10月11日〜

ダイアリー目次            

 

10月20日(木)くもり 「シュウメイギク」

今日の寒さは10月とはとても思えない。氷見市では最低温度が10度を切ったようでこんなに寒くてはそろそろ朝晩はヒーターを世話にならなければならないほど。パキスタン地震が起きてから早2週間程たとうとしているが死者は5万人以上に達している模様。朝晩の冷え込みと日中の温度差が激しい国のようだが毛布ひとつさえないところでの夜明かしはさぞや寒い事だろう。救援物資も届いてはいるようだが映像で見る限り奪い合いで見ているのでさえ辛くなる。負傷した大人も子供も医療設備のない場所では助かるものも助からず何とも同情せざるを得ない。同じ地球に住みどうしてこのような差が出るのかお国柄とはいえ怒りさえ感じる。少しでも早く救援の手が届けばと祈るばかり。

今年はシュウメイギクが殊の外沢山咲いた。初夏頃から葉がどんどん生い茂りいったい何が良かったのかと疑問を感じる程。今年は実ものはうちでは全く収穫出来ないに等しく、梅・スモモ・柿など散々だ。栗に至っては採れたのはたったの5個。毎年皆にお裾分けをしていたというのに一体何が悪かったのか不思議で仕方ない。街路樹や庭木が他所の庭ではアメリカシロヒトリにやられて丸坊主になっているのを見かける。うちの庭には1匹でさえそんな毛虫もいないのにこれも温暖化のせいなのか。

 

 

10月19日(水)くもり 「イエローハット」

待ちに待ったダリア「イエローハット」がやっと咲いてくれた。これはAGSでダリアを注文した時におまけで付いて来たものなのだ。カタログにも載ってないのでどんなダリアが咲くのか皆目見当も付かない。イエローという名前だから黄色い事は間違いないとは思っていたが咲き始めるとなんとも鮮やかな黄色で一際目立つ。こんなボール咲きの黄色は見た事がないので大いに喜ぶ。こんな色はカタログに載っていたとしてもきっと注文しなかったであろうから貰いものというものは意外と良いものに当たる。

 

 

10月18日(火)くもり 「ジョウロウホトトギス」

今年のジョウロウホトトギスは散々。例年なら葉焼けもせずこんな綺麗な葉のジョウロウは見た事がないと誉められていたというのに同じ場所に置いているにもかかわらずの結果だ。真夏日は去年の方が多かった筈だし、日照時間も長かった筈だ。おまけに花数も少なくて葉先に申し訳程度しか付いてない。今年は全く花芽がついてないと諦めていたが水やりをしながらふと見ると花芽を見つけ嬉しくはなったのだが。

台風20号の影響か夜になって風が吹き荒れている。慌てて鉢の移動を懐中電灯片手に始めた。今日の風も去年膨大な被害をもたらした23号と同じ北西からの風なのでびくつく。コニファーはそれに懲りて全部杭にくくるつけてある。今日の庭仕事の時に台風が来ているとは知らずに偶然ダリアを全部ヒモでくくり付けていたので助かった。台風はこちらには全然影響がない程遠いところにいるというのにこんなに風が強いのも不思議。

 

 

10月17日(月)くもり

久しぶりに庭を撮ってみた。ここは私の庭の入り口だがいよいよハーブも全開になって鮮やかな色の競演。左に見えるのはアメジストセージ、右の赤色はパイナップルセージ。鮮やかな黄色はダリアのミッドナイトムーン。

一番奥のアーチは先日夫がやっとコンクリートの土台を作ってくれ設置した。年がら年中アーチの設置に駆り出される夫は合を煮やしてちょっとやそっとではびくともしないようなものを買ってこいと言った。それではといろいろ探しまわった挙げ句52キロもあるものを買い、配達してもらったのだ。こんな重たいものなら穴を掘って埋めさえすれば私は大丈夫と思ったのに夫は重いからこそちょっとした事で倒れると言う。こんな重たいものが庭に来たお客さんに倒れこんだらどうするんだと言う。私は台風の時なんかお客さんなんか呼ばないから大丈夫と言ったが夫は慎重派で譲らない。それで結局土台はコンクリートで固める事になったのだ。どうせ私がするんじゃないから私はどっちでも良いといい加減。夫婦なんてこんなものだろう。

秋になり庭仕事は又忙しくなって来た。今年の夏は去年に比べると半分ほどしか庭に出ていない。去年は孫を預かり忙しかったにもかかわらず今年よりも庭仕事をしていた。毎年体力はだんだん低下し辛いものがある。夏の間は日中の日射しには耐え切れず朝早くの水やりしか出来ない状態が続いていたので庭はだんだん荒れて行く。しかし最低温度が20度を切る頃になると俄然意欲が出てくる。今迄のさぼった分を取りかえさねばならない。バラも色が鮮やかになりハーブも美しく色付いてくると庭に出るのも嬉しくなり相変わらずの野良着に長靴姿でパラソルの下でペットボトルの水を飲み干す。私の庭は道路から見えないのでこんな時はほんとに有り難い。

 

 

10月16日(日)「パイナップルセージ」

パイナップルセージがやっと赤い花穂になってきた。これはうちでは一番遅く咲くセージでこれが咲き終わるとそろそろ冬支度をせねばならない。今年は消毒回数を減らしたにもかかわらず葉がバッタの被害に遇ってない。今年取り組み始めた木酢液をマメにかけていたせいかも知れない。この葉はほんとにパイナップルの匂いがするのでバッタは好みだったのかも知れないが木酢液のいぶったような匂いには閉口したのかも。

 

 

10月15日(土)雨 「フリージャー」

天気予報では雨が降ると言っていたがほんとに一日中雨。それもかなりしつこい。土・日しか庭仕事が出来ない人達はさぞやくさっている事だろう。

秋になると花の色は鮮やかな色になるが特に黄色のバラは鮮やか。春には黄色のバラはもう処分しようかと短気を起こすが今の時季になると持っていて良かったと思う。それほど春は情けない薄ぼけた色なのだ。おまけに虫に喰われて穴は開けられる、あっと言う間に開き切って情けない姿になるは、春のバラは散々な目に遇う。しかし秋になると名誉挽回し御主人には誉められ、姿が良いと部屋にも飾ってもらえてVIP待遇。

 

 

10月14日(金)くもり 「アメジストセージ」

今日の画像は同じセージでもアメジストセージ。セージはハーブだが私は食用に使った事はなく花を見る為に植えている。セージはいろんな種類がある上に花がどれも美しいから好きだ。このアメジストセージは紫色のビロード状の長い穂をつける。毎年わんさか咲いたのに今年はどういう訳か成績が悪い。このぶんでは来年は出てくるかどうか分からない程葉も茂ってない。今のうちに挿し穂を取っておいて挿し木し新しい株を作っておいた方が良いかも知れない。

 

 

10月13日(木)晴れ 「チェリーセージ ホットリップス」

7月の始めに買ったホットリップスが可愛く咲いている。これは確か3ポット買ったはず。買ってからすぐに花は全部切り戻し切ったものを挿し木した。すぐにこんもりと可愛い花を咲かせてくれたが枯れこんできたら又すぐに切り戻した。そんな事を数回繰り替えしているが今も元気に咲いている。夏の間は赤ばかりだったがこの時季になってやっと白と赤が出て来た。これはチェリーセージの改良品種らしいがとても可愛いものなのでこれからヒット商品になる事は間違いなし。挿し木もすぐに付くので重宝している。挿し木苗は地植えにしたので来年は庭にこんもりと咲くだろう。

 

 

10月12日(水)晴れ 「フロックス」

初夏からフロックスが咲き続けている。こんな花期の長い花も珍しい。枯れてきたら切り戻しておくと叉じゃんじゃん咲き始める。難を言えばうどん粉病に掛かり易いので消毒をマメにせねばならない。うちには白・ピンク・ブルーとあるが一番成績が良いのはこのピンク。昔こんな花は農家の庭先によく植えてあり こばかにしていたがどこにでも植えてあるという事は強健種と言う事だ。農家の人達は丈夫で長もち系に強い。ダリアや菊、百日草、孔雀草などやたらとはびこるものが好きだ。この範囲から一本でもはみ出たら許さないとばかりに皆ビニールのヒモでがんじがらめにしてある。美的感覚はさておいて農家に植えてあるものを植えればまず丈夫で長もちは間違いない。

 

 

10月11日(火)くもり

夜久しぶりにマーチングコンサートを見に行った。これに生徒が参加をするというので招待券をもらったのだ。こんな田舎のマーチングバンドのコンサートでは見に行っても仕方がないのかと思ったのだがよくよく見るとワシントン大学のハスキーマーチングバンドも共演すると書いてある。この生徒が所属しているバンドは8月にハンガリーまで出かけ第一位に輝いたというのだから結構やるのかも。

レッスンを早めに切り上げ大急ぎで駆けつけたがもう駐車場は満杯。かなり遠くに止めて会場に着いたら今まさしく始まる所でセーフ。すぐに演奏が始まるのかと思っていたらお決まりの挨拶などが続きこれなら多少遅れても良かったのかも。そしてやっと生徒のバンドが始まると皆やんやの拍手。広いスポーツセンターなのでひとり一人の顔はオペラグラスでも持って行かない事には見えない。どうやら生徒と思しき子を発見し頑張ってる姿を見てホッとする。

しかし急いで座ったので自分が座っている席は真後ろという事に気が付く。マーチングを後ろから見ても面白くもない。それでそそくさと席の移動をしたがやはり真正面の席はもう一杯。仕方がないので一番後ろで立って見ようとしたら注意された。なら座ればいいんだろうが、と思い通路にに屈んだらそれも注意された。要するに良い席のそばでは通路に屈んでも後ろに立ってもいけないという事らしい。。。。

仕方がないので横側に立って見ていたがここの場所も面白くない。するとまるで私を待っていたかのごとくひとつ空席が見つかった。この場所なら結構よく見える。

そして一部の後半からやっとハスキーバンドの演奏になった。。出て来た時からもうノリが違う。踊りながらリズムに乗って面玉飛び出すような格好いいバトンリーダーの女の子に先導されての入場だ。しかし意外と人数が少ない。10名だけ?と思っていたらドドドーーーっと後から100名程でて来て会場はやんややんやの喝采だ。総勢100名以上のバンドだから迫力があるなんてもんじゃない。しかしアメリカのバンドってどうしてこんなにノリが違うの?身体全部からリズムがにじみ出て来ている。日本人には到底真似の出来ないアクションだ。演奏はとてもカッコよく久しぶりに楽しめた。生徒のバンドは一位を獲得した割には期待はずれのものだったが今度会った時には一応ほめておこう。