1月1日〜

ダイアリー目次            

 

1月10日(火)くもり時々雪 「屋根の雪下ろし」

昨日雪下ろしが出来なかった場所を昨日に引き続き夫が雪下ろししてくれた。御覧の通り見た事もないような長いツララが下がっている。氷見市では周りを見回すと殆どの家が雪下ろしが終わっている。ニュースでは雪によって潰れた家屋の崩壊を盛んに放映している。今年の雪は平年に比べると2倍の重さがあり、しかも余りに寒過ぎて屋根雪が融けずいつ迄も屋根に残っている。私の家でも平年ならドドドーーっと恐ろしい音がして屋根雪が落ちる。しかし今回はそれが一回もないのだ。10cm四方あたり292グラムの雪の重さがあると言う事をテレビで言っていた。とてつもない重さが屋根にかかっいるという事だ。 計算すると1メートル四方の立方体で5人の大人が乗っている事になる。夫は母屋の雪下ろしをしている間私は見ていなければならない。いつ何どき屋根から落ちるかも知れないのだから見ていないと危ない。雪下ろしをすれば下には山のような雪の山ができるが雪下ろしが終わってからでないと片付ける事は出来ない。その間暇な顔をして見ていたら夫が「カーポートの雪を下ろせば?」とのたまった。「えええーーーーっ、私がぁ??」

仕方がないので梯子を持って行きおそるおそる上ってみた。夫に言わせると上ってくるまでいったい何十分かかるのかと呆れられる。うちのカーポートの屋根は平面なので滑り落ちる心配はまずない。上ってみるとゆらゆらと揺れる。始めのうちは恐くてへっぴり腰だったがそのうち少し慣れて来た。どっさり積もっていた雪は1メートル程。しかも固い。こんな重い雪が乗っているのなら潰れて当然と思えるようなものだ。カーポートの柱はアルミのものだから潰れないとは言えない。鉄で出来たものさえ今やひよっていると言う。今日は比較的暖かく途中から雨が降って来た。しかし雨が降ったからといって途中で止める訳にはいかない。雨のなかせっせと雪下ろしをし、下に下ろした雪の片づけをしていたらすっかり風邪を引いてしまい鼻水と咳が止まらない。もうこれで屋根の雪下ろしの心配をしなくても良いと思ったら少し安心したが、これから又降らないとも限らない。56豪雪の時は3回も屋根の雪下ろしをしたという。私は都会育ちのせいか雪が嫌いだし恐い。雪の為に交通が遮断され孤立している場所が沢山あるようなので早く復旧される事を祈るのみ。

 

 

1月9日(月)快晴 「ユジンとチェリン」

思いがけずに今日は快晴に恵まれた。しかし昼間になっても温度は上がらずママさんダンプを動かしていてもバリバリと音がする。ここのところの大雪で屋根の上には恐ろしい程の雪が積もっている。ニュースでは家が雪の重みで崩壊したニュースを流しているのを見る度うちは大丈夫だろうかと気を揉んでいた。私が夫にいくら言っても「大丈夫」なんて気楽な事を言っていたが昨夜隣の住人がもうそろそろ下ろさないと、と言って来た。56豪雪の時には確か夫と大工さんとで屋根雪を下ろした記憶がある。今回の雪はもう56豪雪どころじゃない程降っている。きっと17豪雪と名前が付くに違いない。

抜けるような青空の下去年斜向かいに建った家では朝からせっせと屋根の雪下ろしをしている。うちよりずっと少ないと思っていたのにさすが若い人、すくむような高さの2階の屋根の上に乗りせっせと雪を下ろしている。屋根雪が少ないと思っている家でさえしているのなら私のうちは絶対にやらねばならない。夫も隣の住人に言われたのもあってやっと重い腰を上げ屋根に上った。先日から風邪を引き病み上がりなので元気がない。それでもほんの一部分だけやっと雪を下ろす事が出来、少しだけホッとした。しかしまだまだ下ろしてないところが沢山あるし、明日から叉雪が降るらしいので安心出来ない。

チェリンはいよいよ発情期が来たのか床を這いずり回っている。時々変な声を出していてどういうわけかエレのそばばかり行きたがる。うちにいるオス達は全部去勢してあるのでいったい何ごと?という顔をして無関心。オスは3匹いてもエレだけに関心を示すのが面白い。エレは迷惑顔をして逃げ回っている。一緒に生まれたユジンはまだ発情期が来ないので不思議な顔をしてチェリンをそっと遠くから見ている。

 

 

1月8日(日)雪 「フレッシュマーブル」

今朝起きて外を見ると又もや20cm程雪が積もってる。夕べからしんしんと降っていたがまさかこんなに積もるとは。もういい加減にうんざりするけれど放っておくわけには行かない。朝の片付けを終わり外に出ると降りしきっている。今日の雪はパウダースノー(粉雪)っぽいので軽いが何故かくっつき、まるで片栗粉のようだ。生憎夫は2・3日前から風邪を引いて寝込んでいるので私一人がするっきゃない。

まずは家の周りぐるっと片付けねば。うちは家の裏にプロパンガスが置いてあるのでもし業者が来て取り替えるなんて事になれば絶対に雪掻きをしてないと。この間も水道管破裂の時は家の裏の場所だったが綺麗に雪かきがしてあったのですぐに直せてホッとした。やはり日頃からキチンと雪をどけてないといざという時に困る。私の家は2軒あるようなものなので家の周りグルっと雪かきをすると言う事は生半可じゃない。途中ばてて一時間休憩を取ったが合計4時間雪との格闘だった。いつ迄続くのか。

これはフレッシュマーブルと言う。こんな面白い葉は見た事がないほど不思議。半分グリーン、半分白で見事な程。時々斑入りにもなったりしてるがもう何年も前からうちにある。ようも枯れずに持ってると思うがうちの環境に合っているのかも。

 

 

1月7日(土)くもり

今日も仕事場に行くと案の定エアコンは効かない。要するに何の処置もしてないので動く訳がない。今日も小さなファンヒーターで仕事だ。いつ迄こんな事を続けるのかいやになる。

ネコどもは外に出る時間が少ないので寄ってたかっていたずらに余念がない。ゴミ箱をひっくり返してゴミを全部出す、カーテンにはよじ登る、蘭の花は折る、と次から次へと悪い事ばかりして頭が痛くなる。これは私の商売道具のピアノの上。今やピアノはキズだらけ、ネコの足跡だらけ。犬ならしつけも出来るがネコはおバカだからどうしようもない。

 

 

1月6日(金)くもり

いやぁ今日は散々な日だった。朝起きると異常に寒い。外にある温度計を見ると−4度。私がここに来てからこんな低い温度は初めてだ。寒い寒いと思いながら台所へ行くと何と水が出ない。そう言えばあんなに冷え込んでいたのに夕べは水をチョロチョロ出しておくのを忘れた。洗面所の方は出たのでそこからやかんに水を汲み、洗い物などした。そのうち少しだけチョロチョロと出始めたのできっと仕事から帰ってくる頃には出ているだろうと出掛けた。

ニュースでは盛んに今日の冷え込みと報道している。富山市で−4、9度。高岡市で−4、5度。そして氷見市の今迄の降雪量は242センチ。12月に雪が降った日は25日と観測史上初めての記録だそうだ。この寒冬は何もかもが記録破りのようだ。これじゃ寒いわけだ。

幹線道路は完全に除雪してあるのでアスファルトがすっきりと見え目的地までは時間もかからない。仕事場に行き暖房のスィッチを入れると準備中と出て一向に暖かくならない。他の部屋も入れてみるが全部ダメ。4階全部のエアコンがいかれてる。1時間生徒も私もコートを着たままでレッスンをした。生徒は待っている間室内なのに手袋をしている程だ。ピアノを弾く時、手がかじかんで動かない。温度は10度。寒くて仕方がないので店の者になんとかしてくれと頼むとファンヒーターを持って来てくれた。やっと少しづつ暖まりホッとしたがそれでも温度は17度から上がらない。ついに最後迄エアコンは効かない。帰る時店頭に社長がいたので明日は大丈夫だろうかと尋ねるとあっけらかんと「エアコンの室外機が凍ってるから直らない」と言う。ならば室外機にお湯をかければ、と言うと屋上にあるのでそれも出来ないと言う。社長がいる店内は暖かいので他人事だ。「明日は天気になれば解けるだろう」とあっさりと笑っている。冗談じゃない明日から叉大寒波が押し寄せ大雪注意報が出ていると言うのにこの人はニュースも見てないのだろうか。講師と生徒をいったい何だと思ってるのか!自分も暖房のない部屋に何時間でもいられるかどうかやってみろ!と言いたくなる。

頭に来ながら家に帰った。やれやれやっと夕飯だよ。夫は私が遅いのでもう食べ始めていた。帰りが遅い日は殆ど用意がしてあるので温めるだけにしてある。水はまだ少ししか出ないと言う。ところが御飯をよそおうと思ったら何か変な音がする。何じゃ、この音は?シューシューとすごい音だ。もしかして?と思い懐中電灯片手に外に出て見ると案の定、水道管が破裂している。それが夜の8時。すぐに出入りの配管屋に電話をする。外は零下で寒いなんてもんじゃない。20分程して2人駆けつけてくれた時は神様に見えた。ほんとにいい人だ!一ケ所を直してもらいホッとしたのもつかの間、メーターを見ると水を出してないのに動いている。まだどこかが破裂しているようだ。何せ私の庭には花の水やりの為に外に9ケ所水道がある。結局3ケ所も破裂していて終わったのはもう10時近い時間だった。寒い中必死に作業してくれたのを心から感謝した。

今日はほんとに散々な日だったのでくたくた。雪の下になっているアジサイは御覧の通り息も絶え絶え。きっと枝も沢山折れているに違いない。来年の花は期待できそうにもない。

 

 

1月5日(木)くもり 「ミニシクラメン」

去年沢山の花付きが気に入りミニシクラメンを買った。こんなに花を付けているのも珍しい。人には買っても買ってもダメにするものがあるがまさに私にとってはシクラメン。これならミニだから大丈夫かと思った。シクラメンは部屋が暑過ぎてもダメだし、寒いところでもダメ。日光にも当てなくてはダメだし、なかなか適当な場所がない。ダメ元で良いと思って部屋の中に入れた。私の部屋にはお客が来ると暑いらしくて有名。一回来て懲りた人は2回目からは薄着で来る。でもその暑い部屋でこうしてちゃんと生きている。次々と花も上がってきて楽しみだ。普通のシクラメンは寒い廊下に鎮座しているがこれもちゃんと生きている。しかしきっと来年はいなくなっているだろう。

 

 

1月4日(水)雪 「ミモザアカシア」

いよいよ今日から仕事始め。こんなに早くから仕事を始めるのはこの仕事に付いてから初めての事。月末にまた上京を予定しているので致し方ない。

今日も一日雪。これでいったい何日降っているんだろう。昔38豪雪とか56豪雪とか言われたものがあり何日も降り続き2階から出入りしたなんて話も聞くが今回の雪もそれに匹敵するものであろう。昔は除雪もしっかりしておらず、ましてや融雪装置等というものもなかった。私は38豪雪は知らないが56豪雪の時はもうここに嫁いでいた。夫と出入りの大工さんが屋根雪を下ろしていた記憶がある。今回はまだ屋根雪は下ろしてないので心配になって来た。ぶとうの棚も雪の重みでだんだんひよって来たので先日雪下ろしをした。

さっきニュースを見ていたら仙台では最大瞬間風速32、7メートルもの風が吹き、道を歩いている人や自転車に乗っている人が吹き飛ばされていた。おまけに雪崩や脱線の事故など毎日雪による被害がどんどん増えて行く。今回のこの寒さは気象台始まって以来らしく今後一週間大雪注意報が出ているから恐ろしい。

こんな大雪が降るとは思わなかったので庭の木々は何も雪囲いも出来なかったがミモザは御覧の通り元気。小さな花芽も付けている。いつも縄で縛っていたがこれだけ大きくなると縄で縛る事も出来ない。針葉樹も年々大きくなったのでこの雪でも案外大丈夫かも知れない。こんな大雪でも大丈夫だとしたらこれから雪囲いは不要という事を証明するようなものだ。雪解けになった時木々を見るのが興味津々。

 

 

1月3日(火)雪降ったり止んだり 「ビナンカズラ」

予報通り又もや雪。と言っても少しだけ積もる程度だったので良かったが又これから降るような事を言っているのでうんざり。庭のビナンカズラの実は熟しきってベタベタ。この一つ一つの実から種が落ち夏頃には卒倒しそうなくらい下にちび苗が育っている。これ以上増えては困るのでそれを一つ一つ抜くのも大変な作業。何の事はない、この実を取ってしまえばいいのだが色のない庭が寂しくなるのが嫌さに付けたままにしている。

今年は明日からもう仕事始め。こんなに早くから仕事をするのは初めてかも知れない。最後の休みはぶらぶらと又買い物に出かける。ユニクロのチラシが入っていたので覗いてみた。ユニクロはすごく安いがやはり若者向きのデザインが多くおばさんにはちと無理がある。それでも娘のところに行った時にはフリースの上着を借りて着てみると軽くて暖かい。一つくらいは買ってもいいかなと思い見てみるとすごく良いものが何と1290円。余りの安さにびっくり。下着も着てみようかと思うものがあったので買ってみたがこれは1000円。ぺらぺらの下着が1000円でしっかりしたフリースの上着が1290円。下着の1000円がすごく高く思える。フリースはあんなに暖かくて厚さもあるがどうしてあんな値段でできるのか不思議。

 

 

1月2日(月)小雨

今日も天気かと朝起きてすぐ外を見てみたら残念、小雨が降っている。2日も続いて快晴のわけがないか。しかしご覧の通り雨のおかげで雪は大分溶けて来た。溶けて来たと言っても庭にはまだこれだけの雪があるのだから何も出来ない。鉢置き場は雪は殆どかぶってはいないものの息も絶え絶え。ポットに入れた苗の上に雪がどっさりかぶって凍ってしまい、その雪をどけたら苗がすっぽりと抜けてしまったものもある。鉢に植えてあるものは殆ど耐寒性のあるものばかりなので心配はしてないのだが。手前の大きな鉢にはセラトセカが植えてあった。種をつけたら採ろうと思っていたのに上京したり、もたもたしていたら雪が降り枯れ込んでしまった。これでは種どころじゃない。

予報では明日から叉雪のような事を言っていた。もうこれ以上降られてはうんざり。

 

 

1月1日(日)快晴

皆さん明けましておめでとうございます。朝起きると抜けるような青空、狐につままれているようだ。元旦に晴れるのは何年か前にあり、元旦早々草取りをしていたのを覚えている。予報では快晴とは言ってなかったら儲けたような気分。しかし元旦では友達と遊びに行きたくても相手がいない。やはりこうなったら雪かきしかない。こんな天気の良い日は固まった雪を蹴散らし通路を確保しておかなければ。母屋に置いてある挿し木苗や鉢置き場は雪はかぶってはいないものの雪に塞がれ歩く事もできない。一気にこれを片付けよう。

やり始めたら暑い、暑い、汗迄出て来た。イソップの北風と太陽の如く一枚一枚着ているものを脱ぎ終いには薄いTシャツ一枚になった。やった〜〜これで苗置き場を見てまわる事ができる。雪がなくなりホッとしたらもの足りない。そうだ、正月はイオンに行かなくちゃ。

大抵の人は人ごみは嫌いというだろうが、私は不思議と人が沢山いるところが好き。都会育ちのせいか人が溢れていても全然いやじゃない。やっとの思いで駐車場を確保し駆け付けると、いるはいるは一体どこからこんなに人が出て来たのかと思う程の人で溢れている。こちとらコートを着ていれば分からないと思い着替えもせずに出て来た。そんな時に限って服がバーゲンをしてる。しかも気に入った服がある。靴は長靴に近いものを履いて来た。試着室で脱いだり着たりしてみるとサイズが合わなかった。泣く泣く面倒な長靴に履き替え又探しに行かねばならない。ったく何でもっと簡単な靴を履いて来なかったのかと悔やむ。服も店員に見られたら惨めになるようなものを着て来て私ってばか。まわりを見回すとさすが元旦、皆それなりにお洒落をして来ている。そりゃそうだ・・・元旦だもの。私みたいに雪掻きの延長で来たものなんか誰もいない。

こんな私ですが今年も懲りずにゆりかごのページに遊びに来て下さいね。今年もよろしく!