10月1日〜

ダイアリー目次            

 

10月10日(月)くもり 「モンテローザ」

一日中降りそうで降らない日。おまけに寒く外ではひゅーひゅーと木枯らしが吹いている。しかし今日はなんて言ったって休みなので庭仕事もまとめていろいろしていたらあっと言う間に暗くなってしまった。

私の大好きなバラのモンテローザが今日美しい姿を見せてくれた。が、春に咲いた姿と大分違うのでびっくり。外側がほんのりグリーン色なのは変わらないが春にはもっと沢山の花びらでクラッシックな感じのするバラだった。ところが今日開いたものは美しいが普通のバラという感じ。これはミニバラなのだがミニバラにしては大きめの花。このバラを大きくしたくて春には地植えにしたのだがミニバラはあくまでもミニバラなのだから地植えにすると泥の跳ね返りなどで傷み易いと聞いた。皆これを地植えにしてダメにすると言う。それを聞き慌てて叉鉢植えにしたのだ。それが良かったのかスクスクと大きくなり普通のバラくらいになっている。

よく友達にバラの挿し木苗をプレゼントするが私のところで花も付けてしっかり育っていたのに友達のところに持って行った途端枯れ始めるというのをよく聞く。友達は平謝りで何も取り立ててしたわけでもないのにどうして枯れるのか不思議でしょうがないと言っている。考えるにこれは環境の激変に挿し木苗が耐えられなかったのではないかと思う。私のところは朝日の当たるところに挿し木苗は置いてあるのだが反対に言えば朝日しか当たらない。そして風は殆ど当たらない所に置いてある。かなり生長する迄そこに置いたままにしているのだ。友達はせっかく貰っても枯らすので2年くらいたったものでないと、もう貰う訳にはいかないと言っている。ほんとにその通りなのだ。ちび苗は環境の変化についていけないのでしっかりとした大苗にならないとダメなようだ。

 

 

[A」

「B」

10月9日(日)くもり 「寄せ植え」

今日はとても楽しみにしていた日。先日あっちさんの庭を訪れた際沢山ある寄せ植えの素敵さに目がいった。もちろん庭も良かったがこの新しい手法の寄せ植えをぜひ作ってみたいと思ったのだ。寄せ植えといえば今迄は花盛りになるまで月日を要したがこの新しいギャザリングという手法は始めから数十個の苗を植え込む。要するに切り花の感覚で密集して植え込むので出来上がった時から満開状態。少々金額はかかるが切り花と思えば安いものだ。

先日自分で作ってみたがなかなかあっちさんのようにうまく行かない。下手に手を入れるよりこれは指導を賜った方が良いと判断し、そのまま持っていき足りない苗を補ってもらい植え込んだ。Aの寄せ植えは御覧の通りロマンチックな作品に出来上がった。そしてまだ余った苗があったし、鉢を持って行っていたのでBの作品も作った。作ったと言うより作ってもらったと言った方が正確かも知れない。Bの寄せ植えの下の方にぶら下がっているものは私の家の鉢に長い間植えてあったものを引っこ抜いて持って行った。これがなかなか和風な雰囲気をかもし出しウィンターコスモスが入っているにも関わらず渋いものに仕上がったので嬉しくなった。自分一人ではなかなかこんな風には仕上がらなかったであろうからやはり習うという事は大事だ。

こんな寄せ植えは何を植えるかによって出来上がりも違ってくるからセンスが非常に重要なポイントになってくる。私は大雑把なところがあるのでちまちまと組み合わせを考えるのは苦手に近いものがある。自分一人で素敵な作品を作れるようになるまで遠い道だ。

 

 

10月8日(土)くもり 「モナラベンダー」

モナラベンダーの紫色がますます濃い色になり周りを圧倒する。花の形は尖っていてなんとなく愛嬌がある。このラベンダーの冬越しは難しいらしいが私は軒下の花壇に少し植えてみた。暖地だったら越冬するような事が他のサイトに書いてあった。敢て挑戦してみようと思っている。冬越しの難しい苗はたいていは小さな挿し木苗を作っておき、親株は大き過ぎて家の中に入れられないので処分する。小さな苗ならば家の中に置いても邪魔にならない。モナラベンダーももう少しで小さな挿し木苗が付きそうなので強気だ。園芸店でも私の軒下に植えてあるものが越冬するかどうか結果を教えてくれと言われた。誰かが実験してくれなければ園芸店でもすすめにくいからだろう。

 

 

10月7日(金)くもり 「マチルダ」

最低温度が20度をわる日が多くなりバラも本来の美しさをみせてくれるようになってきた。花はなんでもそうだが春より秋の方が鮮やかな色合いになり美しい。こんな綺麗な姿を見せてくれると夏の間せっせと摘蕾をしてきた甲斐があるというものだ。マチルダは花びらの数が少ないのでここ迄が一番綺麗な時。これ以上開くと一重の価値のないバラになってしまうのが残念。

 

 

10月6日(木)晴れ 「アンソニンーパーカー」

楽しみにしていたアンソニーパーカーがブルーの綺麗な穂を付けはじめた。これはたった一株植えたのに横張り2メートル、丈は1メートル以上にもなったものだ。これは今年始めて植えたセージなのだ。摘芯をしたとは言えこんなに大株になるとは知らなかったので庭のど真ん中に植えた。しかし今となってみると中心にこんな大株があるのも悪くない。葉はセージにもかかわらず余り香りもなく、虫にもやられない。パイナップルセージはいつもバッタの被害でズタズタになる。しょっ中消毒をせねばならないのに比べるとこれはとても楽なセージだ。花の色は地味だが今から咲いてくれる貴重な花と思えば大事にせねばならない。

 

 

10月5日(水)くもり 「ジュリア」

今日は何とか雨が止んでくれたもののやはり寒い。最高温度も20度とこれが春ならヒーターをつけているところだ。げんに朝ヒーターを付けたという人もいた。このまま一気に冬に向かいかねないような勢いなのでぞっとする。今年は原油の高騰で灯油代がいったい幾らになるのかと思うと今から頭を悩ませている。ガソリンスタンドも店を閉めたところが何店もあるほどだ。いったいいつ迄続くのかこの値上がり。

ジュリアは一時葉が全部落ちて丸坊主になったものの9月に入ってからめきめきぶり返しシックな花を咲かせてくれた。今年は皆バラの成績が悪いと言っている。夏に雨ばかり降ったのが原因かも知れない。うちのバラは剪定が少し早過ぎたせいもあり、9月に大分咲いたので10月の開花はどうなるのか気になるところだ。

 

 

10月4日(火)雨 「ゴールデンモニカ」

久しぶりに朝から一日中雨。バラの花の開いたものを切りたくてもこんな降ってるんじゃ切りにもいけない。おまけにいきなり寒い。昨日はコニファーの植え替えをして汗だくだったのに今日はヒーターが欲しい程。こんな時に体調を崩すのかも。

このゴールデンモニカは小さな丈のままでいつになっても大きくならない。最も成績の悪い部類に入る。いつか入れ替えをしようと思いながら取り立てて植えたいバラもないのでいつもこの場所に鎮座してる。このそばに大きめの鉢が置いてある。そこに植えてあるバラがこの間から一気に枯れ始めた。はて?こんな事は今迄一度もなかった。さては悪名高いコガネムシの幼虫?と思い昨日スコップで土を掘り返してみた。するとやはりいた。。。。全部で7つ程。

よくコガネムシの幼虫がバラの根元に入って枯らすとは聞いていたが初めてこんな幼虫を見た。真っ白でウジムシを大きくしたような感じ。オルトラン顆粒をいつも定期的に播いていたような気がするのだが、もしかしたらこの鉢だけいれ忘れていたのかも知れない。バラが一気に枯れて来たらやはり掘り起こして見るべきとつくづく思った。

 

 

10月3日(月)くもり後晴れ 「パイナップルセージ」

パイナップルセージがもこもこと大きくなりやっと花芽を付けて来た。これはうちにあるセージの中で一番遅く咲くものだ。アメジストセージは今年はどうした訳か株も小さくなってしまい、成績が振るわない。パイナップルセージーは葉がほんとにパイナップルの匂いがする。そしてこのセージはすぐにバッタが葉を食い荒らし穴をあけてひどい。葉が出始めた頃から毎日葉を点検し、少しでもバッタの食害の後を見つけたら消毒。地面にはオルトラン顆粒を播き木酢液をかけ、ここまで注意せねばならないのかと思う程。真っ赤な赤い穂は咲いたら見事なのに葉がズタズタでは悔しい。鑑賞価値がなくなってしまわないように注意を怠らない。

 

 

10月2日(日)くもり 「秋桜」

久しぶりにネッ友と園芸店にくり出す。目的は競り市だ。先日の競りでゲットした寄せ植えに気を良くし皆で行けばもっと楽しい筈と会場に集合する。さすが富山店、高岡店の3倍程の客が今や遅しと待ち構えている。これだけギャラリーがいると競りもやりがいがある。店長が大声を張り上げて出品するものを見せるが後ろの方に立ってると肝心のものが見えない。「もっと上にもちあげて見えるようにしてぇ〜〜!」などと私も声を張り上げる。今日は友達にも寄せ植えをゲットして来てと頼まれているので力が入ったが肝心の寄せ植えは出ずがっくり。しかし何だかんだと叉とんでもない浪費をしてしまった。こうなると競り市は得なのか損なのか。

その後はお決まりのランチコース。花の話、例の猫カレンダーの話し、ヨン様の話しと話題は尽きない。と言っても喋ってるのは殆ど私かも。その後久しぶりにあっちさんの庭にお邪魔した。彼女の庭は見る度に美しくなっている。彼女はもともとフラワーアレンジの先生をしているので花に関してはプロ。そして最近ギャザリングを始めた。それは寄せ植えだが始めから見事にびっちりと株が植え込んである。その豪華さは目を見張るもの。私はもともと余り寄せ植えには興味がないのだが余りに素敵な作品ばかりなので自分もやってみようかと思わせるようなものだ。残念な事にデジカメを忘れ写真に残す事が出来なかった。帰って来たらもう暗くなっていて慌てて食事の支度にかかる。夜になり忘れないうちに真似して作品を作ってみようとやってみたがとても彼女のようには出来なかった。全然苗が足りないのとセンスの問題かも。

あっちさんのページはここ

今日の画像の秋桜(アキザクラ)はほんとにコスモスのように見えるかも知れないがこれはダリア。ダリアのアキザクラという品種だ。黒葉色の葉と派手なショッキングピンクが絶妙なコンビをかもし出している。ガーデンダリアなので丈が高くならず次々と咲くのがグッド。

 

 

10月1日(土)くもり 「ミズウノアール」

なかなか咲かずやきもきしたミズウノアールがやっと咲いた。このダリアは2005年の人気ランキング1位に輝いたものだ。2004年は3位だったものの、ここのところダリア業界でもやはり黒ばやりなようだ。咲いたのを見ると思っていたものと少し違う。もう少し丸っこい感じのものを期待していたのだが、少し平べったい。ここ数年黒ダリアに懲りはじめこれでこんな色のダリアが3種類になった。色は地味でもインパクトがある。昔はこんな色は好きではなかったのに人間の好みも変わるものだ。バラも始めは淡い色が好きだったのにこの頃ではどす黒系が好きになってきたし、今はワイン色のようなものが好き。昔から好きだった色を植えっぱなしにしていたら場所はどんどん狭くなる一方なのでやはり入れ替えも必要になってくる。が、なかなかそれが出来ない。。。