9月1日〜

ダイアリー目次            

 

9月10日(土)くもりのち雨 「オキザリス トライアングラリス」

アメリカを襲ったハリケーン「カトリーナ」によってニューオリンズは今深刻な状況に陥ってる。水質汚染で全住民に退去を命じているにも関わらず住民が家を離れないのだ。水浸しの家の中に隠り警察官がボートに移るように言っても絶対に家を離れないと頑張ってる。家を離れたくないと言うのも略奪されたくないのもあるだろうし、避難所に行けば不便な生活を強いられるというのも理由と思われる。しかしあんなひどい環境の中で生活していけるわけもないのにお国柄の違いか警察官の言う事を聞かない。被害地は日本本土ほどの大きさとは恐れ入ったがそんなに広けりゃ救援するにも限りがあると同情する。こんな災害が起こって初めて知ったがマイナスゼロメートル地帯にあんな大きな街が出来ること事体不思議。いくら堤防で囲んだところでいつかは水浸しになる事を想定できなかったものか。いっその事水の都ベニスのようにして街を作った方が良かったのかも。

オキザリスのこの葉は濃い紫色で3角形。しかし葉が違っても花はどれも一緒。この花は陽が射せばすぐに開くが曇っていたりすると閉じてしまう。切り花にして部屋に飾っても閉じてしまうのが残念。

 

 

9月9日(金)晴れ 「グラハムトーマス」

お盆の時に殆どのバラの剪定をしたがちと早すぎたのかも知れない。枝はビュンビュンと伸びたくさんの蕾みを付けはじめている。このグラハムトーマスはツルバラなので剪定はしてないし、摘蕾もしてなかったので時々思い出したように花を付けている。最近朝晩は温度も下がり涼しくなってきた。いよいよ秋バラの時季がやってくる。しかし余り早く咲き過ぎると花は虫にやられるし色も鮮やかに出ないので9月の下旬から10月の初旬に咲いてほしいものだ。

 

 

9月8日(木)晴れ 

やっと台風14号も通り過ぎ午前中は曇っていたものの午後からは台風一過の青空。台風の過ぎ去った後はお決まりの庭の大掃除。先日剪定してもらった折り残った葉や枝が木にくっついていたものが山のように下に落ちてる。庭の掃除はただでさえひどいのにゴミの山。

ぶどう棚のブドウを台風の前に切ろうか切るまいか大分悩んだが結局はそのままにしておいた。これは台風の前に撮った写真。富山県は梨の産地だが生産者も台風の前にネットを張ったりしたにもかかわらず大分落ちたようだ。うちのぶどうはスチューベンという品種で普通のブドウより時期が遅い。これから甘くなるという時に切ってしまうのは勇気のいる事だ。が意外と落下せずにほぼ残っていたので胸をなで下ろす。

 

 

 

9月7日(水)晴れ 「セラトセカ」

夜になって外に出てみると昼間の暑さが嘘のように涼しくなっている。怒り狂ったように吹いていた風も少しおさまり心地良い風になりつつある。最大瞬間風速25メートルを記録した今回の台風14号は雨が全然降らないのが不思議。九州地方ではあんなに降って被害をもたらしているというのに。日中は34度、窓も開けられないので暑いなんてもんじゃない。明日明け方には北海道を暴風圏内に巻き込むようでこれから向こうは大変。

夕方庭におそるおそる出てみる。始めから大きな鉢は倒しておいたので鉢に関してはあまり被害がなさそう。しかし昨日伸び伸びと新芽をのばしていたバラの枝が大分折れている。まっ、これもすぐに伸びてくるんだから我慢しよう。あの枯れてしまったコニファーがぶっ倒れてるかと思ったのに意外と持ちこたえている。やれやれ今回の台風はなんとか最小限の被害で済んだようだ。コニファー達は雪囲いをしたように縄でぐるぐる巻きにしてあるし、セージ等のハーブも棒にくくり付けておいたのが良かったのかも知れない。これを明日ほどこうかそれともそのままにしておくか悩むところ。もう次の台風が控えているようだし、これからいったい幾つの台風が上陸するのかと思うといちいち縛ったりほどいたりと面倒。鉢は又もとの位置に戻すのはせねばならないが。台風の前も忙しいが後も忙しい。

今日の花はセラトセカ。何ともユニークな花型がおかしい。これも棒を立ててぐるぐる巻にしておいたので無事のようだ。。

 

 

9月6日(火)くもり 「クレオメ」

こぼれ種から生えて来たクレオメ。毎年とんでもない場所から出てくる。花はとても可愛いが種のさやを付けはじめるとごつい感じがする。茎はねばねばしてものが付いていて棘があるので虫を寄せつけない。手袋なしで持つと棘が結構痛いので切り花にする時は気を付けねばならない。これは農家の庭先に結構植えてあり私達には見なれたものだが町に住んでいる人達はこの花の可愛さに驚く。友達の店に切り花にして持っていったらすごく喜ばれお客さんから名前を何人からも聞かれたという。しかし花持ちは悪く一日花に等しい。

昨日のコニファーの枯れはやはり再生不能なようだ。原因は水枯れではないかとの情報をもらった。思い起こしてみるとあのコニファーは去年の台風の時に根っこを起こされて傾いたものだ。もう一回立て直して杭で支えを何本も立て土をかけ直しておいたものだ。それにしてもその時すぐに枯れるならともかく1年も立ってから枯れるとは。

今日クリーニング屋に行ったらそこの奥さんが庭の木に毛虫が大発生して困っていた。どうも隣の庭から来ているとの事で困り果てていた。私だってそんな状態になったら困り果てる。隣は家も建ってない空き地。もちろん消毒なんぞした事もなく木は何本も植えっぱなし。隣にやんわりと苦情を言ったら木を殆ど切っていったと言う。しかし切った木はそのままで放置してあるので毛虫は相変わらずそこに居着いている。消毒もせずに放置しておいても毛虫はのさばり放題。退治するには焼却するより他ないと思うのだが。

そこの奥さんに冬場の石灰硫黄合剤の消毒をしているかどうか聞いてみたら全くそんなものは何?という感じで知らなかった。旦那が小さなポンプで消毒をしたものの一向に効き目がないと言っていた。そりゃそうだろう。高い木ならばやはり業者に頼んで噴射してもらわないと素人の手に負えない。シルバーに頼めば?とアドバイスしてみたがお金のかかるのは困るらしい。しかし自分で大型の噴霧器を買い薬をあれこれと買っても結構費用がかかる。木の手入れにお金を掛けずに維持するのは無理。

台風14号は九州方面に被害をもたらしている。大型台風で九州全土をすっぽりと被っている。浸水や土砂災害など莫大な被害をもたらし多いところでは降雨量1300ミリなどというとてつもない雨が降り続いているようだ。北陸が暴風雨圏内になるのは明日の午後。今日は一日がかりで鉢の移動やコニファーやバラを縄でしばったりとくたくた。富山県は比較的天災の少ない地域なので九州のような被害を被るとは思えないが油断大敵。

 

 

A
 

B

9月5日(月)雨 

Bのコニファーは普通の色。ところが今日ふと気が付くとAの写真のコニファーに気が付いた。私とした事がこんなに枯れてしまうまで何故気が付かなかったんだろう。なんだか狐につままれているような気分だ。Aのそばにはバラが植えてある。毎日のようにそのバラには水やりをしているので水涸れをいう事はまずあり得ない。突然に枯れたとしか思えない。この間来たシルバーの人もこのそばで作業をしていたが別に何も言ってなかった。こんなに突然枯れるとは先日も書いた「カシノナガキクイムシ」?しかしその虫は針葉樹もダメにするのだろうか?枯れた葉をかき分けて幹を見てみたがオガクズも落ちてないし穴も開いてない。この木はもうダメなんだろうか?枯れたのならば早々に抜かねばならないがこんな事は始めてなので困っている。皆さんこんな経験があったら教えて下さい。。。

 

 

9月4日(日)曇り 「アブチロン」

朝起きると昨日の暑さが嘘のように涼しい。台風14号が沖縄に来ているせいもあるのかも知れない。外の温度計を見てみると22度。涼しいはずだ。これからはだんだんこんな日が多くなりしっかりと秋になっていくのだろう。

アブチロンはもううちに来てから何年立っているのか忘れた。沢山ではないがぼちぼちと花を付ける。昔これが雑誌に載っているのをみて可愛い花だと思っていた。始めはオレンジ色を育てていたがいつの間にかダメにしてしまった。それからネット友達からこの色を貰った。始めの頃は蝶よ花よと大事に育てていたがどこにでも見かけるようになったらだんだん嫌気が射して来た。冬場は家の中にいれなければならないのも理由の一つ。そしてこの葉はいつも葉巻き虫にやられいつも葉が丸まっている。だから定期的な消毒が欠かせないのも理由の一つになって来た。結構な大きさにしたのも悪かったのかも知れない。今年は切り詰めて小さい姿にせねばならない。そうすれば冬場に家に入れるのも楽になる。

 

 

9月3日(土)くもり 「青花ホトトギス」

こうして写真に撮ってみると何とも美しい花。昔ほんのひと株植えたものがいつの間にかうんざりする程増えている。植えた場所がよほど気に入ったのかも知れない。切り花に他所に差し上げてもとても喜ばれ気を良くする。沢山あるとついないがしろにしてしまうのは悪い癖だ。いつも葉が綺麗とびっくりされる。自分ではこんなものと思っているが他所で咲いているのを見ると随分と葉が傷んでいる。取り立てて何回も消毒しているとは思わないがたまに思い出したらしている程度。

 

 

9月2日(金)晴れ 「ハツユキカズラ」

ハツユキカズラがブドウ棚の下で伸び伸びと枝葉をのばしている。これはもう植えてから3年程立つものだが毎年夏になると何の変哲もなかった葉が見事なピンク色に変わる。昔に比べるとこの苗も少しは安くなってきたがそれでも今でも安いとは言えない値段がついている。なかなか綺麗にならないので号を煮やして捨ててしまう人もいるようだがこの通りうちでは自慢のものだ。

ここのところ又暑い日射しがぶり返し今日も暑いなんてものじゃなかった。こういうのを残暑というのだろうか。出かけてもからだは汗でべとべとになり気持ち悪いなんてもんじゃない。アメリカではカトリーナと名付けられたハリケーンがルイジアナ州を襲い沢山の死者を出している。強奪事件など治安の悪化も深刻化し米政府は州兵4200人の追加派兵を決定。こんな災害に便乗し強奪事件も多発しているようで射殺も辞さないという声明を発表している。何とも物騒な話しだがこれもお国柄と言えよう。日本で災害が発生しても強奪や発砲などという事件はまず起きないとも思えるが今や日本も外国人労働者で溢れている。東海大地震はいつ起きても不思議でない状況と昨日もNHKで放映していた。国民独り独りが備蓄をするように呼び掛けていたがどのくらいの人達が備えている事か。阪神大震災の時は皆リュックに常備食やラジオなどこぞって備えたが喉元過ぎれば熱さを忘れる。そういう私もその中のひとり。あのリュックに詰め込んだ乾パンはどうなっているだろう。確認もしていない。。。

 

 

9月1日(木)晴れ 「プレクトラサスモナラベンダー」

デュークさんから戴いたモナラベンダーが今元気に育っている。この葉は表は濃いグリーン、裏は紫色でシソの葉にも似ていると思ったらやはりシソ科の植物だった。花は小さな蘭の花のようにも見える。今迄のラベンダーとは全く違う花なのでちょっと面喰らう程。原産は南アフリカで寒さに弱いとの事だがネットで調べてみると外で冬越ししたという人もいる。

苗をいくつか戴いたので大きなものは地植えにし、残ったものは鉢に植えてみた。地植えではダメになってしまうかも知れないが軒下の花壇なので雪がかぶる事はない場所だ。案外寒い冬も越せるかも。もしダメになっても鉢植えがあるのでそれを廊下の南側に置き様子を見ようと思っている。

切り花にしてみたところ凄く長もちするのでびっくりした。葉もとても個性的なのでこれからきっと売れ線の植物となるに違いない。