11月21日〜

ダイアリー目次            

 

11月30日(水)雨 「マチルダ」

昨日の天気予報では今日は雪が降るような事を言っていたので朝びくびくしながら起きた。すぐに外を見ると幸い雨だ。こんな早くから雪なんぞに降られたらまだタイヤも替えてない。今年の春にスタットレスタイヤはダメになってしまったので廃棄処分にし、まだ新しいものすら買ってないのだから降られたりしたら大変な目に遇う。

こんな寒くなるとバラは一段と色が鮮やかになり見事な色。まだ沢山の蕾みが付いているがこれだけ寒くなるともう開かないかも知れない。しかし全部切ってしまうと全く色のない庭になってしまうのが寂しくまだそのままにしてある。いよいよ明日から12月。そしてあっと言う間に師走が来るんだろうなぁ。

 

 

11月29日(火)雨 「サギゴケ」

このサギゴケなるもの、どうして私の庭に存在するかわからないのだがグランドカバーとしては最高のものだ。名前さえわからずにいたらこれはサギゴケと教えてくれる人がいて名前がわかったのだ。しかしこれは田んぼなど湿ったところに咲くという事だし、山歩きの好きな友達が来た時サギゴケではないという事も言っていたので本当にサギゴケかどうかは分からない。今の時季に見るとなんだか茶色くなり綺麗とは言えないが春には小さな白い花を付け、地面をびっしりと覆う。花のように見えるものはアメジストセージの花びらが上に乗っているだけの事でサギゴケの花ではない。誰かに貰ったものだとは思うのだが大分以前からあるのでもう忘れてしまった。普通のグランドカバーは丈がある為地面を覆うと歩きにくくなるのだがこれはびっしりと地面を覆い高さは全くない為歩くのにも邪魔にならない。リシマキアも地面を覆うがあの黄色い色がどうにも派手すぎる。これは綺麗なグリーンなので他の植物を引き立てる。少しづつ増えてレンガとレンガの隙間にも広がって来たので嬉しくなる。沢山生えているところから抜いていろいろな場所に植えて増やしている。

 

 

11月28日(月)くもり 

久しぶりに何とか天気も回復したので庭掃除にかかる。先週一週間というもの天気が悪く落ち葉の山。掃いても掃いても終わらない。2時間程掃きまくりやっと畑のゴミ焼き場へ持って行ったが火をつけてみると全然燃えない。落ち葉が湿っているせいだと思うが燃やしたいのに燃えない。こんな欲求不満になると意地になっても燃やしたくなる。ターシャの庭では落ち葉は自然の絨毯と言っていたがそのままで置いておこうものならいつまで立っても腐葉土にはならないし、虫のたまり場になるのが恐い。終いには灯油を少しかけてみたがかけた所だけ燃えて結局燃えないので乾く迄待たなければ無理なようだ。

これは競りで買った木靴風の鉢。ほんとはただ掛けて飾るだけのもののようだがどうしても花を植えたくて夫にドリルで穴を開けてもらった。ビオラも競りで落としたものだがスィートアリッサムの方がお金がかかった。庭にはいや程生えているが徒長しているので引っこ抜いて入れても形にならないのでやはり鉢植えにする時は新しい苗を買わねばならない。こうやって見てみるとなかなか可愛らしい。

 

 

11月27日(日)くもり 「アイとチェリン」

小雨が降ったり止んだりとせっかくの日曜も台なし。これだけ寒くなってくると雑草もそれほどはびこって来ないので楽な事は楽なのだが。しかしそろそろ冬対策をしなければならないので気持ちばかり焦る。

御覧の通りチェリンはアイと同じくらいの大きさになってきた。今迄こんなデブネコは飼った事がないと思う程太っている。姉妹のユジンはほっそりとしているのに何とも不思議。ユジンもチェリンもすっかり他のネコ達に馴染みまるで昔からいるみたいだ。ただこの2匹、野良ネコの子供だったせいか、非常に用心深くてピアノの音や知らない人を異常に怖がる。お客や生徒が来たので見せようと思ってもどこかに隠れてしまうので生徒は未だにこの黒猫達にお目にかかれない。ユジンはひざの上が好きで辟易する。座りさえすればすぐ膝の上に来てうっとりして自分の指をしゃぶる。今迄沢山ネコを飼って来たがこんなに甘えるネコは初めて。今迄のネコは膝の上に来るネコはいなかったのでそんなネコがいればどんなに可愛いかと思ったが、異常な迄のしつこさにげんなりしている。

 

 

11月26日(土)くもり 「コンテスト風景」

先日園芸店の競りに行った時写したものでコンテストの写真はこんなふうに展示してある。競りに何回も行ってると毎回同じ顔ぶれがいる事に気が付く。そしてそこで何となく話しをするようになった。そしてこの写真を前にして話しをする機会があった。競りに来ている人達はもちろん競りが目的なのでこんなコンテストをやっている事すら知らない。そこで知り合った御夫婦は庭は殆どコンクリートで覆われているのでプランターを並べるより他ないと言っていた。ここに展示されている写真も鉢植えがズラッと並べてあるものが多い。

家を建てると言うのは大概は30代後半から40代という時期が多い。そんな時はまだ子供にお金もかかり妻も働いている場合が多いので草取りの煩わしさからついつい手間が省けるように地面を残さずコンクリートで覆ってしまう。そしてやれやれやっと余裕が出て来た、ガーデニングでもしようかと思った時は後の祭り、地面がないのだ。そこで仕方無しにプランターばかりを並べるというガーデニングになってしまう。だから家を建てる時は雑草が生えっぱなしになってみっともなくても土の部分を残しておかねばならない。ま、コンクリートになっていたところでそれを全部砕いて元に戻せばよいのだがなかなかそんな余裕はない。

今コンクリートで覆われた庭を見て後悔している人達も多いと思うが何とか打開策はないものか考えて見た。自分が何か植え込みたいと思う場所はいずれにせよコンクリを壊さねばならない。しかし通路になっているところはやはり歩き易さを考えるとそのままにしておかねばならない。今コンクリの上に貼る素敵な敷石のようなものが出ているのでそんなものを貼ったらよいのではないだろうか。お金がかかるのは多少覚悟せねばならないとは思うが。味気ないコンクリを諦めずなんとかいろいろな方法をエクステリアの店に行き聞いてみたらよいと思う。

 

 

11月25日(金)雨 「ハツユキカズラ」

今日も又一日雨。今日は富山に仕事に行かねばならない日なのでいずれにせよ庭仕事は出来ないのでどうって事はない。この間パンジーをケースで買ったのがまだ入ったままになっているのが気になってはいるのだが。

ハツユキカズラはまだこんなに綺麗な状態。もう少し立つと葉が枯れて来て汚くなってくるのであと少しの命だ。しかし地上部は枯れても翌年には又綺麗な葉が初夏になると出てくるので楽しみ。これだけの大株にする時は年数もかかるしお金も掛かる。この間ネット友が来た時にこんなに大きくなって増えるなんて!と感嘆の声をあげていたが、いえいえ、ハツユキカズラはそんなに大きくなるものではなく、これは始めからすごい株数を植えてあるだけ。この株が出回ってからもう大分たつというのに全然安くならないのが不思議。もしかすると特許が取ってあるのかも知れない。

 

 

11月24日(木)雨 

関東地方では小春日和が続いているようだがこっちは寒くて一日雨。この間上京した時も殆ど天気に恵まれ外を歩いていても気持ちの良い日が多かった。北陸と関東ではそんなに温度差はないと思うがここのところの寒さは北陸でも12月中旬と言われる程。こんな日は庭仕事も出来ないのでゆっくりと朝起きて午後からは図書館へ。

図書館へ行くと宝の山という感じがし、今回は何を読もうかと目を皿のようにして探す。最近は時代物もわりとよく読むようになってきた。友達がそんな本を好きなので借りて読んでいるうちに結構面白いと思い始めた。6月にパソコンの中に整理して入れておいた読み終えた作家の一覧表も保存しておかなかったので全部消えた。これに懲りてこれからはやはりノートに書き留めておく事にしよう。

ジキタリスとカラーの葉がこの寒さにもめげず生い茂っている。来年も又綺麗な花を咲かせてくれる事だろう。

 

 

11月23日(水)くもり 「ガーデニングコンテスト」

肌寒い休日、夕方に嬉しい知らせが届いた。北陸最大の園芸店(と言ってもそれほどのものでもないが)が主催するガーデニングコンテストでグランプリ受賞の知らせだ。一昨年も受賞したので去年は出すのもいやらしく出さずにいたのだ。今年も出すつもりはなかったが締めきり間際の時園芸店に行ったら店長が「遠慮なんかする事はないから」と勧められた。今年の6月にはパソコンが壊れ中に入っていた写真は全部パー。唯一残っていたのがこの写真なのだ。アングルとしてはまぁまぁのものだったので選ぶ手間もなくこれを提出した。

今回は殆どネット仲間にも応募した事も言わずにいたので入選出来るかどうかは疑問。何せこのコンテストは人気投票なのだ。インターネットでも投票できるし、店に行って投票する事も出来る。店に行き同じ人間が知人の名前を騙り何枚も投票する事もできるという不公平さもある。今年からは筆跡鑑定までするという程、店側も厳しくしたようだがどこ迄そんな事が出来るかどうか。とにもかくにも受賞できてほんとに嬉しかった。もしかしたら私に投票して下さったあなた、ほんとにありがとう。

北山ナーセリーコンテストの結果はここ

 

 

11月22日(火)くもり 「グルス アン アーヘン」

そろそろ庭に雪囲いをしなければならない時季が来た。しかしまだ縄や竹が全く用意してない。北陸はこんな仕事を寒い時季にせねばならないのが頭に来る。10月頃からぼちぼち始める人もいるが10月と言えばまだ暖かい日もある。そんな時季にアジサイやコニファーを縄でぐるぐる巻きにするのも可哀想でなかなか出来ない。いつも12月の最悪の寒い日に文句を言いながら始めるのがおちだ。もっとも私が雪囲いをするのはバラやアジサイやコニファーだけなので何日もかかるという事はないのだが。うちにある木は折れても未練のないようなものばかりなので雪吊りなどというものはここ数年していない。雪吊りは北陸の風物詩だが言ってみればあれはステータスシンボルのようなもの。雪吊りがしてあるとどんな庭でも格調高く見える。

 

 

11月21日(月)晴れ 「初霜」

朝起きて早速庭に出てみると霜が降りている。温度計を見てみたら外はマイナス1度をさしている。寒いはずだ。今年の初霜は例年より3日遅く、去年よりは12日早いそうだ。昨日の東京はとても暖かくコートもいらないような日射しだったのに新幹線の乗り換えの越後湯沢では雪が積もっていたのでびっくり。東京からわずか1時間も離れていない場所でこうも温度差があるとは。

久しぶりに見る庭はぼちぼちとバラが咲きセージ類は終わりに近くなっていた。この間植え替えたゴールドクレストが枯れ掛かっている。やはりあんなに大きくなってからの移植は無理だったようだ。去年の台風のおかげで倒れたものが今年になってから枯れこみ、それを抜いた後出窓のところに植えてあったものが邪魔になってきたのでそれをそこに植えたのだ。針葉樹はやはり小さな時から育てないとダメなようだ。大きくなってからの移植は無理という事が分かった。しかし家に鉢植えの針葉樹が結構あるのでそれを地面に下ろせば根付くだろう。