6月2日〜

ダイアリー目次            

 

6月9日(金)雨 

今日は久しぶりに一日雨だ。ここのところのお天気続きは花にとっては嬉しいがそろそろ地面がからからに乾き硬くなって来て雑草も抜き難くなってきたのでちょうど良いお湿り。これは2・3日前に撮った庭。バラもそろそろ終わりに近くなってきたものもある。デルフィニュームはこんなに見事に育ってくれるとは思わなかった。これは小さな苗を4月頃に買い始めは小さな鉢で育て次に大きな鉢に植え替えたものだ。始めから大きな鉢に植えると根ばかり育ち肝心の花が大きくなってくれない。秋になると見事な花を咲かせる菊なんぞも何回も鉢替えして大きくするようだ。

以前は培養土なるものをかなりバカにしていたがこの頃は使う事が多くなった。こんな風に短期間に大きくしたいものには速効性の土だ。少々高く付くが軽いし吊り鉢などにはもってこい。

先日私の庭に来た人が花の匂いにむせて気分が悪くなり早々に帰った。気分が悪くなる程花の匂いがむせ返っているのかと驚いたが私は毎日いても何も感じない。感じないどころか庭に出る度に花の香りに包まれ幸せを感じるのに。。。

 

 

6月7日(水)晴れ 「ラベンンダードリーム」

今年剪定に一番成功したものと言えばこのラベンダードリーム。こんなに短く切っても大丈夫かと思いながら切り詰めた。これはツルバラなのでアーチにでも這わせればきっと素敵だとは思うのだがもう這わせる場所もなく毎年鉢植えのまま。鉢植えと言ってもかなり大きな鉢なので数年植え替えもしてない。しかし毎年うっとりする程の花を付けてくれる。咲き始めはピンクだが咲き進むとだんだん紫がかった色になってくる。その色をしてラベンダーという名前が付いたのかも知れないが私に言わせるとただ退色しただけのような気もする。

 

 

6月6日(火)晴れ 「バーバスカム」

これはビロードモウズイカとかバーバスカムとか呼ばれているものだ。この間園芸講座の先生の先生が来庭した時にこれは園芸品種のバーバスカムだと思うと言っていた。一昨年これはたしか「マーレイン」という名前で買った苗の筈だ。一年草なので消えたものと思っていたらとんでもない場所から沢山ニョキニョキと出て来て放置して置いたら今すごい勢いで伸びている。先日庭にいらした年輩の人はえらくこれに感心してどこに行けば買えるのかと聞かれた。こんなものに興味を示す人もいるのかと半ば呆れた。今年の庭は何となくしっくり来ず今日もじっくりと眺めまわしてみるとその犯人はこれだ。この黄色がとても庭に邪魔な存在。私の庭はピンクやブルーで統一してあるのにこの黄色があるとド派手になり品がなくなる。もう大分大きく育っているので今さらながら撤去しようかどうしようか迷っている。

 

 

6月5日(月)晴れ 「シャルロット」

昨日の肌寒さが嘘のように朝から暑い。いよいよ夏の到来か。汗をかきながらの朝の水やりがつらくもう少し早起きせねばならないのかも。この頃以前のように熱心に草取りもしてないのでだんだん草がはびこっている。毎日の積み重ねなので少しづつでもしないと後になって自分にかえってくる。

シャクヤクはそろそろ終わりに近付き見苦しくなってきたのでそろそろ切らねばならない。鉢植えのシャルロットが思いの他美しく咲いてくれていて思わず写真におさめる。今年は寒いせいかまだカナブンの発生も余り見られないので花が綺麗なのが嬉しい。

 

 

6月4日(日)晴れ

ここのところ毎日肌寒い日が続きとても6月になったとは思えない。夜になるとホットカーペットを入れたりしているのだから異常としか思えない。朝起きるとすぐオス猫達を外に出し庭の写真を撮ってみる。今年の庭は秘密の花園という感じで少し花があり過ぎる。花がなければ淋しいしあったらあったでうるさい。6月に入ってスパニッシュビューティーが満開になるのは不思議な気もする。例年なら今頃にはとっくに終わっているのだ。フェンスのバラもいつものように覆う程咲いてはくれずとても自慢出来る成績とは言えない。

今年はオープンガーデンをするか否かとても迷ったが結局公開しない事に決めた。毎年この時季に庭を公開する事を楽しみにしてきたがいささかくたびれた。花の見事さを皆さんに見て欲しいような気もするのだが年々体力も衰え気力もなくなっていくのを最近とみに感じる。オープンガーデンをするとその時間迄に汚くなった花がら摘みや水やり、完璧に綺麗にするには雑草もむしらねばならない。今年はちょっと小休止といったところだ。丹精こめた庭を自分独りで見るのもたまには良かろう。

 

 

6月2日(金)晴れ

朝方は少し肌寒く感じる日だが昼になっても汗も出ず爽やかな日和。こんな日ばかりだと庭仕事も楽だ。庭は今咲き過ぎると思う程に満開状態。何と言ってもシャクヤクの大きな花が圧巻。しかし一番派手はものは自分の好みではなくそれは園芸店のラベル違いのものだ。ラベルとは似ても似つかないものが咲きがっかりしたが今さら抜くのも可哀想と植えてあったのだがそれが一番目立ちがっかり。今年の庭はポイントがなんとなくつかめずやたらと花が咲いているという感じ。

この寄せ植えは先日作ったものだが久しぶりにベゴニアを使ってみた。こんな銅葉色のものが最近でまわり花はしかも八重。今の時季銅葉色のものを探したのだがなかなか気に入ったものがなくて仕方なしにこのベゴニアにしてみた。作ってみると案外しっくりと納まりワイヤープランツとうまく合っている。昔園芸と言えばこのベゴニアばかり植えていたものだが最近は隅に追いやられ全く人気がなくなった。しかし花期が長いのと夏の炎天下にもへこたれない事を思うと見直した方が良いのかも知れない。