7月21日〜

ダイアリー目次            

 

7月31日(月)くもり 「フリージャー」

今日でやっと梅雨も明けたようだが何せ蒸し暑い。気温はそんなに高くないもののいきなりの熱帯夜だ。夜になって外に出ても風もなく涼しいとは感じない。おまけにこんな日はこちら田舎ではウンカという小さな虫がたつ事が多い。窓を開け網戸にしておくと網戸でさえくぐり抜けるので窓も開けられずたまったもんではない。

こちらで柿の木などにつく虫で「シナンタロ」と呼ばれているものがある。これに刺されると痛みとかゆみでどうにもならないらしい。今日知り合いのお宅に行ったらそのシナンタロがカエデの木に沢山いたと言う。私の家の庭には害虫は意外とおらず見た事がないのだ。私はそのシナンタロと呼ばれる虫がどんなものか判らないので見せてもらった。痛みとかゆみと言えばたいてい「イラガ」の事だろうと思っていたらやっぱりそうだった。黄緑色をしていておかしな格好の毛虫なのですぐに判る。と言っても今迄写真でしか見た事がなかったので実物を見る事が出来たのは良い機会だった。このイラガは毒毛を持っているので木の下を通っただけでも毛が刺さり大変な事になるらしい。やはり木の消毒は大切だ。

フリージャーが次々と花を付けてくれる。これはフロリバンダという種類なので次々と花をつけるのだ。しかし今の時季咲いたとたんにすぐに虫にやられる。こんなに綺麗に咲いてるのも珍しいので思わずシャッターを切った。

 

 

7月30日(日)くもり 「シモツケ」

こんな風に大写しにしてみるとシモツケの花はなんて可愛いのだろう。不思議な事に1本の枝から白とピンクが咲く。このシモツケは斑入りの葉なのだが、しかもその斑がピンク。随分と大昔に義母がここに植えたもののようだが今だ他所でこれと同じシモツケを見た事がない。花が咲いてなくてもその葉だけでもまるで花が咲いているように見える美しいシモツケだ。

 

 

7月29日(土)くもり 「フロックス」

今日も一日曇ったり小雨が降ったりはっきりしない天気だったが気温がそんなに高くないのは救い。どこやらでは38度もあったというニュースを流していたがこちらではまだそこまでひどくない。

フロックスが今が盛りと咲いているが突然変異なのかうすいピンクの中にショッキングピンクの濃い色が咲き始めた。難とも不思議な事だがもともとはこの色だったものを掛け合わせて薄いピンクを作ったのかも知れない。先祖返りという現象か。。。。

 

 

7月28日(金)くもり 「ネリモーザ」

去年枯れてしまったかと思っていたクレマチスのネリモーザがちゃんと復活してくれた。去年鉢から地面に下ろし咲いてくれていたものの何だか様子が変。葉がどんどん枯れ始め終いにはひとつもなくなってしまったのだ。あ〜〜地面に下ろさねば良かったと後悔しても後の祭り。しかし不思議な事に今年になると葉が少しづつ出て来て枯れてなかったのだと胸を撫で下ろした。そしてこんなに綺麗な花を付け始め嬉しい限り。

 

 

7月27日(木)くもり 「グラハムトーマス」

午前中は雨が降っていたものの午後からはくもり空になりこんな時こそ庭仕事をせねばと庭に出る。今日の仕事はアジサイの植え替え。大きくなりどうにもならないアジサイを引き抜き小さな苗に植え直す。西洋アジサイはもう懲り懲りという感じもするので山アジサイのヤブテマリと梅花アジサイを花壇に植えた。しかしヤブテマリも写真でばかでかくなっているものを見た事があるので侮れない。ま、その時は又植え直す迄の事だ。

グラハムトーマスは律儀に次々と花を付けてくれ気の毒なくらい。今の時季咲いても虫にあっという間にやられてしまうので蕾みが大きくなって来たらすぐに切り取って切り花で楽しむ事にしている。去年は夏の蕾みは全部取ってしまい咲かせなかったが、だからと言ってそんなに株が充実したとも思えなかった。これから暑くなってきたらますます虫と人間との競争だ。

 

 

7月26日(水)くもり 「石化黒軸八重」

アジサイの石化黒軸八重が不思議な花を付けている。この花を見てアジサイと判る人はいないかも。葉はまさしくアジサイなのだから葉を見ればすぐに判るとは思うのだが。おまけにこれは枝は黒くて石化する。石化とは軸が帯のように平らになる事を言うのだが要するに平べったい枝なのだ。うちにはもうひとつこれと同じものがありそれは「12ヒトエ」というアジサイだ。花はこれとそっくりで枝は普通の緑色をしている。これらは西洋アジサイなのでとても大きくなる。うっかりと狭い場所に植えると場所喰いになるので要注意。

 

 

7月25日(火)くもり 「ユーパトリウム」

まだ花穂は上がってないがライムグリーンの美しい葉が今綺麗に伸びて来ている。ユーパトリウムは青色フジバカマなどというラベルで売られている事もあるように、フジバカマの花に似ている。というよりアゲラタムの花の方がよく似ているかも知れない。これを戴いた時は宿根アゲラタムという名前だったので呼び名は沢山あるようだ。最初のうちは大事に大事にしていたがこれが又途方もなく増える。毎年整理しないととんでもない地面取りになる。今花壇に植えてあるものは花壇の3分の1ほども覆ってしまった。しかしこれからの夏に花はどんどん咲くし、長もちもするので秋の終わりに整理する事にしている。晩秋までよく咲いてくれるので庭にお薦めのものだ。

 

 

7月24日(月)雨 「三尺バーベナ」

今日はまる一日雨。一時たりとも止まないのでからうんざりする。この雨でまた雑草も一段と伸びるのかと思うとゾッとする。

今日は友人と話しをしたがお互いに雑草に関しては完璧主義なので出るのはため息ばかりだ。今はまだ草むしりをする事ができるがもっと年をとって出来なくなったらどうしようというのが大きな課題だ。どんなに年をとっても庭に草が生えるのは許せない。かと言って草ぼうぼうの庭を黙って見ているという事は出来ない。庭を持っていれば気になるのは目に見えているので老いさらばえたら庭のないところに住むより他なさそうだという結論だ。しかし年をとってからマンション暮らしなんぞ出来るものだろうか。。。

 

 

7月23日(日)くもり 「フロックス」

空は曇っているものの蒸し暑い。九州地方では集中豪雨に襲われ大変な被害が出ている模様だがこちらは雨が降りそうで降らない一日だった。空も曇っているので今日は庭仕事に励もうと勇んで出てみたものの何せ暑い。これから又猛暑がやってくるのかと思うとゾッとする。久しぶりに集中的に庭仕事をした、と言っても3時間が限度。水やりをするだけで1時間以上はかかるのだから仕事をしたと言っても大した事はしていない。剪定したアジサイの枝を外にずっと干してあったのでそれをゴミ袋に入れるだけでも大変な作業。

フロックスがこんもりと丸くなり咲き誇っている。自然とまん中部分が高く周りはだんだん低くなるのがいつも不思議。くどい程のピンクだが庭を華やかにする。白やブルーもあるがやはりこの色が一番見栄えがするようだ。

 

 

7月22日(土)くもり 「ベロニカ ピンクファッション」

去年このベロニカを沢山挿し木しておいたところ全部育った。それを鉢に植えたところすくすくと育ち今綺麗な花を咲かせている。ベロニカと言えば普通はブルーだがこれは珍しかったので買ったものだ。しかしベロニカは行儀が悪い。地植えにしてある普通のベロニカが毎年葉を虫に喰われずたずたにされるのでそれも全部掘り上げてポットに植えておいた。今大分伸びて来たのでそろそろ鉢にあげなければならないのにまだそのままにしてある。早くせねば・・・・

 

 

7月21日(金)くもり 「サギゴケ」

今日も又雨模様の一日だったが午後にはやっと少しだけ晴れ間も見えて来てホッとした。広い庭の手入れをするという事はすなわち雑草むしりをいかに少なくするかという課題だ。今のところグランドカバーとしての一番の優れ物はこのサギゴケ。どうしてうちの庭にあるのか不思議だが買った覚えもないのできっと誰かから貰ったものなのだろう。これがどうして優れているかというとまず丈が高くならない。そして隙間なくびっしりと地面を覆う。おまけに初夏には小さな可愛い白い花を咲かせてくれるのだ。去年から増やしたくて少しづつレンガの隙間に移植してきたが御覧の通り覆って来た。これを又庭の隙間に植え増やして行こうと思っている。