

今日は寒い。仕事で外を走っていると道路にある温度計は9度だったから冬並だ。仕事で外に出る日は雨は降っても一向に構わないが家にいる時は晴れなくても良いから雨だけは降って欲しくない。

毎年ひっそりと咲くイカリソウ。花が下を向いて咲きその姿が錨に似ている事からこんな名前が付いたようだ。とても低い位置に咲くのでうっかりと咲いているのを忘れてしまう。こんな花は切り花には出来ないがとても可愛い花だ。

 

 

4月21日(木)くもり 「ニワウメ」

今年も又ニワウメが可愛い花を付け始めた。濃いめのピンクの小さな花だがびっしりと咲くので結構存在感がある。初夏になると真っ赤な小さな実を付けるが口に含んでみるととても酸っぱい。この木は低木だが行儀悪く広がるので毎年短く切っている。こんな木は園芸店では見かけないがこの辺では結構庭に植えてあるようだ。