11月1日〜

ダイアリー目次            

 

11月10日(木)晴れ 「グリーンアイス」

今日は天気が良くないと聞いていたのに予想は外れ晴天。久しぶりに洗濯物を外に干す事ができた。この間競りで買ったパンジーの寄せ植えをせっせと作る。パンジーは安くても寄せ植えの中に入れるその他もろもろのものが高く付く。この頃買う鉢には穴の空いてないものが多くて夕べ夫に電気ドリルで穴を空けてもらった。普通のドリルでは割れてしまうので石工用のものを買って来たもらったのだ。これで穴の空いてない鉢も買って来られるというものだ。

ミニバラのグリーンアイスはたいていの人なら一つは揃えておきたいバラだ。白が咲き進むとうっすらとグリーンに変化していく。たまにぼかしのようにピンクが混ざる事があるのも不思議なバラ。

 

 

11月9日(水)くもり 「ハナガスミ」

バラのハナガスミが芸術的な咲方をしている。ひらひらの一重のバラだがなかなか沢山は咲いてくれない。フロリバンダの筈なのに植えた場所が悪いのか。初夏にはすぐにダメになってしまう花びらも今の時季は随分と長もちしてくれる。

今日は楽器店の会議に出席したが会議中にふと足下を見ると何故か私の床だけボロボロと黒いゴミが落ちている。ハテ?横の方の床を見ても落ちていない。これは私が何か原因を作っている模様。もしかしてぇ〜〜〜と靴を脱ぎ裏を見てみた。

と、びっくりしたの何の!ブーツのかかと部分がボロボロになり何やらスポンジ状のものが見えている。何じゃこりゃ?原因が何故か分からない。私が汚れを作っていたと思ったら恥ずかしくてトイレに行くのもつま先歩き。人が見たら何をしてるのかと思うだろう。会議が終わったら焦りまくって靴屋に飛び込んだ。店先に立つといつもなら店員がすっ飛んでくるというのにこんな時に限って無愛想で出て来ない。あの靴で歩きたくないので店の中をうろうろしたくない。そうだ、この店は私のサイズは2階にしか置いてないんだった。人目をはばかるようにそそくさと2階に上がり、それからはもう必死の形相で靴探し。靴はとっくに脱ぎ捨て靴下歩き。何とか探し当てすぐにその靴を履く。そして階下のレジで早速履いている靴のお金を払い、「あのぅ〜〜〜この靴なんですが.....」と履いていた靴をおそるおそる出すと店員は即座に「これは長い間履いてなかったでしょ?」と言われた。その靴はたまにしか履かない靴で3年程前に東京で買った靴だ。要するに靴をしまったままにしておくと蒸せてぼろぼろになるとの事だった。こんなになったらもう廃棄処分するより他ないと言うので店に置いて来た。とんだ一日だった。。。。。

 

 

11月8日(火)くもり 「寄せ植え」

この頃寄せ植えのアップが多いが別にじゃんじゃん作っているわけではない。たまたま写真に撮るのが多くなっただけ。この寄せ植えは作ってからもう大分立つがこんな枯れた感じの草物を使いたくて作ったものだ。知らない人が見れば単に葉が枯れて見えるこんな品種のものが最近出回り始めた。結構丈が高くなるものだし、こんなものを地植えにしたら地面喰いになりどんどん広がるのが恐い。要するにススキ類は地植えにすれば巨大化するのは目に見えている。で、鉢植えにするという事になる。中にはいろんな草ものが植えてあり、手前に植えてあるハツユキカズラやヒメツルソバは綺麗に紅葉してきた。下にはスィートアリッサムがこぼれ種で広がりグランドカバーになっている。

この鉢は強化プラスチックで出来ているが途方もない値段がした。(私にしては)もちろん私の事だから正価で買った訳ではないが社長に談判し、半額程にしてもらってもまだ高かった。鉢植え等というものは植えた植物にもよるがいかに綺麗に見えるかは鉢で決まると言っても過言でない。個性のない鉢に植えれば寄せ植え事体も平凡になって見えるが素敵な鉢を使えば腕が良いようにも見える。私は大きな鉢に植えるのが好きだがこの頃では小さな鉢も買うようになってきた。余りに大きな鉢を買うと植えるものがスカスカになって見える。しかし和風の寄せ植え等ではわざと手前を空けて石を敷いたりする。そして流木を置いたり、石を置いたりすると途端に和風になって見える。この頃では可愛らしい寄せ植えを作ったり和風を作ったりと支離滅裂。

 

 

11月7日(月)くもり 「ロベリア」

これは一ヵ月前程に競り市で買ったロベリア。買った時は息も絶え絶えで枯れる寸前のものだった。持ち帰ってから化学肥料をやり、液肥を週に一回程あげたらこんなに又綺麗に咲き始め自分でもびっくりしてる。一般にロベリアは雨に弱く、暑さに弱いのでたいてい夏場にダメになる事が多いようだ。今迄私も地植えにして何度もダメにしている。このロベリアは一年草扱いになっているが一昨年買った宿根ロベリアなるものはもっと茎がよく伸び下に長く垂れ下がりハンギングに向いている。そしてもう3年目でも元気に今もあるので宿根する品種もあるようだ。こんなに綺麗に咲いているのに冬場には枯れてしまうのかと思うと寂しいものだ。

 

 

11月6日(日) 「寄せ植え」

今日も寄せ植えを載せてみた。これは2ヵ月程前に作ったものだが順和風に見える。和風を意識して作ったのではなく、使った素材はどちらかというと洋風のものばかり。手前のビナンカズラが紅葉して見事な色になってきた。これを飾ってある後ろに見える葉はそのビナンカズラの本体だが地植えのものはまだこんなに紅葉してない。鉢植えのものが何故こんなに早く紅葉するのか何とも不思議。後ろに植えてあるのはカルエレア・バリエガータというがすっくとススキのような穂を立てている。未だに穂が乱れない優れもの。後方に写ってるトレリスの下にたわわに葉を展開してるのはベアグラス。

うちにはこんな葉ものが沢山植えてあるが今迄不思議で仕方がなかった事がこの間解決した。うちにあるベアグラスとカレックスエバーゴールドの葉がどう見ても同じに見えるのだ。葉を引きちぎって2本並べてみても似ている。こんなに似ているのに何故名前が違う?と思っていたら何とベアグラスとカレックスエバーゴールドは同じものだったのだ。園芸店に行きラベルを見てみたら2つ名前が付いていた。通称の呼び名と英名との違いのようだ。

 

 

11月5日(土)晴れ 「寄せ植え」

先日叉もや園芸店の競りに行き途方もない安い値段でパンジーやビオラを買った。毎年この手合いは買った事がないのだが安さに釣られてつい競り落としてしまい、後からこんなにどうしようと思ったのだ。北陸では冬と言えばパンジー、ノースポール、冬知らずくらいしか咲く花がない。何とも寂しいくらい花が咲かない。せっかく買ったのだからこんな寄せ植えを作ってみた。ちょっと色が入り過ぎたが写真で見るより実物の方が地味。これで苗は30株入っている。パンジーは安く付いたがもろもろの他のものにちょっとお金が掛かり過ぎた。これが春迄綺麗に咲いてくれるのを祈るのみ。

 

 

11月4日(金)晴れ 「フォールスタッフ」

昨日とは打って変わって汗ばむ程の晴天になった。枕木の間に植えてある竜のひげを全部取り払おうと抜いていたらシロアリの幼虫を発見。これは全部枕木も撤去せねばと作業にとりかかる。幸い他の枕木には付いてなくてホッとしたが今度は新しい敷石を敷かねばならない。以前流木のオブジェを庭に置いていたがそれにも幼虫が付いていて大分前に処分した事がある。やはり木は虫にやられるので長い間置きっぱなしにしておくのは危険。何年かにいっぺんは入れ替えをしなければならない事になるので石やレンガのようなもので道を作る方が安全だ。枕木を撤去した後はぽっこり穴が空くので地面を平らにせねばならないので久々に土方作業が又始まる。

今日見事に綺麗な花を見せてくれたのはフォールスタッフ。これは夏に苗を買ったのだがすぐに地植えにせずに鉢植えで根を張らせた。そして今迄植えてあったベルイシスを他の場所に移動し、穴の空いたところに肥料をばんばん入れつい最近まで寝かせておいた。ベルイシスは夏場の移動だったので一時は枯れるかとも思われたが先日から綺麗な葉を展開し始め来年には新しい場所できっと綺麗に咲いてくれる事だろう。そして寝かせてあった場所にこのフォールスタッフを植え込んだのが1ヵ月前程。窮屈な鉢から一気に別世界に移されたバラはやっと伸び伸びと根を広げたのだろうか花を付け始めた。私の庭のバラは殆どが淡いピンク色なので一つくらいはこんなインパクトのあるバラがアーチに絡まってくれると世界も広がるかと思うのだがこればかりはたわわに咲いてくれない事には話しにならない。

 

 

11月3日(木)雨 「ヘリクリサム」

11月3日と言えばたいていは晴天と決まっているのに今日は一日中雨。おまけに寒い。いつもこの日は行きつけの店の柿取りパーティー。店の外に植えてある柿を常連の男性陣が取り、店の中は飲めよ喰えよの大饗宴。去年は孫を預かっていたので孫も一緒に参加させたら大喜びだったのが懐かしい。要するに柿はおまけみたいなものでただ集まって飲み食いをする。私は下戸なのでもっぱら食べるの専門。そこの柿は水島という品種で昔からのものだ。甘さも固さも丁度良いもので今ではこんな品種は売ってないかも。

ヘリクリサムは以前地植えにしたら憎らしい程大きくなり手こずった。それに懲りて今は鉢植えにしているがこのシルバーの葉がなんとも美しい。半耐寒性という事だが北陸では問題なく越冬する。蒸れには弱いようで夏場は少しへこたれる。地植えにしていると特に蒸れる。挿し木もすぐ付くので簡単に増やせる。

 

 

11月2日(水)晴れ 「スィートアリッサム」

爽やかな快晴で気分も爽快。たまには他所の庭を見るのも良いかと知り合いの家に出かける。その人はオープンガーデンに遊びにいらした際是非自分の庭にも遊びにきてくれとずっと言われていた。うちと同じくらいの広さの敷地に主に日本庭園の庭だったがまぁびっくりしたのは石のモニュメントが沢山置かれていた。それも小さなものではない、レッカーでないと動かせないような大きなものばかり。それも何百万クラスのものばかりだ。これはイタリアで作ってもらった、これは造型作家に作ってもらったというような値の張るものばかり。うちの庭にあのような物を持って来たらそれ一個で存在感があり過ぎて花は邪魔に見える。ちまちまと安物の飾り物を置いているのが恥ずかしくなるほどだ。それでもその人は私の庭にえらく感動して2回も来てくれた。一応言っておくが男性である。その人は自分の庭を何とかしたいので一回見にきてくれという事だったが私は素晴らしい石の置き物がある庭は下手にバラなど植えない方が良いとアドバイスして来た。

 

 

11月1日(火)晴れ 「ニューヨーク」

これは先日園芸店の競りで買ったミニバラのニューヨーク。フォーエバーシリーズのミニバラのようで花が普通のバラと変わらないくらい大きい。これを見て誰もミニバラとは思わないだろう。買って来たのは9月20日。あれから約40日というところだ。買って来た時には小さな鉢に3本が枯れる寸前の姿でおさまっていた。ミニバラは小さいので売られている時には大抵3本寄せ植えになっている。だから沢山咲いているように見えるが実は3本植えてあるという事だ。私はいつも買って来たらすぐに1本づつに分けせっせと肥料をあげる。バラを植える時には鉢の中の土には一切肥料をあげず、土の上に固形の油かすや化学肥料、そして液肥を1週間に一回あげると御覧の通りすくすくと育つ。何せ花はひとつも咲いてなかったのでどんな花が咲くか分からなかったがこれならゲットした価値のあるというものだ。品の良い薄紫色系の色なので切り花にしても重宝。