5月11日〜

ダイアリー目次            

 

5月18日(水)小雨 ジャーマンアイリス「バニティー」

明日から又娘の仕事の都合で孫の面倒を見に上京せねばならない。この時季に庭と離れるのは非常に辛いものがある。薔薇の蕾はだんだんと大きくなり色づき、シャクヤクは丸い蕾が明日にでもぽっこりと割れ可愛い花をみせてくれそうな気配。私の大好きなクレマチスの「ダッチェスオブエジンバラ」は日ごとに蕾が大きくなりあの迫力ある真っ白な花を大胆に展開してくれそうだ。

今日は朝のうちはまだ曇っていたが午後からは小雨模様になり風も突風が吹き荒れてる。留守の間に鉢が倒れたり割れたりするんではなかろうかと気にし始めたらキリがない。水やりは近所の花仲間のベテランが引き受けてくれるのが心強い。その人は私より花の事や肥料の事など詳しいうえ園芸学校まで入り勉強したような人なのでこういう人がそばに居てくれるというのは心強い限り。

たかが水遣り、されど水遣り。花を知らない人は花や葉の上からジャージャーと水をかける。これではせっかくの花も台無しになる。水は株もとにたっぷりと与えねばならない。夫に夏に水やりを頼んで出掛けた事があるが観葉植物まで外に出して水遣りをし、あげくの果てに炎天下の下に置きっぱなし。本人は良い事をしたつもりでも結果は見るも無惨な姿に。。。

山野草など沢山育てている人は長期の旅行を断念せざるを得ない。アルバイトに高校生を頼もうかとも言っていたが結果は目に見えている。花の気持ちは好きな人でないと分からない。

明日からの留守に忍びなかったのかジャーマンアイリスの「バニティー」が今日やっと開花した。淡いピンク色が私を喜ばせてくれる。そして今隣りに建設中の家も今日足場を外しすっきりとした姿を見せた。人の家ながら足場の取り除かれた景色にやっとホッと胸をなで下ろす。足場がどうやっても私の庭の写真を撮る時に邪魔になり写るのだ。今まで邪魔なものは殆ど写らなかった我が庭も住宅地なみになってきた。

明日から24日まで留守にする為オープンガーデンの予約状況はアップ出来ませんのでbbsに随時書き込みます。申し込みのメールは娘の所でも受け取る事は出来ますのでお送り下さい。

 

 

5月17日(火)晴れ 「花いかだ」

今年も中庭の隅でひっそりと咲いている花いかだ。全部の葉に一個づつ花を付けている枝もあればたった一枚にしか花をつけてないものもある。あるサイトで調べてみるとこれは雌株の花らしい。そこから引用してみる。

 「ハナイカダは葉の中央に花を咲かせ、実を付けるおもしろい植物である。葉を筏(いかだ)に見立て、その上に乗る花や実を筏の上に乗る人に見立てたもので、花や実を付けている姿を見れば、忘れがたい植物の1つである。日本各地の水分条件のよい場所に生育し、樹高は数mになる灌木である。雌雄異株であり、雄株では葉の上に多数の雄花ができるが、雌株では多くは1つの花しか付かない。花弁数は4が普通であるが、3枚の事もある。」

花いかだの雄株は見たことがないが一回見てみたいものだ。

 

 

5月16日(月)晴れ 「黄エビネ」

これは花散里さんから去年頂いた黄エビネ。前から欲しかった物なので嬉しかった。戴いたものを咲かせる事が出来た時は嬉しいが反対に枯らしてしまった時は申し訳ない気持ちで一杯になる。何回戴いてもダメなものが「チゴユリ」。うちの庭は日光が当たりすぎるのが枯れる原因かも。

エビネは和風の庭にも植えてあるが地味な感じの地エビネが今何本もニョキニョキと出ている。昔ネット友達から戴いたピンクの可愛いエビネは毎年少なくなり今日見てみたらたったの1本になっていた。おまけに花も付けていない。そこは木の下なので日当たりが悪いのが原因かも。鉢に植えた方が場所を移動出来るし、肥料も与え易いから良いのかも知れない。

 

 

5月15日(日)くもり 「ナデシコ」

せっかくの日曜日だというのに午前中は小雨が降ったり止んだり。午後からは予報では止むような事を言っていたので雨のひどい時だけは納屋での作業。そのうち雨もだんだん止み待ってましたとばかり庭に出る。頭に来たのは雑草の入ったゴミ袋と生ゴミの入った袋を納屋入り口において置いたら無惨にも全部引き裂かれ中身は飛び出し風で舞っている。きっとカラスの奴かも。仕方がないのでもう一回ビニール袋に入れ今度は上にビニールを掛け作業をして戻ってみると又もややられている。しぶとい奴だ。今までこんな事一回もなかったというのにカラスもよほど餌に飢えているのか。。困った・困った。

うちには赤い花というのは薔薇以外は植えた事がないが突如出現した赤路線。これはうちの近所のガソリンスタンドでもらったものだ。何曜日かがレディースデイやらで花の苗をプレゼントしてくれる。うちに今植えてあるパンジーもそこで貰ったもの。パンジーもナデシコも好みではなかったのでいらないと言おうと思ったがそこが女の欲なところ。一応は貰っておこうと持って帰ったのは良いがハテ、これはどうしたものやらと悩んだ。しばらくはポットのまま置いといたがやはり捨てるにはしのびない。仕方なしに植えて見たところたった一つのポット苗がこんもりと大きくなり結構賑わっている。ナデシコは耐寒性もあるとは聞いていたが雪の降る中でも元気に育ちこんなに強いとは思わなかった。

 

 

5月14日(土)晴れ 「ジャーマンアイリス」

私の好きな薄紫色のジャーマンアイリスが開き始めた。これは昔誰かに分けて貰ったものなので名前は判らない。横には同じく名無しのクレマチスが開き始め私の庭は今薄紫のオンパレード。意識して植えた訳でもないと思うのに春一番は黄色、次はこの薄紫色の氾濫だ。だから庭はまだ何となく地味め。

ジャーマンアイリスは今次々といろんな色のものが開花し始めたが一番多いのはクリーム色。これは増えすぎたので去年から引っこ抜いてはどんどん処分している。にも関わらず今年も何だか倍くらいに増えているような気がする。一番嫌いな色はここらにはどこにでも咲いている紫の混じりのような品種。去年花が咲いている時に引っこ抜き撲滅させた筈なのに今年も又出ているのが不思議。可哀想だが又花の咲いている時に抜かねば。花が終わってからにすれば良いのにと思われるかも知れないが花が終わってしまうとどの球根がどの色なのか分からないようになるのだ。増えすぎたジャーマンを抜いた地面を想像すると大分空きが出来る。地面が空けば又違うものが植えられると思うと嬉しくなる。

 

 

5月13日(金)晴れ ラベンダー「アボンビュー」

ラベンダーのアボンビューが咲き始めた。こうしてみるとうさぎの耳のようでちょっと滑稽だ。これは鉢に植えてあるが大株になっている。ラベンダーは買うと結構いい値段がするのでこんな大株を買ったら飛んでもない値段がするに違いない。

昔地植えにラベンダーをしていたがどんどん大株になり夏頃になると収拾がつかなくなり思い切って剪定してしまった。ところが葉を残さない剪定をしたもので見事に枯れてしまったのだ。花が終わった頃に葉を残して剪定するべきだったのにと後悔したが後の祭り。それからは鉢植えで楽しむ事にした。ラベンダーは放っておくとどんどん木質化するので木のようになってしまい花を付けなくなる。鉢植えのもう一つのものは去年はうっかり剪定を忘れ今年の春に気が付いたらとんでもなく伸び放題。これじゃ夏になったら大変な事になると思い春の始めに剪定をした。今どんどん伸びているが花は付けないかも・・・

これの剪定した枝を挿し木しておくと簡単に付くので増やすのは楽。こんな高い値段のものはそうやって増やすのが一番賢い。

 

 

5月12日(木)小雨 クレマチス「アルピナ ピンクフラミンゴ」

クレマチスのピンクフラミンゴが何とも言えず可愛い花を咲かせている。半開きの下向き加減の花が私を見てと言っているようだ。これは何年も前に買ったものだが挿し木もすぐ付くし、結構花を沢山付ける。ただ暑さには余り強くないようなので今まで暑くない場所に鉢を移動しながら育ててきた。今年は勇気を奮って地植にしてみた。植え付けた場所は涼しそうにも見えるが日当たりが余り良くなく今まで何を植えてもダメだった場所なのでダメ元だ。まだ他にも鉢を2個持っているのでダメになっても大丈夫と強気。

 

 

5月11日(水)晴れ 「カンパニュラ パツラ」

私はこのカンパニュラパツラが大好きなのだが去年は種を採るのに失敗。それでデュークさんに苗を送ってもらったものだ。茎は細いので花は風にゆらゆらと揺れ何とも優しげ。去年は何としても種を採りたいと思い花が枯れても切らずにつけたままでおいて置いたというのにいったいどれが種なのか分からない。いくら見ても判らないので仕方がないので枯れた花を保存しておいて播いてはみたものの一向に出る気配はなかった。今年こそはと意気込んではみるものの種が分かるかどうか・・・・