2月21日〜

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2月28日(火)くもり 「ワスレナグサ」

今日も寒い。夕方には小雪が舞っていた。しかし何と言っても2月も今日で終わり。明日からは輝かしい3月!3月になればちょっとくらい小雪が散らついたってたかが知れてる。春が来る、春がくる、ルン!!

と言っても庭はまだこんな情けない状態。これはわすれな草。石灰硫黄合剤がかかったせいもあるのかも知れないがなんだか汚い。しかしここから小さなブルーの可愛い小花を沢山つけてくれる貴重な葉だ。大事にせねば。

 

 

2月27日(月)くもり 「コクリュウ」

何もかも枯れ果てたような庭でこのコクリュウは黒々と元気。黒々とは変な表現だがどこから見ても真っ黒。実も真っ黒なのだから不思議。コクリュウは小さな苗でも結構高い。でも根気よく植えておけば結構増える。ランナーを出して離れた場所からもにょきにょきと出てくる。この黒さが渋いからかこの頃では寄せ植えなどにも使われるようになってきたのが私としては嬉しいが短気はいけない。少し増えてきたらランナーから出た子株を切り離し又違う場所に植え付ければそこで又根を下ろす。そんな風にして増やしたものが私の庭にはいろんな場所に育っている。

 

 

2月26日(日)雨 「シャクナゲ」

今日は4月の気温になるなどという予報は全く外れ寒い寒い。おまけに一日中雨。しかし晴れていれば当然庭に出てたまった庭仕事に励むはずなのだがこんな雨の日には出かけるという事になる。去年から飛び石として使っていた枕木を撤去してしまったので歩きにくくて仕方がない。いつか買いに行こうと思っていたのでこんな雨でも出かける。買うものはもう決まっている。去年から目をつけていた星座の模様の白い敷石だ。しかし敷石は園芸店の外に置いてあったので今迄は雪の下になっていた。だから当然汚れていて白がグレーになって見えた。汚れていたのではなくもしかしたら雨を吸いこんであんな色になっていたのかも知れないが。もう枕木は撤去してあるのでただ置くだけ。早く天気にならないかな。

シャクナゲの蕾みが大分大きくなってきた。しかし油断は出来ない。花芽だと思っていたら葉芽という事もある。楽しみにしていたら全部葉だったと言う事もあった。開いてみるわけにもいかないので希望的観測で花芽という事にしておこう。

 

 

2月25日(土)くもり 「コルデリーネ」

昨日に引き続き何やら情けない姿。しかしこれは大丈夫。葉が枯れたので全部カットしたのだ。春になれば又綺麗な葉が何枚も出て来てきっと美しい姿になるのは間違いない。去年は横に子株も出来、今年は元気な姿に又復活してくれる事だろう。

今日子供ニュースを聞いていたら面白い事を言っていた。脳を鍛えるという本が今沢山でているそうだが、ほんとに脳を鍛える事なんか出来るの?という質問だ。それには東北大学の教授が答えていてちゃんと出来るという。それにはいったいどうしたら良いのかという事を子供達は聞いていたがこれは大人でも興味深い質問だ。

結論を言えば「本を読む」「簡単な計算をする」。これが一番脳を一番活発にさせると言う事だ。考え事なんぞいくらしても活発にはならないという事には笑ったが「本を読む」という事がそんなに活発化させるとは思ってなかった。ある老人施設では一日15分ほど簡単な計算をさせたり、音読をさせたりする事を毎日させると変化が出て来たそうだ。

以前より、言葉を、たくさん思い浮かべられるようになったり、字を上手く書けなかった人がきれいに真っ直ぐ書けるようになったり、さらに、物忘れが多かった人の記憶力が良くなったりしたという結果が出ている。他にも話す事がスムーズになり、上手にコミュニケーションがとれるようになったというのは驚きだ。この頃は計算器に頼ってしまい、掛け算どころか簡単な足し算さえ出来なくなって来ている。用もないのにただ計算をするというのはなかなか出来ないが本なら毎日読んでいる。良かった、本が好きで。

 

 

2月24日(金)くもり 「ミモザ」

今頃になると毎年可愛いレモン色の花をたわわに付けたミモザが今年はおかしい。こんなに枯れ込んでいる。あんなに雪が降り続いた寒さに耐えられなかったのかそれとも去年の剪定が悪かったのか。ミモザと言ってもこれは多分「ギンヨウアカシア」という品種だと思うが検索してみるとやはり寒さに弱いので暖地向きと書いてあるものが多い。しかしこの北陸でも毎年元気に育ちどんどん大きくなり過ぎ心配になる程だったのだ。毎年夏に剪定をしていたが調べてみると花後の剪定と書いてある。という事は5月くらい迄には終わってなければいけない。遅い剪定は形成された花芽を切ってしまうらしい。しかしこの木の繁殖力は恐ろしい程旺盛なのでどんな風に切ってもじゃんじゃん出てくるようだ。どこかのサイトにまるではげ坊主のようにこのミモザを剪定した写真が載っていたが2ヵ月後には全く綺麗な形に戻っていた。逆に言えばこの木は剪定をしなければすごい大木になるようなので狭い庭に植える時には気を付けねばならないという事だ。

 

 

2月23日(木)くもり 「又もや誘引」

昨日に比べると10度も温度差があるような寒さ。しかし寒いと言っても昨日の暖かさが異常なので7度あればこれが標準。昨日に引き続き画像はグラハムトーマスの誘引。こんな風に枝を横に倒すと新芽から又新しい枝が出てくる。そしてそれが全部垂直に伸びそこから沢山の花を咲かせる。横に倒した枝先は全部少しだけ切った方が花付きが良いそうだ。ほんとはぐるっと巻きたいところなのだがこれ以上巻き付けると折れそうなのでここまでにした。こんな小さなものの誘引は楽だが大きなアーチとなると脚立に乗ってせねばならないので大変。

今日はとあるところでガーデンのスライドを見た。とてつもなく広いカナダの公園だ。日本庭園風に作ってあるところあり、イタリア風あり、なかなか素晴らしい公園で芝生の美しさには目を奪われた。しかし意外だったのはカナダも日本も植えてある草花は日本と変わらない。と言うよりごちゃごちゃした色の氾濫には驚かされた。一番多かった物はベゴニア。一年草にも流行り廃りはあるがベゴニアなんぞは日本ではもう流行遅れ。私がガーデニングにはまった頃にはベゴニアが一世を風靡していた。何かというとベゴニア。何せ挿し木もすぐ付き、花期が長い。あんな便利なものはなかったが今や真夏の園芸店でもベゴニアは隅の方に追いやられている。それがそのカナダの公園では堂々と真っ赤なベゴニアに白妙菊という紅白の植栽。おまけにローズガーデンの隙間にはデルフィニュームがごちゃごちゃに植えられており、あんなに込み入っていたのでは薔薇も病気にならないのかと疑問を抱く。薔薇の花が咲くのは一時期だけなので花のない時にもお客を退屈させない配慮なのかと思うが私の目から見れば植え過ぎという感じ。

よく園芸雑誌など見るといろんなフラワーパークが載っているがどれを見てもごちゃごちゃ植えてあり、私の興味を引くものは余り載ってない。私が一度もその手合いの場所に行った事がないと言うと皆びっくりするが元来旅行が好きじゃないのもある。夏になれば赤や黄色の一年草がびっしり植え込まれそこに紫がたまに入る。びっくりするような色の取り合わせじゃないとお客を呼べないのかとも思うのだが。しかし今や花好きの人達の目も肥えて来た。色の氾濫だけではお客を呼べない時代が来たという事だ。日本もカナダもそう言った意味では同じなのかといささかがっかりした。

 

 

2月22日(水)くもり 「バラ誘引」

今日は予報通り春がやってきたような気温。17度もあったようで暖かい筈。こんな日はるんるん気分で庭に出る。そろそろツル薔薇の誘引をせねばならない。ついでに肥料も入れなければ。誘引とはツル薔薇の枝を這わせたい場所に結び付ける作業の事を言う。薔薇は絡むものではないので結び付けなければ枝は伸び放題になってしまう。これは大好きなピエールドゥロンサール。御覧の通り枯れているように見えるが枝は元気。今の時季にすれば枝はしなやかになっているので折れないのだ。このオベリスクに薔薇が茂った姿を想像しながらビニールタイで全部結び付けていく。伸びた枝をオベリスクにぐるぐる巻きにするのはなかなか大変だ。ビニタイを弾いてしまったり棘が手に刺さったりするので皮の手袋は必需品。去年は孫を預かっていて忙しくこの誘引を4月半ばにならなければ出来なかった。その頃になるともう新しい芽がどんどん伸び始めていたのでどれだけ作業中に芽を落としてしまったかわからない。今頃にすればまだ芽も全く伸びてないし、作業もやり易い。今日は3時間程庭での作業が出来たがほんのわずか誘引しただけ。これから道のりは長い。

 

 

2月21日(火)くもり

昨日は私の行きつけの店のママの誕生日。きっと花で溢れているだろうと思って行ったらやっぱり思った通り。シンビジューム・バラ・デンドロビューム・そしてこのカスミソウと桃の花束。去年は桃とカラーの組み合わせが意表をついたがこれも何となく驚く。桃を買ったら何を入れる。たいていはフリージャーとかチューリップ、ストックなどを入れるかも知れない。カスミソウを入れたとしてもこんなにどっさりは入れない。しかしこの組み合わせはなかなかだ。

私は何をプレゼントしたかって?これだけ花が溢れるのを毎年目の当たりに見ているので毎年、花瓶であります、はい。