9月11日〜

ダイアリー目次            

 

9月20日(火)晴れ 「昨日の続き」

これは昨日競りで落としたケースに入っていたもの。ミニバラ4個、カヤツリソウ4個、ディアスシア2個、これで200円。カヤツリソウもディアスシアも大分くたびれているもののこれを新品同様に再生させる自信は満々。ミニバラはダメになっていないものの花は殆ど付けてない。ミニバラというものはたいてい小さなポットに3本見栄えが良いように植えられている。売られている時にはこんもり可愛く咲いているが何せ土が少ないのですぐに元気がなくなる。だからこれ全部を1本1本ポットに植え直した。この他にももう一ケース競り落としたので膨大な量のミニバラの鉢植えが出来てしまった。一つ一つのポットに肥料をのせオルトラン顆粒を播いたので時間もかかる。そして問題なのは置き場。今年はアジサイやバラも挿し木を極力控えたというのにこんな事で場所喰いなものが突然に舞い込んで来ようとは。人にあげて喜ばれるのが好きな私の事だからそのうちなくなるだろうとは思うのだが。

 

 

9月19日(月)晴れ

昨日園芸店に行った時に明日は朝から競りがあると聞いた。一度参加してみたいとは思っていたが朝早いのがたまらず一回も行った事がない。店の中の陳列棚に結構素敵な寄せ植えが飾ってあり、何となくこの寄せ植えは好きだなぁと思っていたらそれを明日の競りに出すと聞いた。

これはもう絶対に参加しなくてはと思い今日は水やりも早々とし、いざ出陣。10時前にもかかわらず競りを目当てにもう沢山の人が集まっている。意外だったのは結構男の人が多い。と言っても大分年輩の人だ。仲良く夫婦で来ている人たちも多い。うちの夫なら絶対に来ないだろう。

始めは小菊の大きな鉢植え2個から始まった。少々くたびれてはいるが一つ一つは結構高いものだ。50円から始まり結局200円で落とされた。菊は切り花でも結構いい値段がしているから買ってすぐに切れば花屋で買うよりはずっと安い。次々といろんなものが競りにかけられいよいよこの写真の寄せ植えに番が回って来た。私は心の中で「待ってました!」と声をかけた。これを目的で来ているなんて事は誰も知らないだろう。この手合いの鉢を私はいつも買っているので大体の値段は分かる。鉢だけでも3000円はする筈だ。そしてこの寄せ植えの値段は7800円。殆どのものはまず100円くらいから始まるがそんな事をしていたら時間がかかるので私は一気に「1000円!」と声をかけた。「オーー!」と周りからどよめきが聞こえた。そしてライバルが出現して100円づつ値が釣り上がったものの結局1500円で落札。私は心の中で「やった!」と呟いた。落札した値段が鉢に付けられ落札者に渡されるがこれはすごく大きなものなので店の人も重くて私に渡せない。結局そこにそのまま置いといて貰った。

この寄せ植えの中には渋い色のススキやカヤツリソウ、その他いろいろな物が植え込んであり、流木まで添えてある。こんな感じのものを作りたいと思ってもなかなかアイディアが湧かないし、材料費も結構かかる。参考にするにはとても良い。

このほかにもミニバラの沢山入ったケースや鉢など余り欲しくもないものも買ってしまったがすごく楽しくて充実した日であった。もっとも帰ってきてからの整理が汗みどろだったが.....

 

 

9月18日(日)晴れ 「フリージャー」

今日は久しぶりに園芸店に行ってみた。この店には夫のいとこが勤めている。先日ユーパトリウムの白色が欲しくて聞いてみたら高岡店にあるという情報だった。出かけてみると目新しいものもなかったが目的のものは手に入った。他にお薦めのものはあるか聞いてみたらガーデンマムを一押しされた。ふ〜〜む、小菊か・・・・菊の花はそんなに好きじゃないがこのガーデンマムはよく液肥の広告に載っている。たった1つの苗がこんなに大きく!という感じだ。菊は庭に植えるとだばだばと増えおまけに徒長するので四方に棒を立ててくくっておかねばならないのがいや。と言いながらも母屋の庭には結構小菊が植えてある。部屋には全く飾らないのでもっぱら切り花にして他所にあげる為に育てているようなものだ。

結局丸くこんもりした鉢植えを一つ買ってみた。お店ではこれにオキザリスの紫色の物等を一緒に入れてシックな寄せ植えの見本に作っていた。私とした事が全然好きじゃないものを買ってしまった。どこまで花を咲かせられるのか挑戦してみたい気持ちになったのが大きな原因。

 

 

9月17日(土)晴れ 「ブルームーン」

朝晩はめっきりと涼しくなり庭仕事をするにも楽になってきた。それでも昼間は暑くまだエアコンの世話にならなければならない。

先日からエプソンのプリンターが調子悪くいつものようにすぐにプリントできない。何回しても1枚しか出来ずに頭を抱えていた。いつも行きつけの電器店に行きプリンター持参で私と同じパソコンに繋いで貰いプリントしてもらうと出来るのだから頭に来る。と言う事は私のパソコンが調子悪いと言う事になる。店の係りの人はOSをインストールし直したらどうでしょうかと言うので今日はその作業をしようと覚悟した。

しかし納得できない。このパソは7月に買ったばかりだ。私は何でもしつこい性格なので自分で納得しないとパソのせいにはできないのだ。そこでよく考えてみた。お店のパソと私のパソの違い。同じ機種でもインストールしてあるものが違う。私のパソコンはOSXが入っている他にクラッシック環境というものが入っている。要するに新しいOSでありながら古いものも使えるという便利な環境になっている。前に使っていたパソはOS9でこのホームページソフトも9用のもので使っている。ところがお店にはクラッシック環境は入っていなかった。

インストールし直しとなると全部パソコン上に作ったものを保存しなければならない。何とも面倒な話し。何としてでもそれを回避したい。そこでしつこくエプソンのサイトに行き目を皿のようにしてサポートを読んでみた。するとあったよあった、そこにはクラッシック環境を開いたままプリントは出来ないと。要するに新しいOSのみプリントできると言う事だ。良かった!インストールし直さなくても済む。プリントできない理由が分かればそれなりに使える。

パソを買い替えると周辺機器にいろいろ不具合が出て来てなんともお金もかかるし、頭もかかえる。新しいものはもう受け付けたくない年令になってきているのだ。しかし今ならまだ間に合うかも知れない。まだ理解できるうちに徐々に新しいソフトに乗り換え勉強していかねばならない。いつまでもクラッシック環境のものを使っていたらそのうちそんなものはなくなってしまう。しかし70歳過ぎてもホームページを開設するような人も結構いるのだから凄い。ホームページを作るとなると画像処理やデジカメの事も勉強せねばならないのだから。パソコンというものはいつまでたってもよく分からない。

 

 

9月16日(金)晴れ 

9月5日に載せたあのコニファー。見事に枯れてしまったので先日から抜かねばならないと思っていたが嫌な事は後回しにしていた。しかし今日は何が何でも抜こうと思い立ちスコップで掘り起こした。丈は私の背丈くらいあったのにそんなに苦労する事もなく簡単に抜けた。女の力でもすぐに抜けると言う事はやはり根が張ってないからだ。

御覧の通り結構大きかったのに根はたったこれしかない。少し長かった根は切ったものの殆ど短い。コニファーは横に根を張らず縦に伸びるので風に弱いと聞くがこれを見たら納得。この根は縦にも伸びていなかった。やはり去年の台風で傾いたのが原因としか思えない。

これとは反対に出窓の下にぐんぐん伸びて困っているゴールドクレストがある。切っても切っても伸びるので窓はだんだん開かなくなって来た。これも私の背丈くらいには伸びているがこれを移植しようかどうしようか迷っている。素人がすると根はむき出しになり根付くものかどうか疑問。しかし葉は青々としてるし捨てるには忍びない。植木鉢に植えてあるコニファーも大分大きくなっているものがあるがそっちを跡地に植えた方が無難なような気もする。全く迷うところだ。結構大きくなったコニファーを移植した経験のある方いませんか?

 

 

9月15日(木)晴れ 「アンブリッジローズ」

今日は温度がぐっと下がり最高気温も25度くらいだったようだ。それでも日中陽が射すとやはり暑い。しかし今迄に比べれば楽になったというものだ。こんな日には庭仕事を一日中でも出来るのに涼しいとつい朝も起きるのが遅くなり、何の事はないいつもより仕事量は少ない。

昨日は久しぶりにビデオを見た。題目は「オペラ座の怪人」。今迄いろんなキャストで何回かは見ていたはずだがすっかりストーリーを忘れていたので新鮮な気持ちで見る。目を見張ったのは豪華な衣装に贅を尽くしたオペラ座のセット。後で知った事だがあのシャンデリアは本物のスワロフスキーで作られていて1億5000万もかかっているとの事だ。もちろん天井から下に落ちるシーンは本物ではないだろうが。主役の3人は吹き替え無しの素晴らしい歌声でこれはやはり劇場に行ってみるべき映画だったと思う。

いつも映画を見てからネットで検索をし、あら筋やキャストなどを読み直してみる。と、見た時には気が付かなかった事や見落としていた事がいくつかあるのに気が付く。映画を見る前にはまずはネットで検索してあらかじめポイントを絞って見た方が良い。今回も本物のスワロフスキーのシャンデリアならもうちょっと目をこらして見れば良かったと後悔してる。

 

 

9月14日(水)くもり 「ゼフィランサス」

台風15号の影響か朝から風が強い。フェーン現象で33度まで温度も上がり真夏と同じ。いつも朝起きると2〜3時間は庭で水撒きをしたり、雑草むしりをするが家に入る頃には汗でびっしょり。それから家の中の掃除や洗濯物などしてシャワーを浴びやっと遅い朝食をとる。何をそんなにがむしゃらに毎日あくせくとと呆れる人も多いだろうが毎日しても追い付かないのが私のうちの庭。毎日ローテーションを組んで草むしりをしないとすぐに草ぼうぼうの庭になる。投げやりになって放りっぱなしにしておくとそのツケは自分に回ってくる。丈の高くなった草取りをすれば力がいるのですぐに腱鞘炎になる。それでも今年は去年ほど体力がなくなってきたので随分といい加減になってきた。何とか楽の出来る方法はないものかと試行錯誤。

今年はまず切った枝や葉をゴミに出さずに全部細かくして株元に播いた。そして米ぬかをかけ更に木酢液をかけるようにした。嘘のようにゴミは少なくなった。枝はなかなか腐葉土にはならないが葉はすぐになる。枝はしばらくしてから選り分けてゴミに出すようにするとかさ張らない。又石灰窒素の効果を聞き雑草の生えるところには少し播いてみる事にした。石灰窒素は農薬だが除草に役立つ上に肥料としての役目もある。刺激臭が難だが播いて1日立つとほぼ消える。除草剤は雑草を真っ茶色にしその後は何も植えることができなくなる。しかし石灰窒素は土壌改良の役目もあるので畑にも使える程なので大丈夫なようだ。これは自分で石灰窒素のサイトに行き自分なりに理解した事なので自信をもって言えるという事ではないのだが。自分で何でも試してみて良いか悪いか試行錯誤してみるより他ない。

ゼフィランサスは和名をタマスダレとも言う。困るくらい増えると聞くがうちではちっとも増えない。昔この家に来た頃にはこれがズラッと咲いていたののだが殆ど絶えていってしまった。

 

 

9月13日(火)晴れ 

一昨年は大豊作だったブドウも去年は一つもならずがっくり。というのもやはり摘果しなかったのが原因だったようだ。沢山なったと喜んでいると翌年につけが来る。今年は春にブドウ園のオーナーが自らお出ましになり剪定をしてくれた。バラの剪定もいい加減だがブドウの剪定となるとさっぱり分からない。そして嬉しい事に今年は又沢山の実を付け始めた。一昨年に懲りて今年は夫が適当に実を摘んだ。そして今年は何とか50個程の量が収穫できた。

これはスチューベンというブドウで糖度が23度というものだ。見栄えは余り良くないがとても甘い。ブドウと言えば巨峰やマスカットを想像するがオーナーに言わせるとあれはとても難しいブドウで素人の手に負えるものではないと言う事だ。その点このスチューベンは育てるのが簡単という事で選んだものだ。簡単どころか肥料もろくろく与えてない。ブドウの根はすごく張るものらしくて肥料などあげ過ぎると庭中全部ブドウの根ではびこってしまうと聞いた。そう言われてみるとブドウ園にはたわわにブドウがなっているが木は数える程しか立ってない。庭のまん中に植えたりすると庭中に根っこがはびこってしまうので隅に植えた方が良いらしい。それでうちは一番隅に植えたのだ。

たった1本のブドウでもツルはものすごい伸び方をする。棚をはみだしてそばに植えてある木にからみつく。棚が大きくないのにのばし放題にしているととんでもない程伸びる。はみ出したつるは切る。なんだかよく分からないけど切っても大丈夫なそうだ。バラもパーゴラやアーチに合わた長さで剪定するのと同じだ。来年も又収穫できる事を祈りつつ見栄えの悪いブドウを口に含む。うーーん、美味しい!とてもブドウ園のブドウにはかなわないが・・・

 

 

9月12日(月)晴れ 「キャットニップス」

子猫もそろそろ4ヵ月。食べる事と遊ぶ事意外興味がないみたいに毎日大騒ぎ。この子猫達は2匹ともメスなのでずっと外には出さないでおこうと思っている。エレ・アイ・プッチをドアを開けて外に出してあげる時に一緒になって出たがるようになってきた。3匹のネコに集合をかけるだけでも時間がかかり大変なのにこれ以上増えたら収拾がつかなくなる。考えてみるとこの子達に一回も草を食べさせた事がないのに気が付いた。ネコは草を食べて毛玉を吐き出す。友達は初めて飼ったネコを大事にし過ぎて家の中ばかりで育てていたら毛玉がお腹の中にたまり手術をして取る羽目になったという。

それで慌ててネコの好きなキャットニップスを取って箱に入れておいたらこの騒ぎ。肝心の草は一つも食べずうっとりとのたうち回っている。プッチやアイ迄加わり大騒ぎだ。以前子猫を飼っていた時にネコの草を植木鉢で育て室内に置いたがネコ達は引っ張って食べるので散らかし放題。おまけに草は室内ではすぐに枯れてしまい、年がら年中種まきをしていた。毛玉コントロールなどという餌もあるようだが、うちではそれを使った事がない。餌で毛玉をコントロールするという事が不自然な感じがして買う気になれないのだ。室内でのみネコを育てている人達は草をどうしているのだろうか教えて欲しい。

 

 

9月11日(日)雨 「ビナンカズラ」

朝起きるとひどい土砂降り。今日は総選挙の日だがこれでは投票の出足も鈍りそう。夕方にはやっと雨も止み始め明日は晴れそうだ。

隣の田んぼの稲はこの間の台風のせいで全部倒れている。天気が良ければきっと今日は稲刈りに違いないと思っていたがこの雨では延期の模様。稲を刈ると何とも言えない匂いが漂う。どちらかと言うと私にとっては嫌な匂い。又稲刈りが終わればモミ殻を燃やすので私の家はまるで燻されているようになる。以前は夕暮れ時に農道を車で走ると田焼きをしているあの匂いが好きだった。しかし隣で燃やされては家の中が薫製状態になり窓も開けられなくなり辟易する。洗濯物ももちろん外には干せない。夏の間は窓を開け放して風を入れてるのでエアコンを使わなくても良かった部屋もこの時ばかりは付けなくてはいられない。あの野焼きの匂いは車で通り過ぎるから良かったのだ。

ビナンカズラの実がもうこんなに大きくなり色付いている。去年短く剪定し過ぎて今年は花の咲くのが遅かったので後悔していたのだが6月後半から花をどんどん付けはじめやはり短く剪定したのは正解だったよう。数え切れない程の実を付けている姿はとても見事。